一つ前回についての補足を
領域のアビドス勢強化に関してのニセカスの考察はあくまでニセカスの考察でそれが正しいという訳では無いです
自分で書いておいてアレですがホシノと同等の呪力ってそれはもう乙骨とか宿儺クラスなんですよね。一応ニセカス自身の呪力量は大きいといえば大きいですが最上位に比べたら遠く及びません
正確な内容としては強化対象の神秘量の何割かの呪力量が必要、みたいな感じで考えてます。それでもホシノ相手だとかなりの量の呪力が必要ですが・・・・・・・
「んで、なんでまたこんな時間に?」
一先ず酒の件は黙って貰う方向性で懇願し、トキを面会者用の椅子に座らせて話を進めた
「えぇと、それは・・・・・・・・・」
俺が聞くとトキは俺から目を逸らして言葉を詰まらせた
「・・・・・・・・大方、先生が来ていて会うのが気まずいとかそんな感じか?」
「はい・・・・・・・・」
俺の考察にトキは肯定した
「まぁ、気持ちは分かるけどな・・・・・・・・・」
生徒を攫った実行犯と攫われた生徒を助けに来た大人。言い方は悪いけどあの時の対立状況としてはこんな感じだった
二週間。それは敵対していた相手と普段通りに会うには少し短い・・・・・・・いや、
「あの、お体の調子は如何ですか?」
「ん?あぁ、問題無いよ。暫くは検査入院だろうけどどうせ問題無しですぐ退院だわな・・・・・・・そうか、そういやお前もあの時傍に居たっけか」
「はい・・・・・」
よくよく考えたらこの子は俺が血を吐いて倒れた時に拘束された状態で近くに居た
・・・・・・もしかして俺が血塗れになった原因が自分のせいだと思ってたりする?
「言っておくけどこうなった原因は全部俺が原因だからな?確かに根本的な原因はお前との戦闘かもしれないが最終的にアレを使ってああなったのは俺の力量不足だ」
「・・・・・・・・」
「・・・・・それにお前はC&Cとしてアイツの命令を聞いてただけだろ。責任を感じるにしてもそこまで重く受け止める必要は無いと俺は思うけどな・・・・・・・・そういえば生徒会長はどうしたよ。一応アイツ用の罰も考えてたんだけど」
ちなみに内容はアリスのゲーム禁止期間中にゴールデンフリース号のスタッフとしてタダ働きだ
コユキの一件であそこには色々とミレニアムが迷惑を掛けたからな。トップがその責任を果たさねばいけない
「リオ様は・・・・・・・その・・・・・・・・・失踪しました」
「・・・・・・・ん?聞き間違いか?もう一度言ってくれ」
「失踪しました・・・・・・・・・」
「・・・・・お前に何も言わずに?」
「はい・・・・・・・」
「はぁ・・・・・・・・・」
(あんのッ馬鹿がッ!!)
「まさかとは思うけど今回の件についての後始末は丸投げか・・・・・・・?」
「・・・・・・・会長の執務室に謝罪の一言が書かれた置手紙があったそうです」
「ったく・・・・・・脳みそ治った筈なのに頭痛がしてきたぞ・・・・・・・・・」
(退院したら天然水に探らせるか・・・・・・いや、俺が言うまでも無く探してる上でトキが知らないという事はまだ見つけられてないという事か)
「まぁいい、よくねぇが今は置いておく。それで、アイツが居ないなら今はC&Cに戻ってるのか?」
「いえ、今はヒマリ部長の所にお邪魔させて頂いております・・・・・その、先輩方の所は・・・・・・・」
「気まずい、と」
俺の言葉に肯定するように首を小さく縦に振る
「アイツ等はそんなの気にするような繊細な心を持ち合わせてないと思うが・・・・・・・まぁお前が気にするっていうなら仕方が無いか」
俺の会った人物の中で神経の図太さならC&Cはトップクラスだ。基本的に図太い奴しかいないキヴォトスでも太い方だろう
細いのはフウカとハルカ、ミユにユズ・・・・・・・・あれ?本当に太い奴らしかいねぇな?
「まぁなんだ。先生も俺も相談にはいつでも乗るからその気まずさが薄らいだら気軽にシャーレに来いよ」
「はい、その時は宜しくお願いします。・・・・・・・・それでは今日はこの辺で」
そう言ってトキは一礼をして帰って行った
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「トウジさん!穴という穴から血ぃ吹き出して倒れたってほんとっ!?」
「ちょっとお姉ちゃん!ここ病院なんだから静かにしなよ!」
「お、お邪魔します~・・・・・・・」
「誰だよそんな話広めたアホは・・・・・・・・」
先生達やトキの見舞いの翌日。昼過ぎ頃にゲーム開発部の三人がやってきた
「それで本当なの?」
「俺は血尿も血便もやってねぇよ。口と目と耳だけだ」
「だ、だけって言える、状態じゃないんじゃ・・・・・・・・」
「大丈夫なんですか?」
「問題無しだ。数日間は検査の為に入院するけどな」
「よ、良かったです・・・・・・・・」
「ちなみに俺の出血状況を広めたアホは誰だ・・・・・・・・?」
「えぇと、それはぁ・・・・・・・・・ウタハ先輩です!!」
言葉にどもるモモイにプチ夜ガイの態勢を取ると簡単にゲロってくれた
「OK、この一撃はあのアホの為に取っておこう。*1んでだ・・・・・・・・いつまで病室の外で立ってるつもりだ?」
「っ!?」
病室の外でずっと居る気配は分かっていた。というより不自然に空いたままの扉、そこからはみ出て見える見覚えのある武器。
まぁ浅知恵ってこういう事いうんだなって・・・・・・・・・・
「はぁ・・・・・別に怒って無いからさっさと入ってこい。そこに居たら迷惑になるだろ」
「・・・・・・・・」
俺がそう言うと恐る恐るといった様子でアリスが病室の中に入って来た
「えっと、その・・・・・・・」
「もう出歩いても大丈夫なのか?」
「は、はい。ヒマリ先輩にも調べて貰って大丈夫だと・・・・・・・・」
「迷惑掛けた奴らに謝って来たか?」
俺の問いにアリスは頷く
「ならいい。はい、この話はおしまい」
俺はそう言って手を叩く
「・・・・・・・・え」
「そんなアッサリでいいの・・・・・・・?」
「いいだろ。関係各所に謝罪した、本人は反省してる・・・・・・してるよな?」
何度も頷くアリス
「ならこの話は終わり。なにか言うにも先生やユウカ辺りが散々言ってるだろ」
「で、ですけど!アリスのせいでお兄様は穴という穴から・・・血が・・・・・・」
「ウタハのほざいた戯言は一旦忘れろ。んで昨日トキにも言ったんだが」
「あ、トキさんも来てたんですね」
「昨日の夜な。そんでもって俺が血塗れで倒れたのは誰でもない俺の力量不足が原因だ。もう少し上手くやれたらああはならなかった」
「で、でも・・・・・・・・・」
「更に言うなら
「・・・・・・・・」
「別にお前が全く悪くないとは言わん。そこは反省しろ、んで二度とするな」
俺はアリスに指を指す
「はい・・・・・・・・・・・・」
「それでこの話は終わりだ」
そう言ってアリスの頭を撫で・・・・・・鷲掴みする
「・・・・・・・・え?」
「・・・・・・・さて、それじゃあこれより今回多方面に迷惑を掛けたアリスに罰を与える」
「え・・・・・・え!?」
「あれ!?その話は終わったんじゃないんですか!?」
「それはそれ、これはこれ。だ」
「汚い大人の常套句だ!?」
「ま、まさか・・・・あ、アレを・・・・・!?」
「ゆ、ユズ・・・・?アレってなんですか!?」
伏黒アリス
己の命を犠牲にする行動、及びその行動で多くの人に迷惑を掛けた罪で
1ヶ月間のゲーム禁止の刑に処す
「そ、そんなぁ!?」
「あれ、1ヶ月にしたんですね?」
「まぁな。流石に3ヶ月は長いなぁと思った訳よ」
「で、でも・・・・1ヶ月も結構長い・・・・・・・」
「うーん・・・・・・私は無理かも・・・・・・」
「お兄様!!」
ショックを受けて固まっているアリスを他所に他の子達と話しているとアリスが俺の寝ているベッドに身を乗り出すように迫って来た
「アリスは・・・・・!アリスはとても反省しています!なのでどうか・・・・・どうかそれだけは・・・・・・っ!」
「どうどう・・・・落ち着けアリス。俺だって鬼じゃない、減刑の手段も考えている」
「そ、それはなんでしょうか!?」
「ゲーム開発部の残り3人もアリスの為に一緒にゲーム禁止を頑張れると言うなら一週間に減らしてやる」
「!!」
アリスは俺に視線を向けるのを止めて勢いよく後ろを振り向く
アリスの期待するような目を見ないように3人は目を逸らす
「え、えぇと・・・・・」
「頑張ってね、アリスちゃん・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
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アリスはその後、部屋の隅で座り込んだ
「・・・・・・っていうかアリスには悪いけどなんで私達まで?」
「・・・・・・・ノリ?」
「ノリ!?」
「っていうのは冗談でな。アリスの1ヶ月ゲーム禁止ってのはガチ、そして連帯責任するなら1週間っていうのもガチ」
「・・・・・・・・?」
「そして連帯責任とか関係なくゲーム開発部全員が1週間ゲーム禁止というのもガチ」
「「「・・・・・・・・・え?」」」
俺の言葉に3人が固まる
最初に動き出したのはモモイ
「・・・・・はぁ!?どういう事!?なんで私達まで!?」
「横暴です!横暴!!なんの権利があってそんな事!」
「・・・・・・・・・・」
ユズだけは涙目に震えていた
「まぁ落ち着けお前ら。個室とは云え病院だから静かにな」
「落ち着けるかぁ!」
「実はアリスの一件が来る前にユウカからシャーレに相談が来ててな」
「ユウカから・・・・・・・?」
「そ。最近のゲーム開発部の連中はゲームのし過ぎで遅刻はする、授業中は寝てる、テストの点数が酷すぎる・・・・・・などなど」
俺がそう言うと3人は苦い顔をしながら目を逸らした
「流石に酷すぎてこのままだと廃部の話が上がるレベルだけどユウカが言った所で聞かないだろ?だからシャーレにって事だ。・・・・・・・・さて、申し開きはあるか?馬鹿共」
「い、いやぁ!最近新しいゲーム開発のアイディアがポンポン湧いててねー!」
「そ、そうなんですよ!」
「ちなみに意見が割れたらゲームで決着とかいうルールにかこつけて最近対戦ゲーばかりやってるという情報が先生経由で入っている訳だが・・・・・・」
「「すいませんでした・・・・・・・・・・!!」」
「つう訳で1週間の間ゲーム開発部の部室は閉鎖。別に個人で持ってるゲームをするのは勝手だが・・・・・・・」
「勝手だが・・・・・・?」
「次のテストで酷い点数を取ったらシャーレでも庇いきれないからそのつもりで」
「うっ・・・・・・・」
「はい・・・・・・・」
「わ、私は・・・・・・・」
「そうだよ!ユズとアリスはどうするのさ!?」
「二人とも部室で過ごしてるもんね」
「まぁその間二人はシャーレに泊まり込みかな。そこら辺はユウカに許可済み」
「に、逃げ道がとことん潰されてる・・・・・・・・!?」
「・・・・・・・言っちゃうとユウカがそこまで徹底的になるレベルで私達がピンチって事だよね」
「ぶ、部室追い出されるのは、辛いけどシャーレなら、まだ・・・・・・・・」
俺は部屋の隅で蹲っているアリスに目を向ける
「ほれアリスも、何時までもそうしてないで勉強合宿計画進めるぞ」
「・・・・・・・・王女は未だにショックから立ち直れていません。貴方のせいでね」
「・・・・・・・は?」
蹲る体制から起き上がったアリスが俺に向ける視線は鋭く、そして青かったその目は
1話に纏めようとしたら纏まりませんでした。まぁいつもの事ですね
最後に関してはまぁお察しの通り。どうしてこうなったかは次回やります
ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2
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