残機無限のブルーアーカイブ   作:エドアルド

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最近バイトが中々に忙しい。店長よ俺の使い勝手がいいのはわかるがも少し手加減をしてくれなきゃ。でもお金欲しいし……

後は後日談書いて過去回とかチョロっとやってパヴァーヌ行くかぁ


ビナー死すべし慈悲は無い〈下〉

 

 ビナーを取り囲む大戦力。これだけいれば取り逃がすことも倒せない事も無いだろう。

 

「人数多いけど指揮できるか?先生」

「任せておいて!アロナ!」

『サポートは任せて下さい!』

「それじゃあ開始の合図と行きますか!」

 

 俺がRPGを撃つとビナーに着弾し開戦の狼煙が上がった。

 

 戦車達からの砲弾の雨あられに多数の生徒たちからの銃弾の雨がふる。そこに割り込むように兵器開発部の部員達が駆るACたちによる総攻撃。エネルギー武器から実弾兵器、近接武器、遠距離武器、なんでもござれだ。彼女たちがビナーに攻撃するさまは蜂の巣をつついたかのよう。

 

 部長であるレアはコーラルビームを……おい、ちょっと待て、燃料は一体なんだ!?……電力とガソリン?あと、自分の神秘?こいつ何してやがる。何をどうしたら神秘を燃料にしようと思うんだ?まあ、良い。

 次にカオルが乗るカタフラクト、それから発射されるのは多種多様なミサイルに榴弾、とにかく爆発物がこれでもかと発射されていく。なんかあそこだけ明るいな、花火みてぇだ。

 で、ライハなんだがちょっとテンションがやばい。『これが私のドリルだ!!』とか『ロケットパンチ!!』やら『ACビーム!!』とか一人だけスーパーロボット時空から来てない?大丈夫?なんか後方で腕組みながら頷く最初の魔神さん見える気がするのだが?

 

 更にはトキがのるイルカルラによる攻撃。上空に待機するイルカルラ専用支援ユニットからの投下されるロケットランチャーをはじめにガトリング砲、散弾銃、大型メイスなどなど様々な兵器による攻撃がビナー襲う。

 なんかここだけ怪獣大決戦みたいな事態になってるな。先生も目を輝かせながら見てるし一部からは野次も飛んでいる。かく言う俺もついつい見てしまう。

 

 ビナーに対する攻撃はもはやらオーバーキルもオーバーキル。なんという地獄絵図。ほぼ爆煙と火花がビナーを覆い尽くしてる。

 

 しかし、それでもビナーは負けじと攻撃を返す。体の側面から放たれるミサイル郡、正式名称大道の劫火が打ち込まれる。

 が、イルカルラには大したダメージを与えられず兵器開発部には避けられ防がれ、風紀委員会に正義実現委員会には多少の負傷者をだしつつも迎撃され戦車隊には上手く避けられていた。

 

「負傷者は下がらせて医療班に」

「はい!」

「弾切れしたものは下がって補給を」

「はい!」

 

 それぞれの場所で混乱を起こす事なく粛々とビナーへの攻撃が行われた。こんな大人数でもしっかりと指揮出来てるあたり先生も生徒たちも強いなぁ。

 

「しっかし、硬いなぁ」

 

 あんなに攻撃を受けてるのに一向に大きな傷がない。伊達に神様名乗ってないってか、いや、それよりも、よく見ればビナーの形が昔見た時から変わっている。微妙な違いすぎて気づかなかったが原因はそれか?

 おそらく昔、ビナーとやりやった時に素手で右目を潰した事があったんだがそのせいか?考えられるとしたら。

 

「だけど、硬くなっただけみたいだな」

 

 ビナーがする攻撃はどれもこれも見た事のあるもの。ミサイルにビーム、砂津波の三つだけだ。

 ただのサンドバックじゃねぇか。

 

 負傷者こそ出ているがそこまで大きい怪我でもないし時間の問題とはいえ、早めに終わらせたいな。

 

「04、五番武装を使え」

『了解』

 

 俺はイルカルラの支援ユニットから五番武装〈レンチメイス〉を投下させる。そう、レンチメイスである。ガンダム鉄血のオルフェンズに出てくるレンチメイスである。

 しかもこれは特別仕様でヒートソードと同じ仕組みなので破壊力は抜群だ。

 

 地面に投下されたレンチメイスを掴んだイルカルラは全速力でビナーに近づきレンチメイスを頭に振り下ろす。ビナーはその一撃を受け大きく地面に沈む。

 しかし、イルカルラはレンチメイスを再び振りかぶりビナーの顎下をかちあげる。そして体が浮き伸びきったその首を開いたレンチメイスが挟み込む。

 そしてレンチメイスの中に内蔵された赤熱したチェーンソーがビナーの首を凄まじい音をたてながらジワジワと溶断していき、胴体と首が泣き別れた。

 

 大きな音を立てながらビナーは砂漠にその体を沈めた。

 

『敵性反応の沈黙を確認』

「了解」

 

 トキからの連絡で完全に機能停止したのを確認する。

 

「終わった……?」

「そうみたいね」

「あの時の借りは返せたかな〜」

「私は少し物足りないですね」

「ん、大変だった」

「やりましたね!」

 

 沈黙したビナーの姿を見てアビドスのみんなは喜び、ホシノは少し不満そうにしている。そんなに憎かったのか……。

 

「しゃァァァァ!!」

「やったぁぁぁぁぁ!!」

「楽しかったなァ、ヒヒッ」

「わぁぁぁぁ!!」

「やりましたァァァァァ!!」

「爆発、爆破、大爆発!!火薬の焼ける匂いたまんないですねぇ」

 

 そして、各所で歓声があがる。中には空中に銃を乱射する生徒も、ゲヘナとうちの学園だな。にしても危ないから辞めなさい、それ空から落っこちてくると普通に人殺せるクラスの凶器になるんだから、キヴォトス人は痛いで済むけど。

 

「とりあえず、一件落着かな」

 

 ビナーの残骸と喜ぶみんなをみてそう思った。


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