キヴォトスinドブカス成り代わり   作:ソリダコ

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暑かったり寒かったり、かと思ったらまた列島横断系の台風が来るのだとか・・・・・・・・・

何とか現象で今年は大雪なんて話も聞くしで更に休日の引きこもり具合が加速しそうです

でも去年も何とか現象で大雪とか言ってた割には全く積もらなかったんですよね。何なんですかねアレ


存在しない補習授業部の思い出

“ちょっと!?何呑んでるの!?”

 

「いいじゃないですか少しぐらい!」

 

“ラッパ飲みを少しとは言わないよ!?というか少しでもダメだからね!?”

 

「おじさん的にもう限界なんですよ!酒でも飲んでないとハゲながら胃に穴が空きそうなんですよ!」

 

“トウジはまだ17歳でしょ!ハゲないし胃に穴も空かないしお酒は飲んじゃダメなんだよ!”

 

酒を奪おうとする先生とそうはさせまいとする俺との取っ組み合いが始まり困惑する3名と頬を染めながらこちらを見る1名

 

「えっと・・・・・・・・・・」

 

「話す内容纏まった?なら話してくれ。ほら、先生も少しは落ち着いて下さいよ」

 

“誰のせいだと・・・・・・・・!”

 

最終的に俺がボトルの中身を飲み干した事でこの争いは決着した

 

 

「・・・・・・・皆にずっと隠していた事があった。でもここまで来たらもうこれ以上隠しておけないと・・・・・・・・・ティーパーティーのナギサが探している【トリニティの裏切り者】は私だ」

 

「・・・・・・・・はい?」

 

「・・・・・・・え?きゅ、急に何の話・・・・・・?」

 

「・・・・・・・・」

 

「私は元々アリウス分校の出身。今は書類上の身分を偽ってトリニティに潜入している」

 

「あ、アリウス?潜入・・・・・・・・?」

 

「・・・・・・えっと、何それ?アリウス・・・・・・?どういう事?」

 

「アリウス分校・・・・・・かつてトリニティの連合に反対した分派の学園です。その反発のせいでトラブルとなり、その後はキヴォトスの何処かに身を潜めてひっそりと過ごしていると聞きましたが・・・・・・・」

 

「そう。私はここに来るまでずっとアリウスの自治区にいた。アリウスとしての任務を受けて今はこうしてこの学園に潜入してる・・・・・・・」

 

「任務・・・・・・?」

 

「・・・・・・・ティーパーティーの桐藤ナギサ、彼女のヘイローを破壊する事。そしてこれは途中から追加された内容だが伏黒トウジについての情報収集だ」

 

「・・・・・・・・っ!?」

 

「嘘でしょ!?そ、それってつまり・・・・・・・・」

 

「あれ、俺・・・・・・・・?」

 

「・・・・・・・アリウスはティーパーティーを消す為なら何でもしようという覚悟でいる。アリウスはまずティーパーティーのメンバーであるミカを騙して私をこの学園に入れた。詳細は知らないけどきっとトリニティと和解したいとかそういう嘘をついたんだろう」

 

「成程、ミカさんを・・・・・・確かに彼女は政治には向いてないと言われていましたが・・・・・・・」

 

「そして私がシャーレが担任とする補習授業部に入ったと報告した際にトウジさんの情報収集任務を言い渡された」

 

「何で・・・・・・・?」

 

「私も詳しくは知らない。ただマダムがトウジさんの情報を欲しがっていると・・・・・・・・・」

 

「マダム・・・・・・?」

 

“何で忘れてるの?ほら、前にトウジが飛ばされた場所の・・・・・・・”

 

「あぁ、ゲロフルーチェが居た・・・・・・・・・・」

 

「誰だそれは?」

 

“ベアトリーチェね。それにしても、そこがアリウスだったのか・・・・・・・・・・という事はゲマトリアの一人がナギサの命を狙っている・・・・・?”

 

「トウジさんの件は兎も角、恐らくは全てが終わった後にその罪をミカさんに着せる・・・・・・そういう流れを想定しているのでしょうか。アリウスがトリニティを憎んでいる事は知っていましたが、成程・・・・・・・・」

 

「ま、待って・・・・・・・急に何の話・・・・・・・?いや、嘘だとは思わないけど、別に今の私達とは関係無いじゃん・・・・・・・・?アリウスの事はよく分からないけど、それが私達の補習授業部とどういう関係がある訳・・・・・?アズサは何で急にそんな話をしてるの・・・・・・?」

 

「・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・明日の朝、アリウス分校の生徒達がナギサを狙ってトリニティに潜入する。私は、ナギサを守らなきゃいけない」

 

「あ、明日・・・・・!?」

 

「!?」

 

「うん、私はそれをどうにか阻止しないと」

 

「本館には戒厳令が出ている状態・・・・・・最後の試験でのナギサさんの無茶もあって正義実現委員会は本館にいないタイミング・・・・・・成程、要人襲撃には最適な日ですね。アリウスも大分頭は回るようです」

 

「自業自得、と言えばそうだが・・・・・・・・流石に命を取るとなると・・・・・・・・・・」

 

「ま、待って!おかしくない!?よ、よく分かんないけどアズサはティーパーティーをやっつけに来たんでしょ?なのに守るってどういう事?話が合わないじゃん!」

 

「それは・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・アズサちゃん自身は最初からその目的でトリニティに来た。そういう事ですね?」

 

「・・・・・・・!」

 

「最初からナギサさんを守る為に、ナギサさんを襲撃する任務に参加した・・・・・・いわば二重スパイ。アリウス側には連絡係として常に問題無いとずっと嘘の報告をしながら・・・・・本当は裏切る為の準備をしていた・・・・・・・・どうしてナギサさんを守ろうとするんですか?それは、誰の命令で?」

 

「・・・・・・これは誰かに命令された訳じゃない、私自身の判断だ。桐藤ナギサがいなければエデン条約は取り消しになってしまう。あの平和条約が無くなればこの先、キヴォトスの混乱はさらに深まるだろう。その時また、アリウスのような学園が生まれないとは思えない・・・・・・・」

 

「だから平和の為に、という事ですか?・・・・・・とっても甘くて、夢のような話ですね。今回の条約の名前と同じくらい、虚しい響きです」

 

「・・・・・・・」

 

「アズサちゃんは嘘つきで、裏切り者だった・・・・・・・・トリニティでも本当の姿を隠し、アリウスでも本音を隠していた。アズサちゃんの周辺には、アズサちゃんに騙された人達しかいなかった、ずっと周りの全てを騙していた・・・・・そう言う事であってますか?」

 

「ハナコちゃん・・・・・・」

 

「・・・・・・・いつか言った通りだ。私は皆の事も、皆の信頼も・・・・・・皆の心も裏切ってしまう事になる、と」

 

「アズサちゃん・・・・・・・・・」

 

「だから、彼女が探している【トリニティの裏切り者】は私。私のせいで補習授業部はこんな危機に陥っている。本当にごめん。私の事を恨んでほしい。今のこの状況は全て、私がもたらした事だから・・・・・・・・」

 

“・・・・・・・・それは違うよ”

 

「・・・・・・・先生?」

 

“元々の原因はきっと、【信じられなかった事】の方。ナギサがもっとヒフミを、ハナコを、アズサを、ハスミとコハルを信じていたら。ミカがもっと、ナギサの事を信じていたら。もっとお互いがお互いを深く信じていたら、こんな事にはならなかった”

 

・・・・・・・・・こいつ等が疑われるような事やってたからっていうのは空気を読んで言わない方がいいのだろうか

 

「そうですね、そうかもしれません。今のナギサさんのように、誰も信じられなくなってしまった人を変える事は難しいです。誰かを信じるという事は元々難しいですし・・・・・・・ですがアズサちゃんは私達にこうして本心を語ってくれました。黙り続ける事も出来た筈なのに、謝ってくれました」

 

「・・・・・・・・ごめんなさい、先程のは何と言いますか、どうしても意地悪したくなってしまったんです。アズサちゃんの真っ直ぐな顔を見ていると、何だか心が落ち着かなくなってしまって」

 

「・・・・・・・・・」

 

「補習授業部はちょっと変わった意味で、ある種の舞台のように注目を浴びる存在として生まれました。本来ならアズサちゃんのようなスパイはこんな注目される所に長くいてはいけない筈です。誰にも気付かれないように消える・・・・・・・そういう手段やタイミングは今までいくらでもあった筈・・・・・・・・しかしアズサちゃんは、そうしませんでした」

 

「・・・・・・・・」

 

「その理由を、私は知っています・・・・・・・補習授業部での時間があまりにも楽しかったから。そうではありませんか?」

 

「・・・・・・・・!」

 

「皆で一緒に勉強したり、ご飯を食べたり、お洗濯をしたり、お掃除をしたり・・・・・・何をしても楽しい事ばかりだったから。だからこの楽しい時間を壊したくなかった・・・・・・・・目標に向かって皆で努力する事、皆で知らなかった事を学んでいく事が楽しかったから・・・・・・・違いますか、アズサちゃん?」

 

「それは・・・・・私は・・・・・・・いや、うん。そうかもしれないな。何かを学ぶという事、皆で何かをするという事・・・・・・・・その楽しい時間を私は手放せなかった。まだまだ知りたい事が沢山ある。海とか、お祭りとか遊園地とか・・・・・・行きたい所も、知りたい事もまだまだたくさんあって・・・・・・・」

 

「アズサちゃん・・・・・・・・」

 

「何だか知ったような口をきいてしまいましたが・・・・・・分かるんです、その気持ち。何せ・・・・・・はい。同じように思った人が、いたんです」

 

「・・・・・・・・・・?」

 

「何故か要領が良くて、何をしても周りから煽てられてしまうようなタイプで・・・・・・・その人にとってトリニティ総合学園は嘘と偽りで飾り立てられた欺瞞に満ちた空間でした。誰にも本心を話す事が出来ず、誰にも本当の姿を見せる事が出来ないまま・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

「その人にとって、全ての事は無意味で・・・・・・学校を、辞めようとしていたんです。何せそのままの生活を続ける事は監獄に居るのと同じでしたから。ですが、その人とアズサちゃんは違いました」

 

「話は一瞬変わりますが・・・・・アズサちゃんは実際に今回の事が終わったら、この学園での生活は終わってしまうんですよね?そもそも書類を偽造して入っていた訳ですし、アリウスの事も最後には裏切るのだとしたら、最終的には帰る場所も戻る場所も無いという事ですよね?」

 

「あっ・・・・・・!」

 

「それを知っていた筈なのにアズサちゃんは・・・・・補習授業部で、いつも一生懸命でした。その人は試験をわざと台無しにして、学園から逃げようとしていたのに・・・・・・一方のアズサちゃんは、短い学園生活に全力でした。どうしてそこまでするのでしょう、そこに何の意味があるのでしょう・・・・・・・・・アズサちゃんがいつも口癖のように言っていた通り、全ては虚しいものの筈なのに」

 

「ですが同時に・・・・・・アズサちゃんはその後ろにいつも言葉を付け加えていました。そうして・・・・・・漸く、その人も気付いたんです。学園生活の、楽しさに。下着姿でプール掃除をしたり、皆水着で夜の散歩をしたり、裸で色々な事を打ち明け合ったり・・・・・・自分をさらけ出せる人達と、そういったよくある事を全力でするという事がこんなにも楽しかったんだと」

 

「・・・・・・・・あれ、なんかコイツ存在しない記憶の話してる?」

 

「裸では無かったけど・・・・・・・・・」

 

「さ、散歩も水着ではありませんでしたよ・・・・・・・!?」

 

「え、やっぱりあれ下着だったの!?」

 

「ふふっ♡・・・・・・・・・・アズサちゃんの言っていた通りです。虚しい事だとしても、最後まで抵抗を止めてはいけませんね」

 

「ハナコ・・・・・・・・」

 

「アズサちゃん、もっと学びたいんでしょう?もっと知りたいんでしょう?皆で色んな事やってみたいって、あの時話したじゃないですか。海に遊びに行くとか、ドリンクバーで粘って夜更かしとか。それを、諦めてしまうんですか?」

 

「だが・・・・・・」

 

「・・・・・・・何も諦める必要はありません。桐藤ナギサさん・・・・・・・彼女を、アリウスの襲撃から守りましょう。そして私達は私達で無事に試験を受け、合格するのです。後からどんな文句も言えないように、掛けておいた罠はそのままに・・・・・・・それでも試験会場に辿り着き、皆で90点以上を取って、堂々と合格するんです。それが今の私達にとって救いとなる、唯一の答えではありませんか?」

 

「・・・・・・でも、そんな事は物理的に不可能な筈・・・・・・・・試験は9時から。アリウスの作戦開始時刻もまた、同じ時間に予定されてる」

 

「ほ、他の方達に助けを求めるとか・・・・・・・・?」

 

「それもそうですが・・・・・・・私達がしっかりと試験に合格する為には、それだけでは足りません・・・・・・・・まずは、私達の方から動きましょう。これまでは様々な嘘や策略の中で弄ばれてきましたが・・・・・・・今度は私達の方から仕掛ける番です」

 

「何せ今ここには正義実現委員会のメンバーと、ゲリラ戦の達人と、ティーパーティーの偏愛を受ける自称平凡な人と、トリニティのほぼ全てに精通した人がいます」

 

「・・・・・・・・?」

 

「へ、偏愛・・・・・!?」

 

「・・・・・・?」

 

「その上、トリニティ最強と言われるツルギさんと同格の強さを持つトウジさんにちょっとしたマスターキーのようなシャーレの先生までいるんですよ?」

 

「いえーい」

 

“ま、まぁ・・・・・・・”

 

「この組み合わせであれば、きっと・・・・・・・・トリニティの転覆なんて数時間あれば十分ですよ♡」

 

「・・・・・・・・はい!?」

 

「えっ、どういう事!?何をする気!?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「何をするも何も、試験を受けて合格するだけです♡作戦内容は一旦、私にお任せ下さい」

 

「ククッ・・・・・・・アッハッハッハ!!」

 

俺は懐に隠し持っていて話し中にこっそり飲んでいた()()()()()()()()()()を床に叩きつける勢いで置く

 

「と、トウジさん・・・・・・・?」

 

“・・・・・・・え、あれ!?いつの間に二本目を!?”

 

「いい、それでいい。ハナコ、俺も混ぜろよ。ナギサといいゲロババアといい、いい加減俺も限界だ!面白おかしく引っ掻き回してアイツ等の渋顔でも見ないと気が済まねぇ」

 

「ふふっ、同感です♡ゲロババアが誰かは存じ上げませんが・・・・・・・・・ナギサさんには私もお返しをしたいと思っていたんです♡」

 

「アハハハハハハハ♪」

 

「うふふふふふふふ♡」

 

「ね、ねぇ先生。アイツ等止めなくてもいいの・・・・・・・?」

 

「あうぅ・・・・絶対に碌でも無い事になるかと・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

“うーん・・・・・・・・・・”

 

「さあ、今こそ力を合わせる時です。行きましょう!」

 

「奇跡のカーニバル 開 幕 だ

 

“ふ、不安だ・・・・・・・・・”




どうしよう・・・・・・・省略出来る部分が無さすぎてほぼ原文のままになってしまってる・・・・・・・・!

こういう時にオリジナリティな文章を作れる才能があればって思うんですけどねぇ・・・・・・・中々に難しい

次回はきっとはっちゃけると思うのでユルシテクダサイ・・・・・・・・・

ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2

  • 星の怒りを使ってくる平塚先生の生徒
  • 偉大なる航路で活動している賞金稼ぎ
  • 暇潰しで雄英に通っていた相澤先生の先輩
  • アグネスタキオンに絡まれる自称一般人
  • 二科生で風紀委員のやる気の無い先輩
  • 翠屋常連の似非関西弁のお兄さん
  • ダンジョンに行かないヘスティア神の眷属
  • 犯罪都市米花町に迷い込んだニセカス
  • 任務を平気でサボる鬼殺隊最速の柱
  • 特化クラスⅦ組の胡散臭い副担任
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