更新頻度が上がって来た今日この頃
というのも3月前半は休日が多めなのと【ドラクエ7】が終わり【紅の砂漠】が発売するまでの虚無期間で暇だったっていうのがあります
まぁそういう訳で【紅の砂漠】の発売日である3月20日以降はまた更新頻度が下がると思いますがどうぞ良しなに・・・・・・・・・・・・・
領域展開
時胞月宮殿
『ッ!?こ、ここは・・・・・・・アビドス高等学校の校舎?』
ナオヤの呟きと共に突如発生した視界全てを覆うような砂嵐。そしてそれが晴れると見えるのは星が煌めく夜空にアビドスの校舎。私達が立っている場所もアビドスの砂原から校庭に変わっていた
『・・・・・・・ははっ、成程ね。KNZの俺の心の中はアビドスの事でいっぱいってかァ!?』
私達には聞き取れない言語が混じえてそう叫ぶナオヤの顔は鼻血と血涙を流しつつも笑っていた
「ナオヤっ・・・・・・・・・・!」
「ナオヤ君・・・・・・!!」
そんなナオヤを歯を食いしばらせながら見るホシノと涙を流すユメ
「これが領域展開・・・・・・・・・・」
「本当に一瞬で私達の良く知ってる風景になった・・・・・・・・」
既にこれを体験している私達とは違いその光景に驚き周りを見渡すシロコ達。そしてそれはビナーも同様だった
恐らく通常のAIよりも知性が備わっているであろうデカグラマトンの守護者であるビナーもその突然の景色の変化に戸惑い警戒しているのか辺りを忙しなく見回していた
『ククッ、そんじゃぁま・・・・・・・喰らっとけや!!』
ナオヤがそういうと彼の背後からビナーへ向けて複数のフィルムが槍のように飛んで行く
『ッ!?』
飛来するフィルムの存在にビナーも気付くがその巨体ゆえに回避は敵わずフィルムがビナーの頭部に突き刺さると霞のように消えて行った
フィルムが刺さった瞬間に動きが止まるビナー。だが自らの機体にダメージどころか何も変化が無いと分かるとナオヤの方に顔を向け口を開きレーザーを撃つ体制に入る
しかしナオヤはそれを見ても焦る素振りを見せずに笑いながらビナーへ向けて指を指した
『・・・・・・・フハッ。お前今、
ブシャッ!!
『ガ、アッ・・・・・・・・・!?』
ナオヤの言葉と同時にビナーの頭部全体にヒビが入り大量のオイルのような液体が噴き出る
機体に痛覚があるのか知らないがビナーは暫く悶え苦しむように暴れると糸が切れたように動かなくなって倒れ、それと同時に領域展開が解除されて景色は元のアビドス砂漠に戻った
『ゲホッゲホッ、うぐっ・・・・・あ゛ー駄目だこれ。ドストレートに死ぬ』
仰向けに倒れ込むナオヤ。ビナーから喰らったダメージに加えて領域展開による消耗、そして遠くに見える徐々に此方へ近づいて来ているであろう本物の砂嵐・・・・・・・・・・例え肉体の丈夫なキヴォトスの住民でもここからの生存は絶望的だろう
ナオヤの元に降り立つ黒服のドローン。ナオヤは顔を動かすのも億劫なのか目線だけ其方へ向けた
『お見事でした、まさか本当にビナーを倒すとは。あの現象について聞きたい事は山ほどありますが・・・・・・・・もう喋る余裕も無いみたいですね?』
『だな・・・・・・・ゲホッ・・・・・・・・血を、流しすぎたのか・・・・・・・・頭もそんなに働いてねぇ』
『・・・・・・・・・・今の貴方に見えているかは分かりませんが砂嵐が迫っています。最後にこれだけ、アビドスの生徒会長は無事に暁の・・・・・・いえ、小鳥遊ホシノさんが保護いたしましたので心配はありません』
ナオヤはその黒服の言葉に安心したのか苦しそうな表情から一変、安心したかのように微笑みを浮かべた
『そうかい・・・・・・・・・・そりゃあ、良かった。それじゃあ黒服・・・・・また来世で・・・・・・・・・・』
『クククッ・・・・・・・えぇ、それでは禪院ナオヤさん。良い旅路を』
その言葉を最後にナオヤは眠るように眼を閉じ黒服のドローンも飛び去って行った
「・・・・・・・・・・」
“・・・・・・・・・”
「グスッ、うゔぅ・・・・・ナオヤ、君・・・・・・・・・なんで・・・・・・・・どうしてぇ・・・・・・・・」
映像を見て私達は言葉を発せずユメの嗚咽だけが聞こえていた
「・・・・・・・・・馬鹿ですよ、アイツ。ほんと、どうしてそこまで・・・・・・・・」
「ホシノ先輩、手が・・・・・・・・・」
血が滲むほど手を強く握り込むホシノ。ノノミはそんなホシノの手を両手で優しく包み込む
「(戻ったら石抱セット用意しときます・・・・・・?)」チラッ
「(ん、万が一切れたら嫌だしロープも新品の用意しておくべき)」チラッ
「(ナオヤ先輩が戻ってきたら私達で逃走経路全て塞ぎましょう)」チラッ
“こればっかりは擁護のしようも無いかな・・・・・・・・・”
もしナオヤが逃げたらカンナとミカ辺りにでも救援要請しておこうかな
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ピリリリリリリリリリリリ!!
黒服のドローンが去って少しするとナオヤのスマホから着信音が鳴り始めた
『・・・・・・・・・・っ、あ゛ー?』
その音で目を覚ましたナオヤが倒れたままゆっくりとした動作で懐から取り出したスマホを操作する
『げほっ、あ゛ー・・・・・・はい、こちら禪院ナオy『ナオヤ!?やっと出た!今何処に居るの!?』・・・・・・・おー、ホシノか』
電話の相手はホシノだったらしい。この映像装置の仕様なのか通話をスピーカー状態でしている訳でも無いのに私達にもホシノの声が聞こえて来た
そして恐らくこれは・・・・・・・・・
“あの時聞いた・・・・・・・・・”
「・・・・・・・・・私とナオヤとの最後の通話、だね」
「・・・・・・・・・?何それ?」
唯一それを知らないユメが首を傾げながらホシノを見る
「ユメ先輩は・・・・・・・ほら、あの時は精神的に余裕が無かったので・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・そっか」
その言葉でユメは納得したらしい。未だ涙は止まってない状態で目線をホシノからナオヤに移した
『貴方今何処に居るんですか!?何時までたっても学校に来ないと思ったらユメ先輩は街の外れで大怪我負って倒れてるし貴方には一向に連絡付かないし!!』
『今は・・・・・・・砂漠の何処か、か?ゲホッ、砂嵐が近づいて来てて、よく分かんねぇや・・・・・・・・』
『ハァ!?砂漠!?今日は予報で砂嵐が来るかもって言ってたのになんで・・・・・・・・取り敢えず何処か安全な場所に『ホシノ』何ですか!』
『ユメ先輩が目ぇ覚ましたらちゃんと謝って仲直りしとけよ』
「っ・・・・・・・・はぁ、何度聞いてもキッツイなぁコレ。しかも映像付き・・・・・・・」
「グスッ、うゔぅ・・・・・・・・ナオヤ君・・・・・・・!」
『は?今はそんな事どうでもいいでしょう!?』
『いや、どうでもよくないから・・・・・・・・・・今世の俺の心残りの一つだからな、それ』
『今世・・・・・・・?今、今世って言いました?まさか貴方、砂嵐が来た程度で諦めてる訳じゃないですよね!?』
『ゲホッ、いやぁ・・・・・・・俺ってば全身骨折大量出血なうで全く動けないなうなんだわこれがアッハッハッハッ・・・・・・・・うぐッ!?』
『何笑ってんですか!?まさかユメ先輩が大怪我している事に関係が・・・・・・・・・?』
『まぁ、そこら辺は色々と、ユメ先輩から聞いてくれ・・・・・・・・・・んでだ、俺は怪我がヤバすぎて動けない・・・・・・・砂嵐が来ようと来まいと、どの道俺はここまでだ』
『何をッ!でしたら今から私が行くので『来んなよ』どうして!?』
『もう目がよく見えんが砂嵐が近い・・・・・・・・・今来たところで、二次遭難がオチだろ。ゲホッ・・・・・そんな事よりも、ホシノ・・・・・・俺の知り合いに、伝言を頼むわ』
『ナオヤ!?何を『短い、付き合いだったけど・・・・・・悪くなかった。お前も含めてな』ッ!!ナオ───────』
そこでナオヤは通話を切ると携帯を乱雑に放り再び目を閉じた
そして徐々に近づいていた砂嵐がついに到来。砂塵によって眠るナオヤの姿が見えなくなると同時に私達の視界はホワイトアウトによって遮られた
本当はもう少し続けたかったんですがキリが良かったのでここまで
そろそろ2年生部分ですが誰との絡みをやるかは悩み中。あれもこれもってやってたらマジで先進みませんからね・・・・・・・・
カヤとの面談編も残ってるので出来れば5話くらいで納めたいところ
謎の装置による原作介入編映像リクエスト
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ブルアカ原作介入編
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呪術廻戦原作介入編
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何方もやらなくていい