ホロライブ・アビリティバトルロイヤル・ゲーム   作:架空柿

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 のーこめ


芸術的闘争

 三人は一斉にココへと狙い撃つ。敵の敵は味方と言わんばかりに、三人は協力しあっている。言葉を交わさずとも通じあっていた。争いあっていてはココに負けると。そして、そのままココが圧倒的優勝をすると。それでは華がない。「拮抗こそが美しいものである」が三人で共通認識であった。

 三対一の対面に、ココは少し苦戦を強いられる。当然だ。なにせ三方向から、全く違った銃種による射撃のため、避けづらい。そのため、弾ききれずに少しずつ弾が体を蝕んでいた。

「ちと、これはマズイなぁ……」

 口ではそう言うが、既に対抗策は考えている。そして、ココはそれを実行に移した。突如三人のいる真ん中あたりに爆弾のような物が現れた。それを見て、青は何か危ない気配を感じとり、すかさずそれを覆うようにシェルターを描く。らでんと奏は、らでんが出した赤いたてがみの、兎のように素早い馬に乗り、その爆弾から離れる。

「起爆しろ……C4トライデント1」

 そして、爆弾は起爆した。青が描いたシェルターは無慈悲にも破裂し、そのいくつかの破片は彼女を貫いていった。残りの二人は馬によって被害は抑えられたが、それでもダメージは負った。

「あ~……どしあお終わりだなありゃ」

 腹からは血液が流れだし、体の至るところには火傷が見える。さらに整った顔も大きめの破片がぶつかり、抉られていた。

「ばいばーい、青さん」

 そして、青は塵となって消え去る。その瞬間、「火威青 脱落」というメッセージが至急携帯に送られた。

「いやぁ……油断ならないね!」

「そうだねぇ……我々割とヤバいな」

 青脱落の余韻を優雅に感じていた二人に、ココが飛んで迫ってくる。手を握りしめ、狙いを定めながら。

「…………そうだきゃなでぃ! いいこと思い付いたから耳を拝借」

 返事を聞かずにらでんは奏の耳に囁く。奏は、らでんの提案に賛成を示し、準備する。

「何耳打ちしたのかわかんねえけどよ……これで終わりじゃあ!」

 そして、ココは拳を放ち始める。それと同時に、奏は自分達の前に卵を一つ出し、ココの拳が当たる前に卵を少し割る。その卵の穴にココが拳を当てるとそこで止まり、ココの体に痺れが訪れた。

 そして、卵は完全に割れ、中から梵鐘が現れた。

「くぅ……これは効く!」

 のたうち回るココに、二人は対物ライフルを向ける。

「これでおしまいです。会長!」

 それに対し、ココは投了するでもなく、ただ不気味ににやついた。

「…………『密です』」

 瞬間、二人にとてつもない斥力が働き、二人は何処かへと飛んでいってしまった。

「……あっぶねぇ……」




 結構意味分からないと思うんですが……一応元ネタ置いときます

最初に出してた虹色猫……Nyan Cat
トラック……KICKBACK
巨大人参……Konpeko mean
ギャグっぽい音楽……unwrlcom school
C4トライデント1……Explosion meam
赤いたてがみの馬……赤兎馬
密です……密です
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