優しい龍   作:ハトスラ

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※注意!

この先の『外伝3』は、以前この小説を置かせていただいていたサイトでの企画物になります。
具体的には、同サイトに掲載されていた月光カナブンさんのモンハン小説『銀色の月』とのクロスオーバー物です。

『銀色の月』を読んでいなくとも問題ない形に仕上げたつもりではありますが、クロスオーバー物ですので『銀色の月』のストーリー内容にも差し障りのない程度に触れております。

『外伝3』は飛ばしてしまってもストーリー的に問題ない章ですので、クロスオーバー物や企画物が苦手な方は、『外伝3』を読み飛ばすことをオススメします。


また、ハトスラの独自解釈を含む文章になるため、

『カナブンさん以外が書いた銀月キャラなんて認めない』
『『銀色の月』のキャラはこんなんじゃない』

など、オリジナル銀色の月が好きな方も『外伝3』を飛ばすことをオススメします。


ここまでの説明を受けて『大丈夫だ。問題ない』という方も、このページのお話は特におふざけがヒドい内容となっています。
『外伝3』の本編は次ページからとなりますので、ヒドいおふざけが許せない方は次のページから目を通して頂ければよろしいかと思います……。


※※※

あとこの章はいつもの三割り増しで厨二力が高い

※※※


それでは前置きが長くなりましたが、『外伝3章』楽しんでいただければ幸いです。



外伝
外伝3 《Hunt/cross silver》


 ────それは雷のような切っ先だった。

 

 

 心臓を抉り穿つ為に放たれた刃は、真っ直ぐに胸元へと吸い込まれていく。

 それが雷光と同じ速度だというなら、人の身でそれを避けることなど不可能だ。

 

 

 ────嫌だ。

 

 

 放課後の校庭で見た、赤と蒼の人影。

 その内、赤い方に胸を穿たれ俺は死んだハズだった。────にも拘わらず、何故か俺は今も生きている。

 

 そのことに安堵を覚える間も無く、再び現れた赤い男。

 

 

『こういうのは趣味じゃないんだが……。すまないな、見られたからには死んでくれ』

 

 

 ふざけている。

 こんな、何もわからないまま死ぬなんて────、

 

 

 刃が胸に到達する。

 つい先程味わった感触を、今また味わっている。

 これが先刻の焼き直しなら、俺は今宵、再び死ぬのだろう。

 

 

 ────ふざ……、けるな。

 

 

 右の手の甲が灼熱を宿す。

 赤熱した右手は闇の中、僅かに輝いて。

 

 

 ────こんなことで、死んで……、たまるかぁぁッ!!

 

 

「何っ!?」

 

 

 瞬間、驚愕とともに、俺の胸を貫かんとしていた刃が引き戻される。

 

 

 ────そう。それは、魔法のように現れた。

 

 

「正気か!? 七人目だとっ!?」

 

 

 驚愕のまま後退した赤い男に追いすがるように『紅い残像』が奔る。

 

 三合。一瞬のうちに打ち合った『赤』と『紅』は、互いに食い潰しあうように外に飛び出した。

 否、飛び出したのは赤い方だけだ。後より出でた紅は、こちらへ背を向けるようにして残っている。

 

 

「召喚に従い参上した」

「……え?」

 

 

 言いながら、紅い背中が振り返る。

 きっと、その瞬間、俺の鼓動は止まってしまっていた。

 

 

 紅い鎧姿に蒼い槍。

 月光に照らされて輝く銀髪。

 

 

 その美しい姿をきっと、俺はこの先、忘れない。

 

 

「問おう。お前が私のマスターか」

 

 

 ────そして、俺の運命を変える夜がはじまる。

 

 

 

《Hunt/cross silver》

 

 

 

 たった14人による戦争は激化してゆく────。

 

 

「君のような美しい槍使いは初めて見るよ」

「そういうお前は分かりやすいな、セイバー。これだけの技量、加えて獣性を秘めた剣士と言えばただ一人!」

 

 赤と紅。剣士と槍兵の戦い。

 

「ライダー!」

「退がって下さい。大丈夫。僕の宝具は、他のそれを凌駕します」

 

 黒き幻想種を乗りこなす、美しき少年剣士。

 

「仕止めろ、アーチャー」

「めんどくせーなー。ま、旦那の命令なら従うしかねーけどな」

 

 始まりの夜に見た蒼い弓兵。

 

「……兄さん、また逢えるなんて」

「まさか君も……、いや君達も喚ばれていたとは」

「ふがふが」

 

 赤き剣士と暗殺者、そして魔法少女の邂逅。

 

「■■■■■■■■ーー!!」

「すまないマスター。……悔しいが、コイツ相手にお前を守り抜ける保証が出来ん」

 

 紅き槍兵を追い詰める狂戦士。

 

 

 

 戦いの火蓋は切って落とされた。

 勝ち抜けるのは、ただ一組だけ。

 

 

 

 

 汝、奇跡を欲するなら────、

 

 ────自らを以て最強を証明せよ!!




[ステータス画面]
CLASS:セイバー
真名:ロイド
マスター:ルトガー
性別:男性
属性:秩序・善

【筋力】B+ 【耐久】B 【魔力】B
【敏捷】E 【幸運】E 【宝具】?


クラス別能力

対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
セイバーのクラスにあるまじきランクの低さ。

騎乗:C
騎乗の才能。
クラス特性によりランクアップしている。


保有スキル

竜殺し:A
生前、多くの竜を殺したことにより得たスキル。
竜種との戦闘においてパラメータに有利な補整がかかる。
その特性により、モンスターハンターはこのスキルを保有していることが多い。
Aランクなら一流のハンターといって間違いない。

獣性:B(A)
己れの中に眠る獣性を解き放つことで、筋力と敏捷のパラメータを上昇させるスキル。
高ランクになるほど上昇値は大きくなるが、理性を保つのが難しくなる。
現在は理性的になろうと努めているため、一時的にランクが下がっている。

主人公:A+
特定の状況下で耐久と幸運をランクアップさせ、勝ち目の無い戦闘において、『勝利する未来』を発生させるスキル。
例え格上の相手であっても打倒できる可能性が発生する。
ランクが上がるほどにフラグという名の未来を引き寄せやすくなるが、『勝利フラグ』の他に『恋愛フラグ』『死亡フラグ』といったものまで引き寄せはじめてしまう。
『恋愛フラグ』はともかく、『死亡フラグ』はシャレにならないのであまり高ランク過ぎるのも考えもののようだ。



CLASS:ランサー
真名:楓
マスター:アルバート
性別:女性
属性:中立・善

【筋力】C 【耐久】B 【魔力】D
【敏捷】D 【幸運】A 【宝具】?


クラス別能力

対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。


保有スキル

龍殺し:B
生前、多くの龍を殺したことにより得たスキル。
龍種との戦闘においてパラメータに有利な補整がかかる。

戦闘続行:C
不屈の精神。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際であっても戦意を喪失しない。

防戦:B
自分以外の何かを護る戦いにおいてパラメータをランクアップさせ、LUC判定に有利な補整がかかるスキル。
攻勢に出ると、このスキルは失われる。
Bランク以上なら、ほぼ確実に保護対象を護り抜くことが出来る。
例え飛竜の群れだろうが、彼女の打倒なくして保護対象の破壊は不可能といっていい。
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