今回の話を書くにあたって【ウホッ?ウホウホ・・・・・ウホォーッ!】の冒頭のセイアのセリフを追加いたしました
追加とは言っても最後の部分に一言付け加えた程度なんですけど
少し矛盾点出るかな?と思ったのでそれを無くす為の追加ですのでご了承ください
アズサのトラップに引っ掛かった哀れな生徒の名前は伊落マリー
トリニティにあるシスターフッドという部に所属している一年生でハナコの知り合いらしい
「はい、お水」
そう言ってコハルがマリーに水の入ったグラスを渡す
「あ、有難う御座います、(こくこく・・・・・・)ふぅ。びっくりしました、入った途端に何かが作動して・・・・・・」
「アズサちゃん・・・・・・・・・・」
ヒフミはアズサの背を押して無理やりマリーの前に連れて行く
「・・・・・・・?」
「・・・・・・ごめん、てっきり襲撃かと」
「え、えぇっと・・・・・・?」
アズサの謝罪の意味が分からずマリーは首を傾げた
まぁ普通、勉強する為の合宿所に侵入者迎撃用のトラップを仕掛けてるなんて思わんもんな・・・・・・・・
「と、ところでどうしてシスターフッドの方がこんなところに・・・・・・・・?」
「あ、それはその・・・・・・・こちらに補習授業部の方々がいらっしゃると聞きまして・・・・・・・ただ、ハナコさんがここにいらっしゃるとは存じておりませんでしたが・・・・・・・・・」
「・・・・・・・私も、成績が良く無いので」
ハナコが笑みを浮かべながらそう答える
「そう・・・・・・でしたか。はい・・・・・・・」
「ハナコ、知り合いなの?」
「あはは・・・・・・少しだけご縁があって、と言いますか。マリーちゃんは私を訪ねて・・・・・という訳でも無さそうですね。補習授業部にどういった用事で?」
「あ、はい。本日は補習授業部の白洲アズサさんを訪ねてこちらに参りました。伺った所、ここにいらっしゃると聞きまして」
「私?」
「はい。あ、それと伏黒トウジさんという方もいらっしゃると聞いてるのですが・・・・・・」
『僕・・・・・・・?』
自分で自分を指差し首を傾げる
「なに、アンタ何かやった訳・・・・・・・?」
『うーん・・・・・・心当たりが多すぎて一つに絞れへん・・・・・・・・』
「何をやったの!?」
ここに来る道中で片っ端から生徒に喧嘩売って、ティーパーティーの一人に暴言の嵐。前にはヒフミに会いに騒ぎ起こしまくって正実に迷惑掛けまくったし・・・・・・・あぁ2年前には戦争の火種も作ったな。うーん、ギルティ
「えっと、そういうのではなくて・・・・・・・トウジさん宛の手紙を預かっていまして」
『手紙・・・・・・・・?』
マリーから封筒を受け取る
『誰からや?』
「申し訳ありません。その手紙を持って来てくれた方から決して他言しないよう言われていまして・・・・・・・・・」
『ほーん・・・・・・まぁええわ。中見れば分かるやろ』
そう言って俺は教室の隅の方に移動して中を確認した
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久しぶりだねナオヤ。この手紙を読んでいるという事は前に私が言った通り、ナギサの面倒事に巻き込まれていると思っていいかな
出来れば会って紅茶の一杯でもと思っていたのだが事情があって君と会う事が出来ない。すまないね
ナギサかミカから私は入院中だとでも聞いていると思うが私の事を知っている君なら違和感を覚えただろう
そうだ。確かに私は身体が弱いけれどもよっぽどの事でも無ければ入院しなければいけない程ではない
シャーレとはいえあくまで部外者だから隠したんだろうけども、私は寝込みを謎の人物に襲撃されてヘイローを破壊された。いや、今の時点では破壊された事になっている筈だというべきか
予知で襲撃を回避出来るのではと思ったかい?無駄さ、未来は収束する。襲撃も、この先に訪れる暗雲も回避する事が出来ない未来だ
あぁ、安心してくれ。襲撃は回避出来ないが私のヘイローが壊される事は無い
これに関しても収束した未来。最終的に大怪我を負う事にはなるが結局はそこまでだ
つまるところ何時ぞやの君の真似、死んだフリさ。まぁ君と違って何時目覚めるのかは分からないのだがね
いや、もしかすると目覚める事は無いのかもしれないな
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ナオヤ、私は諦めたんだ
誰の手にも負えないような、二度と太陽を拝めるとは思えなくなるような。そんな暗雲が今ゆっくりと押し寄せてきている
どうにかしようと思ったさ。これが未来を観測する事が出来る私の役目だと思ったからね
でもダメだった。いくら考えても、何度予知夢を見ようとも結末は同じ、破局した未来だった
だけどもナオヤ、君は違う
呪力によって私の予知では観測出来ない君だけはこの収束した未来から逃れられるかもしれない
こんな事を言っても君は素直に従うとは決して思わないが、それでも言わせてくれ
今回の件を最後にシャーレと関わるのを止めるんだ。そしてアビドスのいち生徒として残りの学生生活を過ごしてくれ
でなければ君は近い未来で死んでしまうかもしれない。仮に死ななかったとしても生き地獄を味わうかもしれない
そんな予感がするんだよ。未来の見える私が“予感”なんて言葉を使うのも変な話だけどもね
君の未来に幸あらんことを
どうか君が私の忠告を受け入れてくれる事を願っているよ
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『・・・・・・・・・・ハァ』
俺は溜息をつきながら手紙を封筒に入れて懐に仕舞う
(色々と物騒だなぁオイ・・・・・・・・)
まずセイアが襲撃されたという事
セイアの事が確定事項だったとしても襲撃に関して何かしらの対策は講じていた筈。だがそれでも襲撃された
トリニティの重役で未来の見えるセイアが対策しても尚とは、襲撃者は相当な手練れという事だ
トリニティに恨みを持つ誰か、
(ナギサが裏切り者探しに対して過剰になってる原因か・・・・・・・そして)
近い未来で俺が死ぬ。もしくは生き地獄を味わう何かがある
シャーレから離れれば回避出来るかもしれないという事は先生がそれに巻き込まれるという事
ここに書かないという事はどうせ回避しようの無い未来だから書いても無駄だとでも思っているのか・・・・・・・・・・
(例えシャーレを離れたとしても先生に何かあれば問題だろうに・・・・・・・)
まぁセイアもそれを分かっているから言っても無駄だとしても忠告したのだろうが
そして今回の件が終わったらというセイアの言葉からいうに補習授業部と関わる出来事では起こらない
補習授業部が終わった後、近い未来、直近の大イベント・・・・・・・・・
『・・・・・・・・・エデン条約?』
“エデン条約がどうかしたのかい?”
『ッ!?』
考え事に集中してたらしい、気付いたらマリーとハナコを除く全員が俺の前に居た
『・・・・・・・おぉ、皆してどうしたん。てかマリーちゃんとハナコちゃんは?』
「シスターフッドの人なら帰ったわよ。ハナコはその見送り」
『さよか』
俺の疑問にコハルが答えてくれた。どうやら俺が考え込んでいる内にマリーの用事は終わったらしい
「それで?私達が近づいても気付かない程集中してるなんて・・・・・・・あの手紙に何が書いてあったのよ」
「エデン条約と言っていましたけど・・・・・・・・」
・・・・・・・まぁこの子らに本当の事を言う必要は無いだろ。テストに集中して欲しいし
『知り合いからや。エデン条約に関してゲヘナの上層部がどう考えてるか調査して欲しいってな』
「ゲヘナっていうと・・・・・万魔殿とか風紀委員ですか?」
『そそ。特に万魔殿の議長はトリニティ嫌いなのに割とアッサリ条約の締結に賛同したのが信じられへんのやろ』
「ふーん・・・・・」
“・・・・・・・・・”
『まぁ僕の話は置いといてや。ハナコちゃんが戻ったらテストの結果を踏まえての勉強始めるんやから準備しや君ら』
手を叩いて意識を切り替えさせる
『それじゃ僕は食堂の方にいますんで何かあったら連絡してくださいな』
“分かったよ。テストの採点有難うねトウジ”
『あいあい~』
そう言って俺は教室を出る
(はてさて・・・・・・・・)
教室を出て扉を閉める瞬間に先生の方を見る
“・・・・・・・・”
(くっそ疑惑の目を向けられていて草)
夜に追及されるんだろうなぁ。ダルぅ~・・・・・・・・・
取り敢えず分かりやすい手書きのフォントを使いましたけど自分の中ではセイアってもっとキッチリとした綺麗な字を書くイメージなんですよね
言っちゃうとそれっぽいフォントを捜すのが面倒だったんですッ・・・・・・!
もし、良い感じのフォントがあったら教えて欲しいです
ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2
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