ホロライブ・アビリティバトルロイヤル・ゲーム   作:架空柿

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 のーこめ


てえてえ?

 島中心部に位置している森の中、そこでデカイ爆発音が鳴り響く。

「あっぶな……」

 ナイフとピストルを両手に持つ、マリンメイド服の少女、湊あくあは今の爆発の原因、紫咲シオンを睨む。シオンの両手は魔方陣が展開され、いつでも能力……もとい魔法が発動できる状態だ。

シオン「やるねぇ! 避けられないかと思ったのに!」

あくあ「apexで鍛えた観察力、判断速度、反応速度を舐めんな!」

 二人以上であれば普通、挙動不審になりがちなあくあだが、例外的にシオンに対してはイキれる。それも二人の仲の良さからであろう。

「てえてえ!」

「あれはてえてえなのか!?」

「特定の相手にのみ見せる態度ってだけでもうそれはてえてえなのよ!」

「そうなのか?」

 そんな様子をちょっと遠くの茂みから眺める人影が2つ。癒月ちょこと大空スバルだ。

 ちょこは最初、出会った人は片っ端から倒す計画であった。しかし、最初に出会ったのがスバルである。悪魔と人間の力の差に加え、スバル自信もそんなに強くはないため、直ぐに倒してしまうのは余りにも可愛そうに思い、一時協力をしているのだ。

シオン「……なにしてんの?」

 シオンが二人の隠れ蓑を掻き分ける。スバルはこの世の終わりのような顔をしている。ただ、ちょこは余裕そうであった。

ちょこ「……ははは! 見つかっちゃあしょうがない! 戦うしかないなぁ!」

スバル「喋り方どうした」

 ちょこは何処からかメスと薬剤入りの注射器を取り出し、それらを両手に装備していた。

ちょこ「さあ、始めましょう?」

 それと同時に、ちょこはメスをあくあとシオンに向けて投げるが、二人はそれを魔法とナイフで弾くと、あくあはシオンに発砲、シオンはそれを防ぎつつちょこに向けて魔法弾を、ちょこはそれが当たる寸前に薬を飲み、無効化し、あくあに対してメスを投げ続けるという三つ巴が繰り広げられた。

スバル「ねぇぇ! スバル蚊帳の外なんだけど!? そうだこんなときの能力じゃん!」

 スバルは軽く息を吸い、能力で自信のあるものを調整する。そのあるものとは……

スバル「しゅばぁぁぁぁぁぁ!!!」

 声量である。ジェットエンジンを遥かに越える声は島中に響き渡り、近くにいた三人の耳からは血が流れ出した。

スバル「どうだ! スバルの力!」

ちょこ「……何て言った?」

スバル「だから! ……ってもしかして鼓膜逝った?」

 三人には声が届かない。何せ、震わせる鼓膜が破れたためである。

スバル「……まぁいい! これでスバルの優勢!」

 スバルは支給品のアサルトライフルを構えた。




 スバルは何か……弱い方が似合うというか……その……スバ虐最高!(今回はそんなスバ虐要素なかったけど)

初登場能力
孤独の狂犬
協力者がいない場合、力、IQ、エイム等が向上する

紫色の奇跡
魔法が使える

悪魔の施し
医療器具を生成できる

王の叫びはどこまでも
声の大きさを自由に変えられる
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