偶然にも仕事の休日が被ったので死滅回遊の先行上映と舞台挨拶の生中継を見てきました!
ドブカスが喋ってるし動いてるしで最高!
いや、まぁ他にも見所は沢山あったんですけどね?やはり個人的に一番の印象はドブカスだったんです・・・・・・・・・
それと直毘人とはまた違った投射呪法の描写も見れて『それってアリなんだ・・・・・・』みたいな術式の使い方も見れたので今後のニセカスの戦闘描写の参考になりましたね
残念な所があるとすれば上映だから録画などで何度も見返せないという所ですかね?
先行上映を見た事でより年始の放送が楽しみになりました
特に描写とかしていなかったのですが今回と前回と前々回の間はそれぞれ数日空いている設定です
なのでニセカスはミレニアムからゲヘナに直行した訳ではありませんのでそこの所宜しくお願いします
「失礼します。マコト議長、シャーレの禪院ナオヤが議長との面会をしたいといらしているのですが」
「構わん、通せ」
「はっ、承知いたしました」
マコトの返答に万魔殿の生徒は敬礼をして部屋を出て行った
「キキッ、漸く来たか。待ちわびたぞ・・・・・・・・・・!」
「マコト先輩、ナオヤさんを呼んでいたのですか?」
椅子に座り腕を組みながら笑うマコトにイロハは読んでいた本を閉じて聞いた
「いいや、呼んでいないさ。だが近いうちに私を訪ねて
「・・・・・・・あの人がわざわざマコト先輩に会いに?」
ナオヤは基本的にマコトの対応が面倒だと言って万魔殿への用事を先生かユメに丸投げしている事をイロハは知っている
それでも彼が万魔殿に居る時の理由としてはイブキの誘いを断り切れず半ば嫌々来ているか万魔殿の誰かに対してガチギレしている時だ
「・・・・・・・・・大丈夫なんですか?」
理由が前者ならまだ良い。面倒事と言えばイブキをナオヤに取られたと凄まじく不機嫌になるマコトが鬱陶しいくらいだから。しかし後者だと非常に不味い。何せ心当たりがありすぎる
マコトが万魔殿の幹部達にも内密に個人で進めていた計画
それはエデン条約の調印式中にアリウスを利用しトリニティのティーパーティーとゲヘナ風紀委員の空崎ヒナ委員長を始末するというもの
結果的にそれは失敗に終わり万魔殿もマコトの浅はかさによってほぼ無関係なイロハ達も含めて痛い目に遭う形となった訳だが・・・・・・・・・・
問題はアリウスの襲撃によって連邦生徒会の重鎮とも呼べるシャーレの先生とその右腕的な存在である禪院ナオヤが重症を負った事だ
救急医学部のセナ部長からの報告によると二人は冗談でも何でもなく死ぬ一歩手前と言えるレベルだったらしい
それを聞いたイロハ達は死を覚悟した。飛行船爆破で負った怪我ではなくナオヤの先輩である梔子ユメの襲撃を恐れて
今もイロハと同じ万魔殿の幹部であるサツキとチアキはナオヤの来訪を聞いて表面上は普段通りだがよく見ると冷や汗を掻いて体も微妙に震えている
普段通りなのはアリウスとの繋がりが身内以外誰にもバレていないと自負しているマコトとナオヤやユメの事を面倒見の良い優しい先輩だと思っているイブキだけ
「心配するなイロハ。アイツが私の下に訪ねて来る理由なぞ協力要請以外考えられん」
「協力要請ですか?」
自身満々に言い切るマコトにイロハは訝しむ
「傍から見れば・・・・・・・・・いや、実際に我々もアリウスによって多大な損害を被った被害者だ。そして私はそんな輩をみすみす逃す程の愚か者では無い」
「まさかマコト先輩はアリウス自治区への行き方を把握しているんですか?」
「いいや、
「ナオヤさんもそう考えたからマコト先輩を訪ねて来たと?」
「キキッ、そういう事だ!」
(そう簡単に上手く事が運ぶでしょうか・・・・・・・・・・?)
実際マコトの計画が上手くいった事はそこまで無い。せいぜいが風紀委員会に対しての陰湿な嫌がらせ程度
そしてキヴォトスに存在する勢力でアビドス程予想通りに事が運ぶ事が困難な所も無いとイロハは思っている
いち早くシャーレの重要性に気付き先生の部下となった禪院ナオヤ
先生の指揮があり便利屋を味方に付けたとはいえ主戦力を欠いた状態で戦力が何倍もある風紀委員会を撃退した1,2年の後輩達
ゲヘナのトップであり誰かに従う事を物凄く嫌うマコトを大人しくさせた梔子ユメ
(((不安だ・・・・・・・・・・・・)))
イロハもサツキもチアキもマコトの言う通りに事が進むとは思っていない
思うのは矛先がマコト以外に、せめて自分とイブキに向きませんように。それだけだった
・
・
・
・
・
「・・・・・・・さてと、だ。単刀直入に聞く。テメェ等、アリウスと結託してやがったな?」
(((やっぱり駄目だった・・・・・・・・・・・!!)))
万魔殿の応接室に案内され椅子に座って出されたお茶を飲んでのナオヤが放った開口一発目でイロハ達の不安は見事に的中した
「キキッ・・・・・・さて、何のことだ?」
ナオヤの問いにマコトは普段と変わらない態度で答える
「・・・・・・・・・・・」
そんなマコトをジト目で見るナオヤ
「キキッ、まぁいい。お前との仲だ正直に言おうではないか・・・・・・・・・ただ貴様の言う結託と言うには語弊があるな。結託では無く支援をしていたと言ってくれ」
「・・・・・・・・・・・」
「私はトリニティを潰そうと裏で動いているアリウスの存在を知ってこのままだとエデン条約を結ぶ上での障害になりうると考えた」
「・・・・・・・・・・・」
「奴ら程度を潰すのは簡単だ。だがそれではいかん。トリニティからのゲヘナの印象は角付きの暴力集団・・・・・・・・例え遥か昔に淘汰されたとはいえ嘗てはトリニティのいち派閥であったアリウスを力でねじ伏せては例え条約を結べても何れ何処かで不和を呼ぶ」
「そう考えた私はまずは物資の支援と対話でアリウスとの信頼関係を築くことから始め・・・・・・・・・・・いずれは良き隣人になれると私は思っていたのだがな」
「マコト先輩・・・・・・・・・・」
落ち込むマコト*1を傍で心配そうに見つめるイブキ
マコトは大丈夫だと、そう言い聞かせるようにイブキの頭を撫でる。今のマコトの顔は哀愁を漂わせる、そんな顔をしていた*2
「あの飛行船もアリウスからの友好の証だと言って送られたものだ・・・・・・・・まさか我々を葬る為に大量の爆薬が仕掛けてあるとは思いもしなかったがな。お陰で我々も深手を負ってしまい風紀委員に仕事を回さざる負えない始末だ」
「大事な部下達を危険な目に合わせたのは私の甘さが原因だ、それは認めよう。だがやられっぱなしというのは性に合わん。アリウスがあくまで我々と敵対するというのであればもう容赦はしない」
マコトは先程の哀愁漂わせる顔とは打って変わっていつも通りの笑みを浮かべながらナオヤに向けて手を差し出す
「私に力を貸せ、禪院ナオヤ。シャーレと万魔殿が手を結べばアリウスなど丸裸も同然だ。共に奴らに目に物を見せてやろうではないか!」
「・・・・・・・・・・・・ハァ。イブキ」
「なぁにナオヤ先輩?」
マコトの演説を聞いたナオヤは腕を組んで暫く考え込んだ後に溜息を吐いた後にイブキを呼んだ
「少し話が長くなりそうだ。食堂でフウカがイブキ達の快復祝いのケーキ作ってるから取りに行って来てくれないか?」
「ケーキ!?ほんとに!?」
「ほんとほんと。なんなら丁度フウカ達の休憩時間と被るだろうし向こうでアイツ等とお茶飲みながら摘まみ食いしてきても良いぞ」
「イブキそんな事しないよ!?」
「本当かぁ?まぁいい。どうせこっちは話し合いが終わるまで食う暇なんてないだろうしフウカ達の話し相手になって時間を潰しててくれ」
「はーい!」
「ナオヤさんの言う通り急がなくて良いですからね。転ばないように気を付けてください」
「いってらっしゃいイブキちゃん」
「お使い頑張って!」
「キキッ!これはイブキだからこそ任せられる重要なミッションだ。細心の注意を払って行動するように!」
「了解ですマコト先輩!それじゃあ行ってきまーす!」
イブキは先輩達に声を掛けられた後、マコトの言葉に対して彼女の部下がやっている敬礼の真似事をした後に手を振りながら食堂へと走って行った
・
・
・
・
・
「──────さて」
「「「!!」」」
イブキの走り去る足音が消え応接室に沈黙が落ちた後、ナオヤの一言でマコトを除く3人は部屋の空気が一気に重く感じた
本音を言うのであればイロハ達はイブキと一緒に応接室から出て行きたかった
図太いのかただ鈍感なだけなのかそれとも自分の話に酔っていたからかマコトは気付いていなかったが彼女が言葉を紡ぐたびにナオヤは段々と近寄りがたい不機嫌そうな雰囲気が出ていた
そうしなかった理由はイブキの目を盗んでナオヤに睨まれたから
言葉に発さずとも3人はその意図を理解した。『テメェ等は残れ』そういう目だった
「お前との仲だ、俺も正直に言おう。俺は端からテメェがトリニティとエデン条約を結ぶだなんて微塵も思っちゃいなかった」
「ほう?」
ナオヤの言葉に対して楽し気に反応するマコト
「故に調印式の日取りが決まった際に俺はナギサに条約の内容を教えて貰った。ティーパーティーとの対等な立場だなんてお前が認める筈が無い、だから何かしらの無茶苦茶な条件を付けたんだとな」
「キキッ、私の事をよく分かっている・・・・・・・・・が、今回の条約に関しては私やヒナの居なくなったゲヘナの未来を考えての事だ。故に私の私情は抜きにすると決めていた。現に条約に関しては対等であっただろう?」
「そうだな。しかしだ、それならどうしてお前はエデン条約を無かった事にした?ゲヘナの未来を考えているなら再度改めて調印するべきだと思うが」
「フン・・・・・・・・聞けばトリニティの自治区のありとあらゆる場所にアリウスの隠れ家へと続く抜け穴があるというではないか。そんな何時再び寝首を掻かれるかもしれないような危険地帯に可愛い後輩を向かわせられるとでも?否、断じて否だ!」
マコトは興奮した様子で机を叩きながら立ち上がる
「優先すべきはアリウスの排除!奴らの根城を占領しトリニティ自治区の安全の確保!・・・・・・・それが叶わないというのならエデン条約など夢のまた夢だ」
「・・・・・・・・・成程。確かに御尤もだ」
「だろう?そしてそれを成す為には
「調印式の時にお前等が乗ってた飛行船。あれ、アリウスから貰ったと言ってたよな」
「言ったな」
「調印式のゴタゴタがある程度落ち着いた時にヒナが言ってたんだよ。あんな物をお前等が作ってただなんて全く知らなかったって」
「普通あんな大きなもんを作るってんなら自分らでだろうが外注でだろうが多かれ少なかれ情報が回る筈だ。なのに知らなかった・・・・・・あの
「キキキッ、それはそうだろう。作られたのは恐らくアリウスの自治区。受け取る際は私が細心の注意を払っていたのだからな!」
「ヒナへのサプライズと嫌がらせの為にか?相変わらず才能の使い方が訳分からんな・・・・・・・・・・・」
「それで?それが何だと言うんだ?」
マコトの疑問にナオヤは懐から掌サイズの機械を取り出した
「・・・・・・・・・それは?」
「調印式の襲撃の後の話だ。何かしらアリウスへの手掛かりが無いかとツルギ達と協力して色々探し回った・・・・・・・お前等の乗って来た飛行船の墜落跡も含めてな」
「そして燃え盛る墜落跡の付近に奇跡的に原型を留めている小型の機械が落ちていた」
「・・・・・・・・・・・」
「ただまぁ原型を留めているってだけで壊れていたんだが・・・・・・・流石天才集団のミレニアム、見事に直してくれた」
「そして分かったのはその機械が飛行船に仕掛けられていた盗聴器の類だったという事だ」
「ッ!?」
ナオヤの言葉に動揺を見せるマコト
「なんでそんな物を?と思ったが・・・・・・・・・・成程。あの飛行船がアリウスからお前等に送られた物というなら納得だ」
そう言ってナオヤは取り出した機械のスイッチを押す
・
・
・
・
・
『キキキキキッ!!成功だ!これぞ計画通りっ!キヒャヒャヒャヒャッ!!』
『これで邪魔者は全て消える。ティーパーティーも、あの目障りだったヒナも!』
『分かるかイロハ、これぞ一石二鳥ってやつだよ』
『何を隠そうこのマコト様は、トリニティを恨んでいるアリウスと前々から結託していたのさ!』
『ティーパーティーの内紛も、クーデターも、私は最初から知っていた。全ては今日の計画の為に!』
『何時まで経っても姿を現さないティーパーティーの奴らをおびき出す為、あくまでその為に条約へ同意する振りをしていたのさ』
『そのついでにヒナまで片付いた。こんなラッキーな事はない!キキキッ!』
『アリウスは多大なサポートをしてくれた。この飛行船だって私達の友好の証としての贈り物・・・・・・・・敵の敵は味方ということだよ、キキキキッ!!』
『さぁ、アリウスに連絡を。本格的にトリニティの壊滅戦を始めようじゃないか』
『ヒナにナギサ、私の邪魔者はもう誰もいない!今こそトリニティをキヴォトスの地図から消し去る時だ!』
・
・
・
・
・
机に置かれた機械から飛行船内でのマコトとイロハの会話が再生される
その時の会話を聞いていなかったサツキとチアキは冷めた目でマコトを睨み、イロハは目を瞑りマコトの終わりを悟った
マコトは白目の状態で大口を開けながら固まっている
「──────さて」
「ッ!!」
今回はマコトもナオヤの一言で先程よりも空気が重くなるのを感じた
マコトがナオヤを見る・・・・・・・・・・彼の顔は笑っていた
「マコト、弁解でも釈明でも言い訳でもあるなら言ってみろよ。聞くだけ聞いてやるからよ」
笑うという行為は本来攻撃的なものであり獣が牙をむく行為が原点である
ナオヤの顔を見たマコトはふと何処かで聞いたそんな言葉が思い浮んだ
ご都合主義とこじつけのオンパレード
今話で終わると言ったな?俺も終われると思ってました・・・・・・・・・
次こそ!次の話こそ調印式編のラスト、になるといいなぁ・・・・・
ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2
-
星の怒りを使ってくる平塚先生の生徒
-
偉大なる航路で活動している賞金稼ぎ
-
暇潰しで雄英に通っていた相澤先生の先輩
-
アグネスタキオンに絡まれる自称一般人
-
二科生で風紀委員のやる気の無い先輩
-
翠屋常連の似非関西弁のお兄さん
-
ダンジョンに行かないヘスティア神の眷属
-
犯罪都市米花町に迷い込んだニセカス
-
任務を平気でサボる鬼殺隊最速の柱
-
特化クラスⅦ組の胡散臭い副担任