キヴォトスinドブカス成り代わり   作:ソリダコ

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感想にてノノミ来訪とネフィティス関連をカットした件について触れている方がいたのですが正直に言いますと深い意味は特に無いです
ノノミ来訪に関しては一向に筆が進まず逆に【終わりの始まり】の方がスラスラ書けてしまったので先に投稿したという流れです
ネフィティスに関してもノノミ来訪を飛ばした関係上そこに触れるのは違和感あるなぁと思って敢えてセリフから無くしました
それにネフィティスはいつになるかは分かりませんがアビドス3章(仮)で触れますしね



ブチ切れホルス

『行くぞクソ蛇ィ!!』

 

ゴウッ!!

 

ナオヤが術式を発動し加速と同時に砂が爆発、加速するナオヤを追従するように砂埃のラインが形成されていく

 

 

“くっ!?”

 

「何も見えないんですけど!?」

 

 

ナオヤの起こす砂埃のせいで徐々に視界が塞がれる私達

ただ砂埃が上空まで行ってないのか微かにだが頭を右往左往に動かしているビナーだけが見えた。恐らく加速しているナオヤを追っているのだろう

 

ドドドドドドドドドッ!!!

 

既に見えないがナオヤはまだ加速し続けているのだろう、巻き上がる砂塵は増え音が徐々に大きくなる

この音が何時まで続くのか、何時まで加速を続けるのかそう思った時

 

一瞬だけ音が止む

 

 

極の番

 

 

夜ガイ!!

 

 

ズガァンッ!!!

 

『ガアアアアァァアアアッ!!??』

 

何かが衝突する音、そしてビナーの叫び声が聞こえ反射的に視線を頭上に向ける

 

『ハッハー!!手応えあり!これなら結構HPゲージ削れたんじゃねぇのか!?』

 

笑いながら落下しているナオヤと叫びながら倒れ込むビナー。見るとビナーの顔側面部分が最初の飛び蹴りや先程発動させた黒閃よりも更に大きく凹んでいた

 

『ぐえっ』

 

砂地に背中から着地し呻き声を出すナオヤ。そこそこの高さから落ちたからいくら砂地とはいえ背に伝わる衝撃は大きかったらしい

しかし私達の心配はそこでは無かった

 

 

「さっきのって夜ガイでしたよね!?説明されてすぐに皆で使用禁止にさせた・・・・・・・・・!」

 

「使ったら片足の骨バキバキに砕けるヤツじゃない!反転使えないのに何やってるのよ先輩!?」

 

「・・・・・・・・・・・・いや、いくら2年前とはいえ片足犠牲にした技にしては威力が弱い気がする」

 

「え?」

 

「あ、ナオヤ先輩が!」

 

ホシノが呟きと共に起き上がるナオヤ。右足を気にしながらも問題無く二本の足で立てていた

 

“どうやら骨が折れないように調整してたみたいだね・・・・・・・・・・・・”

 

「うへぇ、黒閃でハイテンションになっててもそこら辺はちゃんと冷静でちょっと安心したよ・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・でも少し足を引き摺っているようにも見えます。やはり反動が全く無いという訳では無さそうですね」

 

未だ倒れているビナーにゆっくりと近づくナオヤはアヤネの言う通り若干右足を引きずりながら歩いていた

折れてはいないものの痛みや痺れでまともに動かせないのかもしれない

 

「見て!ビナーが起きたわよ!」

 

 

顔がボコボコに凹んだ状態で起き上がったビナーはナオヤを見るなり砂の中に潜ったかと思うとそこから砂の津波がナオヤ目掛けて襲い掛かった

 

『ッ!?回避不可能の全体攻撃かよ!!』

 

そう言って波を飛び越える為に跳躍するナオヤ。近くに居た私達は映像とはいえ砂の波に呑まれて視界が塞がれる

 

 

「ん、また見えない!」

 

「鬱陶しいわねこれ!砂の透過機能くらい付けておきなさいよね!」

 

「ナオヤ先輩は大丈夫でしょうか──────ッ!?」

 

 

砂の津波が去り視界が開けたので辺りを見回した時にドシャッと何かが落ちて来る音

 

『づぅッ・・・・・・・ハァ。あ゛ークソ、一撃でこれとか理不尽の極みだなぁオイ・・・・・・・・』

 

そこには服のいたる所が焦げ肌にも火傷を負っているナオヤが仰向けで倒れていた

 

 

「ナオヤ君!?」

 

“飛んで身動きが取れない所を狙われたか・・・・・・!”

 

「ナオヤの馬鹿っ!なんでさっさと逃げないんですか!?カイザーなんてこんな間接的じゃなくて直接滅ぼせば良いでしょうに!!」

 

「そ、それはそれでどうなんでしょう・・・・・・・・?」

 

「でもあんなの相手するよりカイザーと戦争する方が大分マシ」

 

「それはそうですけど・・・・・・・・・・」

 

“アレ個人でどうこう出来る相手じゃないのに・・・・・・・・・”

 

 

『スゥー・・・・・・・・ふぅ。よし、行けるな』

 

そう言ってゆっくり立ち上がるナオヤ。ビナーを一瞥した後に火傷が治ってないままの体で再び術式で加速しその場から姿を消した

 

 

「まさかまたやるつもり!?」

 

「ですがいくら夜ガイが強力でももう一度使った所で倒せるとは思えません・・・・・・・・!」

 

“・・・・・・・・・・いや、そうとも限らないかも”

 

「え?」

 

「そうだね、さっきと同じ威力で倒せないなんてナオヤも分かってる筈。だったら答えは単純、威力を上げればいい・・・・・・・・・・」

 

「ッ!?まさか次は足を砕くのも構わずに・・・・・・・・・・?」

 

「なんでそこまで・・・・・・・・・」

 

再び砂埃で徐々に狭まっていく視界の中でビナーが口にエネルギーを溜めているのが見えた

 

“ッ!?まさか!!”

 

「そんな!?早すぎる!!」

 

 

同じ考えに至った私とホシノが同時に声を上げると同時に放たれるレーザー。私とホシノはビナーがレーザーを放った地点へと駆け出す

 

 

「え!?」

 

「どうしたんですか二人とも!?」

 

 

『ガハッ、ゲホッ!!チクショウあの野郎術式の速度に目が慣れやがったな・・・・・・!目があるかは知らんけど。クソッ、人工だろうと腐っても神か!』

 

 

「ッ!?」

 

「ナオヤ君!!」

 

 

そこには先程とは比べ物にならないほどボロボロになって倒れているナオヤの姿があった

 

『あ゛ー、やべぇ詰んだんじゃねこれ・・・・・・・・・』

 

 

“何をふざけたことを!─────ッ!?”

 

「アイツまだ!」

 

背後で何かが発射される音。振り返るとビナーの身体から複数のミサイルがナオヤ目掛けて飛んで来ていた

 

 

『ガハッ!?』

 

怪我を負って動けないナオヤに容赦なく降り注ぐミサイル。直撃こそしなかったものの、その爆風でナオヤは吹き飛ばされた

 

 

「ちょっと!?いくら無事なのが確定だったとしてもこの状況は不味過ぎなんじゃ無いの!?」

 

「ん、私でもかなりやばい・・・・・・・・・!」

 

“・・・・・・・・ここまでやられたら逃げ切るなんてとてもじゃないが無理だ”

 

 

先程のミサイルが止めとなったのだろう、ナオヤは意識を保ってはいるがそれだけ。起き上がろうともしていない

 

『ぜぇ、ぜぇ・・・・・・・・げほっ。やばいな、これ・・・・・・・・・体中痛くてまともに動けねぇ・・・・・・・・・』

 

『おや、流石にもう限界のようですね?』

 

倒れ込むナオヤの元に黒服のドローンが降り立つ

 

 

「あんのクソ黒服ゥ・・・・・・・・!次会ったら最低3桁回分ぶん殴ってやるッ!」

 

「その時は私もやるねホシノちゃん。今なら粉砕骨折なんて生温いレベルで殴り続けられるよ私!!」

 

哀れ黒服。同情しないし助けるつもりは一切無いけど、心の中で冥福だけは祈っておくよ

 

 

『ゲホッ・・・・・・・はぁ。んだよ、まだ見てたのかよ』

 

『元よりこの戦闘で貴方がその力を全力で使う所を観測するのが目的でしたので・・・・・・・どうでしょう、撤退の手助けを致しましょうか?』

 

『・・・・・・・いや、いい。これ以上借りなんて作ったら後で何を請求されるか怖くて堪らねぇからな。それよりどうよ、満足して貰えたかい?』

 

『クククッそれはもう!ですのでそのお礼にお助けしようかと思ったのですが・・・・・・・・・ククッ、私はまだ貴方から完全に信用はされてはいなかったという事ですね』

 

 

「ったり前だろうが黒豆ェ!!!お前マジで次会ったら覚えてろよ!!!私達に関わった事後悔させてやるからなァ!!!!」

 

「落ち着いてホシノ先輩!!これ映像!!向こうには聞こえてないから!!」

 

映像のドローンに向けて蹴りを放ちながら叫ぶホシノとそれを抑える後輩達。それに加わらないユメはというと怒りが一周回ったのか冷めた目で静かに映像を眺めていた

 

 

『ハハハッ・・・・・・うぐっ!?はぁ、そりゃそうだ。お前を信用出来る要素なんて何処にもねぇっての・・・・・・・まぁいいや。ユメ先輩の居場所を教えてくれた礼だ最後に面白いもんを見せてやるよ

 

そう言いながらゆっくりと起き上がるナオヤ

 

『ほう・・・・・・・!ククッ、まだ隠し事があるとは驚きました』

 

『出来るかどうかは正直賭けだけどな。今までやろうとも思わなかったし、それに恐らくこれやったら呪力切れで死ぬしな俺』

 

 

「「・・・・・・・・・・・は?」」

 

「ちょっとナオヤ先輩!!これ以上二人に燃料投下しないでよね!?」

 

「セリカちゃんこれ映像だから向こうには聞こえてないよ・・・・・・・・!」

 

 

『その力、呪力というのですね。なんともまぁ言いえて妙といいますか・・・・・・・・・しかし良いのですか?こんな所で、その若さで命を投げうっても』

 

『・・・・・・・・・まぁ心残りは色々あるが、まぁいいだろ。何だかんだあったが楽しかったしな。最後にカイザーに吠え面かかせてアイツ等を少しでも楽させる・・・・・・・・ははっ、おじさんの最後としては十分だろ』

 

 

「「・・・・・・・・・・・・・・」」

 

「私もう知ーらない」

 

「ん、先輩はもう何度かぶっ飛ばされるべき」

 

「擁護のしようがありませんね・・・・・・・・・・」

 

「戻ったら皆でぶっ飛ばしちゃいましょう☆」

 

 

『・・・・・・・・そうですか。貴方がそれで良いのなら私の方からは何も言いません。最後の隠し玉、存分に観測させていただきます』

 

そう言ってナオヤの元から飛び去って行く黒服のドローン。ナオヤはそれを一瞥するだけで見送るとふらつきながらも何とか立ち上がった

 

『はぁ、どっこいしょっと・・・・・・・・・・・こんな事言うからおじさん臭いなんて言われるのかね』

 

苦笑いを浮かべながら顔を上げるナオヤ。その目線の先には此方を見ているビナーの姿があった

ビナーは警戒しているのか、はたまた慢心しているのかナオヤをじっと見たまま動かない

 

ナオヤはゆっくりとした動きで親指、人差し指、小指を立てた状態で手を組み体の前に突き出す

 

 

『領域、展開ッ』

 

 

突如発生した砂嵐はナオヤや私達、そして巨体のビナーや上空を飛ぶ黒服のドローンさえも巻き込み辺り一面を砂塵で埋め尽くした




どーしてもギャグを挟んでしまう持病が発生中
この作品曇らせタグ付けてんの詐欺なんじゃねぇかと思い始めた今日この頃
まぁ感想でも言われたましたが『でも何だかんだでこいつ今生きてるしな』ってなると曇らせしづらいと思うんですよね

謎の装置による原作介入編映像リクエスト

  • ブルアカ原作介入編
  • 呪術廻戦原作介入編
  • 何方もやらなくていい
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