左右に分けた髪型に鋭い目付きのイケメンフェイクその圧倒的な美形に旅々で出会った女性達が魅力していた。長身で白いマフラーに色合いのコートを纏い威風堂々と歩む様はもはや神と言ってもいいくらいの様となっている。
今この都市の中央にそびえ立つバベルと呼ばれる高い建物を感心して見ていると少年に話しかけられた。
「ねぇ?お義母さん達は本当にこのオラリオにいるのかな?」
「いるさお義父さんを信じろ」
手を狐の形を作り優しい笑みで言うと少年は安心したのか不安そうな顔から笑みが戻る。
「よしその意気だ。そうだこのオラリオにはジャガ丸というフードが人気だそうだ後でお義母さんの分まで買おう。」
「うんきっとお義母さんも喜ぶね。」
「そう言えばこの町って人があんまり出会わないね。なんだか僕達だけの世界みたい。」
「...世界かぁ」
お義父さんはうわ言のように一瞬表情が暗くなった気がした。
(俺はデザイアグランプリで何度も自分の世界を創ってきた。競っては協力したりと色々とあったな...皆どうしてるか...)
「お義父さん?」
視線も表情も変えずただ黙々といることに心配になり声をかけた。
そんな時だった。
「あ~~~~~~~~れ~~~~~~~っ!」
「ははっ!いただきだ!」
「俺の全財産444ヴァリスがぁぁぁぁぁぁ!!誰か取り返してぇぇぇぇぇぇえんっっ!!」
目の前にそんなやり取りを目撃する
「あ!大変だよヒッタクリだ!!お義父さ...ってちょっと置いてかないでよ。」
目の前で窃盗犯とお義父さんの距離が縮まりどう行動を取るかを見ていた。そのまま接触するかと思いきや
ガサ!
特に何もなくすれ違っただけそれにかんし僕は困惑する。
「見てみぬふり?」
思ったことが口に出てもうすぐ僕の所に近づく僕は襲われるんじゃないかとしゃがむ。
「おい今度は取られるなよ。」
「「「「「え!?」」」」」
気になる言葉をききとっさに顔を上げる。知らないお姉ちゃん達と一緒に言葉がハモる。
いち早く状況を飲み込み行動を取ったのはヒッタクリ犯だ
「あ!!俺の盗んだヴァリスがねぇ!!」
その言葉と共にお姉ちゃん達がお義父さんに対し見る目が変わる。まるで警戒してるかのように。
「いつも間にどうやって!!」
「化かされたのさ俺狐だからな。」
ヒッタクリ犯に指を狐の形にして自称する。
二人のお姉ちゃん達が警戒して見るなか青色のお姉ちゃんはおじさんの所へと近づく。
「とりあえずおじさん悪いことしちゃ駄目だよ。」
「アーディ!」
二人組のお姉ちゃんは青色のお姉ちゃんに気付かなかったのか金髪のエルフのツッコミで察する。
青髪のお姉ちゃんはアーディって言うらしく誰に言ってるのかわからない長い自己紹介をしていた。アーディお姉ちゃんは二人組の金髪の方はリューと呼んで赤髪のお姉ちゃんはまだ名前で呼ばれおらずまだ名前が分からなかった。
「....あーくそっ!積んだ俺の人生!さっさと牢屋へぶちこみやがれちくしょ!!」
その時僕は何故かこう思った。
このヒッタクリ犯は加害者のはずなのに被害者のように見えたんだ。そしてお姉ちゃん三人が寄って一人の人間を虐めてる構図にも見えた。
口を挟むべきじゃないそう思った。だけど感情は押さえ切れなかった。
「これ以上おじちゃんを苛めないで!」
僕はヒッタクリ犯の前にでて手を広げ盾になったつもりで守ろうとする。
「「「子供!?」」」
目の前に知らない白髪の子供が出てきて困惑する三人
「......」
お義父さんは静かに今の現状を見守る。
「難しい話はよく分からないけど何故か可愛そうに見えたの...」
ポタ ポタ
だから...お姉ちゃん..ヒックこのおじちゃんを..ヒック許して...お願いヒック...お願い...ウワーーン。」
涙と共に感情が溢れる。
なでなで
「え?」
青髪のお姉ちゃんことアーディお姉ちゃんは突然僕に頭を撫でて優しい笑みで話しかける。
「君?名前は」
「ベ....ベルクラネルでしゅ..///」
(あ!噛んじゃった)
「ベルくん安心して決して虐めないから。」
「本当?」《本当だよ。》
その言葉と共にアーディお姉ちゃんは再びおじちゃんに話しかける。
「後悔したんじゃない。?捕まっての後悔ではなく回りに悲しませた後悔を。」
「あぁ...すげぇ..後悔をしてる結局俺がやってたことは自分が言い訳に言ってたことのブーメランだったんだ。」
「だからさ少年と自分に誓って?」
「え?」
「もう二度と悪事に手を染めたりしないって約束してくれたら今回は見逃してあげる。」
「なっ!アーディそれはだ「アーディお姉ちゃんありがとう。」...。」リューは反対しようとしたがベルと言う少年が喜んでおり言いづらくなる。
「い、いいのかよ....?」
「うん、後で私がいっぱい怒られるからいいよ」
おじさんが訪ねアーディお姉ちゃんがそう言うと僕は申し訳ない気持ちになる。
「そんな僕のせいでアーディお姉ちゃんが怒られるなんて...ごめんなさい無理言って....。」
アーディはすぐ慰めようとした時あることを思い付いてしまう。(あ!この方法ならお姉ちゃんに怒こられずに帰れるかも!。)
ベルを見てそんなことを思い付く。アーディの考えはこうだ。アーディはベルを家にお持ち帰りしてこの純粋そうな少年の前に姉は言いづらくなるだろうと。
そのあとアーディはおじちゃんにジャガ丸を貰ったのだが何故か僕の所へと近づいた。
「どうもな坊主...これは感謝だ半分貰っとけ。」
「あ!ジャガ丸だ!!。ありがとうおじさ...っていなくなってる。」
「二人のお姉ちゃんは一件落着とそうゆう表情をしてるのに対しリューお姉ちゃんはどこか不満そうに腑に落ちないような表情をしていた。」
.....
リュー(果たしてそれでいいのか...)
エルフの彼女はまだ自分の正義の答えを見出だしておらず目の前でこのなわれたことは正しいことだったのかと一人悩む。
グイッ
リューは左手が引っ張られる感触を感じ視線を下げるすると白髪の少年が手を引っ張っておりジャガ丸くんをつきだして来た。
「もしかして欲しかったの?ジャガ丸くん。」
ベル少年は食べたかったのかと勘違いをしそのような行為をしたがアーディと二人組の赤髪のことアリーゼは表情を驚いた顔をしていた。
それも当然だリューリオンの性格を知っている二人だからこそこの奇跡のような光景を天地がひっくり返したかのような衝撃的な目撃に何も反応もしないはずがないのだから。
「いやーどうもありがとう正義の子供達それと財布を取り返してくれてありがとうそこのお兄さん。それと俺の名前はエレン。君達は?そっちの子はガネーシャファミリアって聞いたけど.......」
「アリーゼ・ローヴェル!アストレア・ファミリアの団長よ。....リオンと名乗らせて貰いますアリーゼと同じくアストレア・ファミリアです。」
エレン「アストレア・ファミリア....なるほど!な~るほどまさに正義の使者だったわけだ.....」
「そして君達は?」
エレンという男性は一人で勝手になっとくしかたかと思えば僕達に自己紹介を求めて来た。
「僕ベル・クラネルです。お義母さんを探しにオラリオに来ました。///」僕は少し自己紹介で照れるこんな綺麗なお姉ちゃん達に囲まれたら緊張しちゃうよ...
エレン「そうかそうかそれは大変だね無事に見つかるといいね。...所でお兄さんのお名前は?」
お姉ちゃん達もベルに偉い偉いと可愛がってるなか最後の男ベルのお義父さんに注目する。
「俺か?俺は......」
パチン!!
「エースこの時代を生きるただのお義父さんだ。...」ただの指パッチンそれと共に世界の変わりを知らせた気がした。