ホロライブ・アビリティバトルロイヤル・ゲーム   作:架空柿

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のーこめ


闇と握力と

 空を飛んでいるのは天使、天音かなた。彼女は空から偵察兼武器収集をしていた。

かなた「それにしてもボクの能力おかしくない?」

 地上に降り立ち、丁度いい岩を見つけると、それに手のひらを合わせて力を入れる。すると瞬く間に岩は崩れ去った。『握力操作』。それが彼女に与えられた力である。

かなた「まあいいや。とりあえずの武器は手に入ったし。誰かいっないっかな〜」

 彼女が歩いていると、近くから綺麗な鼻歌が聞こえてきた。かなたは慌てて近くの茂みに隠れた。茂みから静かに見ていると、無防備にもわためがスキップしてきた。茂みの前を通った瞬間、かなたは茂みから飛び出し、圧倒的握力で腕を抑えつける。

わため「か…かなたん?」

かなた「ようわためえ」

 かなたはアサルトをわための頭に突きつけた。

かなた「decoy or death?」

わため「囮! 囮になるから!」

 青ざめた顔でわためは首を高速で横に振る。それを聞いたかなたはわためを解放する。しかしアサルトの銃口はわために向けたまま、警戒しているのだ。

かなた「お前、能力なんだ?」

わため「羊毛生成だけど…」

かなた「弱…いとも言えねえなぁ」

 2人が話している中、目の前に闇の球が展開された。

かなた「よしわため、あそこに行ってこい!」

わため「…行かなかったら?」

かなた「撃つ」

わため「行ってきます!」

 わためは走ってその中に向かった。

 突入から暫く経っても、わためは帰ってこない。しかし撃破連絡も来ない。かなたは不審に思い、球の中に突入した。

かなた「くっら!」

 中は一寸先すら見えず、銃声だけが響いているのみだった。かなたは銃声の元に歩く。暫く歩くと、巨大な白い壁が現れた。その壁の下にわためがいた。

わため「この先! トワちが!」

かなた「この壁羊毛!?」

わため「うん! 高密度の羊毛!」

かなた「一瞬あな作れる!?」

 かなたは壁のすぐ近くに迫る。そしてかなたの近くに穴が空き、かなたはそこから銃口を出して空を飛んでいるトワに狙いを定めて撃つ。

わため「やった?」

??「まだ生きてるよーん」

 2人の背後からトワの声がする。

かなた「なんで…」

トワ「あぁ、自分の体を闇に分散させて来ちゃった。ちょっと疲れたし、一回ここは停戦にしない?」

かなた「何が目的?」

トワ「いや本当に疲れた。ホバリングも大変だし。その代わり、今度あったら再戦ってことで」

わため「わためはいいと思うけど」

トワ「じゃ、2人賛成で決定!」

 トワは闇に紛れて消えた。




 ちょっと戦わせてみました。

初登場能力
この世に脆いものなどなく、原因は自分
自身の握力を変化させられる

羊特権
半径30m以内の場所に羊毛を生成できる

永遠の闇
暗闇を操れる
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