キヴォトスinドブカス成り代わり   作:ソリダコ

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祝合計UA10万達成!有難うございます!!

最近予想以上に見てくれる人が多いと思っていたらあっという間でした・・・・・


今回は個人的に待ちに待った先生視点です!

もしかするこれから先生視点で進むことも多くなるかもしれません

本編に入るので今までの「過去編だから多少口調違ってもOK」みたいなガバガバ判定が無いのでこれまで以上に会話文を気を付けてるつもりですが違和感があるかもしれません

それと一応書き分けてるつもりですが「これ誰が喋ってんだ?」って部分も増えるかもしれないのでご了承ください(?)


ちょっと黙っとれ鶏肉の部位共

―先生side―

 

キヴォトスに来て早々にトラブルが続いたがたまたま居合わせていた生徒達の協力もあってシャーレのビルに到着、シッテムの箱の中にいたアロナにサンクトゥムタワーの制御権を取り戻してもらう事にも成功した

 

不良の生徒達も撤退したという事で一段落した私は協力してくれた生徒達とシャーレの玄関先で別れの挨拶をしていた

 

そして丁度皆が帰ろうとした時に一人の生徒が私達の所に来た

 

「・・・・・・ふむ、急いで向かったつもりでしたが問題は解決していたようですね」

 

「ヴァルキューレ?・・・・・・随分遅い到着ね、ここを攻撃してた不良達なら既に逃げたわよ」

 

ユウカが少し強めの態度で応対していた

 

“ヴァルキューレ?”

 

「ヴァルキューレ警察学校・・・・・キヴォトスの警察組織です」

 

私が疑問に思っているとハスミが答えてくれた

 

「大方不良達を率いていた狐坂ワカモを追いかけて来たのでしょう」

 

「えぇ、他の部下達は逃げた不良達の捕縛や追跡に向かっているので一先ず私だけが此方に来たという事です」

 

どうやら既に警察組織が動いていたようだ、リンが通報していたにしては動きが迅速すぎるような気もするが・・・・・

 

「・・・・・・・それで、失礼ですがそちらの大人の方は?」

 

“自己紹介がまだだったね・・・・・この度連邦捜査部シャーレで働くことになった先生です、宜しくね”

 

成程、貴方が例の・・・・・ヴァルキューレ警察学校公安局局長の尾刃カンナです、宜しくお願いしますね先生」

 

“公安!しかもその局長ってことは凄く優秀なんだね”

 

「・・・・・いえそれ程では、正直面倒な仕事を押し付けられた結果・・・・・みたいなものなのでハハハ・・・・・・」

 

(なんか凄い哀愁の漂う笑い方だ・・・・・)

 

しかし優秀なのは間違いないだろう・・・・・警察組織の内情に詳しくは無いが公安なんてエリート中のエリートってイメージだし

 

そんな感じでカンナと話していたらユウカとハスミが会話に割って入ってきた

 

「ちょっと待ちなさいよ!今の言葉はどういう事!?」

 

「先程貴女は先生の事をこの人が例のと言いましたね・・・・・・聞いた話では代行ですら先生の事はつい最近知らされた事と伺いましたがその言い方だと貴女はそれよりも前から先生の事を知っているような言い方に聞こえたのですけど」

 

(私は上手く聞き取れなかったけどキヴォトスの子達は耳が良いんだな・・・・・)

 

しかしながら確かにその言い方だとずっと前から私の存在を認知していたかのようだ・・・・・・公安独自のルートで情報を掴んでいたとかなのか?

 

「・・・・・いえ私もシャーレの事や先生について知っていた訳ではありません、ただとある人から近々頼りになる大人が来ると聞かされていたので恐らく先生の事を指していたのだろうと思っただけです」

 

「とある人?それって誰のk『僕やよチナツちゃん』・・・!?」

 

チナツが問いただそうとした時に被せる様に答える声がした

 

声がした方に振り向くといつの間にかシャーレの地下で出会った女の子とは別の狐面をした男の子が立っていた

 

「「「「死神(さん)!?」」」」

 

「・・・・・おや、やはり貴方もこちらに来ましたか」

 

どうやら皆この子について知っているようだった、それにしてはカンナだけ反応が違っていたが・・・・・・・

 

『どうも~お疲れ様やカンナさん・・・・・・すいまへんなぁ、あの女狐逃がしてしまいましたわ』

 

「いえ気にしないでください、貴方で無理なら私達では到底無理な状況だったという事でしょう」

 

どうやらカンナの関係者らしく二人で話しだした

 

“ところで死神ってあの子の事?”

 

その間に皆に聞いてみると死神について教えてくれた

 

ユウカ達の話によるとキヴォトスは度を過ぎた行いをした生徒に懸賞金が付くらしく捕縛してヴァルキューレに連れて行くとお金が貰えるとの事

 

そして死神は主にゲヘナ自治区でそういう不良を捕まえてお金を稼ぐ賞金稼ぎとして活動しているらしい

 

それに加え狐面にキヴォトスでは珍しいヘイローの無い男性という事もあってキヴォトス内では結構な有名人、不良達にとっては恐怖の対象として死神という渾名が付けられたとの事

 

「ついでに目の前に居るのは2代目死神です、ミレニアムは初代とは因縁があるのですが2代目とはさっぱりなので私も正直それくらいの事しか知りません」

 

「トリニティも同じですね、昔とある事が切っ掛けで私も先代の死神とは戦った事あるのですが2代目は此方と全く関わらないのでユウカさんが説明した以上の事は知りません」

 

「私は少しだけ話をしたことがありますよ、死神さんはゲヘナを主な活動拠点にしてて治安維持にも貢献してくださっているので・・・・・・ただ風紀委員の人達との仲がちょっと良くないので関わりが深いと言われるとそうでもないんですけど・・・・・」

 

話を聞いてみると恰好は怪しいが決して悪い子という訳では無いようだ

 

そうしているうちにカンナとの話し合いが終わったのか死神が此方に歩いてきた

 

「それ以上近づかないで!!」

 

「例えキヴォトスの治安維持を担っている一人とはいえ得体が知れないのは事実・・・・・一体貴方は何しに来たんですか」

 

そう言ってユウカとハスミとスズミは私を庇う様に前に出た

 

チナツは一応死神の事を信用しているのか特に動く事は無かった

 

『そんな警戒せんでもええやんか・・・・・まぁ最初は連邦生徒会長がこっそり建てたとかいうこのビルを見に来たんやけどそしたら脱走した不良共がわんさかいてな?そいつら纏めてボコって通報したらカンナさんもこっちに来とるゆうから挨拶しにな』

 

「・・・・・・・・先程の話の続きですがカンナさんに情報を与えたのは貴方ですか?」

 

『そうや、何故かは言えへんけど僕は結構前から先生が来ることを知っていた・・・・・・まぁ正確にいつ来るかとは知らへんかったから今日会えたのは完全に偶然やけどなぁ』

 

そう言って死神は更に此方へ近づいてきた

 

「動かないでって言ったでしょ!?」

 

“いや、大丈夫だよユウカ”

 

「先生!?」

 

私は3人を下がらせると死神の元へ向かった

 

『どうも初めまして伏黒トウジいいます、死神は不良共が勝手に呼び始めた名前やから出来たらこっちで呼んで欲しいわ』

 

“分かったよトウジ、初めましてシャーレの先生です・・・・・それで?ただ挨拶しに来た訳じゃないんだろう?”

 

『アッハッハ!流石やな先生!!なんでもお見通しやん・・・・・・うん、実は先生に折り入ってお願いがあるんや』

 

“お願い?”

 

『実は僕の事シャーレに住み込みで働かせて欲しいんや』

 

「「「「!?」」」」

 

“シャーレに?確かに現状シャーレの職員は私一人だけだから手伝ってくれるのは有難いんだけど・・・・・”

 

「何言ってるんですか先生!?そんな怪しい奴をシャーレになんて!!」

 

「そうです先生、死神は誰も素性を知らない謎の男・・・・・今までの行いは演技で本当は危険人物なんて事もあり得るんですよ」

 

『僕は今先生に聞いとるんや、外野の胸肉モモ肉はちょっと黙っといてくれへんか』

 

「「あ゛!?」」

 

おぉ、すごい事を平然に言うなぁこの子・・・・・・・・

 

「・・・・・はぁ、またこの人は・・・・・・・・」

 

「あ、アハハ・・・・」

 

カンナは頭痛を抑える様に頭に手をやって溜息を吐きチナツは苦笑いを浮かべている

 

・・・・・この反応を見るにこの子は似たような事を割とやらかしているようだ

 

“・・・・・ふむ、いくつか質問してもいいかい?”

 

『ええよ、それで信頼を得られるなら僕が答えられる範囲でなら何でも答えますよ』

 

“シャーレに来る目的は何だい?”

 

『せやね・・・・・シャーレに、と言うより先生にいずれ解決してもらいたい問題があんねん』

 

“解決してもらいたい問題?”

 

『詳しくはまだ言えへんけどね、ただ先生じゃなきゃ駄目なんや・・・・・僕じゃ結局駄目やったからな』

 

いずれ教えてはくれるんだろうけど・・・・・死神にも何か事情があるようだ

 

『けど一方的に託してハイサヨナラは人として駄目やろ?せやから少しくらい先生のお手伝いをしようかと思ったんや、これでも僕って事務仕事とかも出来るんやで?』

 

“その目的を達成したとして生徒の誰かが不幸な目に遭うとかは・・・・”

 

無い

 

“!?”

 

『100%無いそれだけは断言しとくわ・・・・・女の子助けて女の子苦しめてた悪者を懲らしめてハッピーエンド!!あわよくば先生がロリコンになってくれたなら尚ヨシやな』

 

“よくないよ!?なんで私がロリコンになる事が良い事になるんだい!?”

 

『まぁ細かい事は気にせんといてぇな・・・・・まぁ取り敢えず僕の目的はそんな感じやね』

 

(ロリコンになるのは細かくないと思うんだけどなぁ・・・・・)

 

そう思っていると先程からトウジの後ろで黙っていたカンナが話に入ってきた・・・・・・トウジの後頭部を鷲掴みにしながら

 

「・・・・・先生ちょっと良いでしょうか」

 

“う、うん・・・・大丈夫だよ”

 

『グアアアアアア!?カンナさん!?頭!!頭割れそうです!少し加減をお願いします!!』

 

相当強く掴まれているようでトウジは痛みで口調が標準語になっていた

 

(・・・・・関西弁が似非っぽく聞こえてたけどやはりそっちが素なのかな)

 

「私は一応トウジの素性も目的も知っています」

 

「え、そうなの!?」

 

「それを私達に・・・・せめて先生に教えていただくことは出来ないのですか?」

 

「出来ません、トウジの事情を知っているからこそ彼の正体は知られる訳にはいきません・・・・・ですが彼は信用出来る人物です、やろうとしている事も決して生徒の誰かを不幸な目に遭わせるなんてことはありません」

 

「・・・・・・・それを証明出来るわけ?」

 

「私の公安局局長という立場に掛けて保障します・・・・・まぁこの失言癖で無用なトラブルを起こすのが玉に瑕ですが」

 

“・・・・・・君がそこまで言うんだね”

 

「これでもそこそこ長い付き合いなので」

 

“分かった、トウジのシャーレへの入職を認めよう”

 

「先生!?」

 

「・・・・・本当にいいのですか?」

 

“カンナがここまで言うんだ・・・・・・私は信用しても良いと思う”

 

「・・・・だそうですよトウジ?良かったですね、私に感謝してください」

 

そう言ってカンナはトウジの頭を離した

 

『ゼェ・・・・ゼェ・・・・ア、アリガトウゴザイマス・・・・・・・で、でもホンマ良かったわぁ、もし断られていたら僕一人で悪者の組織に乗り込んで血祭りに上げるしかなくなるからなぁ・・・・そしたらキヴォトス中大混乱やしどうしようかと思ってたんやわ』

 

“私に断られてたらそんな物騒な事になってたの!?”

 

「・・・・・そんな事させる訳ないでしょう」

 

流石に物騒すぎてカンナからストップが入った

 

やはり友人としてなのか警察としてなのかトウジにそんな事させる訳にはいかないのだろう

 

「せめてやるなら私も混ぜなさい!むしろ公安の戦力も付けます!!」

 

「何言っちゃってるの!?警察として止めなさいよ!」

 

「・・・・先生、本当に大丈夫なんでしょうか?」

 

“ちょっと心配になって来たよ・・・・・”

 

そんなこんなで私のキヴォトスでの初日は無事に終わった




なんかユウカとハスミばっかでチナツとスズミ全く喋ってない・・・・・・・・

けどチナツはともかくスズミとか全く知らないしそもそも原作でもそこまで喋って無いんで絡ませづらいんですよね・・・・・・

それと一応先生だけは分かりやすいように分けていますが分かりにくかったら別のにしようかな・・・・・

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