旧技研都市編・その1。
協定
前回、ウォッチポイント・アルファより帰還したレイヴン達。
企業に対する下剋上作戦の完了と新たな協力者についての情報の開示。
一行は問題の旧技研都市への調査部隊の編成について話し合いが行われていた。
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引き続き、洋上都市ザイレム・メインタワーにて。
封鎖機構からの反乱部隊・ヴァーディクトと合流を果たした一行。
調査に向かっていたレイヴン達は紹介がまだだった事もあり、ミーティング前を使用し行っていた。
代表で部隊の隊長を務めるファットマン、副長のフィストと補佐のマギーが紹介された。
基本、戦闘指揮はファットマンとマギーが行う形でフィストは前線の切り込み隊長との事。
出撃でもフィストと部隊のメンバーがランダムで出る形となる。
ACネームがG6のレッドと被るのでレッド当人は複雑な気分であったりする。
彼らとの自己紹介もそこそこに本題に入った。
『では、互いの自己紹介が終わったと判断し本題に移ります。』
管理AIマナの宣言により。次に行うべき議題へと話を進めた。
集積コーラルが眠る旧技研都市の調査である。
目的地までラークとフェアリーを護衛し対話を行うのが目的だ。
失敗すれば、集積コーラルのコーラルを刺激し最悪の結末を迎えるだろう。
旧技研都市には息を潜めていたアルカナのメンバーも出撃している事を踏まえ…
引き続き、少数精鋭のチーム。道中まで護衛をするチーム、おとりチームの三部隊編成がマナより申告された。
『まず、チーム編成ですが…』
集積コーラル地帯へ向かう少数精鋭部隊のメンバー。
ハウンズよりレイヴン、エア。
レッドガンよりイグアス、ラーク。
ヴェスパーよりラスティ、フェアリー。
六名を選出。
道中を護衛する部隊のメンバー。
レッドガンより五海花、レッド。
ヴェスパーよりメーテルリンク、ペイター。
ハウンズよりオッツダルヴァ。
五名を選出。
おとりメンバー。
レッドガンよりヴォルタ、ハークラ。
ヴェスパーよりオキーフ、スウィンバーン。
ヴァーディクトよりフィスト、カイト、サルバドール・キーン。
七名を選出。
以上が指名された。
『各自の戦術パターンからバランスの良いメンバーを選ばせて頂きました…意義はございますか?』
マナへの意義申し立てはないかと答えられたが…
特になく、先ほどのメンバーでの出撃が決定された。
『では、続けて進行ルートについて説明を行います。』
マナが偵察用ドローンからのキャプチャー映像を提示。
コーラルの妨害に備えて、エアが補助を行い映像加工の防止や画像安定させている。
この映像によると旧技研都市の中心部にアルカナの偵察部隊が展開しているようだが様子がおかしい。
廃棄された旧型バスキュラープラントの接続エリア。
集積コーラルがあるとされる場所の映像が不鮮明。
何者かがアルカナのメンバーと交戦しているようだが…
通信障害で音声は途切れ途切れで聞き取れない。
『アルカナと不明分子…第三者の行動を逆手にとりましょう。』
マナは防御が手薄な場所におとりメンバーを配置。
大規模な陽動作戦を決行。
続けて、敵の防衛ラインの混乱に乗じて護衛部隊が先行。
後続で精鋭部隊がその後に続きます。
各員、精鋭部隊が集積コーラルへ到着後。
脱出ルートの確保に移ってください。
コーラル濃度の状況によっては、無人MT部隊を出撃させます。
「各員、慎重な行動を願いますが…」
「集積コーラルへの愉快な遠足だ!ぬかるなよ!!」
スネイルとミシガンのいつものやりとりで締めくくられた。
=続=
続きはお時間が取れ次第行います。