爆発があった砂浜とは真反対のほうにもある砂浜。そこでもある二人の激闘が発生していた。
「当たれファイヤーボール!」
「じゃっ、僕も」
その声と共に砂浜に周りの解像度に似つかわしくない、ドットの赤い火の玉が互いに当たり、消滅した。放ったのは猫又おかゆと戌神ころね。限り無く仲が良いことで有名な二人だが、二人は戦う。それは「どちらが強いか」というゲーマーの魂に刻まれているといってもいい本能から来ているのであろう。
ころね「ねぇ、ぉヵゅの能力本当に何!?」
おかゆ「教えちゃうとつまんないじゃん!」
この間も二人は火炎玉を出し続ける。戦闘開始からずっとおかゆはころねと同じ攻撃をしては相殺してを繰り返している。そのためころねはおかゆと同じ能力だと思ったが、同じ能力を作るのかという疑問から中々断定することができていない。
ころね「もういい! 終わらすから!」
ころねは炎を止め、手を握る。すると、その握られた手に翼を広げた青い鳥のような柄がついた剣が現れた。そのままころねは走り出し、おかゆが放つ炎を切り裂きながらおかゆへと近づく。
ころね「おりゃさぁ!」
ころねはおかゆに向かって剣を振るう。しかし、おかゆはそれを咄嗟に出した同じ剣で止めた。
おかゆ「確かに、『神々のトライフォース』って99年より前だったね!」
おかゆは剣でころねを突き飛ばす。それと同時におかゆはさっきのころねのように走り、尻餅をついたころねに剣を振ろうとした。しかし、その刃がころねに到達する直前、剣は突如として消えた。
おかゆ「タイムリミットか!」
おかゆはころねの腕を触り、バックステップで下がる。
ころねはおかゆの一連の行動を見、気がつく。
ころね「ぉヵゅってもしかしてぇ……相手の能力を使う能力?」
おかゆ「…………はは、さっすがころさん。正解」
おかゆはどこからか白い手袋のような存在、もとい創造欲の化身マスターハンドを呼び出し、ころねの腕を掴ませた。
おかゆ「これがセーフだと助かるけどなぁ」
ころね「中々厄介……そうだ」
ころねは手に赤い傘が特徴的なキノコを創り、それを食べた。するところねの体は二倍になった。
おかゆ「スーパーキノコかぁ……面白そうだね」
おかゆは敢えてキノコを食べない。何故なら、「勝ちたい」というのもそうだが、何よりもおかゆはころねと共に「楽しみたい」と思っているのだ。同じ土俵で戦い続けるのもつまらないため、おかゆはキノコを食べず、その上スターも取らないのだ。そして何よりも、彼女はMを自称しているためである。
スマブラ無印って1999年なんですね。
初登場能力
古の優しさ無き世界
レトロゲーム(99年以前)内の物を召喚できる。
猫神様の盗みもの
触れることで相手の能力を1分間つかえる。複数人に触れれば触れた分だけ使え、触れたあと対象の能力の詳細も頭に入ってくる。