キヴォトスinドブカス成り代わり   作:ソリダコ

84 / 216
閲覧、感想、高評価、お気に入り登録有難う御座います

とうとうやってきましたFF7Rの発売日!

この為に有給を使って3連休取りました。ゲームの為に連休とか何年振りだろ・・・・・?

でもまぁ有給余ってたし三月にまた有給増えるからいいか

そんな訳でFF7が発売したら暫く更新が滞ります・・・・・・・ただまぁゲームの息抜きで執筆はすると思いますので完全に止まる訳では無いと思います


先生の身体が貧弱!貧弱ゥ!

デカルト達との一悶着が落ち着いて数日後、キヴォトスは広域に渡って大雨が続いていた

 

とは言ってもシャーレの人員は基本的にこのビル内の居住区に住んでいるし唯一通勤(?)しているユメも大雨で濡れるのが嫌だからとここ数日は居住区にあるユメ用の休憩部屋で寝泊まりしている

 

飯は下にあるコンビニで良いし、いざとなったら配達を頼めば良い・・・・・・雨のせいとは言え完全な引きこもり状態である

 

ただ天気のせいとは言えここ数日の缶詰状態だと気が滅入る訳で・・・・・・

 

「雨、止みませんねー・・・・・・・・・」

 

「そうだね~・・・・・」

 

急ぎの仕事が無いのも相まって皆して完全に手が止まってだらけていた

 

「この雨がアビドスにも行って町中の砂を洗い流してくれたらなー・・・・・・」

 

「アハハ・・・・・あそこは何時もと変わらずの天気だもんね」

 

事務所内の空調のお陰で湿気などは全く気にならないとはいえ、長く続く雨のせいか気分的に付ける気も起きなくなり俺は仮面無しで過ごしていた

 

「この量の雨がアビドスに行ってオアシス復活しないかなぁ・・・・・・・」

 

「あのクソ蛇が居たあたり、ただ水が枯れたとも考えにくいですけどねー」

 

「「ハァ・・・・・・・・」」

 

「テンション低いですね~お二人とも。まぁ私も人の事言えないんですけど・・・・・・」

 

ついでにコユキには既に素顔を見せている

 

と、言うより居住している部屋が隣同士なので顔を隠し通すなんて無理だしそもそもコユキ相手に隠す理由も無い

 

ついでに俺の顔を始めて見たコユキの感想は「うわ、なんか胡散臭い顔・・・・・!」だった

 

なんだ・・・・・?ドブカスの顔って子供からそんな印象受ける顔なのか?・・・・・・・受ける顔だな

 

自分で言うのもアレだが中身が違うので多少は改善されてると思うのだがベースがアレなので胡散臭さは消えないようだ

 

寧ろ中身の問題・・・・・・・?何言ってるのか分かりませんね

 

ついでにそんな感想を漏らしたコユキには呪力で強化した状態でウメボシ*1をやっておいた

 

そんな会話をしている中、先生はずっと外を眺めていた

 

「どうしたんですか?先生」

 

“・・・・・・いやね?RABBIT小隊の子達は大丈夫かなって”

 

「あー・・・・・・・・」

 

自分は悪天候の中でのキャンプの経験は無いが一日二日程度なら兎も角こうも長く続くと色々と心配ではある

 

川の洪水なんかのニュースは流れてこないのでそこは安心だが公園内の池の水が溢れ出るとか公園内の排水が間に合わない、なんて事もあるかもしれない

 

「連絡はしてみたんですか?」

 

“それどころじゃないのか全然出てくれないんだよね・・・・・・”

 

「敢えて無視してるって線も捨てがたいのがアレっすね」

 

“それは言わないで・・・・・・・”

 

「予報だと今夜か明日には止むらしいですけどー・・・・・・・」

 

そうすると先生が唐突に立ち上がった

 

“・・・・・・・よしっ、ちょっとあの子達の所に行って来るね!”

 

そう言って先生はシッテムの箱を鞄に入れて外に出ようとした

 

「えっ、ちょっ!?せめて傘とは言わなくても雨合羽くらいは着てってくださいよ!」

 

俺はそう言って出て行こうとする先生を止める

 

「にはは!先生は貧弱ですから簡単に風邪引いちゃいそうですねー!」

 

「笑い事じゃ無いっての!」

 

「先生!貴方が体調を崩したら心配する生徒が沢山いるんですから気を付けてください!」

 

「歳取ると風邪引きやすいし中々治らないんですからね!?」

 

正確には歳を取るのが理由では無くて大人の方が生活習慣の乱れで免疫力が下がる事が多いからであるが

 

“はい、すみません・・・・・・・”

 

俺とユメに叱られて素直に謝る先生

 

「にはは~・・・・・これじゃあどっちが大人か分かりませんね」

 

 

雨合羽を着させた先生の後を傘を差して後ろをついて行く俺

 

ついでにこの雨の中で和服で行くと足の裾がヤバい事になるので市販で売ってるジャージを着ている

 

俺は和服とジャージ以外ではアビドスの制服と体操着しか持っていない

 

和傘に狐の面でジャージ・・・・・・うーん、ミスマッチ

 

 

子ウサギ公園に着くと辺り一面が水浸しになっていた

 

“・・・・・・やっぱり公園内の排水が追い付いてないみたいだね”

 

『みたいっすね。単純に水量が多いのか、それとも土砂かなにかが詰まったのか・・・・・・』

 

“行ってみよう”

 

そうして排水路の方へ行ってみると・・・・・・・・・

 

「諦め、られない!」

 

ミヤコが一人で排水路内の土砂をスコップで掻き出していた

 

「・・・・・・・先生?」

 

ミヤコの方へ行くと此方に気付いた

 

「・・・・・・今日は何の用ですか?見て分かると思いますが、冗談を言っていられる状況ではありません。今すぐ対処出来ないと周囲が全部・・・・・・・」

 

ミヤコの言葉を聞いて先生はシャベルを持ってミヤコの方に近づいた

 

「先生・・・・・・?どうして・・・・・・・・・」

 

“ここの土を片付ければ良いんだよね?”

 

「・・・・・・・はい、お願いします!」

 

“トウジ、さっき話してた事お願いできる?”

 

『アイアイサー』

 

「・・・・・・・? 何を?」

 

闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え

 

俺は掌印を組んで帳を張る

 

ここに来る道中に先生からお願いされた事なのだが、RABBIT小隊の野営地周辺に雨だけを遮る帳を張れないかと聞かれたのだ

 

地面を流れる水を止めてしまうと周辺地域に2次被害が出るかもしれないのでせめて降って来る雨だけでも一時的に無くせば色々助かるとの事で了承したのだが

 

『おっもいっ!?』

 

野営地周辺という事でそこそこの大きさの帳を張ってそこに降り注ぐ雨を受け止める、言ってしまえば落ちて来る大量の水を傘で受け止めるようなものだ

 

「雨が・・・・・・・!」

 

“頼んどいてなんだけど大丈夫?”

 

『滅茶苦茶きついです!降水量エグ過ぎて長くは持たないんでさっさと作業終わらせちゃってください!』

 

掌印を組んでいる右手は腕ごとプルプル震えていて左手で右腕を支えていないと帳を維持できない

 

俺の言葉を聞いてミヤコと先生は急いで排水路の土砂の撤去作業に入った

 

すると後ろの方から残りの3人もやって来た

 

「急に雨が上がったと思ったらやはりお前の仕業か・・・・・・大丈夫か?」

 

流石のサキも俺の余裕のない状態を見て心配が先に来たようだ

 

『おー・・・・・大丈夫、やないからっ・・・・先生達手伝ってくれへん?正直、こういう作業で、先生は力不足なんよ』

 

「はぁ・・・・・・・シャベルの使い方が下手か、貸せ」

 

そう言ってサキは先生のシャベルを受け取って撤去作業に加わった

 

“め、面目ない・・・・・・”

 

『先生、疲れるの早ない・・・・・・・?』

 

業務内容に運動を加えるのもアリか?

 

「・・・・・ほんと、何やってんだか」

 

「・・・・・・・手伝います」

 

 

そうして排水路の整備をした後、帳が張れている内に物資をこれ以上濡れないように対処したり雨で崩れたテントを張り直したりとやれるだけの事をやった

 

『ンギギギギギギ・・・・・・・・・お』

 

「どうしたんだ?」

 

徐々に腕に掛かる負荷が減って来たので俺は帳を解除した

 

帳が消えると空は暗くなっており雨雲もほとんど無くなっていてちらほらと星空が見えていた

 

「・・・・・・・雨、ようやく止んだのですね」

 

“皆お疲れ様、特にトウジ”

 

『ゼー、ゼー・・・・・・報酬は、先生イチオシの、高級酒で・・・・・・・』

 

“うん、却下”

 

「学生が報酬に酒を強請るなよ・・・・・・・」

 

息は切れて全身汗だく、掌印を組んでいた右腕は痙攣して動かない

 

怪我とかをしたわけでは無いがある意味でビナーとやり合った時と同じくらいギリギリだった・・・・・・・自然の力恐るべし

 

物理干渉を得た帳で銃弾を受け止めるバリアでも作ってみようかと思っていたが、これは色々と工夫を凝らさないと負担がエグそうだ・・・・・・・・・

 

「・・・・・・・どうして私達を助けるんですか?何度も、何度も言った筈です。何も変わらないと・・・・・先生が私達に何を望んでいるのか、私は全く分かりません」

 

“何かを望んでる訳じゃないよ。私は先生だから”

 

「・・・・・・・そうですか。装備は殆ど駄目になってしまいましたが・・・・・・どうにか公園そのものは完全に浸水せずにすみました」

 

全く、ミヤコにも色々と言いたい事はあるけど・・・・・・・・・先生はこの公園での生活を止めて欲しいんじゃなかったのか?何の得にもならないのに、こんな・・・・・・・・・筋金入りのバカだな」

 

『せやせやー・・・・・・もっと言ってやってくれー・・・・・・・』

 

「ま、馬鹿なのは最初から知ってたけどね、くひひ・・・・・・・」

 

「も、モエちゃん・・・・・折角助けてくれたのに・・・・・・・・・」

 

「助けは要らないと言い続けてきましたが・・・・・・助けられてしまったのは事実ですね・・・・・・・有難う御座います、先生」

 

(・・・・・・堕ちたな)

 

「・・・・・トウジさん、何か不快な事を考えませんでしたか?」

 

『キッs・・・・・・・・・じゃなくてそんな事考えてへんよ?』

 

キッショ、何で分かんだよ

*1
頭を両拳で挟んでグリグリするアレ




帳が便利すぎて最近使いすぎてるなぁ・・・・・・・・・・

それとメモロビを見ていないからなのかコユキの解像度が低すぎ問題

なんかもう御利口すぎてバカレンジャー卒業間近感が出てる・・・・・・・まぁそれはそれで良いか


作品内でのどうでも良い設定

ニセカスの傘

ニセカスが百鬼夜行に行った際に買った和傘

エンジニア部に依頼して見た目はそのままで防弾使用に改造して貰ったが銃の火力が高すぎて銃弾を受けると傘は無事でも腕が耐えられない

現在、仕込み銃にするためにウタハと密かに画策中(バレたらユメやホシノに止められる為)

ネタ元は某ジャンプ漫画の戦闘民族

ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2

  • 星の怒りを使ってくる平塚先生の生徒
  • 偉大なる航路で活動している賞金稼ぎ
  • 暇潰しで雄英に通っていた相澤先生の先輩
  • アグネスタキオンに絡まれる自称一般人
  • 二科生で風紀委員のやる気の無い先輩
  • 翠屋常連の似非関西弁のお兄さん
  • ダンジョンに行かないヘスティア神の眷属
  • 犯罪都市米花町に迷い込んだニセカス
  • 任務を平気でサボる鬼殺隊最速の柱
  • 特化クラスⅦ組の胡散臭い副担任
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。