シグレを出したいが為に書き始めた今回のお話ですが本当にシグレを出す為だけに始めたのでオチも何も考えておらず滅茶苦茶難産でした
ぶっちゃけ前話をやれただけで自分の中では達成度が8割超えてたので・・・・・・・
はい、そんな訳で更新が滞った言い訳でした
「あ゛ー・・・・・・・・・・」
シグレ達にシャーレ用として用意されていた部屋に案内された後、お茶菓子を摘まみながら少し休憩した後に露天風呂に入った
シャーレ、というより先生の為に用意された露天風呂付の客室なので俺以外の利用者はいなく誰の目も気にせず仮面を取って温泉に浸かっていた
「もしかして貴方、トウジさん・・・・・・・?」
「誰も居ない筈、だったんだけどなぁ・・・・・・・・?」
どうやらキヴォトスの男湯に関しては自治区関係無く性別問わず出入り自由らしい・・・・・・んな訳あってたまるか
「・・・・・・なんでお前が居るんや、メル」
姫木メル
レッドウィンター学園の2年生で知識開放戦線所属
実在する生徒同士の百合を題材に漫画を描いている同人作家
以前、何をトチ狂ったのか俺と先生のBL本を書こうとしていたのだがその情報をシグレから聞いた俺がレッドウィンターの図書館に乗り込んで資料関連諸共没収した経緯がある
ただその時メルは俺と先生の事は噂とかその程度の情報しか持っていなく【学校の教師とそれを支える男子生徒】くらいのふんわりとした設定だったので許しても良かったのだが・・・・・・・・・・
男性教師と男子生徒ってのがもう俺と先生しかいないんだ・・・・・・・別にそういう作品を否定する訳じゃないんだけど自分が題材にされるのは断固拒否
生徒側の名前も【伏黒トウジ】だったし
「やっぱりトウジさんか。へぇ?仮面を取った顔って初めて見た・・・・・・・・記録して良い?」
「良い訳あるかボケ。なんでおんねん、ここシャーレ用・・・・・というより男湯なんやけど」
「ああ、お構いなく」
「ど突くぞテメェ」
レッドウィンターの自由人っぷりがエグい
「アハハ!冗談冗談。今日ここにシャーレの先生が来ると聞いてね、あわよくばその肉体を記録しようと・・・・・・」
「・・・・・・ハァ、まぁ先生だけなら良いか」
こういう手合いはどうせ言っても止まらないだろうし先生には尊い犠牲になって貰おう
「ていうかトウジさん水着着てるんじゃん。それ、マナー違反なんじゃないの~?」
「公共用じゃないからセーフだろ。それにここの従業員はノドカちゃんやからな、警戒するに越したことは無い」
まぁ仮に来るとしても俺ではなく先生目当てなんだろうけども。だからと言って来ると分かっていて裸でいれる程俺の度胸は強くない
そうしてメルと話していると________
ガラララララララッ
部屋に繋がる扉が開く音がして
「おっ?」
「あ・・・・」
“えっ・・・・・”
タオルを腰に巻いただけの恰好の先生が入って来た
“・・・・・・・トウジがまた別の子と混浴してる”
「ちゃいます先生。こいつはガッツリ侵入者です」
そもそもメルは湯舟に浸かってないし、そもそも“また”ってなんだまたって。カスミ以外と混浴なんかしてないぞ俺
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「私は知識開放戦線の姫木メル!ペンネーム【メルリー】って呼んでも良いよ☆」
“ああ、あの・・・・・変わった本を集めてる部活?”
「うん、モミジとは前に会ったみたいだね?この間ちょこっと聞いたよ。趣味の方向性はちょーっと違うんだけど、このレッドウィンターでは検閲やら取り締まりやらがとにかく酷い事もあって・・・・・まぁ所謂同志って所だね。まぁそれはさて置き・・・・・・」
そう言うとメルはスケッチブックとペンを持って先生に近づく
露天風呂にてタオル一枚の大人と浴衣姿の女子高生・・・・・・アウトでは?
「ふむふむ、君がキヴォトスの様々な生徒達に慕われているという噂の先生か・・・・・・ふふ、成程。思った通り」
先生の身体を観察するように見ながら周りを歩くメル
「この肉体とボディーライン、是非とも記録として残して布教しないと・・・・・ふふふ、これはキヴォトス中に激震が走るぞ」
参考資料の入手経路を知られたら激震が走るんじゃなくて戦争が始まるけどな。レッドウィンターの図書館周辺が更地になるレベルの
そんな俺の心配を他所に先生の裸のスケッチを始めるメル
「あ、私の事は気にしないでくれ。私はここでただ絵を描いてるだけだから」
“気にしないのはちょっと無理かな・・・・・・・”
「そうか?別に写真でもないのに。絵とは基本、主観に依存する芸術だ。写真はそうでは無い、と言ったら嘘だが・・・・・まぁ写真より恥ずかしくはないだろう?」
「描く描かれるじゃなくて見る見られるの問題やろ」
“そうは言いつつメルの事を止めてはくれないんだねトウジ・・・・・・・”
ちなみに俺は二人のやり取りを眺めながら湯舟に浸かってる
「こういう手合いは止めたら止めたで後々面倒そうなので・・・・・・流石に下半身書き始めたらスケッチブックごと湯の中沈めますんで安心してください」
“安心出来る要素が無いんだけど・・・・・・・・?”
「いやあ、この肌。しなやかな筋肉。成程・・・・・!」
うーん・・・・・絵面ヤバいな?
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そんなこんなで湯舟に浸かる俺と先生、そして先生をスケッチしているメルとで話していると
バァンッ!!
「ちょっ、ちょっと!そこで一体何をしているんですか!?」
焦った様子のノドカが風呂に乗り込んで来た
「あれ、ノドカちゃん?何って・・・・・・・ただ温泉に入ってる先生のスケッチをしてるだけだけど?それよりお客様の入浴中に支配人が入ってくるのはどうなの?」
私は悪くない風を装っているが10割お前がアウトだからな?ノドカは・・・・・・・まぁ、防犯的な事を考えると今回はセーフだろ。ここに来た真意は兎も角・・・・・・・
「なっ・・・・・・直接だなんて羨まし・・・・・い、いえ、そんな不埒な事、この温泉郷の支配人として見逃す事は出来ません!」
「本音が漏れてるぞ覗き魔」
「トウジさんは黙ってて下さい!というか何で貴方までこの状況を受け入れてるんですか!?」
「目的は先生の裸だしもう俺は諦めたよ・・・・・・・・・・」
ぶっちゃけもう現実逃避してこの光景を肴に一杯やってたいくらい
「と、兎に角!大浴場や露天風呂からもクレームが入ってるんですよ!入浴中に何だか怪しい視線を感じるって!あれもメルちゃんなんじゃ・・・・・!」
その犯人、ここの支配人説ありません・・・・・・・・?
「ん?大浴場は兎も角、私は露天風呂の方にはまだ行って無いけど。それって私じゃなくて、ノドカちゃんの事じゃなくて?」
「い、いえ、そんな事は・・・・・・!?ひゃ、百歩譲ってそうだとしても、他人の身体をスケッチしているメルちゃんの方が遥かに悪質です!」
「どっちもどっちだわボケカス共」
「私は支配人としての仕事という体裁があります!」
ねぇよ
「じゃあ私だって芸術活動っていう体裁があるよ」
ねぇよ!
「どっちって言うなら権力を悪用してるノドカちゃんの方が悪質なんじゃない?」
「うぅ・・・・と、兎に角!メルちゃんのその芸術活動のせいで、温泉を楽しみに来たお客様達が帰られては大損です!悪いですが、出て行って貰います!」
「残念だけど、私も命掛けで描いてんだよね。折角良い素材を手に入れるチャンスなのに簡単に引き下がるなんて出来ない!」
「仕方ありませんね・・・・・・」
そして二人が臨戦態勢に入る________ので
パァンッ!!
「「!?」」ビクッ
「はい、二人ともそこまで」
手を叩いて大きい音を出す事で二人を止める
「一応こっちも休暇で来てるんでな、多少の事には目を瞑るけどそれ以上暴れるっていうなら両成敗させてもらう」
「「・・・・・・・・・・」」
「まずノドカ」
「はい・・・・・・」
「ヒゲの職務怠慢もあるけどお前がそんなんだから何時までたっても停学扱いなんだろうが。少しは懲りろ」
「・・・・・・・」
「やるならやるでバレない様に徹底的にやれ」
「はい・・・・・」
“トウジ・・・・・・・?”
「んでメル」
「・・・・・・・何さ」
「お前の芸術活動を否定するつもりは無いが時と場所を考えろ」
「・・・・・・」
「だからやるならシャーレに来て先生とサシでやれ」
「分かったよ・・・・・・・」
“トウジ・・・・・・・!?”
「取り敢えずお前ら二人とも出てけ。ゆっくり風呂に浸からせろ」
先生のリアクションを無視してそう言うと二人は大人しく部屋の方に戻って行った
「・・・・・・・はぁ。よし、取り敢えず一件落着」
“・・・・・・そうかなぁ?”
あれ、2話で終わる予定だったんだけどな・・・・・・・・?
とまぁいつも通り計画もクソもなく思いついた内容をただ只管に書いてたら長くなりました
にしてもメモロビ見てないからメルのキャラがブレブレな気がするなぁ・・・・・・・・
ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2
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