キヴォトスinドブカス成り代わり   作:ソリダコ

125 / 216
閲覧、感想、高評価、お気に入り登録有難う御座います

大分遅くなりましたが評価数400人突破しました!有難う御座います!

☆9と10の合計では約300人くらいですかね?

この作品も来月末で1周年ですがまさかここまで来れるなんて・・・・・・っていう感じです

自分は大体三日坊主ですからね。それでもコツコツ頑張っていこうと思います


・・・・・・所でこういうのって1周年の時に言うべきでは?



先日、操作を間違えて変な時間に投稿してしまった為に一度削除してから投稿し直しました

更新されたのに消えてるみたいな感じになってて混乱させてしまったかもしれません

申し訳ありませんでした・・・・・・・・


波動球

『行くでぇユメ先輩ッ!』

 

「バッチコーイ!」

 

俺はピンポン玉を軽く上に放りラケットで打つ

 

「えいっ!」

 

特に回転とかを掛けてない平凡なサーブなのでユメは難なく撃ち返してきた

 

『ウグッ!?』

 

かなりの速度で帰って来たピンポン玉は俺の真正面に来たのでバックハンドで返すがピンポン玉とは思えない重さだったためにラケットを振り切れず高めに返してしまう

 

「そぉい!」

 

そしてその甘い打球をユメは見逃さず高めの位置にあるピンポン玉をラケットを振り下ろすように打ち返す

 

『グッ!?』

 

先程よりも速度のある返球だったが追い付く分には問題無く、しかし玉の重さは段違いで撃ち返そうと振ったラケットは俺の手を離れて吹っ飛んだ

 

「ユメ先輩の勝ちー!」

 

「イエーイ!」

 

審判をしていたコユキはユメの方に手を上げてそう宣言しユメはダブルピースを頭上に掲げた

 

俺は吹っ飛んだラケットを拾いに行ってからユメとコユキの元に向かった

 

『いや、卓球でパワー負けするってなんなんですか・・・・・・・・・』

 

「うわ、トウジさんの右手プルプルしてる・・・・・・・・・・」

 

露天風呂での一悶着があった後、俺と先生は暫く温泉でのんびりして先生はノドカと一緒に散歩へ、俺は御茶菓子を摘まみつつ休んだ後に部屋に戻って来たユメとコユキと共に旅館内を回っていた

 

そこで見つけたのが卓球台でユメが少しやっていこうと言うので一先ずユメ対俺で試合をしたのだが・・・・・・・・

 

『キヴォトス人との力の差は分かってたんやけどユメ先輩だと格が違うな・・・・・・・』

 

前世のピンポン玉は薄いプラスチック製なのでキヴォトス人のパワーで打ったら一撃で凹むどころか下手したら破裂する

 

ただキヴォトスのピンポン玉はどういう技術なのか軽さや跳ねる力はそのままで無駄に丈夫に出来ている

 

それでもピンポン玉は軽いので速度はあっても重さは無い・・・・・・筈なのだが

 

パワーオブパワー。ナチュラルボーンゴリラであるユメが打てば例えそれが軽いピンポン玉でも俺にとっては全弾全球が波動球である

 

「えーい!」

 

「そりゃあ!」

 

今はユメとコユキの試合の審判をしているが普通にラリーが成立している

 

これはコユキが俺より膂力があるからなのか、ユメがコユキ相手に力をセーブしているからなのか・・・・・・・・・

 

『うーん・・・・・・にしても』

 

俺との試合中にも思ったがバルンバルン揺れてんなぁ・・・・・・・なんかもうエロい通り越して痛そうなんだけどアレ

 

キヴォトス人ならそこら辺の筋とかも丈夫で痛くないとかあんのかな?

 

ユメ先輩に聞くのはなんかアレだし今度カンナに聞いてみようかな・・・・・・・・・・止めとこ。確実に殺される

 

いないかなぁ聞いても五体満足で生き残れる可能性のある奴・・・・いねぇか

 

そんなくだらない事を考えながら審判をしていたが結果はユメの勝ち

 

ラケットが吹っ飛ばないちゃんとした試合だったな。いや、普通は吹っ飛ばないんだよな卓球の試合でよ。テニスじゃねぇんだから

 

 

その後もまた旅館内を散策したりお土産コーナーでアビドスに持って行くお土産だったりシャーレに置いておく御茶菓子を選別したりした

 

コユキもどうやらセミナーに送るらしい。なんだかんだ言いつつも二人の事を気に入っているようだ

 

その後は卓球でかいた汗を流す為にまた温泉に入り、そして今は3人で旅館の外を散歩していた

 

『いや、くっそ寒いんやけど・・・・・・・』

 

俺は浴衣を一応来ているがその上からダウンを着込んでいる

 

「そう?天気も良いしそこまで着込むほど寒くは無いと思うけど」

 

「ですねぇ」

 

俺と違って二人は羽織を羽織ってる程度だ

 

『僕は君らと違って軟弱なんよ・・・・・・』

 

キヴォトス人はある程度なら寒さと暑さにも強い。まぁこれは人によるかもしれないが

 

ユメとホシノなんて2年前に真夏の真昼間で砂漠のど真ん中でスク水着で穴掘ってたし。俺や先生が砂漠で肌を安易に晒したら日焼け通り越して余裕で大火傷だ

 

そうして歩いていると少し先の方で言い争っている声が聞こえてきた

 

『なんや、喧嘩か・・・・・?』

 

「行ってみよっか」

 

行ってみるとそこには先生とシグレ、ノドカ。そしてチェリノ達レッドウィンターの事務局

 

あと何故か工務部の連中と温泉開発部のメグが倒れていた

 

状況的に言い争っていたのは温泉郷の支配人であるノドカとレッドウィンターの代表であるチェリノ

 

・・・・・・てか何かノドカが泣いてるんだが?

 

『これ、どういう状況や・・・・・・・?』

 

“あ、3人もこっち来たんだ”

 

「む・・・・・?おぉ!トウジか、久しいな」

 

『ようヒゲ。次はなにやらかしたんや?』

 

「次はとは何だ、次とは!?おいらがいつやらかしたというんだ!」

 

『・・・・・・先生、何があったんです?』

 

“それがね・・・・・・・”

 

「無視か貴様!?粛清するぞ!?」

 

怒って向かって来るチェリノの頭を上から押さえつけながら先生にここであった事を聞いた

 

 

『お前が悪い』

 

「だねぇ」

 

「うぐぅ・・・・・・・!」

 

要約するとこの温泉郷の源泉はいずれ近いうちに枯れるらしく温泉開発部はそれを防ぐためにレッドウィンターの自治区を居住区や学区を含めた土地の大規模な爆破工事をしようとしてたらしい

 

ただそんな事を許せる訳も無く温泉開発部はぶっ飛ばされた。メグがぶっ倒れている理由はそんな感じ

 

そして近いうちに温泉が枯れるなら今から旅館を壊してその材料を使って自分の像を作ろうというチェリノとそんな事はさせないとノドカが激突

 

ノドカは自分の全財産を使って工務部を雇ってまで戦ったが敗北。しかしチェリノのそんな傍若無人っぷりの提案は直属の部下であるトモエとマリナも流石に賛同しきれず

 

先生にもお叱りを受けてチェリノは孤立状態になった、という訳だ

 

・・・・・・相変わらずの独裁者っぷりというか。そんなんだから週に2,3回のクーデターが起きるんだ

 

いや、流石にここまでやるのはレッドウィンターとゲヘナくらいか・・・・・・・・?

 

「う、うるさいうるさい!兎に角227号温泉郷は閉鎖!枯れる直前まで運営していたら温泉開発部の奴らがいつまた訪れてレッドウィンター連邦学園を危険に晒すのか分かったものではない!」

 

あれ、珍しく割と理に適ってる理由だな?

 

「まあ、だからその・・・・・逆に言うと、建物ぐらいは残してやっても・・・・・・・」

 

お?ここまで四面楚歌だと流石のコイツも折れるか

 

「もう全部終わりです、元々終わりなんですっ!どちらにせよ温泉が枯れたら私達はお終いなんです・・・・・・・!稼いだお金はすぐに消えるでしょうし、結局私達は旧校舎の時の貧困生活に逆戻りです・・・・・・・」

 

そう言ってノドカはしゃがみ込む

 

「だからこのチャンスを逃したくなかったのに・・・・・・あの頃には、戻りたくなかったのに・・・・・・・・・結局私達には何も残らない!!」

 

「そんな事ないよ、ノドカ」

 

そんなノドカにシグレが寄り添う

 

「何を言ってるの、シグレちゃん・・・・・・だってもう、全部無くなっちゃうのに・・・・・・・!」

 

「私達227号クラスがこうして一緒にいるでしょ」

 

「・・・・・・・?」

 

「・・・・・・私はね、旧校舎の生活もそんなに嫌じゃなかったよ。勿論食事はいつも足りないし、ちゃんとした暖房器具も無いし、たまに熊も出て来るけど・・・・・・・・ノドカと一緒にいられて、227号特別クラスで一緒にいられて私はそれだけで色んな事が楽しかった」

 

「その場所がたとえ立派な温泉郷でも寒々しい廃墟でも・・・・一緒にいられるなら私は何処でも構わない。それに温泉郷としての建物も出来たし、あれ一つでも残して貰えるなら・・・・・・状況は少し良くなったんじゃないかな」

 

「私達が一緒ならきっと大丈夫。私はそう思うけど・・・・・ノドカはどう?」

 

「シグレちゃん・・・・・・・・」

 

「・・・・・・待った。撤去を取り消すとはまだ言ってないぞ?」

 

『空気を読めや、チビ』

 

「え、あ、うむ・・・・・・・ん?今チビと言ったか貴様ァ!?」

 

飛びついてくるチェリノを再び上から頭を押さえつけ、暫くすると疲れたのか離れた

 

「ハァ、ハァ・・・・・・・し、仕方ないな。皆がそこまで言うなら今回だけは特別に見逃してやろう」

 

チェリノは息を整えた後に腕を組んでそう言った

 

「建物の撤去については保留!この温泉郷については基本的に227号特別クラスの生徒達に一任し、他の建物として改修する方針とする!」

 

「流石はチェリノ会長、素晴らしいご判断です」

 

「ここまで寛大な処置を与えてくれるなんて・・・・・このマリナ、感激致しました!」

 

『甘やかしすぎやろお前ら・・・・・・・・』

 

呆れた目で事務局の連中を見ていると_______

 

「・・・・・・・改修?」

 

いつの間にか起きていたメグがそう言った

 

「あれ・・・・・・メグさん?」

 

「まあ、温泉の問題を放って帰る訳にはいかないからね!でも温泉郷を自由に使っても良いとは言ったけど・・・・・・違う用途への改修はちょっと許せないかな!それは温泉への冒涜だから!」

 

「で、でも放っておいてもここの温泉は枯れるんですよね・・・・・・?温泉を蘇らせる事が出来ないなら、他の用途の建物として改修した方が・・・・・・・」

 

「それを防ぐ為に地下のマグマ地帯を爆発させようとしてたんだけどー・・・・・・・それもダメならもう、カスミ部長のプランBを実行するしかないね!」

 

“プランB・・・・・・・・?”

 

「うん、【温泉が温泉でなくなるくらいなら、全部爆発させちゃえ】プラン!こんな事もあろうかと、実は基礎工事をする時に幾つか爆薬を埋めておいたんだ♪」

 

『おいおい・・・・・・・・』

 

なんで爆破させる前提で爆弾仕掛けて建物建ててるんだよ・・・・・・・・

 

ゲヘナだから?そっか・・・・・・・・

 

「ば、爆薬!?つまり私達は今、爆薬の上に・・・・・?」

 

「うん、流石はカスミ部長!多分こんな展開になると分かってて埋めておくように言ってくれたんだねー・・・・・・あはっ、やっぱり私と違って頭良い!」

 

そう言ってメグは起爆装置を取り出す

 

「世の中に意味の無い温泉なんてない!意味の無い建物はあるけど!という事でプランB・・・・・・・」

 

“あ、待っ_______”

 

 

 

『______せやな』

 

 

 

ヴンッ

 

 

 

「!?」

 

『お前と違ってカスミは頭が良いからな・・・・・・・・・・俺の居る場所でテロはしねぇんだよ

 

メグが起爆装置を押す前に俺は術式でメグに近づき平面化させた

 

「えいっ!」

 

そして俺に合わせるようにユメが平面化されたメグの頭を平面化のガラスを突き破りながら掴んだ

 

「え、ちょ!?なになになに・・・・・・・・痛いっ!?イダダダダダダダ!離し・・・・・・・離れない!?力強っ!?」

 

ユメはメグをアイアンクローで持ち上げ、あまりの痛みにメグが落とした起爆装置を俺は回収した

 

「イダダダダダダ!?(ペキョ)ア゜ッ・・・・・・・・・・」

 

「ご、ごめんね!?暴れるからちょっと力入れすぎちゃった!」

 

頭から変な音が鳴り短い断末魔をあげてメグは気絶した

 

“う、うわぁ・・・・・・・・・”

 

「と、トモエ~!?アイツやばい!ヤバいぞ!?」

 

「流石はトウジさんの先輩・・・・・・」

 

「そ、そうだね・・・・・・・」

 

先生を含めたレッドウィンターの生徒達は片手でメグを沈めたユメにドン引きしていた

 

「そ、それでどうしよっかトウジ君」

 

『とりま埋めた爆弾の位置を吐かせなきゃアカンし・・・・・・・シャーレ用の客室に連れて行きますか』

 

「はーい!何時ものヤツ(アビドス式)だね」

 

『ちゅう訳で先生、僕らは先に部屋に戻ってますね』

 

“う、うん。あまり手荒な真似しちゃダメだよ・・・・・・・?”

 

『そらコイツ次第ですわ』

 

そうして俺とメグを担いだユメは旅館に戻った

 

 

「「かんぱーい!」」

 

その日の夜、俺とシグレは従業員用の部屋でフウカの料理を摘まみに酒を飲んでいた

 

「はぁ、美味しい・・・・・・・でも良いの?先生達も来てるのにお酒なんて飲んじゃって」

 

「お互い様やろ。それに先生達は日頃の疲れもあってグッスリやからな、朝に酒が残って無けりゃ大丈夫やろ」

 

「ふーん?なら良いけど。それと有難うね、爆弾の件」

 

「気にすんなや。あの馬鹿共のよう分からん道理のせいで君らをまたあの廃墟暮らしにさせる訳にはいかんしな」

 

あの後旅館に戻った俺はヒナに連絡してこれまでの経緯を説明した

 

一応ゲヘナの生徒が他自治区で起こした問題だからな。念のためだ

 

すると温泉開発部を警戒してチナツが此方に来ているとの事らしいので彼女を呼んで風紀委員監修の元、メグに爆弾の在りかを吐かせ回収した

 

そしてチナツ達に温泉開発部をゲヘナへ連行して貰い、ゲヘナ自治区に居たカスミもヒナが直々に出動して確保したらしい

 

そんな訳で爆弾の回収作業も手伝っていたら遅い時間になってしまった為、一泊して帰ろうという事になった訳だ

 

「ただいまー、って本当に飲んでる・・・・・・・・・」

 

「おかえりノドカ」

 

「やほーノドカちゃん。お邪魔しとるで」

 

そこにヤボ用と言って部屋を出たノドカが帰って来た

 

「夜這いは成功したん?」

 

「そんな事しに行ったんじゃありません!・・・・・・ただ、ちょーっと寝顔を見に行っただけで・・・・・・・・・・」

 

まぁコイツのヤボ用なんてそんなもんだろうな

 

「そ、それよりも私もフウカさんの料理食べたいです!」

 

「せやせや、二人の為に作って貰ったんやからじゃんじゃん食いなや」

 

「ほら、トウジさんに用意して貰ったノドカ用のジュースもあるよ」

 

「・・・・・・・アルコールは?」

 

「入ってへん、入ってへん」

 

「それじゃあノドカも戻って来た事だし、改めて_______」

 

「「「かんぱーい!」」」

 

 

翌日、俺とシグレはがっつり二日酔いして先生に怒られた




書いてたら止まらなくて二話に分けても良いんじゃね?ってレベルの長さになってしまった・・・・・・・・・


ユメ先輩強くね?なんでビナーに負けたのって思うかもですが、ユメ先輩が強くなったのはニセカスが死んでからなので二年前のユメ先輩はただのゴリラです

今は鍛えてるので戦闘中のホシノやニセカスの動きに合わせて動けるゴリラに進化しています


次回は何やろうかなぁ・・・・・・・

一応やりたいイベントが幾つかあるのですがシナリオを見ていないのでそれ次第ですね

1つか2つ、イベントかオリジナルのお話をやったら(俺が)待望のエデン条約編に入ると思います

ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2

  • 星の怒りを使ってくる平塚先生の生徒
  • 偉大なる航路で活動している賞金稼ぎ
  • 暇潰しで雄英に通っていた相澤先生の先輩
  • アグネスタキオンに絡まれる自称一般人
  • 二科生で風紀委員のやる気の無い先輩
  • 翠屋常連の似非関西弁のお兄さん
  • ダンジョンに行かないヘスティア神の眷属
  • 犯罪都市米花町に迷い込んだニセカス
  • 任務を平気でサボる鬼殺隊最速の柱
  • 特化クラスⅦ組の胡散臭い副担任
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。