島のど真ん中の山。周囲には2期生が潜んでいる森に囲まれており、標高は50m程。そして、その頂上でたった今、例の如く戦闘が発生していた。
「おら死ねみこちぃ!」
「おめぇこそ死ねや!」
青き彗星、星街すいせいと、巫女のさくらみこである。すいせいは小型の斧で、みこはお祓い棒を支給され、それらを使用している。未だに能力の行使はされておらず、武器のみの戦いが続いている。
すいせい「というかそいつの耐久力おかしいだろ!」
みこ「文句ならカバーに言えや!」
すいせいが斧を全力で振りかぶる。それをみこはお祓い棒で顔の前で止める。お祓い棒からは火花が飛び散り、金属音が鳴り響く。
すいせい「くそっ! 埒があかねえ!」
みこ「ならさ使うか!? あれをよ!」
すいせい「そうだなぁ!」
すいせいは腕を上げ、空に向けて人差し指を指す。そして、その腕をみこに向けて降ろした瞬間、空から直径二十cm程の彗星が現れたた。
みこ「あんなのが落ちてきたらやべえじゃねえか!」
みこは空の落ちてくる彗星を見ながら、手を広げる。すると、その掌の上に鉄の筒と、七つの鉄球が現れた。みこがその内の三つの鉄球を真上に投げると、それに大量の雷が落ち、みこの手に戻ってくる。みこはそれら鉄球ともう一つの順に筒に入れ、その三セットを入れた穴とは逆の穴から残りの一つを入れた。すると、最初に鉄球を入れた穴から高速で射出され、その彗星を粉砕した。
すいせい「レールガン……おめえそんなのどこで!」
みこ「さあね!」
すいせいが唖然としているうちに、みこはすいせいのもとへと駆け寄り、お祓い棒を振る。すいせいは脇腹に当たる寸のところでそれを斧で防ごうとしたが、先程よりも力が増しており、防ぎきれなかった。
すいせい「ぐふっ…………おめぇ……能力なんなんだ?」
みこ「はは! 教えてやるよ! みこの力はなぁ、『神』なんだぁ!」
すいせい「神だと! チートじゃねえかよ!」
すいせいは脇腹を抑えながら立ち上がる。
みこ「ピンチなんじゃねぇのぉ?」
いつもの煽り口調でみこは言う。それにすいせいは舌打ちをし、先程のように腕を上げる。
すいせい「なら……おめぇを倒したら私は神殺しができるわけだ。おもしれぇ!」
目を見開き、すいせいは叫び、腕を振り下ろす。すると今度は先程の物よりかなり小さい、5cm程が大量に現れた。みこは同じように、レールガンを作成使用としたが、鉄球を真上に上げた瞬間、その鉄球に小さな鉄球が高速で当たり、鉄球が粉砕された。
すいせい「さっきは大きすぎたからよ、今度のはちいせえぶん速い!」
そして、空にあった彗星が全て、みこの元に落とされた。
みこは無事なのか!? お楽しみに!
初登場能力
歌う彗星
任意の大きさの彗星を落とせる。
巫女の神脈
正しく知っている神々の力を使うことができる。今回使用したのは、『思金神』、『金山彦命』、『賀茂別雷神』