ホロライブ・アビリティバトルロイヤル・ゲーム   作:架空柿

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 のーこめ


二人の王が会合するとき

 AZKiはとある山の麓で山頂の激しさを感じていた。何せ、地球が破壊されるレベルの隕石が何度も何度も落下してきているためである。支給された銃口の広い銃に球を詰め、いつでも発射できるよう準備した。一見するとその銃は使用しずらそうなものであるが、AZKiの能力と割と相性は良い。

「んー…………もう行っちゃうか」

 AZKiは手にしている銃を上に向け、引き金を引いた。銃口から放たれたのは光輝く、花火のような球。その球は空の中で一番星のように輝きながら上昇していき、山頂辺りの高さまで昇ったところで落下を始めた。そして、その瞬間であった。突然AZKiとその球の位置が入れ替わったのだ。そして、AZKiは何か小さな物を指で弾き飛ばすと、同じようなものを自身にも刺した。小さい物は、地図ソフトでよく見るような、場所を指し示すピンであった。そしてまたAZKiが消えたかと思えば、今度は山頂にいた。そして、その山頂には歌姫と電脳巫女がいた。

「へぇ……AZKiちが乱入してくるんだぁ……ちと予想外だなぁ!」

 すいせいは叫びながらその小さな斧をAZKiに向けて振りかざす。AZKiは何もしていないように見え、すいせいはそのまま安心して斧を振り下ろした。しかし、その斧が当たることはなかった。そもそも、手元に無かったのだ。

「あずちゃん結構面白い能力じゃん」

「そう?」

 AZKiは手の中で斧をペン回しのように回しながらみこの方を振り向く。そしてその瞬間、AZKiの頬にグーパンが命中し、倒れた。それは余りにも強力で、AZKiが起き上がった時には鼻血が流れ出し、目眩が発生していた。

「やっぱり……すいちゃん強いね」

「……いやぁ……倒せないもんだにぇぇ……大岩に閉じた太陽神を引きずり出した神でも倒せないなんて……」

 AZKiはその言葉を聞き、すいせいを見てみると確かに何か霊的なものが一瞬見えた気がした。

「……成る程、つまりみこちは神の力、すいちゃんは隕石召喚ってところ?」

「そゆこと~」

「へぇ……いいね」

 AZKiは右手の指間腔に各々二本ずつピンを召喚し、左手の斧を構える。そして、一つのピンを斧に刺したかと思えば直ぐにそれをみこのいる方に投げ、すぐさま自身にピンを着けると、斧があった場所にAZKiが現れ、そのままの勢いでみこを蹴ろうとした。しかし、みこはAZKiの足を掴み、その勢いを一瞬で殺した。

「ま、そうだよね」

 そう呟くとAZKiはピンを二つ投げる。一つはみこの首に、もう一つはすいせいの手の甲に刺さった。そして、その瞬間二人の位置は入れ替わり、入れ替わったすいせいにAZKiは強烈な蹴りを入れた。




 ごりっごりの武闘派だぁ……

初登場能力&神
地図が示す場所
 ピンを生成し、そのピンを刺した物を別のピンの場所にテレポートさせたり刺した物を自身の手元にテレポートさせることができる。

天手力男神
めっちゃ力持ちになる
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