キヴォトスinドブカス成り代わり   作:ソリダコ

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前回の更新の翌日にコッソリと新しいアンケートを開始しました
内容としては今やっているニセカスの過去上映会で【夢で行ったパラレルキヴォトス】か【タイムマシンで行った呪術世界】のどちらの映像を見せるかというものです
期限としてはその時が来るまでってことで

ちなみに両方やるという選択肢はありません
只でさえまたいつもの予定より長くなりそう現象で悩んでいたのに両方やったら更に長くなりますからね・・・・・・・・・

現状は票数がほぼほぼ互角で正直驚いています
どちらかに偏るかな?と思っていたのに票数操作でもされてんのか?ってレベルで互角、なんなら差が開いても翌日にはその差が埋まってますからね

まだ投票してないという方は是非とも投票して貰えると有難いです
貴方の一票で結果が変わるかもしれません!いや、割とマジで・・・・・・・・・


これで私との縁が出来たな!

『お世話様でーす。今日の獲物の換金に来ましたー』

 

そう言って気絶したスケバンの襟首を持って引き摺りながらヴァルキューレ警察学校に入って行くナオヤ

そしてそれを後ろで若干引きながら見ている私達

 

 

“てっきりヴァルキューレに通報して連行して貰うと思ってたんだけど・・・・・・・・”

 

「狩猟した獲物を持って来るノリね、アレ・・・・・・・・・」

 

 

『・・・・・・・あぁ、貴方でしたか。今日もお疲れ様です。書類の準備をしますね』

 

そしてナオヤの対応に当たったのは2年前のカンナだった

カンナを始めヴァルキューレの子達もナオヤを見て特に変わった様子が無いのでどうやらこの光景はいつもの事らしい・・・・・・・

 

 

「ホシノ先輩を救出する際にナオヤ先輩と一緒に来たヴァルキューレの人ですね」

 

「リゾートの時にも来てたわよね、あのカス(カイザー元理事)引き取りに。あの時は先輩達を見て何とも言えないような顔してたっけ・・・・・・・・・・・・*1

 

“そういえばアビドス以外だと一番長い付き合いって言ってたね。黒服以外で唯一のトウジの協力者だったとか”

 

「・・・・・・・・・・へぇ?」

 

「ホシノ先輩漏れてます!殺気漏れてます!」

 

「先生は余計な情報を喋らないでください!」

 

“ご、ごめん・・・・・・・・・?”

 

ノノミ達で目付きの鋭くなったホシノを宥めている間にナオヤとカンナは賞金に関する事務作業を終わらせていた

お互い手馴れている辺り既に何度もしたやり取りなのだろう。ホシノを宥め終わった頃には既に二人はコーヒーブレイクに入っていた

 

 

『しかし珍しいですね、いつもは現場に出てるのに。久しぶりに見ましたよカンナさんが書類仕事なんてしてるの見るの』

 

『えぇ、まぁ今日は珍しくゲヘナ自治区が静かなので。貴方がこうして面倒なのを片付けてくれるのもあって久しぶりにゆっくり仕事が出来ていますよ』

 

『あはは!まぁこっちは完全に賞金目的なので純粋な正義の心とは言えないんですけどね』

 

『アビドスの事も聞いていますしお金が必要な理由も理解しています。私の方から何か言うつもりはありませんよ』

 

『それはどうも・・・・・・・・・そういえばどうでした?前に話した事について何か分かりましたか?』

 

『・・・・・・・・すいません。私も現場に出たついでに色々調べてはいるのですがこれといったものは・・・・・・・・』

 

『そうですか・・・・・・・まぁ自分も確たる証拠がある訳でも無いただの予想に過ぎない理由でお願いしていたので。むしろちゃんと調べて頂けるだけでも十分に有難いですよ』

 

 

「ナオヤ先輩はカンナさんに何か調べさせていたようですね・・・・・・・・・・」

 

「ん、先輩達は何か知ってる?」

 

「ん~・・・・・・おじさんは知らないかなぁ」

 

「私も・・・・・・・・」

 

 

『・・・・・・・・・ただ』

 

『?』

 

『私も仕事柄各地のヘルメット団と戦闘を行いますが話に聞いているカタカタヘルメット団とやらだけ武力のレベルが桁違いですね』

 

 

“!! カタカタヘルメット団って・・・・・・・・・”

 

「私達の学校を度々襲撃しに来ていた人達ですね」

 

「ナオヤ先輩は一体何を?」

 

 

『あ、やっぱりですか』

 

カンナの言葉にナオヤは何か心当たりがあったのか驚愕よりも納得したようなリアクションをとった

 

『えぇ。他の所のヘルメット団はそこまで資金に余裕が無いので正面からの戦闘なんて滅多にしません。それこそ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

『・・・・・・・・・・』

 

『それにカタカタヘルメット団の人数、恐らく他派閥を吸収している可能性もありますね。貴方から聞いた規模の派閥は私も聞いた事がありません』

 

『そんでもってそんな大派閥を支援しても資金的に問題の無いスポンサーってなると、ね。はぁ・・・・・・・・・』

 

ナオヤは深い溜息を付きながらコーヒーを飲んだ

 

 

「ナオヤ先輩は2年前の時点でカイザーを疑っていたんでしょうか?」

 

「行動に出なかったのは証拠が無かったとかかしら」

 

「そうだねぇ。それに動機とかも分からないし、そもそも裏にカイザーが居たと確証があっても戦力的にどうにもならなかったろうし」

 

「・・・・・・・・・あの時どうにかなったのは先生達のお陰でしたからね」

 

“何方かというとナオヤとカンナの裏工作だったりヒナ達を始めとした色々な縁のお陰が強いかもね。思い返すと色々と運が良かった気がするよ”

 

「そう考えるとカイザーが早まった行動を起こしたのはおじさんが身売りしたお陰・・・・・・・・・・・・・うん、ごめんね?冗談だから、ちゃんと反省してるからその目は止めて欲しいかなって・・・・・・・」

 

後輩達からゴミを見るような冷たい目で見られたホシノは即座に発言を撤回して謝罪した

 

「ん、冗談にしてはセンス最悪」

 

「う、うへ・・・・・ごめんね?」

 

「次に同じような冗談を言った瞬間にアイドルデビューさせますので」

 

「させますので!?言った瞬間に!?」

 

「取り敢えずヒビキちゃん(裁縫係)クロノス(配信関係)の方に話は通しておくね~」

 

「ユメ先輩!?」

 

“ナオヤが今の聞いて無くて良かったね”

 

「あの人の罰ゲームは地味だけど精神的に参るから嫌なのよね・・・・・・・・・・」

 

 

次に見えたのはナオヤがスケバンの生徒を相手にスタンロッドを突き付けている場面だった

 

“何やってるの!?”

 

「もしかして賞金首狩りの場面でしょうか?」

 

「うへぇ、でもあのお姉さんはそこまで強そうに見えないけどなぁ」

 

 

『ちょっと聞きたい事があるんですけど素直に教えてくれれば痛い目見ないですよ?』

 

笑顔でバチバチと音を立てているスタンロッドを突き付けるナオヤ

 

『・・・・・・・・何が聞きたいんだ』

 

『死神の噂について。誰に聞いた?』

 

『先輩だよ。特定の誰とかじゃなくてゲヘナ中で噂になってるぜ』

 

『はぁ、まぁそうだよなぁ・・・・・・・・・・・こりゃあ特定には骨が折れそうだ』

 

『特定してどうするつもりだ?』

 

『よくもクソ痛い名前付けやがったなっとちょっと痛い目に遭わせる感じ・・・・・・・・・・?』

 

 

「そこまで嫌だったんだあの渾名」

 

「今でも呼ばれると嫌そうな顔をしてるもんね・・・・・・・・・」

 

 

『なんでそこ曖昧なんだ・・・・・・・・そうだな。もし見逃してくれるんなら良い情報を教えてやるよ』

 

『へぇ・・・・・・・?』

 

『ここからそう遠くない場所なんだが情報を売り買いしてる連中の溜まり場がある。そこへ行けばもしかすると目当ての人物が見つかるかもな。あ、私が喋ったって事は言うなよ?』

 

『・・・・・・・・・オーケー、見逃してやるよ。なんならもしお姉さんが賞金首になっても一度は見て見ぬ振りしてあげる』

 

『アリガトさん。まぁ私みたいなのがそんな大物になれる気はしないけど』

 

『それじゃあ今から行ってみますかね。バイバーイお姉さん、あんまオイタしちゃ駄目ですよー』

 

そう言って手を振りながら去るナオヤ。それに着いて行こうとしたがそれにホシノが待ったを掛けた

 

 

「皆ちょっと待って」

 

「ん、どうしたの?ホシノ先輩」

 

ホシノの方へ振り返るとホシノは先程ナオヤに脅されていたゲヘナ生を見ていた

 

「ん~、ちょっと気になってね」

 

「何が?」

 

「なんとなぁく、話が上手く行きすぎてるなって。まぁ勘みたいなものだけどねぇ」

 

「上手く行きすぎているですか?」

 

“・・・・・・・ナオヤの欲している情報があるかもしれない場所が偶々近くにあって、さらにその場所を知っている生徒が偶々ナオヤの最初のターゲットになった?”

 

「・・・・・・・まさか先輩狙われてる?」

 

「まぁおじさんの考えすぎって線もあるんだけど・・・・・・・・・」

 

ナオヤが見えなくなるとゲヘナ生が何処かへ電話をかけ始めた

 

 

『・・・・・・・はい、私です。計画通りそっちに死神が行きました』

 

 

ゲヘナ生が電話で話した場面が映し出されると映像が切り替わり次に見えたのは数多くのスケバンやヘルメット団に囲まれたナオヤの姿だった

 

「何やってんだかアホナオヤ・・・・・・・・・・」

 

ホシノはそう言って頭に手を当てた

 

「まんまと敵の罠に掛かってるわね。先輩だって人の事言えないじゃないの」

 

「ナオヤ先輩とセリカちゃんはまた別ベクトルというか・・・・・・・・・」

 

「ん、ジャンル違いのどんぐりの背比べ」

 

「どういう意味よそれ!?」

 

 

『ハァ・・・・・んで、まんまと誘い出されたアホをボコる為に皆さん集まったと?』

 

『そういう事だ。ここに居るのは死神・・・・・・・テメェに仲間を連行されてった連中だ。お前に報復する為と言ったら皆喜んで集まってくれたよ』

 

『ほぉん・・・・・・・・・じゃあアンタ等が死神とかいうクソネーム付けて広げた元凶って訳か。結果オーライで目標達成じゃん俺』

 

そう言ってナオヤは嬉しそうに両手でピースしながら万歳した

 

 

「バカ?」

 

「バカね」

 

「バカだねぇ」

 

「おバカさんですね」

 

「あはは・・・・・・・・」

 

 

『・・・・・・・お前、この人数が見えてないのか?ヘイローが無い上に武器もそのスタンロッドだけ、それでどうにかなるとでも?』

 

『・・・・・・・いや、まぁ正直驚いてはいるんですよ』

 

『ハハッ、そうだろうな。だが今更命乞いなんてしても無駄『あぁ違う違う』・・・・・・・何?』

 

 

『この程度の戦力で勝った気でいるアンタ等の脳みそに驚いてるって言ってんだよ』

 

 

『っ!?う、撃ッ―――――ガッ!?』

 

気付いた時には既にナオヤは先程話していたスケバンの生徒の懐に潜り込みスタンロッドを当てていた

気絶させられたスケバンの呻き声に反応して周りの生徒達がそっちを見た時には既にナオヤの姿はそこには無く全く別の場所に居たヘルメット団の一人がまた呻き声を上げて地に伏した

スケバン達やヘルメット団にナオヤの姿は見えず気付いた時には一人、また一人と倒されていく

 

 

「アビドスでの戦闘の時も思ったけど今と比べると遅いね」

 

その戦闘を見てシロコがそう呟いた

 

「おぉ、あれが見えるとは・・・・・・・・・シロコちゃんも成長したねぇ」

 

「ん」

 

「え、シロコ先輩にはアレが見えるの?」

 

シロコの呟きに感心するホシノと慄くセリカ

 

「うーん・・・・・・・・・」

 

シロコはセリカの疑問に答えようとするも言葉が出ずに悩む

 

“説明が難しい?”

 

「ん」

 

“ホシノ、お願いできる?”

 

「お任せあれ~。ナオヤの高速移動のタネは知ってるよね?」

 

「確かアニメ制作とかで使うフレームの24コマで自分の動きをイメージ、それを1秒で実際に再現するんでしたよね?」

 

「そ。そしてそれを連続で使えば使う程に速度が増して行く訳なんだけど、この時のナオヤは加速から次の加速に繋ぐのが下手だったみたいなんだよね」

 

「下手ですか?」

 

「初動の速度は今も変わらないんだけど繋ぎがお粗末だから2回目の加速の際に隙が出来るし速度の上昇率も今と比べると微妙」

 

「それじゃあシロコ先輩は1年の時のナオヤ先輩だったらあの速度に対応出来るって事?」

 

「それは無理。こうして安全地帯から見てるからホシノ先輩の言った隙がなんとか分かるってだけでアレに反応して動けるなんて事が出来る程私はまだ人間辞めてない」

 

「成程・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・あれ、おじさんもしかして人外扱いされてる?」

 

 

『ふい~・・・・・・・・流石にこの人数はしんどいわ』

 

気付いたら戦闘が終わっていて不良達は一人残らず気絶。しかしながら不良達も途中から味方に当たる覚悟で所構わずに銃弾を撃ちそれが当たっていたらしくナオヤも少なくない負傷を負っていた

 

『この人数の不良達は・・・・・・・・・風紀委員とやらに匿名で通報しとくか。所で・・・・・・・・』

 

ナオヤは戦闘のあった場所の端の方へ歩いて行き

 

『そこのお嬢さんはなんでそんな場所で縛られてるの?』

 

『ン゛ー!ン゛ー!』

 

見覚えのある角を生やした生徒にそう言った

 

 

『私ゲヘナ学園中等部3年の陸八魔アルっていいます!捕まって縛られた後に身代金がどうとか言われて本当にもうどうしようかと・・・・・・・・本当に有難う御座います!』

 

ナオヤが拘束していた縄を解くとその生徒、アルは頭を下げてお礼を言った

 

 

「うへぇ、何処かで見た事あるかと思ったら便利屋の社長ちゃんだったんだねぇ」

 

「今と大分雰囲気が違いますね」

 

「いや、変わりすぎじゃない・・・・・・・?」

 

「高校デビューってやつなのかな?」

 

皆の言う通り2年前のアルは制服をキッチリ着こなしボブカットでメガネをかけたゲヘナでは珍しいいかにもな文学少女という見た目をしている

それどころかアルはアウトローだの何だの言っても根がとても真面目で良い子だ。それを考えるとこの時のアルは内外揃ったキヴォトスでもかなりのレアキャラなのではなかろうか・・・・・・・・・・?*2

 

アルの名前を聞いてナオヤは小さく「りくはちま・・・・・・?」と呟きながら首を傾げていた。アルに何か引っ掛かる事でもあるのだろうか?

 

「またこの反応・・・・・・・・・・・」

 

「これで3人目ですよね」

 

「ホシノ先輩にミレニアムのアスナさん、そして今回のアルさん。思いつく限りでは共通点は見当たらないのですが・・・・・・・・」

 

「先生は何か分かる?」

 

セリカに聞かれて私も考えるが何も思い浮ばない

 

“・・・・・・・ごめんね。私にも分からないや”

 

「そうですか・・・・・・・・・」

 

「おじさんなんて姉妹がいるかの確認までされたんだけど・・・・・・・・・・」

 

「いるの?」

 

「おじさんは一人っ子だよぉ」

 

“・・・・・・・・・・・・・あっ、いや違うな”

 

ふと一つ思いついた事があったが違うと気付いて考えを取り消した

 

「先生何か気付いたんですか?」

 

“共通点があったと思ったんだけどね。すぐに違うって分かっちゃったからさ、今の無し”

 

「ん、何?」

 

「取り敢えず言って見なよ先生。もしかすると何かのヒントになるかもだし」

 

“えっと、ホシノとアルに関してなんだけど。どっちも2年前と今じゃ見た目と雰囲気が大分変わってるじゃない?”

 

「・・・・・・そういえば確かに」

 

“でもアスナは今とそこまで変わって無いんだよね。当然二年の月日で成長してるという意味では変わってるけど他の二人ほどの劇的な変化は無いから違うのかなって”

 

「成程・・・・・・・」

 

 

『・・・・・・・・所で何で捕まってたの?アイツ等の目的は僕だったらしいから態々捕まえておくなんて思わないんだけど』

 

『えっと、実は私アウトローというのに憧れてて・・・・・・・・・それで今日偶然不良グループの人達が最近噂になってる死神とやり合うって聞いてどうしても見てみたくて・・・・・・・・』

 

『んでこっそり見に来たら捕まって縛られたと』

 

『ハイ・・・・・・・・・・・・でもっ!!』

 

『おん?』

 

ナオヤの言った事が当たっていたらしくアルは肩を落としながら返事をしたがすぐに目を輝かせながらナオヤを見た

 

『死神さんの戦い方を見て感動しました!見えない速度でばったばったと不良の人達を倒して!それに戦う前のあの啖呵!!痺れました!!』

 

『お、おう・・・・・・・』

 

興奮した様子で喋るアルにナオヤは引き気味に返事をしていた

 

『私もいつかはあんな風に格好良くキメてみたいです・・・・・・・・・!』

 

『い、いやぁ僕の真似はあまりしない方が良いんじゃないかな?今回の件も賞金欲しさの身から出た錆みたいなもんだし・・・・・・・・』

 

『賞金稼ぎ!?アウトローっぽい!』

 

 

「もしかしてあの人ってナオヤ先輩の影響受けて今の感じになってる?」

 

「ん~・・・・・・少なからず、なのかな?おじさん的には社長ちゃんの方が大分しっかりしてる気がするけど」

 

「勢いで言わなくていい事言ったり最後に大ポカやらかしたり?」

 

「それは影響というより本人達の気質なんじゃないかしら・・・・・・・・」

 

“まぁそういう意味で二人は似た者同士ではあるかもね。味方は当然だけどかつて敵だった子なんかにも優しかったりするし”

 

「便利屋の社長副社長似た者同士コンビって事ですね☆」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「はいはい先輩、妬かない妬かない」

 

段々と皆がホシノの扱いに慣れて来たな・・・・・・・・・・・

 

 

『死神さん。本当に今日は助けて頂き有難う御座いました!』

 

『あーっと、死神さんは止めてくれないかな。俺の名前は禪院ナオヤね。アビドス高校の1年』

 

『はいっ、宜しくお願いしますねナオヤさん!!』

 

『ンー・・・・・・・・』

 

ナオヤが目元を手で覆いながら仰け反った

 

 

「何やってんのアレ・・・・・・・・」

 

「アルちゃんの純粋無垢な笑顔にノックアウトされた感じかな・・・・・・・・・?」

 

「うへぇ、心の穢れたナオヤには特攻兵器だねあれは」

 

 

その後アルと別れたナオヤはボロボロの姿のまま歩いていた・・・・・・・・どうやら方向的にまだ帰る訳では無さそうだ

 

「そういえば何でナオヤ先輩は怪我を治さないのかしら?いつもならあの程度の傷なんてすぐに無かった事にしてるのに」

 

「ナオヤ君が言うには自己治癒の力を使えるようになったのは3年に上がった時って言ってたからまだ治したくても治せなかったんだよ」

 

「そういえば・・・・・・・・・・・」

 

「ん、どうしたのホシノ先輩?」

 

「いやね、今思い返してみるとナオヤってあまり大きな怪我してた所見た事無かったなぁって。おじさんが知らない間にこれだけ危ない目にあって怪我もしてたのにどうやって隠してたんだろうと思ってさ」

 

「そうですね・・・・・・・・服で隠せる部分なら兎も角、顔の傷とかどうやって先輩達に見つからないようにしてたんでしょうか?」

 

「・・・・・・・・・・化粧で隠してた、とか?」

 

「ナオヤ先輩が化粧?まさかぁ!・・・・・・・・・・ないわよね?」

 

「無いとも言い切れないのが恐ろしいですね・・・・・・・・・・・」

 

ナオヤはアビドスの女子力最強を自称している。これは一番料理が上手いという意味で言っていたと思いきや料理以外の家事スキルが高いが故の発言だった

なので皆の中で実は化粧も出来るのでは?という疑念が生まれている訳で・・・・・・・・・

 

「もし化粧スキルまで負けてたらどうしよう・・・・・・・・・・」

 

「止めてくださいユメ先輩、もしそうだったらちょっと立ち直れません・・・・・・・・・」

 

“皆はお化粧なんてしなくても十分可愛いと思うけど・・・・・・・・・あれ?”

 

ふと前を見るとナオヤと見覚えのある生徒がすれ違った。ナオヤの知り合いだったから何か話すかと思ったけどあの様子だとまだそういう関係では無かったらしい

 

「あの子って・・・・・・・・・」

 

「ん、ユメ先輩の知り合い?」

 

「私もだけどナオヤ君の方が密接な関係というか・・・・・・・・・」

 

その時だった。すれ違った生徒が急に振り向くとナオヤを見て少し考える素振りを見せた後に駆け出しナオヤの袖を掴んだ

 

 

『・・・・・・・・・・あん?』

 

『やぁやぁどうも!君は巷で噂の死神殿とお見受けするが?』

 

『誰、君。俺に何か用?』

 

『私の名前は鬼怒川カスミという!これで私と縁が出来たという訳ですまないが君の腕を見込んで少し手伝って欲しい事がある!さぁコッチだ行くぞ死神君!』

 

『は?えっ、ちょ!?おい引っ張るな!袖を離せ!くそっ、チビの癖にマジで力強いな!』

 

カスミはナオヤの袖を引っ張りながら走って行ってしまう。そのあまりの急展開に私達は動けずにそれを見ている事しか出来なかった

*1
仕事で来た現場で拘束されたナオヤにあーんしてるホシノを見て「何やってんだコイツ等・・・・・・・」みたいな顔

*2
見た目真面目そうでも中身がイカれた奴が多すぎる。ファウストお前の事だぞ




ドブカスの声が判明してから自分の作品を読み直してみるとあの声で標準の敬語って物凄く違和感がある気がします
というか自分がアニメをそこまで見ないので数少ない見ていたアニメであるBLEACHの市丸ギンの印象が強すぎるんですよね・・・・・・・
だからこそドブカスの声にしっくりくるってのがあるんですが


ホシノのカンナに対しての嫉妬に関しては「まぁ状況が状況だし仕方が無い」と「それはそれとして」が拮抗しつつも後者がやや優勢みたいな感じと思って下さい

謎の装置による原作介入編映像リクエスト

  • ブルアカ原作介入編
  • 呪術廻戦原作介入編
  • 何方もやらなくていい
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