キヴォトスinドブカス成り代わり   作:ソリダコ

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前話の感想で愉悦部の方々が挙ってお酒を用意しだして笑っちゃいました
ご期待に添えるかは分かりませんが頑張って行こうと思います

最近何故かキーボードの『K』だけ反応が良すぎてか行の誤字が凄まじいです
お手数かけますが誤字を見つけたら報告、もしくは脳内保管のほど宜しくお願いします


ふと思いついた存在しない記憶

ミカ:「ねぇ貴女達。ナギちゃんのお尻大きいんだからどいてよ」
アリウスモブ:「・・・・・・・・・え?」
ミカ:「お尻大きいしお通じが出なくて3日目なんだよ?だからどいてよ」
アリウスモブ:「えぇ・・・・・・?」
ナギサ:「」

はい駄文でした。元ネタはクレヨンしんちゃんの野原しんのすけ
端の方でナオヤとセイアは爆笑してます


最高に「ハイ!」ってやつだ!

『ユメ先輩!重っ

 

ビナーを蹴り飛ばし砂地に着地したナオヤはすぐさま気絶しているユメに下に駆け寄ると抱えて物陰に隠れた

 

『ユメ先輩!大丈夫ですか!?』

 

『ぁ・・・・・・あ、あれ?ナオヤ君?どうしてここに・・・・・・・・・・』

 

『とある知り合いが砂漠で先輩が死に掛けてるなんて情報を流してきやがりましてね。探しに来たらこの通り・・・・・・・・怪我、大丈夫ですか?動けます?』

 

『・・・・・・・・少し休んだら大丈夫だと思う。ごめんねナオヤ君、私一人でなんとかしようと思ったんだけどまた迷惑掛けちゃったね・・・・・・・・・』

 

『・・・・・・・はぁ。ホシノの説教をバックレてこれとか・・・・・・説教の延長に加えてマジビンタと追加の罰は覚悟しておいてくださいね』

 

『あ、あはは・・・・・・・ナオヤ君のビンタはあまり痛そうじゃないから怖くないかなぁ』

 

『ビンタはホシノがするに決まってんでしょ。俺からの罰は生徒会勤務中のお菓子禁止と俺とホシノで考えたダイエットメニューを熟して貰います』

 

『・・・・・・・・・え』

 

固まるユメを他所にナオヤは物陰からビナーの様子を伺う

ビナーはナオヤ達を探しているようだが今は見当違いの方を見ているために奇跡的に見つかっていない

 

『・・・・・・取り敢えず時間を稼ぐんでその内にユメ先輩は何とかしてここから離れてください』

 

『そんなの駄目!逃げるのなら一緒にだよ!?アレは危なすぎる・・・・・それにナオヤ君を囮になんて出来ないよ!』

 

『んな事言ってる場合じゃ無いでしょ。あんな巨体相手じゃ普通に走った所で逃げ切れるわけ無いし・・・・・・・・一応俺の高速移動だったらワンチャンありますし先輩抱えて逃げるって手も考えてみたんですけど・・・・・・・・』

 

『で、出来るの!?それなら早く逃げようよ!』

 

ナオヤの言う案に安堵の表情を見せるユメだったがナオヤの顔は渋いまま

 

『ナオヤ君・・・・・・・・?』

 

『問題が一つ・・・・・・・・・・先輩ちょっと重すぎるんですよ』

 

『え・・・・・・・・・?お、重いの私?確かに最近お菓子を食べ過ぎてたかなぁとは思ってたけど・・・・・・・・そんな言われるほど?えぇ・・・・・・・』

 

『そんな訳で一緒に逃げる案は無し。当然俺一人で逃げるなんて以ての外。あんな化け物を戦闘が苦手な先輩と一緒に倒すって選択肢も当然無理。残った手は俺が先輩の逃げる時間を稼いだ後に逃げる・・・・・・・・そうですね、30分くらいでどうです?』

 

『で、でも!』

 

『いいからっ!正直もう話してる時間が無いんで・・・・・・・・・・』

 

見るとビナーがナオヤ達が隠れている方を向いていた

ナオヤはビナーからワザと姿が見えるような位置に出た

 

『それじゃあさっさと逃げてくださいね!』

 

『ナオヤ君!?』

 

ナオヤは術式を発動してビナーの体を駆け上ると頭部を殴ってから地面に着地。ダメージは無いようだがビナーの気が引けた事を確認するとユメから離れる為に動いた

 

『鬼さん此方ってなぁ!ちゃんとついて来いよ蛇野郎!』

 

『ふむ、時間稼ぎですか』

 

『ッ!』

 

追いかけて来るビナーを背に時々術式を発動しながら走るナオヤの頭上から聞こえる声

見るとそこにはドローンがナオヤを追いかけるように飛んでいた

 

 

「この声って!?」

 

“黒服・・・・・・・”

 

ドローンのスピーカーから聞こえて来たのはゲマトリアの一人である黒服の声だった

 

「・・・・・・・・このタイミングで来たという事はもしかしてこれ全部アイツの計画?」

 

「ん、あり得る。そもそも発端のカイザーも黒服と協力関係だったんだし」

 

“ナオヤの言っていた情報を流したやつってのも黒服の事だろうね”

 

 

『私としてはチンピラ相手ではない本気を出した貴方のデータを観測したかったのですが・・・・・・・そうですね、では一つお互いの利となる提案を致しましょう』

 

 

「ちっ」

 

黒服の言葉を聞いてホシノが舌打ちをした

 

「・・・・・・・・嫌な方向に予想通りだったわね」

 

「ん、それに恐らくナオヤ先輩もまんまと口車に乗ったっぽい」

 

 

『提案だぁ?つーかそんなとこ飛んでたらビナーの標的になるんじゃねぇのか』

 

『ビナーの標的は完全に貴方になっていますしこのドローンについてるジャミング機能で認識自体されていません。巻き込まれでもしない限りは大丈夫ですよ』

 

『ほーん、便利なこって・・・・・・・んで?提案ってなんだよ』

 

『おや?即答で断られると思っていたのですが聞いていただけるのですね』

 

『聞くだけ聞いてやるよッ・・・・・・・つぅか話すならさっさと話せ!』

 

黒服と会話しつつもナオヤはビナーの放つミサイルを術式で回避しつつ死角に回り込むことで時間を稼いでいる

途中までは攻撃も交えていたが効果が無いと悟ったのか回避に専念していた

 

『クククッ、そうですね・・・・・・それではまず前提として貴方方の悩みの種の一つである襲撃者達、それがカイザーから雇われた者達というのは御存じでしたか?』

 

『・・・・・・・あくまで可能性の一つとしては考えていたが』

 

『ククッ、それは上々。では態々アビドスという砂漠に呑まれつつある地を狙った理由まではまだという事ですね?』

 

『何か目的があって人が少なく広い土地が欲しくてアビドスに白羽の矢が立ったてのが俺の立てた予想だ』

 

『サービスで半分正解という事にしておきましょうか。カイザーが狙っているのは広い過疎地ではありません。遠い昔にアビドスの地に残したとされているとある宝が目的なのです』

 

『宝だぁ!?金銀財宝ってか?んだよアビドスはそんな話ばっかだな!』

 

ユメから聞いた話では全盛時代のアビドスは羽毛を使った体操マットや希少鉱石を使った花火など成金エピソードがふんだんにあるそうだ

ナオヤもそんなアビドスではよくある話の一つだと思ったのだろう

 

『それも違います。カイザーが狙っているのは兵器。現代の技術では再現不可能とされているオーパーツの兵器なのです』

 

『とことんカス野郎だな・・・・・・・!?それを使ってキヴォトスの支配でもするつもりかよ!』

 

『そこは私の預かり知らぬ所ではありますが・・・・・・・まぁそこは置いておきます。纏めますとカイザーは何処の邪魔も入らないようアビドスの全権を手に入れた後に表向きに何かしらの事業をしつつ裏で古代兵器の発掘作業を進めたい、という事なのです』

 

『それでっ、それを聞いたところで俺の利になるとは思えないんだが!?むしろ発掘作業を邪魔してるであろうこのデカブツを倒しちまったらカイザーが喜ぶんじゃねぇのか!』

 

『ところがどっこい、というやつですよ。確かにカイザーPMCは現在【対デカグラマトン部隊】の編成を考えており近々この砂漠にも軍事基地の建設を計画中です』

 

『アビドスに軍事基地とか喧嘩売ってんのかあのカス共ッ!!』

 

黒服から聞かされた新たな情報にナオヤは怒りの表情を見せ叫んだ

 

『そしてそこにナオヤさんがビナーと戦う理由に繋がるのですよ』

 

『・・・・・・・どういう事だ』

 

『カイザーの探している古代兵器には現代の技術ではどうやっても解除する事が出来ない強力なロックが掛かっています。しかしそれを解除する方法が一つだけあるのですよ』

 

『・・・・・・・・まさか』

 

『クククッ、お察しの通り。ビナーにはその古代兵器を起動させる解除キーのデータもしくはそれにあたる何かの機器が内蔵されている、と私は考えております。そしてそれはカイザー側も同様』

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

『ここまで言えば私の言いたい事がお分かりですね?』

 

『・・・・・・・ってぇ事はだ。ビナーからデータを取り出せないレベルでぶっ壊せばカイザーの企てた計画を台無しに出来ると?』

 

 

「・・・・・・・・なんかおじさん嫌な予感がしてきたよ」

 

「奇遇だねホシノちゃん、私もだよ・・・・・・・・」

 

「ナオヤ先輩の口がもう笑っちゃってますね・・・・・・」

 

 

『その通り!まぁそれで諦める程プレジデントは潔い方ではありませんが・・・・・・・・・・それでも前々から入念に準備してきた計画の一つが潰れたとなれば損失も大きいでしょうね』

 

『その無駄になった部隊でウチの学校に襲撃に来る可能性は・・・・・・?』

 

『ククククククックッ!!そんな分かり切った事を聞くなんてらしくない!廃校寸前とはいえ生徒会が機能している学校にPMCの部隊で侵略行為なんて連邦生徒会に真正面から喧嘩を売っているようなものです!ヴァルキューレや防衛室にコネクションのある貴方ならそんな問い聞くまでもないでしょう!?』

 

『・・・・・・ハッ、俺の友好関係をどうして知っているかの追求は後でするとして確かにその通りだなぁ』

 

 

“テンション高いな黒服・・・・・・・・・”

 

「ん、聞いてて腹が立つ」

 

 

『クククッ、そうでしょうとも!それでどうです?ここまで聞いてみて、やる気は出たでしょうか?』

 

黒服の言葉にナオヤは逃走の足を止め俯く。よく見るとその体は僅かに震えていた

ナオヤをよく知らない人ならこれを見て疲れたのか諦めたと思うだろう。だがそこそこに付き合いの長い私達はそれは違うと分かる

 

『・・・・・・なぁ黒服』

 

『えぇ、何でしょうか?』

 

俯くナオヤの顔から僅かに見える口角が凄まじく上がっている

 

 

『あんまワクワクさせんなよ!!』

 

 

『ッ!?』

 

ドローン越しに黒服が慄くのが分かる。そして私達は皆揃って頭に手を置いて「あちゃー」と小さく呟いた

 

 

「そうだよね。いくらあの巨体相手でもナオヤ君なら逃げきれる筈だもんね・・・・・・・・・」

 

「あんの馬鹿ッ。どうしてビナーと対峙した時の事をいくら聞いても詳しく話さないと思ってたら・・・・・・・・」

 

“よく考えたらあのナオヤがカイザーに嫌がらせ出来るって時に大人しく逃げる訳ないもんね・・・・・・・”

 

「でもいくらあのテンションが変に上がった先輩でも無理だと思ったら逃げませんか?」

 

「ん、確かに。この時でもナオヤ先輩は十分に強い・・・・・・けどアレ相手は流石に無謀」

 

“そう言われると確かに・・・・・・・”

 

ユメを助ける為にかなり加速した状態の飛び蹴りでも蹴り飛ばせはしてもダメージは与えられた様子は無かった

それはナオヤも分かっている筈・・・・・・・・何か勝てる算段があったのだろうか?

 

 

『んだよもう!そんな面白い話があるなら先に言ってくれよ黒服ぅ!!ユメ先輩の仇が取れて?カイザーに吠え面かかせられる!?そんな面白い話に乗ら無い訳無ぇじゃねぇかよ!!』

 

『・・・・・・・・いえ、アビドスの生徒会長はまだ生きてますよ?勝手に殺してはいけませんからね?』

 

あの黒服がツッコミ役に回ってる!?

 

『アハハハハハハハ!!データを取り出すって事は取り敢えず頭部でもぶっ壊せばいいよな!?』

 

『そうですね。ビナーもまたオーパーツの塊、脳にあたる部分を機能停止に追い込むほどに損壊を与えればカイザーでは如何する事も出来ないでしょう。しかし知っての通りそう簡単な事ではないですよ?』

 

『くはっ、おーけーおーけー・・・・・・・・・・そんじゃまぁ取り敢えず───────』

 

ナオヤはそう言うと術式を使って加速、砂煙を立てて消えたと思うとビナーの頭部に移動して拳を振る体制を取っていた

 

『一発痛いの喰らっとけや!!』

 

 

バチィッ

 

 

ナオヤがビナーの頭部を殴ると同時に黒い雷のようなものが迸る

 

『瞬間出力が跳ね上がった!?』

 

『アハハッ!んだよ出るじゃねぇか!やっぱノリとテンションって大事だなァ!!』

 

殴られたビナーはその衝撃の大きさに倒れ込んだ。殴られた箇所は大きく凹んでおりほぼ無傷で済んでいた最初の飛び蹴りとのダメージの差が分かる

 

 

「黒閃!?ここのタイミングで!?」

 

それを見たホシノが声を上げた

 

「こくせん・・・・・・・・?」

 

「なにそれ?」

 

“あれはエリドゥでトキに放っていた・・・・・・・・”

 

そういえばあの時は事後処理のゴタゴタや領域展開のインパクトが強すぎて聞くのを忘れていたな・・・・・・・

 

「あれも呪術の技なんですか?」

 

アヤネに聞かれたホシノは首を横に振った

 

「・・・・・・・・あれは現象なんだって」

 

「現象・・・・・・・?」

 

「ナオヤが言うには呪力を肉体に纏った状態で攻撃をした時ってどんなに頑張っても打撃と呪力がぶつかるタイミングにズレが出来るんだって」

 

「ズレ?」

 

“パンチした場合、拳が先に当たって纏った呪力が遅れて当たるって事?”

 

私の解釈が当たっていたのかホシノが頷いた

 

「そうらしいよ。そしてそのズレを意図的に修正する事はほぼ不可能らしいんだけど・・・・・・・・・」

 

一度言葉を止めたホシノはビナーの方を見た。ダメージが大きかったのか、はたまた予想外の衝撃に理解が追い付いて無いのかビナーはまだ起き上がってこない

 

「もしそのズレが限りなくゼロの状態になった時、空間が歪んで呪力は私達でも見えるレベルで黒く光り稲妻のように迸る

 

「・・・・・・・ッ!」

 

「黒閃が発生した時の威力は平均で2.5乗。まぁそう言われてるだけで本当の所はナオヤもよく知らないらしいんだけどね。ただ黒閃の重要な部分はそこじゃない」

 

“え?”

 

そう言うとホシノはビナーに向けていた目線をナオヤの方に向けた

見るとナオヤはビナーに目もくれず自身の両手を目を見開いて見つめていた

 

「黒閃を発動させると呪力の核心ってのを掴めるんだってさ」

 

「呪力の核心?」

 

「まぁ簡単に言えばレベルアップだね。今まで階段を一段一段登ってたのを数十段一気に飛んで登った感じ。そして・・・・・・・」

 

 

『くくくくくっ・・・・・・・あーっはっはっは!!』

 

 

「今まで意識してやっていた事を息をするような感覚で出来るようになるんだって」

 

 

『力は重さと速さ!最高速度でぶち抜いてやる!!』

 

 

「スポーツでいうゾーン状態ってやつ?呪力量も上がって全能感を味わうとか・・・・・・」

 

 

『さぁビナー!俺の愉悦の為にくたばってくれ!!』

 

 

「まぁ簡単に言っちゃえば最高にハイになるんだってさ・・・・・・・はぁ」

 

そう言ってホシノは呆れたように溜息を吐いた。成程、アレを見るにエリドゥの時は必至に抑えてたのかな・・・・・・・・・・・




A.アビドス大砂漠の元オアシス付近に物陰なんてあるのか
Q.ご都合主義

A.高速で動いているナオヤの表情や声がどうして分かるの?
Q.ご都合主義


今更ですが黒閃の光は先生や生徒にも観測可能という事で・・・・・・・
そういえばエリドゥの時に呪力が観測出来ない先生が見えてるのにツッコミ無かったなぁと思い出しました

謎の装置による原作介入編映像リクエスト

  • ブルアカ原作介入編
  • 呪術廻戦原作介入編
  • 何方もやらなくていい
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