ARゲームでの出来事が現実[リアル]でも起きるので試しにスキル行使をしてみた 作:末代
『雷砲 サンダースパーク』
魔力弾を発射すると同時に、永らく詠唱していた
「へ~、面白い、弾丸をそのまま反射してくるなんて、でもそんな強力なバリア、何も代償無しには展開できないはず。移動不可能か、攻撃不可能か、あるいはその両方か何れにせよ、裁ききれいほどの圧倒的な質量を持って攻撃をするのみ」
使用不可能になったサンダーバレットを格納して、代わりにルナティックアローを取り出し、背中に翼を避けるように出現した矢筒から光属性の魔力矢を構えて天井に向かって放つ。
『スノーアロー』
天井に着弾すると同時に雲が広がり雪の形をした魔力弾が一気にエリア降り落ちる。
{兄貴、エンドの乗越しベルト回したんで、どうにかして乗ってくだせぇ}
ベルトコンベアが動き出す警報音と共一瞬だけ傘のように
(乗越しベルトは荷物の不要な一種のトンネルの様なシェルター構造になっていたはず・・・それで在れば出てきたところ狙うか、あるいは諦めて他の奴を狙うか)
停止している上部仕分け用ベルトコンベアに降り立ち、安全そりに乗りながら他の獲物を探す為にカミマイツルを展開する。探すのは支援用の足場形成やベルトコンベア等を操作している、後方支援をしている人間、恐らく直接マルスを叩くよりも先に、こっちを叩いた方が良い。そんなことを考えながら、今まで探していなかった物陰や柱の近くを念入りに探すのであった。
───1───
乗越しベルトが転落防止用シェルターの中を通っている途中でベルトコンベアから離れて床に降り立ち、残りメンバーとの作戦会議を開始する。
「それで、残っているのは俺と松ちゃんとみのだけか、向こうはほぼ無傷、残り5分、どうやって落とし前を付けたもんか」
タブレットに表示された現在位置と把握しているフロアギミックを駆使しながら、ここから大逆転できるシナリオを考える。
{兄貴、ベルトコンベアを利用して爆弾をプレゼントって言うのはどうですかね?ダミーオブジェクトに爆弾アイテムを同封して}
ずっとコントロールパネルの前で隠れながら支援をしてきたみのから物騒な発言が飛び出してくる。確かに悪くはないのかもしれない、だが必要な時間に対して得られる効果は割合わない。何か良い方法はないものか。
{ボス、いっその事道連れ自決って言うのはどうですか?}
今まで隠れながら狙撃のチャンスを伺っていた
「仕方ない、残り時間もわずかだ、こうなったら全員道連れ自爆でドローと持ち込もうじゃねぇか」
そう決心して再びベルトコンベアに乗り前へと進もうとした瞬間であった。
<!hibiki_153 に後方から狙撃された 戦闘不能>
今まで沈黙を守っていたヒビキが狙撃を中継し、シェルター内にいるマルスに対して安全域から撃破を行う。
「じっとしてじゃダメじゃないか。追いかけっこなんだから逃げないと」
舌なめずりをしながら照準を定めるために使っていた双眼鏡から目を離す。
{後二人見つからないが、探せるか}
ボイスチャットからユイノが指示する声が聞こえる。
「了解、我が主の思うがままに・・・」
そう返答すると、トラックホームに梯子で降り、再び索敵を開始する、