やはり俺ガイルの世界で霊界探偵になるのは間違っている 作:ブラックマッハ
俺の名は比企谷幽助だ。俺は幼い頃から変なものが見える様になった。それがなんなのかは分からない。だがおぞましい奴であることは分かる。
だが俺は面白いと思いながらも見なかったふりをし続けた。
「幽助お兄ちゃんおはよう」
と俺に声をかけてくれるのは俺の妹比企谷小町だ。俺は不良であるのに怖がらずに元気よく挨拶してくれる。
「ああ、八幡はどうした?」
俺の双子の弟比企谷八幡である。俺より何倍も賢くネガティブな思考の持ち主だがいい奴だ。だがやっぱり俺を怖がっている様だ。
「お兄ちゃんなら先に行ったよ」
「まぁだろうな。俺はのんびりしすぎた。飯食って遅刻してから行くから先に行ってな」
そう俺がいうと毎度毎度呆れた様な目で俺を見つめてる。
「不良だからって、ちょっとは遅刻せずに行こうよ」
「嫌だね。好きな時間に起きて好きな時間に学校行く。それが俺にとっての不良のルールだからな」
ダサいよと言いたげな顔をして俺を見つめているが俺は無視をして呑気に朝食の準備をして早く行きなと目で訴える。
「しょうがないな。小町も遅刻していく」
「ハイ?分からないよ。意味が分からない。俺なんて忘れようぜ。遅刻しない方がいいだろう」
俺は珍しく正論を言った。まず鉄のお掟第一不良とは関わらない。まぁ兄だから関わるしかないけど。
「うんお兄ちゃんが喧嘩しないかと小町は心配なんですよ。それって小町的にポイント高い」
「高くねぇよ。逆に俺が心配なんだぜ。下手に登校したらブラコンじゃないと疑われるぞ」
ブラコンの兄それはなんか嫌だな。シスコンの弟がいるし。俺は決してブラコンでもシスコンでもない。家族として俺が守りたいだけだ。
「お兄ちゃんは一緒に行くのやだ?」
そんなうるうるした優しい女神様の微笑みをされたら仕方がない。俺は納豆を冷蔵庫に戻してパンを手に取って遅刻しない様に行く事にした。
小町は俺の自転車を持って待っていた。俺は小町とのサイクリングもいいなと思いながら出発した。小町がいるからそこまでほど飛ばしていない。
「お兄ちゃん。速すぎるよスピード下げて」
「小町スピード上げろって行くぞ」
グイグイと効果音と共にペダルを踏むスピードを上げる。
……無事に小町の学校に着き小町を下ろした。俺は勢いよくスピードをあげると後ろから追いかけてくる小町の姿があった。俺は勢いを弱めて向きを変えて小町のいる方にめざした。
「幽助お兄ちゃん。カバン忘れていた」
「はい」と言って俺はコントロールよく投げてカバンを渡して又再び学校に向かった。
そして近道をしようと裏道を通りかかった。その時だった。
「見込みありじゃ」
という声が聞こえて来た。すると幼稚園児に見える見た目のガキがいた。なんとも強さを感じないが、おしゃぶりからとんでもないオーラを感じた。実力を隠していると分かり恐けずいてしまった。
「比企谷幽助、霊界探偵を命ずる」
「はぁいきなり登場したら、いきなり霊界探偵だと。よく分からない事を言いやがって」
「まぁそう怒るな。悪い様にはせん。ワシは小閻魔じゃ」
にしても俺の才能を見分けるとはやっぱりやるじゃないか?コイツ。
「早速だが仕事を頼むぞ」
「おおなんか面白そうじゃないか?やってやるよ」
「大事な物を盗み脱走したくわみという女がいる。そいつを捕まえて欲しいのが今回の頼みだ」
くわみだな。探してみるか?にしても人探しは難しいぞどうやって探せばいいんだ。
「それはだな。これを使え、妖気計だ。これで近くにいれば分かる。頼んだぞ」