機構の解放が禁止になったので書きました。(30日以上前)

初投稿だし、竜ヶ崎ヒイロにネメシス使われたので続かないです。
コイツ(自分)にネメシス握らせたらTierGODと名高い共鳴AFネメシスしか握らないの目に見えているので。

書いたやつをそのままにしとくのも嫌だったので投稿しました。

駄文ですが読んでいってください。

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 竜ヶ崎ヒイロにネメシス使われたので続きません。

 使ってないはずですが、アニメオリジナルの効果を持つカードたちは謎の力を食らって修正されたということにしてください。アンチヘイトタグが火を吹いてますね。


加速装置だけでいいから返してくれ

 皆さんは、本格スマホeスポーツ(笑)ことShadowverseをご存知だろうか。0コスト1ドローを絶対にゆるさないサ○ゲは我らが機構の解放を禁止カードにするために、カシムとローザ、ラズリ、そしてメカニカルドッグを刷ったのだ*1

 

 さて、アンリミAF使いの諸氏なら分かるであろう。ネメシスクラスの無いアニシャド世界に転生してしまった哀れなネメシスユーザーの心の叫びが。

 

 


 

 

 月曜日の昼休み。

 

 世界の危機を幾度と乗り越えた世界は今日も平和にシャドバを中心に回っていた。

 

 アニシャドFの後、再び平和になった世界で生きるこの少年。転生者である樋口ダイゴは、シャドウバースバトルカレッジに入学したばかりのピチピチの1年生である。

 

 シャドバをしていれば、結局はアンリミAFに行き着く*2と考えている彼は、何故かEAA環境までのカードがゲーム内能力でそのままで使える現実に疑問を抱きながらも、今日も環境外デッキを研究していた。

 

「リリム眷属フラウロスモノで丁度20点の打点が見込めるし、一面自由に使えるから闇の街を置けるな。だがこのリーサルプランだと眷属が3枚必要になるから2Tにヴァンピィを置いておきたいがその場合ヴァンピィ4点だからリリムフラウロスモノで丁度20点になるからやはり1面は自由に使えるのか。3TOTK割とありなのでは?しかし闇の街は置物だから面を埋めかねないので3枚採用は0PPだが厳しいかもしれない。いやだが素直にハンドに2枚以上抱える必要はないからまるで問題は無いのか。リリムが引けない場合はフラウロス込みで5PPだが眷属3枚もしくは残ったフォロワーが必要となるが、最低限のフォロワーのみを採用しなければ3Tリーサルは厳しいので鉄球のオーガとバイオレントスクリームは使い所を見極めなければならないか。」

 

 

 机に打点とPPと体力をシャープペンシルでメモしながら謎の独り言を常に呟いている彼は、友人がいなかった。

 

 当然である。1人で机に向かって謎の落書きを、例え授業中であっても、しているような輩と誰が親しくなりたいと考えるのか。しかも、時たま突然謎の狂声を発するのだ。精神異常者だと思われても仕方の無い挙動である。

 

 しかしそんな男も、校内のMPR(マスター・ポイント・ランキング)では「668」というプレイヤーネームでかなりの好成績を収めていることを誰も知らない。というよりも、帰宅部かつ校内大会も開催されていない5月の連休明けでは仕方の無いことかもしれない。

 

 

 そんな彼は、5月の中旬に1年生を対象とした校内大会に向けての持ち込みデッキの研究をしている、という訳ではなく、持ち込む予定のデッキと同じクラスであるヴァンパイアクラスの別のデッキを握って環境に潜ることで、「668」というプレイヤーが使うデッキを誤認させようとしているのだ。

 ちなみに彼のコスい努力はほとんど意味が無い。それは、そもそも1年時点でグランドマスターになっている生徒が非常に少ないという事と、オンライン対戦でカレッジ生徒と対戦するのは稀であるからだ。

 

 彼が現在構築中のデッキは「リリムモノ」と呼ばれるデッキで、理論値3Tリーサルが存在する空中戦デッキだ。守護やダメージカットには弱いが、1/5スタッツが3T目に立つと、多くのデッキは処理しづらいのだ。ちなみに持ち込みデッキは狂乱ヴの予定である。こちらのデッキは3Tに5/3と4/4守護が立ってしまうので、もっとタチが悪い。

 

 


 

 

 予選初日、放課後のグラウンドで第一試合が組まれている生徒の1人であるため、人の流れに逆らわずに歩いている彼の頭の中はデッドリーエルフを使った害悪デッキの事でいっぱいだった。対戦相手には情報収集されるつもりでいながら本人はコレである。

 

 

「キミがボクの対戦相手かい?いやー、ボクが相手でごめんねぇ?君の勝ち目は万に一つもないけど精々足掻いてくれよ?陰キャ君。」

 

 グラウンドの女子に囲まれた対戦相手の第一声がこれであった。顔面は確かに偏差値が高そうだったが発言が噛ませ役のそれである。

 

「マスターランクのボクが!キミにシャドウバースというものを教えてあげよう!!!」

 

 樋口はキレた。この主人公、煽り耐性が低いのである。ちいかわコラボのうさぎの煽りエモートなどされると、3試合ぐらいはその記憶を引きずってしまう程度には煽り耐性が無い。

 

「いいぜ。俺からもお前に教えてやるよ!頭シャドウバースってやつをよォ!」

 

 頭シャドウバースとは、頭シャドウバースということである。メンコバースとか頭ワンドリとかをひっくるめたやつである。要はインフレムーブの押し付け合い、のようなものであるのだが、樋口は一方的に理不尽ムーブをするつもりでいる。なんだこの主人公

 

「キ、キミが何を言っているかは分からないが、キミが何をしようとボクには勝てないという事実は変わりはしない!バトルだ!」

 

  「「バトル!シャドウバース!」」

 

「俺が先行だな、デッキから一枚ドロー!威圧の防衛隊長をプレイ!ターンエンドだ。」

 

「攻撃力が0だが、自分の狂乱ダメージを受けないようにしつつ、守護で攻撃から守ることができるのか。だがボクのスペルウィッチにかなうかな!ボクのターン、ドロー!知恵の光をプレイ!ターンエンドだ。」

 

「俺のターン、ドロー!ダークオーダーをプレイ!ターンエンドだ。」

 

「ボクのターン、ドロー!一世の探求をプレイ!ターンエンドだ。」

 

「チッ、鏡写しみてぇに行動する野郎だな。だがお前の余裕もここまでだ!俺のターン、ドロー!俺は1PPで蹂躙の悪魔のアクセラレートをプレイ!同じく1PPで禍々しき侵食をプレイ!そしてさらに1PP、悪魔の笛吹をプレイする!」

 

「フッ、この時点でキミのPPはもうゼロだ!確かにキミは次のターンから狂乱状態に入り、強力な盤面展開をすることが可能かもしれない!だが少なくとも君の今の盤面は僕にとってなんの恐怖も与えない!」

 

「誰がターンエンドするって言った?お前はこのデッキの真の恐ろしさを知らない!俺は0コストで不穏なる闇の街をプレイ!」

 

「0コストのカードだと!いや、まだキミは狂乱状態に入っただけだ!次のターンになってもボクが受けるダメージは、悪魔の笛吹による3ダメージだけだ!3ターン目の終了時点で狂乱状態に入ったのは素晴らしいが、しかしそれだけだ!やはりキミはその程度なのだよ!」

 

「ここからがこのデッキの真価さ。俺はこのターンに4回自傷したため、デッキから煉獄のダークナイトとフラウロスが直接召喚される!煉獄のダークナイトの効果でデッキの煉獄のダークナイトは消滅する。今度こそターンエンドだ。」

 

「なにィ!先行3ターン目にしてこれほどまでの盤面を作るとは・・・。ボクのターン、ドロー、3PPを使って天使の恩寵をプレイ、ターンエンドだ。クッ、マジックミサイルを引けなかったか⋯。12ダメージはかなり痛いが仕方がない。」

 

「12点で終わらせるつもりは無いぜ!俺のターン、ドロー!禍々しき侵食とアクセラレートの蹂躙のデーモンをプレイ!そして、2PPを支払って愛絶の姦淫・ヴァーナレクをプレイ!愛絶の飛翔を1枚手札に加え、狂乱状態のため、スタッツが+2/+2されて3/4となる!このフォロワーは疾走を持っているため、場に出たターンから相手のリーダーに攻撃できる。全員で総攻撃して相手のリーダーに15点だ!これでターンエンドだ。この盤面をキッチリ返さねぇと負けちまうぜ?」

 

「なんてデッキ、なんという練度なんだ⋯!しかしここで負ける訳には行かない!ボクのターン、ドロー!2PPでフレイアをプレイ!このターンに進化可能ターンになったため、ボクのEP(EVOLVE POINT)はキミより多いので、効果で1PP回復する!そして、3PPで天使の恩寵をプレイ!体力を2回復してPPも2回復する!さらに、2PPでチャームマジックを2枚プレイ!対象はフラウロスと悪魔の笛吹だ!ターンエンドだよ。」

 

「んじゃ、ヴァーナレクと煉獄のダークナイトで相手のリーダーを攻撃して俺の勝ちだ。対ありっした」

 

 


 

 

 対戦が終わると、すぐに踵を返して校舎内へと戻っていく樋口の背中を眺めていた男は、敗北の衝撃から立ち上がれずにいた。悪魔のようなデッキに手も足も出なかった彼は、そのスマホでシャドウバースをプレイすることは二度となく、人知れず学園を去っていくのだった⋯。

 

 という厨二臭い妄想を脳内で繰り広げていた樋口は、周りがまだ序盤の展開をしているのを見ながら、早く終わったことを幸運だと思っていた。自分たちの試合を見ていた生徒は、対戦相手の取り巻きをしていた女子しかいなかったようで大きく騒がれることもなかった。

 

 アニシャドに興味の欠片もなかった彼は、今が原作時間軸におけるどの時期に当てはまるかは分からなかったが、なるべく原作崩壊を起こさないようにしようと考えていた。この手のカードゲームを扱ったアニメは、簡単に世界が滅びがちだということを経験として知っていたからだ。1歩間違えれば即崩壊という綱渡りを、努力・友情・勝利で雑に乗り越えてしまう主人公陣営に混ざることは危険だという理解であった。だから、主人公特有の熱血漢を避けて行動し、主人公の引き起こすイベントに巻き込まれたくなかったため、友人も作ろうとしていなかった。

 

 しかし、初めて対面してのシャドバを行った樋口は、胸の中から熱くこみ上げてくるものがあることに気がついた。この世界に転生して、自分の中のシャドバ愛が再熱しているのを感じ取ったのだ。原作崩壊が起こっているかは謎のシュレディンガーの猫理論によって、原作を知らない自分には崩壊しているかどうか分からないし、バトルが発生してもアンリミの環境デッキを持ち込めば大丈夫だ、ということにして、樋口は夏休み近くに行われる大きな大会に出ることに決めたのだった。

*1
陰謀論

*2
偏見




 主人公君に轢き殺された子に特に名前はありません。

 当初はマジミサで悪魔の笛吹を処理するつもりでしたが、愛絶の飛翔で自爆させたくなったので相手の右手を光らせなかったのですが、そもそも5ターン目が回ってきた時にヴァンピィ使ってコウモリ処理した方が現実的であることに気がついて手札に温存させる羽目になりました。書き直すのがめんどくさかったのでやっぱり右手は光らなかったことにされました。カワイソ

 ちなみに、不穏なる闇の街を使っていますが、星見の望遠鏡も使えます。なんて頭シャドウバースなんだ!


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