ここ半年くらいハリーポッターの二次創作にはまってよく読んでいます
読んでいて思うのがハリポタ二次創作の作者の人達って誰もがイギリス風(?)な言い回しが上手いんですよね。まぁ実際の言い回しなんて知らないんですが
ああいう上手い台詞回し出来るの凄い羨ましい・・・・・・・・
ちなみに自分は原作どころか映画でさえ不死鳥の騎士団で止まってます
「ここは・・・・・・・・ミレニアムですね」
再び白がかった視界が収まっていき次に見せられた景色はミレニアム自治区の繁華街
先程までの閑散としたアビドスとは違い多くの人が行き交う中でナオヤが電気屋を中心に見て回っているのを見つけた
“ミレニアムに買い物に来てるみたいだね?”
「というよりウィンドウショッピングでしょうか。何かを買いに来たという感じではなさそうです」
アヤネの言う通り電気屋を回っていると言っても店内を歩き回って色々な商品を見ているようだ
「うーん・・・・・・・・・・」
「どしたの?ホシノ先輩」
「いやね?二年前のナオヤとミレニアムの組み合わせって嫌な予感がしてね・・・・・・・・」
「あー・・・・・・・・・・」
ホシノの言葉に何かを思い出したのかユメも苦笑いを浮かべた
“・・・・・・・・・そういえばナオヤってミレニアムを出禁されてたんだっけ?”
「そうなんだよねぇ。ミレニアムの生徒とトラブル起こしてくれちゃって・・・・・・・・実際にほら、今も見張られてる」
「それホント?何処?」
「あそことかあっちとか」
そう言ってホシノの指差す先を見ると確かに何人かのメイド服を着た生徒が物陰に隠れてナオヤの事を見ていた
「ほんとにいた・・・・・・・・・・」
「映像だからか気配とかは分からないけど実際はもっといるのかも。ナオヤも見られてるのには気付いてるだろうね。アレ、商品見てる振りして周り探ってるんだと思うよ」
「何で先輩達は1年の時から戦闘民族やってんのよ・・・・・・・・・・」
「うへぇ、アビドスの風土とかかなぁ?」
“まぁ風土かどうかは兎も角として。あれってC&Cだよね?”
「C&C?」
「ミレニアムの生徒会直轄の特殊戦闘部隊。物騒な言い方すると掃除屋だね!」
「ユメ先輩は何で物騒な方向に言い直したんですか!?」
「アビドスの風土だからかな?」
「風土は関係無いと思いますけど・・・・・・・・・・・」
「あ、メイドさんの一人がナオヤ先輩に近づいてきますよ」
ノノミの言う通りいつの間にかナオヤの後ろにメイド服を着た子が立っているがナオヤは気付いて無いらしい
“ん?あの子って、もしかしてアスナ?”
髪がそこまで長くなかったので後ろ姿ですぐに気付けなかったが近づいて見てみるとよく知る顔だった
『おにーさんちょっといい?』
ナオヤは声を掛けられてからアスナが後ろに居るのを気づいたのか後ろを振り向き、そしてその子を見て目を見開き固まった
「うん?」
「どうしたんでしょうか?」
「・・・・・・・・・・」
『えっと?おーい、聞こえてますかー?』
固まったナオヤにアスナは声を掛けたり目の前で手を振った入りして漸くナオヤは硬直から脱した
『おっと、ごめんごめん。何か用ですか・・・・・・・・・・えぇと、メイドさん?』
『私ミレニアム1年の一之瀬アスナ!宜しくね~』
『一之瀬さんね。俺は『アビドス1年の禪院ナオヤ君でしょ?』・・・・・・・・そうだけど何で知ってるんだ?』
初対面の相手に名前を言い当てられた事でナオヤはアスナに対して警戒度を上げた
『君はある意味有名だからね~。噂程度なら結構な人が知ってるよ?今年の一年生でヘイローの無い男の人が来たーって』
『・・・・・・・・・』
『なんで名前と学校も知ってるのかって顔してるね~?それはね、私がC&C所属だからだよ~』
『C&C?』
『Cleaning&Clearing略してC&C。まぁ所謂ミレニアムの特殊部隊ってところだ』
『・・・・・・・・オーマイゴッド』
新たに現れたメイド服の生徒を見てナオヤは両手で顔を覆い天を仰いだ
“・・・・・・・・・ネルは変わらないね”
「うへぇ。先生、それネルちゃんに言ったら殴られると思うよ~?」
そこに居たのは二年前のネルだった
失礼な話、ネルは見た目が今と殆ど変わっていない。なんならメイド服の上にスカジャンという恰好すら同じでこの子だけは本当に2年前の姿がコレなのか疑わしい
『よぉ、久しぶりだなオイ』
『・・・・・・・・・・久しぶりですね。その節はどうもすいませんでした』
そう言ってナオヤは軽く頭を下げた
「ナオヤ先輩が初手で謝罪した!?」
「ん!天変地異の予感!」
「グスッ、昔はまだ人に謝れる純真さがあったんですねナオヤ先輩・・・・・・・・・・!」
「皆さんナオヤ先輩に対して酷くないですか・・・・・・・・?確かに珍しい光景ですけど・・・・・・・・・」
セリカとシロコが驚きの声を上げノノミがハンカチで目元を拭っていた
確かに普段のナオヤを見ていたら珍しい光景だけど・・・・・・・・・・
『覚えてくれていたようでなによりだ。実はお前がミレニアムに来ると聞いて先輩方に無理言って包囲してもらったんだ。どういうカラクリかお前は異常にすばしっこいからな』
『はっはっは、そんなガチ警戒しないでくださいよ・・・・・・・・俺なんて所詮はヘイローの無い貧弱な一般学生ですよ』
『ヘイローの無い一般学生は賞金付いてるチンピラ狩りに態々ミレニアムなんて来ないんだよ』
会話しながらナオヤはさりげなく視線を動かして逃げ道を探りC&Cはそれを察して逃げ道を塞ぐ動きをする
武器は構えていないとはいえ互いに何時でも動ける一触即発の雰囲気になった
『まぁそう身構えるな。あの時は確かにお前の発言にキレてたし暫く怒りは収まらなかったが何時までも引き摺るほど私もガキじゃねぇ』
『・・・・・・・・・・・』
『ただ思い出すとやっぱムカつくから一発だけ思いっきり殴らせろ』
『引き摺ってんじゃねぇか!?やっぱお前は見た目も性格もガキだよ!!』
『んだとゴラァ!!一発で許してやろうかと思ったけどやっぱ止めだ!私の気が済むまで殴らせろ!!』
“ネル・・・・・・・・・”
思わず私は頭を抱えた
いや、恐らくそれ程までにナオヤはネルを怒らせたのだろうけど・・・・・・・・・・
「ん、まるで子供の喧嘩・・・・・・・・・・」
「でもこの時はまだ二人とも1年生なのである意味歳相応なのではないかと」
「そう思うと微笑ましい光景ですね☆」
「質が悪いのはこの二人が後の最高戦力同士って事よね・・・・・・・・・・」
『まぁまぁ抑えてネルちゃん』
アスナが二人の口喧嘩に割って入る
『まぁそういう訳でネルちゃんが君の事をずっと追ってたんだけど流石に他校の自治区で私達がゴタゴタを起こす訳にはいかなくてね?そんな時に君が都合良くこっちに来てくれたから囲っちゃったって事なの!』
「うへぇ。明るく言ってるけど中々にえぐい事言うねぇアスナちゃん」
「まぁ過去に因縁があるとはいえ他校の生徒会の人間に向けて武力勢力差し向けて来た訳だからね・・・・・・・・」
「
『はぁ・・・・・・・・・・』
ナオヤは顔に手を当てながら下を向き長い溜息を吐いた
『まぁそういう訳だから大人しく殴られて、ね?』
『・・・・・・・・・ざけんなや。そもそもの話、いくらそのチンチクリンでもヘイロー持ちのパンチなんて余裕で死ねるわ』
『オウテメェコラ、取り敢えず喧嘩売られたって事で解釈して良いんだな?良いんだよな!?』
「煽るのは止めないのね・・・・・・・・」
「ん、そこは変わらず」
『アンタ等、ヘイローの無いひ弱な一般学生を相手に特殊部隊が銃持って包囲してくるとか・・・・・・・・・・』
『あん?』
“ッ!!”
「これは・・・・・・・・!」
私でも分かるくらいにナオヤの雰囲気が変わった
今のナオヤよりかは弱い、それでも確かに感じる何処か薄ら寒い気配に肌が粟立つ感覚
『酷いなぁ・・・・・・・・・』
ぞわっ
『人の心とかないんか?』
『ッ!?捕らえろ!!』
ネルの声とアスナが動き出すのは同時だった
アスナはナオヤを捕まえようと手を伸ばす。膂力で圧倒的に劣っているナオヤ相手になら体の何処かを掴むだけで勝負は決する
パシンッ
ヴンッ
『!?』
しかしナオヤはその手を叩きアスナを平面化させた
人をガラス板のようなものに封じ込める、そんな常識ではあり得ないような現象を見てC&Cの子達は動きが止まる
そして気付いた時には既にナオヤの姿はそこに無かった
『包囲網、脱出!』
『チッ!おい後ろだ!包囲網抜けられてるぞ!!』
ネルが叫び指差した先は包囲網の外のさらに向こう側。C&Cの子達もネルの声に反応してすぐ動き出すがナオヤは術式ですぐ追い付けないくらいに距離を取っていた
ナオヤは振り向くと両手をメガホンのように口に添えた
『それじゃあな!一之瀬さんとメイドさん達!ついでにチビ助!お元気でー!』
満面の笑みを浮かべながら叫んだナオヤは再び術式を使ったのかその場から消えた
「う、うわぁ・・・・・・・・・・・」
「最後の余計でしたよね?叫ぶ必要なかったですよね?」
「ネルさん、というよりC&Cの人達全員に対しての煽りですよねアレ・・・・・・・」
「ん、でも絶対本人はその自覚は無い」
「質悪っ!」
“確かにこんな事やらかしてたら出禁にするしかないかな・・・・・・・・・・”
私は横目でネルを見る
『アイツヲトラエロ・・・・・・・・・トラエテワタシガアイツヲナグリコロス・・・・・・・・・・』
“怒りで人相が変わってる・・・・・・・・・・”
気のせいかネルの周りの空気が揺らいでいるように見える、そこまでのキレ方。周りの子達も距離を取っている一人を除いて
『ほれ、撤収するぞチビ助』
『アァン!!??』
私も知らないC&Cの生徒、恐らく先輩なのだろう。キレたネルに近づくだけではなく頭を叩きながらチビ呼びは中々の胆力だ
『ただでさえ今回の作戦は色々と問題が多いんだ。お前とアスナをC&Cに入れる為の交換条件、会長が許可したとはいえ流石にこれ以上は目に余る』
『チッ』
『だからってメイド服脱いでアビドスに一人で乗り込むなよ?噂だとあそこには小鳥遊ホシノがいる。その上であんな男もいるんじゃ下手すりゃお前でも返り討ちだ』
「うへっ!?」
「ホシノ先輩、ミレニアムにも名が知れ渡ってるんですね」
「ホシノ先輩もあまりナオヤ先輩の事強く言える立場じゃないんじゃ・・・・・・・・・」
「おじさんは何もやって無いよぉ!?」
『小鳥遊ホシノ?』
『知らないのか?お前の世代の戦闘力での有名どころ。ゲヘナの空崎ヒナにトリニティの剣先ツルギとミレニアムのお前、んでアビドスの小鳥遊ホシノ。他にもちらほら居るが特筆するならここら辺だろ』
『・・・・・・・・・・・・・』
『私も良く知らないがアビドスは廃校寸前と聞いてたからな。てっきり別の学校に行ったもんだと思ってたが・・・・・・・・・・』
『C&Cのトップがそんな貧弱な情報力でいいのかよ・・・・・・・・・』
『いいんだよ。他がしっかりしてるしそこら辺の細々としたもんはセミナーの仕事だ。よーし帰るぞー、帰って反省会と歓迎会やるぞー!』
そうしてC&Cの子達も帰って行った
何と言うか面子は変わってても雰囲気は今のC&Cとそこまで変わらないなぁ・・・・・・・・・
「あの時は念のためにミレニアムからの襲撃を警戒してたけど無用の心配だったみたいだね」
「まぁそれでも無用のトラブルを回避する為にナオヤ先輩の出禁措置は妥当だったと思いますが」
「うへぇ・・・・・・・・・」
「どうしたの?ホシノ先輩」
「いやぁ、これと似たやり取りをトリニティでもやってたと思うと胃が痛くて・・・・・・・・・」
「あはは・・・・・・・・・・」
“あぁ、【ゲヘナによる聖園ミカの顔面落書き事件】の事だね”
「あの人なにやったの!?」
“聞いた話じゃトリニティとゲヘナが戦争一歩手前まで行った近年でも1、2を争う大事件だったらしいよ”
いや、一番は最近の【エデン条約襲撃事件】になるのかな?
「本当になにやったのよあの人!?」
「あぁ、見るのが怖い・・・・・・・」
ホシノが胸のあたりを押さえながらしゃがみ込んだ
「ん、ホシノ先輩が今まで見た事の無い苦しみ方してる・・・・・・・・」
「でもホシノちゃんだって一人で正義実現委員会の子達を泣いて許しを請うまでボコボコにしてたんだからお互い様じゃない?」
「それを言わないで下さいユメ先輩・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・まぁ私がホシノちゃんでも同じような事したと思うけど」
「なんで私達が偶に他校の生徒からヤバい奴を見る目で見られるのかよく分かったわ」
「セリカちゃん、それは今更なんじゃない・・・・・・・・?」
“まぁ私が来てからも色々したもんね・・・・・・・・”
C&C周りは色々とオリジナル入ってます
そもそもの話、C&Cの設立はリオが会長になってかららしいですし今更ですが・・・・・・・・・・
謎の装置による原作介入編映像リクエスト
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ブルアカ原作介入編
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呪術廻戦原作介入編
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何方もやらなくていい