キヴォトスinドブカス成り代わり   作:ソリダコ

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不意に日間ランキングの順位が爆増しててビビりました

その日に投稿した訳じゃ無かったんですけどね?どなたかが評価を入れてくれたお陰っぽいです

本当に有難う御座います!


直進行軍ダイナミックエントリー

「アスナ!いっくよ~!」

 

「・・・・・・っ!」

 

アスナが縦横無尽に動きながら放つ銃撃をトキが避ける

 

「今だ!」

 

「無駄です!」

 

そこにカリンの狙撃とアカネの爆撃で回避ルートを狭め

 

「逃がすもんか!」

 

動けなくなったところをネルが追い詰める

 

「(・・・・・・強力ですね)」

 

話に聞くリオ特製のスーツで身体能力が強化されているとはいえミレニアムのトップエージェント4人による連携攻撃にトキは反撃する隙が無く回避に徹していた

 

「(エージェントとして複数人での戦闘に長けているC&Cは連携がとても強い部活・・・・・・息の合った戦術、他校の戦力と最も差別化されている点であり)」

 

「・・・・・・その戦略に穴はない」

 

「(そしてなにより・・・・・・)」

 

あ、ちなみに俺は戦闘に参加していないで後方で棒立ちしている

 

そもそも俺はC&Cの連携に合わせられないので下手に参加してその連携を崩すようなヘマはしたくない、その上流れ弾で俺が大怪我する可能性もある

 

しかしながら投射呪法の特性上、俺は棒立ちの状態から一気に相手へ詰める事が出来る

 

トキもそれが分かっているからこそ俺を警戒しつつC&Cを相手にしなければならず、とても動きずらそうにしている

 

「それなら・・・・・・・」

 

トキが手に持った端末を操作すると地面が揺れ始めた

 

「・・・・・・部長、これは!」

 

「えっ?なにこれー!?地面がぐらぐらしてる!!」

 

「それだけじゃない・・・・・アカネ、様子が変だ」

 

「・・・・・・建物が、動いている?」

 

『チッ!』

 

霧で見えない状態で横からビルが迫って来ているのを見て俺はそれを避ける為に後退する

 

「ちょ・・・・・・!?んだよこれ!?」

 

「部長・・・・・!隔壁が!」

 

ビルの移動音で微かにネルの焦り声が聞こえるが俺はそれどころじゃなかった

 

『ちょっ、まっ!?死ぬ!割とガチ目に殺しに来てる!?』

 

ビルの移動速度が走行中の車並でキヴォトス人なら平気でも俺は下手したら大怪我レベルだ

 

なので俺に向かって来るビルを避けるため術式無しの全力疾走で走っていた

 

そうして揺れが収まるまで走り続け、気付けば・・・・・・・

 

『何処だここ・・・・・・』

 

完全に孤立状態となっていた

 

 

『こちらトウジ。ヴェリタス聞こえる~?』

 

・・・・・

 

(通信妨害でも入ったか・・・・・・・・?)

 

現在地を確かめてもらおうとしたが通信は応答しなかった

 

『道が続いているって事は完全に閉じ込められた訳じゃない、んだが・・・・・・・』

 

恐らく分断させる為にビルを使っての迷宮みたいな感じになっているのだろう。規模がデカすぎて感覚が麻痺しそうだ・・・・・・

 

それに霧も相まって難易度も増している

 

『月歩で空から行くか・・・・・?いや、要塞都市って言うくらいだし対空兵器で撃ち落されるのがオチか』

 

霧のせいで術式を使って走り抜ける案も使えないので不意打ちを警戒しつつ走る事に

 

『走り回ってりゃ銃声くらい聞こえて来るだろ』

 

そうして走り続けていると・・・・・・・

 

「おーい」

 

『ん・・・・・・・?』

 

「ナーオーヤーくーんー」

 

『この声は・・・・アスナちゃん?』

 

微かに聞こえるアスナの声に一旦立ち止まる

 

「ここだぁ!!」

 

『うぐぉ!?』

 

そしてダッシュで向かって来るアスナに轢かれた

 

「・・・・・・・あれ?」

 

「大丈夫ですかトウジ先輩!?」

 

「直撃だったな」

 

「アハハ!ゴメンねー!」

 

『こ、このクソアマ・・・・・・!』

 

先生だったら下手したら全身骨折レベルの衝撃だぞオイ

 

「ですが無事に合流出来ましたね」

 

「いや、無事では無いが・・・・・・・」

 

俺は反転術式で怪我を治して起き上がる

 

『・・・・・・ハァ、まぁええわ。取り敢えずアスナちゃんの勘でここまで来た感じか』

 

「ええ、その通りです」

 

『んじゃあ後はおチビに合流するだけやな。アスナちゃんどっちや?』

 

「うーん・・・・・・アッチ!」

 

俺が聞くとアスナは少し迷った後に指を指すが・・・・・・

 

「いや、アスナ先輩。そっちは壁なんだが・・・・・・?」

 

「うーん?でもアッチな気がするんだよね」

 

「ビルの壁を如何にかすればネル先輩の場所へ辿り着けるという事でしょうか?」

 

アカネとカリンもアスナの勘便りだったらしくアスナの指差す方にどうやって行くか悩んでいた

 

「仕方がありません、私の爆弾で壁を壊しながら進みましょう。時間が掛かるのと爆弾が足りるのかが問題ですが」

 

(壁をぶち抜く・・・・・・?あっ)

 

そこでふと閃いた

 

『なぁなぁアスナちゃん』

 

「どうしたのナオヤ君?」

 

『ここに来る時って僕の事目指して来てたん?』

 

「ん~?ううん、何となくコッチに来たら良さそうだなぁって」

 

『ホォン・・・・・・・・・』

 

「トウジ先輩・・・・・?」

 

「どうしたんですか?」

 

『んや、手っ取り早いええ方法を思いついたなぁ・・・・・・・と』

 

アスナの勘が俺に合流後に壁を無視した状態で方向を指差した。つまりそういう事だろう

 

俺はアスナが指を指した壁から限界ギリギリまで距離を取った

 

「・・・・・・何をする気なんだ?」

 

「さ、さぁ・・・・・?」

 

『3人共なるべく離れててなー・・・・・・・・さて』

 

俺は3人を俺の前方の直線状から離れさせると掌印を結ぶ

 

倒景 西奔 無明の闇・・・・・・術式順転

 

呪詞を唱え、動きをイメージし、術式を発動

 

石火

 

 

投射呪法は連続で使えば使う程に速度が増していく

 

言い換えれば最初の方の速度はそこまでじゃない・・・・・・まぁ早いっちゃ早いのだが

 

なら初速からトップスピードで行けばいいのでは?そんなアホみたいな考えで出来上がったのが【術式順転 石火】だ

 

まぁトップスピードとか言っても掌印、呪詞込みでも初速が術式を連続で10回程使った速度しか出ないのだが・・・・・・・

 

ちなみに夜ガイは30回くらいの加速が必要なので単純に全力の3分の一程度の速度だ

 

メリットは今の状況のように術式の連続使用が出来ない場面でもキヴォトス人の反応出来ない速度を初速で出せる事

 

デメリットは呪詞をいちいち唱えないと安定しない事と0からいきなり10の速度を出す関係上、足への負担がデカく筋肉がブチブチと嫌な音を立てる事・・・・・まぁそこは反転術式でプラマイゼロとしておこう

 

 

石火で加速した俺は壁に向かって飛び蹴りの体制を取った。そう、目の前に壁があるのならぶち破ればいい

 

そうしていくつかのビルをぶち抜き・・・・・・・・・・

 

ドゴォンッ!!

 

「「!!」」

 

広めの空間に出たので体制を整えて地面を滑りながら無理やり着地した

 

『よっし、到着』

 

「おまっ!?どういう登場だよ・・・・・・」

 

「まさか要塞都市の迷路を・・・・・・そのような方法で・・・・・!?」

 

『俺は馬鹿だからよぉ、ミレニアムの天才の作った迷路なんて出られないんだわ。ならばどうする?簡単だ、方向聞いて、壁をぶち抜く』

 

「馬鹿だろ」

 

「馬鹿ですね」

 

『うるせぇよ・・・・・・だがこれで』

 

後ろの方からアスナ達の声が聞こえるので無事に俺の開けた穴を通って合流出来たようだ

 

『第3ラウンド、だな』

 

「くっ!?」

 

『トキ、一旦引きなさい』

 

戦闘が始まるというタイミングでリオの通信が来た

 

「・・・・・・・!リオ様、私は・・・・・」

 

『貴女を責めている訳ではないわ。ヴェリタスの干渉でアヴァンギャルド君の制御権が奪われてしまった』

 

(アヴァンギャルド君・・・・・・・?)

 

『これはあくまで私の予測不足による失敗・・・・・まずは撤退して状況を立て直しましょう』

 

「・・・・・・イエス、マム。現場から離脱します」

 

「ハァ!?ざけんなコラ!」

 

『逃がすとでも思うてんのか?』

 

俺とネルが追いかけようとするとトキは何かを地面に叩きつけた

 

『「!?」』

 

すると白い煙が辺りに充満し霧と相まって視界が真っ白に染まった

 

「・・・・・・煙幕のようですね」

 

「アハハ!真っ白で何も見えない!!」

 

「これじゃあ追跡は無理そうだな」

 

「あー!クソッ!この場でケリつけたかったのに!」

 

「仕方がないですよ部長。陽動作戦は一旦中断して・・・・・まずは先生と合流しましょう。この作戦はアリスちゃんを連れだす為のものですからね・・・・・・・そうですよね、部長?」

 

「うっ・・・・・・あぁ、わ~った。わ~ったって」

 

『そんじゃあ、行きますかね。場所わかる?』

 

「はい、ここは最初の交戦場所からそこまで変わって無いので・・・・・って」

 

「霧が、晴れてきてる・・・・・・?」

 

カリンの言う通り煙幕の煙が晴れても霧で見え難かった視界が段々と晴れ、そしてとうとう完全に霧が無くなった

 

『どういうつもりや・・・・・・?』

 

「ヴェリタスが何かしたのか、それともリオ会長の企てなのか・・・・・・」

 

「まぁいいだろ」

 

「そうそう!行ってみれば分かるって!」

 

「いや、まぁそうなんだが・・・・・・・」

 

「霧が晴れてアリスちゃんの居るタワーも見える様になったし、そこに向けてしゅっぱーつ!!」

 

そうして俺らは罠を警戒しつつ中央タワーに向かった




呪詞のネタは結構前に読者の方から頂いた物を使わせて頂きました、有難う御座います!

掌印は時胞月宮殿の片手verです。中指と薬指を折り親指を重ね、人差し指と小指は立ててるイメージで


石火の由来に関しては

なんか禪院直哉で調べたら疾風迅雷のワードが出て来た・・・・・

疾風迅雷と電光石火って殆ど似た意味なのか

何となく電光石火の方が投射呪法ぽいかな?

四文字じゃ長いし石火にしよう

みたいな感じで決まりました

ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2

  • 星の怒りを使ってくる平塚先生の生徒
  • 偉大なる航路で活動している賞金稼ぎ
  • 暇潰しで雄英に通っていた相澤先生の先輩
  • アグネスタキオンに絡まれる自称一般人
  • 二科生で風紀委員のやる気の無い先輩
  • 翠屋常連の似非関西弁のお兄さん
  • ダンジョンに行かないヘスティア神の眷属
  • 犯罪都市米花町に迷い込んだニセカス
  • 任務を平気でサボる鬼殺隊最速の柱
  • 特化クラスⅦ組の胡散臭い副担任
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