キヴォトスinドブカス成り代わり   作:ソリダコ

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ダッコフが面白くて止まらない今日この頃
ガンシューティングにおいてショットガン至上主義な自分ですが実際に運用するとなると中々に難しくて至上主義とは?ってなります

好きな銃はショットガン。盾持ちなら尚最高。ドラムマガジンなら言う事無し
そう言う訳で推しはホシノとコユキとなる訳で

・・・・・・・あれ、俺はピンク髪フェチのロリコンなのか?


空崎、野球しようぜ!!あの馬鹿ボールな

「───────キ」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「キキ、キハ・・・・・・・キヒャヒャヒャヒャ!!」

 

ナオヤの睨みに慄いたマコトだったがそれも一瞬。冷や汗をかきながらも笑みを浮かべ笑う

 

「流石はナオヤだ。偶然とはいえよくぞ私の企みに気付いた!これは中々に成し得ない偉業だぞ?存分に誇るといい」

 

「つーことは認めるんだな?この音声記録の内容が真実だと」

 

「キキキッ、認めた所でどうするというのだ?ヴァルキューレに通報?止めておけ。そんな出自の怪しい音声記録など証拠として認められるものか。仮に私宛に逮捕状が出た所であんな犬っころ共程度などどうとでもなる」

「そんな終わった話よりもこれからの事を話そうではないか」

 

「・・・・・・・・・これから?」

 

「さっきも話しただろう、アリウスだよ」

「奴らは再び現れるだろう。ゲヘナもそうだがお前個人の身柄も狙われていると聞く。だが立地的にはまずトリニティの侵略を始める筈だ・・・・・・・・・・そしてそれはチャンスでもある」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「トリニティとアリウスが争い互いに疲弊しきった時に漁夫の利を狙う。当然向こうもそれを想定してるだろうからそう上手く事が運ぶとは思えん・・・・・・・・・そこでお前だナオヤ」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「お前はシャーレの仕事としてやってきているが本心は私と同じ、トリニティの連中を嫌悪している。これはチャンスだ!あの鬱陶しいティーパーティーを排除しトリニティをキヴォトスの地図から消し去る事が出来る!」

「私の手を取れ禪院ナオヤ。シャーレもアビドスも関係無い、お前個人の力を私は欲している」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「当然、アビドスの生徒達に被害が及ばないよう最大限の配慮はするつもりだ。我々の野望にアビドスを巻き込む訳にはいかないからな」

 

「・・・・・・・・・お前は」

 

「うん?」

 

ここまでマコトの話を黙って聞いていたナオヤが初めて口を開く

 

「今回の事で懲りていないのか?」

 

「懲りる?何をだ?私がキヴォトスを支配する。その最大の障害ともいえるトリニティを地図から消し去るというのは私の中での絶対の至上目標だ。この程度で止めるなどという判断を下す訳がない」

 

「・・・・・・・・・・・それは万魔殿の連中を危険な目に遭わせた上で言ってんのか?」

 

「フンッ、あまりアイツ等を舐めるなよ?確かにイブキに怪我をさせてしまった事に関しては私の人生最大の汚点であり反省点だ」

「しかしイロハ達は危険な目に遭う事を覚悟で私に着いて来てくれている。その問いは万魔殿を侮辱しているに等しい行為だ」

 

ナオヤはその言葉を聞いてチラッとマコトの後ろにいるイロハ達に目を向ける。彼女らは全力で首を横に振った

 

「つまり、お前はイブキ以外の何を犠牲にしてでも野望を達成すると・・・・・・・・・・」

 

「愚問だな。その為の万魔殿でありゲヘナだ」

 

「・・・・・・・・ハァ。残念だよ羽沼マコト──────プレイボールだ

 

「・・・・・・・・は?」

 

ナオヤは溜息を吐きながら懐から【マコト】と刻印された機械を取り出しスイッチを押した

 

デデーン!!

 

マコト、ケツバット!!

 

「「「「・・・・・・・・は?」」」」

 

ナオヤの持つ機械から突然大音量で流れる音声。その内容に理解が追い付かないのかマコト達は口を開けたまま固まった

 

「一番バッター、禪院ナオヤ。よろしゅう」

 

ナオヤは固まる万魔殿の面々を無視していつ何処から取り出したのかバットを手に立ち上がる

 

「ちょ、ちょっと待て貴様!これは一体どういう事だ!?」

 

いち早く復活したマコトがバットを手に素振りをしているナオヤに問いかける

 

「どういう事かっと聞かれてもな・・・・・・・・そもそものっ話なんだが俺は別にっお前を矯正局にぶち込もうとかはっ考えてなかったんだわっ」

 

「素振りを止めろ貴様ァ!!」

 

マコトが叫ぶとナオヤは素振りを止めてバットを肩に担ぐ

 

「ぶっちゃけぶち込もうと思えばぶち込めるが・・・・・・・・まぁ矯正局にぶち込んだところで心を入れ替えるタマとは思えないしお前が不在の間のゲヘナの事を考えたらデメリットが多い訳だ」

「しかしだ。だからと言ってこのまま無罪放免というには納得しない奴らがいる。故に俺は悩みに悩み抜いた結果・・・・・・・・お前をぶっ飛ばす事で鬱憤を晴らす事にした」

 

「さては貴様、酒盛りしながら考えていたな?」

 

マコトの訝しむ目を無視してナオヤはバットを両手に持ってストレッチを始めた

 

「ちょっと待ってもらえますか?」

 

そこにイロハが手を上げながら声を上げる

 

「マコト先輩はこんなのでも一応はゲヘナ学園生徒会である万魔殿の議長です」

 

「イロハ?今私の事こんなのとか言ったか?」

 

「確かにマコト先輩は今回の騒動に関わる容疑者の一人かもしれませんが流石に確かたる証拠もない状態で暴力行為に及ぶ事に関しては色々と問題が──────」

 

イロハが話している中でナオヤは懐から先程のマコトケツバット宣言が流れた機械と同じ物を3つ取り出した

その機械にそれぞれ【サツキ】【チアキ】【イロハ】と名前が刻印されているのが見えてイロハは言葉が止まる

イロハは機械からナオヤの顔へ目を移す。ナオヤの目には一切の光が灯って無かった

 

「──────」

 

ナオヤの目を見てイロハの体から冷や汗が噴き出した。どうやらイロハが想像している数倍ナオヤはキレていたらしい

 

「スゥーーーーーーーーー私はもしもの時の為に救急医学部の方に連絡しておきますね」

 

「イロハ!?」

 

イロハはコンマ数秒で自らが所属する組織のトップを捨てる判断を下した

【邪魔するならお前等も】or【マコトの次はお前等】。何方なのかはナオヤの冷たい目から判断出来ないが出来れば前者が良いなぁと思いながら

 

「ファイトよマコトちゃん!」

 

「ベストショットなリアクションを期待していますね!」

 

「お前らまで!?」

 

どうやら二人も同じ判断を下したようだ。ナオヤの冷たい目と取り出した機械を見なかった事にしてマコトの応援を始めた

 

「よーっし、そろそろ行くぞー・・・・・・・・・・・・・・・・歯ァ食い縛れ

 

ナオヤがバットを構えるとマコトは慌ててナオヤに向けて両手を突き出す

 

「ま、待て待て待て!分かっているのか!?私に手を出すという事は──────」

 

 

ヴンッ

 

 

イロハ達が見ていたのはバットを構えるナオヤにそれを止めようと両手を突き出すマコト。しかし一瞬にしてマコトの体はガラス板のような物に閉じ込められていた

ナオヤの方も気付いたらマコトの後ろでバットを構えていてマコトの尻を目掛けてバットを振るう

 

 

バリンッ

 

 

「づうっ!?」

 

サードゴロ!!

 

ナオヤがバットを振り抜くとガラスが割れる音と共にマコトが解放されそれと同時にナオヤの持つバットから音声が流れた

 

「・・・・・・・・・結構思いっきり振ったつもりなんだが?キヴォトス人の投球設定重すぎだろ、ゴリラかよ」

 

「それ、なんなんですか?」

 

尻を押さえて蹲るマコトを他所にバットを手に文句を言っているナオヤ。イロハはバットを指差してナオヤに問う

 

「これか?これはミレニアムの知り合いに作って貰ったもんでな。スイングスピード、バットに伝わる衝撃、バットの衝撃を受けた部分なんかを色々と計算して打った球が何処へ飛んで行ったかをシミュレーションしてくれるバットだ」

 

「どんな技術の無駄遣いですか・・・・・・・・・・・」

 

見た目はただの木製バットなのにその中に込めれた技術の粋にドン引きするイロハ

そうしているとマコトが尻を押さえながら立ち上がる

 

「き、キキキッ・・・・・・・・!よくもやってくれたなァ!!忘れるなよ、貴様のその軽率な行動によって「(ポチッ)」オイちょっと待て!?」

 

デデーン!!

 

マコト、ケツバット!!

 

「失礼します。二番、天雨アコ。ホームラン目指してぶっ飛ばします」

 

ナオヤの持つ機械から再び音声が流れると扉を開けてアコが入って来た。その手にはナオヤと同じと思われる木製のバットが握られている

 

「あ、天雨アコ!?どういう事だ貴様!」

 

「どういう事・・・・・・・見て分かりませんか?仕事で溜まったストレスを発散しに来たんですよ」

 

「天雨アコ、貴様は自分が何を言っているのか分かっているのか?風紀委員会の行政官如きが万魔殿の議長に手を上げてタダで済むと思っているとでも!?」

 

「あ゛ぁ?聞こえませんねェ?・・・・・・・・私は今、どっかの馬鹿共が寄こした仕事の疲労が溜まりすぎて難聴気味なんですよォ」

 

「・・・・・・・・・イカれた服のセンスしやがって」

 

「聞こえてんですよ!そこのロリコンゾンビ!!」

 

ナオヤが口を押さえながら呟いた小声に指差しながらキレるアコ

 

「おー怖い怖い・・・・・・・・・それじゃあその怒りを一撃に込めて一発行ってみようか」

 

「おい!?ちょっと待─────」

 

 

ヴンッ

 

 

ナオヤはマコトの肩に手を置くと抵抗する間も無く平面化。そのままアコの前に持って行く

 

「どーぞ」

 

「それでは・・・・・・・・・・・・・・いつもいつも私達の邪魔ばかりいい加減にしろッ!!!

 

 

バリンッ

 

 

「ぐあっ!?」

 

ライトフライ!!

 

「チッ、届きませんか・・・・・・・・!」

 

「いや、外野に飛んでるだけ十分にゴリラだろ」

 

「逆に貴方が飛ばな過ぎなんですよ。本当にタマ付いてます?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・お前、思っている以上に限界来てるな?これ終わったらヒナ共々強制休暇だな」

 

「フンッ、貴方に言われなくたってちゃんと休みますよ」

 

「それは重畳」

 

尻を押さえて転がりながら悶えているマコトを後目に話すナオヤとアコ

イロハ達はそれをドン引きの目で見ていた

 

「ぐっ、ふぅー・・・・・・・・・あ、アコ、貴様ァ・・・・・・・・!許さん、許さんぞ!残りの学園生活を平穏に暮らせると思うなよ!貴様が誰を敵に回してしまったかを存分に思い知らせてやる・・・・・・・・・!」

 

尻を押さえながら立ち上がりそう言うマコトに対してマコトを見るアコの目は冷めていた

 

「・・・・・・・・・・・・・・ナオヤ」

 

「へいへい」

 

名前を呼ばれたナオヤは手に持っていた機械をアコに渡す

そして受け取ったアコは躊躇いもなくスイッチを押した

 

「ちょっ!?」

 

デデーン!!

 

マコト、ケツバット!!

 

「3番バッター、空崎ヒナ。ホームラン以外ありえないわ」

 

「キャー!!ヒナ委員長ー!!」

 

音声が流れて部屋に入って来たのはヒナ。ナオヤとアコと同じバットを手に持ち何処から持って来たのか野球用のヘルメットを被っている

 

「うおぉぉぉい!?空崎ヒナ!?貴様は駄目だろ流石に!主に立場とか威力とか色々と問題があるだろうが!?」

 

ヒナの登場に流石のマコトも尻の痛みを忘れて叫ぶ

 

「マコト、先程のナオヤとの会話は聞いていた。流石に今回はやりすぎだと思うわ」

 

「き、キキッ・・・・・・!ならばどうする。風紀委員の牢にでも入れておくか?」

 

「いえ、ナオヤの言う通り貴女を入れた所で意味は無いし寧ろゲヘナのトップのスキャンダル・・・・・・・はバレてもどうでも良いわね。まぁ面倒な仕事がこっちに回ってきそうだし、取り敢えずデメリットが多いからしない。その代わりのコレよ」

 

そう言ってバットの先をマコトに向けるヒナ

 

「ぐっ・・・・・・・・・」

 

「ある人は言ったわ────汝、左頬を打たれたのなら相手の右頬にコークスクリューを打ち込みジャーマンスープレックスで締めなさいと。貴女が全て悪いとは言わないけどやった事への罰は受けるべきだわ」

 

「おい誰だ、コイツにアホな事を教えた馬鹿は!?トリニティの聖典など知らんし一切の興味も無いがソレが間違っている事ぐらいは私でも分かるぞ!!」

 

ヒナの発言を聞いて目を見開き全力で叫ぶマコト

 

「・・・・・・・・・・」

 

「~~~~♪」

 

犯人に心当たりがあるのかアコは隣の人物をジト目で睨み付け当の犯人は目を逸らして口笛を吹いていた

 

「さて、それじゃあ歯を食いしばりなさいマコト」

 

「ま、待て!話し合おう!流石にここまでの目に遭わせられる程の事をした覚えは無いぞ!?何か行き違いがある!」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・残念だけど話し合いの段階は既に終わったわ。ここからは暴力の時間よ、ゲヘナらしくね」

 

マコトの発言にナオヤは溜息を吐き、アコは蔑んだ目でマコトを見る

ヒナは一度目を閉じ何かを考えた後、再びマコトに向けてバットを構え直す

 

「くっ!」

 

流石にヒナの一撃は喰らいたくないのか逃走を図るマコト

しかし出口側にヒナが居る為に窓からの脱出を試みる

 

「手伝うか?」

 

「結構よ。マコト程度の足なら──────私でも余裕で追いつける」

 

「ッ!?」

 

ヒナは床に亀裂が入るほど踏み込むと瞬時にマコトの傍に移動し襟首を掴んで動きを止めた後に軽く上へ放った

マコトは少しだけ空中に浮いたせいで床に足が届かず逃げることが出来ない状態にされ、ヒナはその隙にバットを振りかぶる

 

「待っ!?」

 

バチンッ!!

 

「ア゛ーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」

 

ホームラン!!

 

ヒナがマコトの尻目掛けてバットを振り抜くとナオヤやアコとは違うエグイ音が鳴る

マコトは鶏の首を絞めたような声で叫び尻を押さえながら沈んだ

 

「ふぅ、汚ぇ花火ね」

 

「いや、弾け飛んでは無いだろ」

 

「流石ヒナ委員長!見事なバッティングでした!」

 

 

ナオヤ、アコ、ヒナの三人は尻を押さえた状態で沈んだマコトを囲む

 

「流石に死んだか・・・・・・・・?」

 

流石にピクリとも動かないマコトを見てバットで突きながらナオヤが心配の声をあげる

 

「マコトは昔から不思議と丈夫だったから問題無いわ。どうせ数日もしたら何事も無かったかのように動いているだろうし」

 

「こいつは髙羽かなんかなのか・・・・・・・・・?」

 

「誰ですか?それ」

 

ナオヤはマコトの余りの丈夫さに超人(コメディアン)の存在を疑う

 

「あのー・・・・・・・・・お三方?流石のマコト先輩も懲りたでしょうし、その辺で勘弁してもらえないでしょうか」

 

マコトのあまりにもあんまりな仕打ちに見ていられなくなったのかイロハが口を挟む

 

「そうね。まぁ、マコトの性格を考えたら懲りるか微妙な所だけど・・・・・・・・・」

 

「そうですね。正直もう一発ずつ殴っても問題無いかと」

 

「ただ私個人としてはスッキリしたからこれまでにしようと思うけどアコ達はどうする?」

 

「委員長が満足と言うのでしたら私は問題ありません」

 

「右に同じく」

 

「そういう訳だからこれで終わりにするわ」

 

「有難う御座います・・・・・・・・はぁ」

 

何故私がマコト先輩の為にこんな事を・・・・・・と思いつつも軽く頭を下げて礼を言うイロハ

 

「ハァ~・・・・・やっと終わったのね。生きてる?マコトちゃん」

 

「はい!それではお三方。マコト先輩を沈めた下剋上記念として一枚お願いします!」

 

「お前はそれでいいのか・・・・・・・・・?」

 

「新聞に載せられないでしょうにこんな事・・・・・・・・・・」

 

先程の怯えっぷりが嘘だったかのようにハイテンションで写真を求めるチアキに呆れるナオヤとヒナ

 

「これ、生きてるわよね・・・・・・・・・?」

 

「流石の二人でも命までは取らないかと。それにヒナさんも言ってましたけどマコト先輩は嫌に丈夫ですから大丈夫でしょう・・・・・・・・・ん?」

 

イロハがマコトに近づくと何かが聞こえる。イロハが耳を傍たててみるとマコトが何かを呟いている

 

「・・・・・・・・・・解体だ」

 

「マコト先輩?」

 

「解体だ!!」

 

マコトは額に青筋を浮かべながら立ち上がり叫ぶ

 

「うわっ!急に大きな声を出さないでくださいよ」

 

「万魔殿の議長権限で風紀委員会は解体!これからは私自ら選抜した生徒で構成した新たな組織を設立する!」

 

「はぁ、何言ってるんですかいきなり・・・・・・・・・」

 

「上司に手を上げる部下など不要だという話だ。そんな奴らが運営している組織など何れゲヘナ学園に不和を呼ぶ」

 

「・・・・・・・・」

 

「ハァ!?誰が誰の部下ですってェ?」

 

「ゲヘナなんて不和がデフォルトじゃねぇか」

 

「黙れ!!兎も角ヒナとアコ、貴様らは役職を解任だ!そしてナオヤもだ!只で済むと思うなよ、アビドスに抗議を入れてやる!」

 

「・・・・・・・・・・・はぁ」

 

ナオヤ達を指差して叫ぶマコト。それに対してヒナは溜息を吐いた

 

「やはりこうなったわね・・・・・・・・・・・アコ」

 

「はい、委員長♪」

 

ヒナに呼ばれたアコはナオヤから受け取っていた機械のスイッチを押した

 

デデーン!!

 

マコト、ケツバット!!

 

「き、キキッ!次は誰だ?イオリか?チナツか?それとも別の誰かか?もしくはもう一周?だがな、例え誰が来ようと私は意思を変えるつもりは「失礼しまーす!4番梔子ユメ、宜しくお願いしまーす!」申っし訳御座いませんでしたーーーーーー!!

 

始めは威勢の良い事を言っていたマコトはユメが入室した瞬間に彼女の目の前で土下座

その速度は投射呪法に負けず劣らず、その有様はどっかのメロンパンが感嘆する程の美しさだった

 

「どうしたの?マコトちゃん、なんで謝ってるの?」

 

「今回の件に対しましては私めの浅はかで愚かな企みによって貴女様の大事な後輩に重大な傷を負わせてしまった事に対して大変申し訳無く思いッ・・・・・・・・・・!」

 

「もー!そんな震えながら土下座なんてしないでよー・・・・・・これじゃあ私が悪者みたいじゃん。ほら立って!」

 

そう言ってユメはその怪力をもってマコトを持ち上げて無理やり立たせる

 

「し、しかし・・・・・・・・・・」

 

「いいから!それにマコトちゃんの謝罪は聞き飽きたの。第一──────外でナオヤ君達との会話全部聞いてたから反省してないのは分かってるし

 

「・・・・・・・・へ?」

 

ユメの言葉に茫然とするマコト。よく見ると先程まで笑顔だったユメは無表情になっていた

 

「マコトちゃんの謝罪は薄っぺらいもんね。だからこれも結局は無駄な事、私の自己満足、唯の鬱憤晴らし」

 

ナオヤからバットを受け取ったユメがゆったりとバットを構える

 

歯ァ食い縛れ

 

(あ、これかなりヤバ目のキレ方してる)

 

ナオヤはユメの様子を見て焦り、本気で止めようか考える

 

「ま、待ってくれ!?流石に貴女の一撃は洒落にならない!賠償でも何でも支払うからどうか考え直してくれないだろうか!?」

 

マコトもユメの様子を見てこの一撃は命に関わると察したのか交渉を試みる

 

「マコトちゃん、お尻って二つに割れてるよね」

 

「・・・・・・・・・・はい?」

 

「だから4つにだろうと6つにだろうと割れても誤差だと私は思うの

 

「流石にそれは無理だと思うぞ!?例えゲヘナやレッドウィンターだろうと無法レベルの無茶苦茶な理論だろ!?」

 

「ナオヤ君」

 

「あー・・・・・・・・・・はい。すまん、マコト

 

「おい!?ナオヤちょっと待ッ──────」

 

 

ヴンッ

 

 

バリンッ

 

 

 

 

 

「─────ア゜」

 

 

 

 

 

ユメの一撃を受けたマコトは声にならない叫び声を一瞬だけ上げるとそのまま沈み無事死亡*1

 

その後マコトはイロハが呼んでいた救急医学部が回収。飛行船爆破の時よりも重症と診断され入院と相成った

 

 

食堂へケーキを取りに行っていたイブキはマコトが運ばれた後に戻って来た

マコトが居ない事を不思議がりつつもユメと楽しく喋りながらケーキを食べることが出来て最高の一日となったイブキであった

*1
死んでない




エンジニア部製のバットは握る場所とミートさせる部分だけが硬く他は柔らかい素材で出来ているので軽い物なら兎も角、人なんかに使った場合は重さに負けてフニャっと曲がるのでヒナレベルが思いっきり使ってもそこまで飛びません

ユメのバッティングの結果に関してはユメのスイングに中の機器が耐えられなくてエラー吐いきました


という訳でエデン条約調印式編【完】です!
更新頻度も相まって思った以上の長編となってしまいました・・・・・・・・・

一応次回で祝200話!という事で掲示板回をしたいと思ったのですが前回も言った通り滅茶苦茶難産になりそうなので出来次第200話目にぶち込もうと思いますので宜しくお願いします

想定としては掲示板回とオリ話、後はイベントも1つか2つやりたいなぁと思っています

ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2

  • 星の怒りを使ってくる平塚先生の生徒
  • 偉大なる航路で活動している賞金稼ぎ
  • 暇潰しで雄英に通っていた相澤先生の先輩
  • アグネスタキオンに絡まれる自称一般人
  • 二科生で風紀委員のやる気の無い先輩
  • 翠屋常連の似非関西弁のお兄さん
  • ダンジョンに行かないヘスティア神の眷属
  • 犯罪都市米花町に迷い込んだニセカス
  • 任務を平気でサボる鬼殺隊最速の柱
  • 特化クラスⅦ組の胡散臭い副担任
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