前回やった番外IFである呪術原作乱入ですがIFではなく正史の物語にしようかなぁなんて思ってます
特に深い考えがある訳では無いのですがホシノとエンジニア部の顔合わせ出来たな・・・・・・・ってふと思って
ニセカスのチョーカー繋がりで何時かは絡ませたいと思ってたのですがその機会が訪れたのでこの流れで行こうかなぁと
取り敢えず予定の段階ですが急に原作介入編のタイトルのIFが消えているのかもしれません
俺は今、オデュッセイア海洋学校の自治区にあるクルーズ船ゴールデンフリース号に来ている
オデュッセイア海洋学校は海に浮かぶ複数の船が自治区というキヴォトスの中でも特に変わった自治区を持つ学園だ
そして俺が今居るゴールデンフリース号はその自治区の内の一つなのだが生徒会を無視し独自で金を稼いで運用している謂わば海上のブラックマーケットみたいな場所である
とは言っても本家本元に比べたらそこまで無法地帯と言う訳では無いのだが生徒会がその船の内情を全く把握していないという現状、割とやりたい放題な部分もある
そして何故、俺がそんな場所に来ているかと言うと数時間前にシャーレ宛に依頼が来たからだ
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依頼者はミレニアムのセミナーの会計、早瀬ユウカ
その内容と言うのがミレニアムにある反省部屋という場所から脱走した問題児、黒崎コユキの捕縛、というより捕縛に向かうC&Cのお目付け役
黒崎コユキはミレニアムの1年でどんな複雑な暗号システムでも異様な速度で感覚的に解くことが出来るという特殊能力を持った生徒である
その能力の優秀さから1年でありながらセミナーに所属していたのだが問題行動を起こしすぎてクビ、その後も度々騒動のタネとなっているらしい
やらかしの度合いでは矯正局送りでも間違いないのだが元セミナーなだけあってミレニアムの機密をいくつも知っている為その手も使えない正に厄介者
そんな問題児が脱走した訳なのだが今回は脱走先でキヴォトスでもトップクラスのマンモス校であるミレニアムを破産に追い込むレベルで金を使い込んでるらしい
そしてその脱走先が俺が今居るゴールデンフリース号なのである
コユキの脱走に気付いたユウカはC&Cに捕縛を依頼、だがそこで一つ問題があった
C&Cはミレニアムの精鋭集団、数々の依頼を達成した訳なのだが物的被害が凄いのだ、余りの被害損額に会計のユウカの胃が死にかけるレベルで
それに加え今回は他校の自治区、しかも生徒会が詳細を把握出来ていない治外法権・・・・・・・今まで通りに暴れるだけ暴れて任務完了と言う訳にはいかない
そこでユウカは考えた、先生をお目付け役としてC&Cの破壊衝動を抑えて貰おうと
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『・・・・・・・あ、なんか遠くで爆発音したな』
『なんですって!?ああもう!あれだけ騒ぎは起こすなって言ったのに!』
ラウンジで酒を飲みつつタブレットで報告書を書いていると遠くの方から爆発音が聞こえた
するとバニーを着たスタッフ達が連絡を取り合い慌ただしい雰囲気になった
『御来場の皆様にお知らせいたします、只今の爆発ですがスタッフの一人が間違えて爆発物を起爆させてしまったようなのですが船の運用に問題は無く、消火活動も完了しておりますので引き続きゲームをお楽しみください』
『おーい、そこの君』
俺は近くに居たバニーを呼び止める
「はい、何か御用でしょうか?」
『本当の所はどうなん?あの爆発』
「え!?それは・・・・・その・・・・・・」
『安心せい、別にこの問題で何かするとかじゃないから。ただ単純に気になったんよ』
「・・・・・・それが侵入者がサブコントロールルームを爆破した後に逃亡したようで。ですが安心を捕まるのも時間の問題です」
『さよか、それなら安心やわ。お仕事頑張ってな』
そう言って俺はバニーにチップを渡した
『暴れとるなぁ、アイツら・・・・・・・』
『あぁ、胃が痛い・・・・・・・・』
『まぁ先生のお陰で今まで抑えられたって事で開き直ろうや』
『最終的に騒ぎになってちゃ意味無いんですよ・・・・・・・』
今俺が通信しているのはミレニアムで待機しているユウカだ・・・・・と言うのも俺は先生とは別で依頼を受けてこの船に来ている訳で
その内容は俺の視点から見た嘘偽りの無い活動報告、アカネは基本的にちゃんとしているが偶に細かい部分を誤魔化すらしく、先生は生徒に対してクソ甘いので余り信用が無い(というより先生相手だとユウカの判定がクソ甘くなる)
なので先生にこっそり付けていた盗聴器(コタマ作)から音声を拾いつつユウカへ出す報告書を書いている訳だ
『にしてもまさかトウジさんがその船でVIP待遇を受けてるとは思いませんでした、どういった経緯かお聞きしても?』
『前に賞金稼ぎ関係でこの船の厄介事を片付けたことがあってな、御礼で貰ったんや』
この船はオデュッセイア海洋学校の校則とは違う独自のルールが決められている
それが金を使ってゲームをし、それで獲得したポイントによってD~AそしてSまでのランクに分けられるというもの
そこでAまで上がるとこの船にあるサービスを最上級レベルの待遇で受けることが出来る
そしてSは幻レベル、ある程度ならここのルールを無視しても目を瞑れるし船内限定でバニースタッフを私兵として扱うなどやりたい放題できる。これが海上のブラックマーケットと言われる所以
ただSは本当に数える程しかいないらしく俺も
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1年程前、ゴールデンフリース号に厄介な客が入り込んだ
色々とやらかしたらしく各方面から追われていたその生徒は最終的にゴールデンフリース号へ逃げ込んだ
しかもどういう手を使ったのか来て早々この船のSランクの権利を取ったらしく運営側も厄介事のタネになる奴を追い出したくても追い出せない状況だった
そこで追い出したい運営側と捕まえたいカンナさん、そして捕まえて賞金が欲しい俺が秘密裏に手を組んでそいつを捕縛
そのお礼として俺とカンナさんはSランクの権利を得られるチケットを貰ったのだがカンナさんは職業的に不味いのでそれを拒否、俺だけがそのチケットを貰った
ただカンナさんも乗船時に俺が同行している時はチケットを持っていなくてもSランクの待遇を受けられる権利を持っている
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そんな訳で現在俺はSランクの権利で用意してもらったお酒を飲みながら盗聴しつつ報告書を書き上げている訳だ
『それで、今はどんな感じですか?』
『ん~・・・・・なんかバニーの子捕まえてくすぐりで拷問してる?』
『何やってるんですかあの人達は・・・・・・・・』
そんな感じでユウカと話していると此方に近づく人影が見えた
『・・・・・・ユウカちゃん、ターゲットが近づいて来たわ』
『・・・・・・・了解、取り敢えずトウジさんが捕まえるとネル先輩が暴れだしそうなんで捕縛は無しの方向で』
『りょーかい、本当に面倒やなあのチビは・・・・・・・』
そうして此方へ歩いて来たコユキの目標は俺だったようで目の前で立ち止まると声を掛けて来た
「こ、こんにちは!トウジさん、ですよね?Sランクの!」
『こんにちは、そのトウジさんで合っとるで~・・・・・君は初めて見る顔やね?』
「黒崎コユキです!にはは~いやぁ、まさか数少ないSランクの一人に会えるなんて思いもしませんでした!」
『僕そんなに有名なん?』
「Sランクって時点でこの船じゃ有名人ですよ~・・・・・・・所でSに上がるコツとかってあるんですか?」
『ん~・・・・・・・・コツとかは無いかなぁ、結局は運と実力やないかな?(そもそも正攻法じゃないな俺)』
「そうですか・・・・・・・・」
『でもコユキちゃん、こっから見てたけど調子良さそうやったやん』
「にはは~!そうなんですよ!ここまで来るまでに結構お金をつぎ込んだんですけど漸くAランクが見えてきまして!」
『ほぇ~、こう言っちゃなんだけどよくそんなお金用意出来たね』
「まぁ正確には私のお金じゃ無いんですけどね~いくら使ったのかもよく覚えてませんし」
『ほぉん・・・・・・・』
「あ、私そろそろ行きますね!もし良かったら今度色々お話聞かせてください!」
そう言ってコユキはまたゲームをしに戻って行った
『・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・』
ち、沈黙が怖ぇ・・・・・・
『あー・・・・・・ユウカちゃん?』
『なんですか、トウジさん?』
『・・・・・・・・仮にチビ共が下手こいても僕がちゃんと捕まえとくわ』
『えぇ・・・・・・・・ヨロシクオネガイシマス』
恐らく向こうではユウカの顔がブチ切れた高嶺清麿みたいになってるんだろうな・・・・・・・・
なんか想定より長くなってしまったので2話編成で
なんか1話に纏めると長すぎるし2話に分けると短くなるという微妙な文字数になりそうで悩んだんですが結局分けました
この世界線ではバニーカンナの実装がワンチャンあります
ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2
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