ARゲームでの出来事が現実[リアル]でも起きるので試しにスキル行使をしてみた 作:末代
さて"スカイ"シールドである以上、雷属性攻撃が特攻だと思っていたけど、無効化された以上敵さんは土属性なのか。
それじゃ、仕方ないけど光属性で攻撃するか。サンダーバレットを
安全装置解除、連写モード切替、スキル詠唱開始。
「貫け日の雨『ライトニング シャワー』」
蜂の巣のように体に穴が空き、そのまま光の粉となり撃破できるが、その後ろにいる鎧を身につけた妖精に当たるが・・・。
「防御結界・・・、只の妖精兵かと思ったら、守護妖精の妖精兵かよ」
防御結界に遮られた、と言うよりは刺さった弾丸は、その回転と魔力を維持した状態のママ、結界ごと180°向きを回転してくる。これは防衛結界でなく、反射術式・・・!
『アイアンカウンター』
跳ね返ってくる弾丸を受け止める為にカウンターを仕掛けるが、ここで一つ仕様を忘れるという重大なミスを犯してしまう。
「痛ッ」
弾よけの加護の範囲外であるカウンター用の当たり判定を展開している右手を弾丸が
「仕方ない。光属性の魔力弾が反射されてしまうんじゃ、直接・・・違うな。ヒビキ!」
背後に回っているヒビキに弾丸軌道の修正をお願いする。
理論値上、最大効率となる弾丸軌道の計算をしないと・・・
「キミの考えている事は全て分かるよ。この経路で打ち返せば良いんだよね『グランドストーム』」
算出された守護妖精が展開している反射用結界の判定位置を交わしつつ敵を明確に打ち抜く軌道。だがそれをヒビキに共有する前に的確にその軌道を描きながら撃破していく。
「お見事」
反対側で見ていたマルスがボイスチャットで賞賛の声を送る。これで全部の敵を倒した訳であるが、出口となる扉が出現しない。
「出口が出来ないと言うことは、フロアボスが別に居るという事か・・・。でもこのダンジョンでのフロアボスって確か、
<こちら掲示板13スレ、春の部屋を発見。しかしながら既に攻略中との事で侵入できません。ボス情報収集できませんが、次へと向かいます>
フロアマップが更新されて、今居る部屋の相関位置と部屋の区分が判明する。
"春の部屋 曙の隠れ里"
つまりモンスターハウスではなく、あくまでも敵モンスターの露払いて訳か。
HPポーション35を使用してパーティー全員の体力を回復するのと同時にボス出現アラートが発生する。
<春の像>
難易度 :☆5
撤退条件:身方が一人でも戦闘不能になること
特殊条件:
[system:ボス戦を開始しますか?]
[はい/Yes!Yes!Yes][いいえ(撤退します。)No!No!No!]
今までで見たことのないポップアップ。ボス戦開始の確認表示は初めて見るが、それよりも見たことないのが、一人でも欠けてはいけない敗北条件。成る程、撤退の選択肢があるから、マッピングでフロアボスが居る部屋も分かるが、それを平均的なレベルのプレイヤーが出来る訳か。
勿論、ここで逃げるわけにはいかない。
魔力弾の補充とスキルカートリッジの調整を行って[はい/Yes!Yes!Yes!]と主張の激しいボタンを押す。