今回の話を書くにあたって初めから読み返しているのですが改めてみると自分って『・・・・・・・』←これめっちゃ使ってるなって思いました
いや、今も結構使ってますけど昔の自分は更に使ってるなって・・・・・・・・・
なんか使う必要の無い場所でも使ってる感があって若干読むのが恥ずかしくなってきました
それと昔の自分はなぜかカイザーPMC理事=カイザープレジデントと謎の解釈してまして・・・・・・何故?
【理事】言うてますやん・・・・・・・・・
特に書いていませんが今回の過去編(仮)は全て先生視点でお送りしております
『こんにちは、禪院ナオヤさん』
それはナオヤの歩く先から突然現れた
黒いスーツを身に纏い顔は影のような黒い無機質な肌。右目にあたる部分が発光しておりそこから顔全体に光る亀裂のようなものが走っている
その人かどうか疑わしい外見をした人物を私とホシノは知っている
“黒服・・・・・・・・・”
「チッ!」
その姿を見るのさえ嫌なのかホシノは普段見せないような険しい顔をしながら舌打ちする
かくいう私もその関係性を事前に聞いていたとはいえゲマトリアと生徒が関わっている光景を見るのはあまり気分の良いものではない
「黒服って・・・・・・・・・」
「ん、カイザーと繋がっててホシノ先輩を騙して実験台にしようとしてたクソ野郎」
「何なのアイツ・・・・・・・・人、なの?」
『・・・・・・・・・誰ですかアンタ』
ナオヤも突然現れた黒服に警戒して腰にあるスタンロッドに手を添えながら構える
『ククッ・・・・・・これは失礼しました。私達の事は【ゲマトリア】とお呼びください。そして私の事は【黒服】とでも。この名前が気に入ってまして』
「・・・・・チッ」
再びホシノが舌打ちをする
『“達”って事はアンタみたいなのがまだ居るのか・・・・・・・・そんで?その黒服さんが俺に何の用ですか』
『単刀直入に申しましょう。私は貴方の事をスカウトをしに来ました』
「こんのックソ野郎!!」
「ホシノ先輩!?」
我慢の限界が来たのかホシノは黒服に向かって飛び蹴りを放つがホログラムなのですり抜けただけで終わった
「ホシノ先輩!これは映像です!」
“ホシノ落ち着いて。ナオヤはこんな奴の誘いなんて受けないし受けてないからこそ今のナオヤがいるんでしょ?”
「そう、だけど・・・・・・・・・・・・うん、ゴメン。ナオヤは馬鹿だけどそこまで馬鹿じゃないよね・・・・・・・・」
「ん、ホシノ先輩とは違う」
「シロコちゃん・・・・・・・・・?」
“まぁホシノの気持ちも分かるけどね・・・・・・・・・”
今の黒服とナオヤは本人達曰くビジネスパートナーみたいな関係らしい。ナオヤは呪力に関してのデータを、黒服はナオヤの欲する情報と技術の提供をしている
更に言えば黒服は契約でナオヤに対して嘘を付けない縛りを結んでいるらしい
それでもナオヤは黒服を完全に信用していなくて自身の情報を全て明かしている訳では無い。そしてそれは黒服も同様だろう
そういうスタンスで成り立っている関係を知っているからこそ私も不安と安心が半々な気分で目の前の光景を見ている訳で・・・・・・・
『スカウト?アンタのとこのゲマトリアとやらに所属しろってことか?』
『えぇそうです。私達は観察者であり探究者であり研究者です。正直に言いますと我々は貴方の宿しているその力、【
『【
『えぇ、そういう意味での恐怖ではありません。ナオヤさんはヘイローを持つ生徒達が纏っている力をご存じですか?我々はその力を【神秘】と呼んでいます。そして【
『その【
『その通りです。勿論タダとは言いません。我々ゲマトリアはカイザーPMC理事との深いパイプがありますのでアビドスの持つ借金の半分くらいならなんとかしましょう』
「ホシノ先輩と同じような事をナオヤ先輩も言われてたんですね・・・・・・・・」
『それと惜しいですが暁のホルス─────小鳥遊ホシノも諦めます』
『あ゛?なんでそこでホシノが出て・・・・・・・いや、ホシノのあの他と比べて異常ともいえる神秘とやらの量、あれが狙いか・・・・・・・?』
『ほぅ、特殊な機材も使わずに神秘を観測しますか・・・・・・・えぇ、貴方の言う通りです。小鳥遊ホシノはこのキヴォトスでも随一と言える神秘を宿しています。故に欲しかったのですが彼女には既にこの話は断られていまして。当然そう簡単に諦めるつもりは無かったのですが貴方が我々の仲間に加わってくださるのであれば小鳥遊ホシノの件は諦めるとお約束します』
『俺も断る』
『ほぅ・・・・・?』
顎に手を添えて軽く首を傾げる黒服に対してナオヤは指を指す
『何者かも分からん、目的も分からん、そっちに所属して何されるかも分からん。そもそも外見からして信用ならん』
「まぁ当然よね」
「お金に困ってるからってこんな誘い乗るほどナオヤ先輩は馬鹿じゃ無いですからね☆」
「ん、ホシノ先輩とは違う」
「シロコちゃ~ん?なんかさっきから言葉にトゲがない?おじさんだって黒服の勧誘は断り続けてたんだけど」
「でも最後の最後で考え無しに受けたよね?」
「い、いや一応おじさんなりに考えに考え抜いた結果であってですね・・・・・・・・・・・」
「その結果私達が大変だった。ぶっちゃけ先生とナオヤ先輩がいなかったらアビドスは終わってた」
「それはそうね」
「うぅ・・・・・・・・・・・・」
「まぁまぁ、ホシノ先輩だって反省してる訳で────してますよね?」
「してるよぉ!?」
四方をユメ、シロコ、アヤネ、セリカで固められ詰められたホシノは自然と正座をしながら弁解をしていた
『・・・・・・・・・クククッ、それは御尤も。確かに貴方からしたら私は信用の無い大人でしょうね・・・・・・・まぁいいでしょう。今日の所は大人しく引き下がる事にしましょう。ですが覚えておいてください、貴方達の立っている場所は崖縁だという事を、遅かれ早かれ私の手を取る事になるのだということを』
『チッ』
『それでは本日の所はこれで。良いお返事を期待していますね禪院ナオヤさん』
ホシノへの説教が始まる傍らで黒服は路地に入り姿を消した
・
・
・
・
・
『・・・・・・・・・・』
黒服が消えてからもナオヤは何かを考えているのか立ち止まったままでいた
「どうしたんでしょうか?」
「・・・・・・・まぁ急にあんなのが現れて謎の組織に誘われたら考え込む気持ちはよく分かるわ」
「それは嘘。考え込むならセリカはあんな見え見えの詐欺に引っ掛からない」
「シロコ先輩それどういう意味!?」
「あはは・・・・・・・・・・」
『・・・・・・・・・はぁ~~~~~~~~~~』
考えが纏まったのかナオヤは空を見上げて長い溜息を吐いた
『何がSKTORSKIKNだ、何がGKENSISNRPGだ。こんなSKIKN聞いて無いぞYOSTAR・・・・・・・銃を撃ち合うのはまだいいが人身売買人体実験は聞いてねぇぞ・・・・・・・』
「ん?」
「は?」
「え?」
“うん?”
「・・・・・・・ねぇ、今誰か先輩が何言ったか分かった人いる?」
セリカの言葉に私を含めて全員が首を横に振った
「何か喋っているのは分かったのですけど言葉として理解が出来ないような・・・・・・・・・・」
「ん、謎の言語・・・・・・・・・もしかしてキヴォトスの外の言葉?」
「でも先生も分からないのよね?」
“うん、私も知らない言葉だね。ただこれは何方かというと・・・・・・・・・”
「・・・・・・・・・ナオヤの放った言葉に何かしらの規制が入った?」
私の言葉にホシノが続く。それを頷く形で肯定した
“そんな感じだね。恐らくナオヤはこの機械を作った何者かにとって不都合な、もしくはこれを見る私達に聞かせられない事を喋ったから意味が分からない音声に差し替えられたんだと思う”
「なにそれ、凄まじく卑猥な発言とか?」
「この状況で卑猥な発言は相当に頭がおかしい人だよセリカちゃん・・・・・・・・・・」
“ホシノはどう思う?”
「・・・・・・・・・・ナオヤは聞いて無いぞって言ってた。つまり誰かに言われて、もしくは教えられて
“うん。私も大体同じ事を考えてた。まぁ考察するにも情報が少なすぎるんだけど・・・・・・・・もしかしたらナオヤには誰にも言っていない
「・・・・・・・・・・昔さ、ナオヤに何でアビドスに来たのか聞いた事があるんだけど」
「ナオヤ先輩はなんて?」
「成り行き、だってさ。勝手に入学先をアビドスに決められてたんだって。最初はキヴォトスでは珍しい男子高校生だから特別な何かがあるんだって思ってたけど・・・・・・・・・・」
「ナオヤ君がアビドスに来たのも何か理由があるのかもね。そういえばカンナちゃんの話じゃ2年生の初めころには先生が来ることを知ってたんだっけ」
「そうなんですか!?」
「先輩、聞いたら教えてくれるかしら・・・・・・・・・?」
「1.はぐらかされる。2.詳しい理由は知らない。3.素で目的を忘れてる。どれだと思う?」
「うへぇ、ナオヤだとどれもありえそうなのが質悪いねぇ・・・・・・・・・・・・」
ユメの出した3択にホシノが苦笑いを浮かべる
『・・・・・・・・はぁ、これは借金を早めにどうにかする必要が出て来たな。現状は利子の支払いだけでいっぱいいっぱいなんだけど・・・・・・』
ナオヤは再び溜息を吐きながらそう言って歩き始めた
『GJSTRTNSIだったら頭カラッポで何も考えずに吹っ飛ばして終わりなんだけどなぁ・・・・・・・』
再び規制(仮)が入りナオヤの言葉が聞き取れない
しかしこれは規制が入ってても分かる。何か碌でもない手を考えている・・・・・・・・・・・
「なんだろ。最初はおじさんの知らないナオヤを知れると思ったんだけど段々と知らない事が増えてる気がするよ・・・・・・・・・」
「そうだねぇ・・・・・・・・・」
ホシノとユメが心なしか疲れた顔をしながらナオヤの後に続いた
シロコ達も言葉に出さないが顔を見る限り同じような事を考えてるだろうし私も同じ気持ちだ
そうして暫く歩いていると段々と視界がホワイトアウトしていく
これで終わりなのか、それとも新たな場面へ飛ぶのか・・・・・・・・・初手からの情報量に楽しみ半分、恐ろしさも同等だった
滅茶苦茶先生と生徒達から考察されていますがキヴォトスに来た理由もアビドスに入学した理由も作者のノリ以上の何かはありません(ネタバレ)
失敗から何も学ばない生徒はキヴォトスに数多くいますが個人的にトップ3はマコト・コユキ・ホシノだと思っています
異論は認めます
謎文字に関してはアルファベットと数字のみ対応だったので文字をアルファベットに直してその頭文字(?)を入力した感じです
例:世界観→(S)E(K)A(I)(K)A(N)
ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2
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