番外編である原作軸介入に関して予想以上の反響を頂きました
いつかはやろうと前々から内容を考えていたのですが、正直あまり受け入れて貰え無さそうだなぁなんて思っていました
どうしてやろうと思ったかと言うと単純に自分はこういう話の展開が好きなのと最近ホシノ曇らせやって無かったな・・・・・・という理由です
話は変わりますが感想でホシノ曇らせを芸術と言い換えてる人が居て滅茶苦茶笑いました
俺が自己紹介をした後のホシノ達の反応は、まぁ予想通りだった
「何言ってんだコイツ?」という馬鹿にした目か「頭でも打ったのだろうか」という可哀そうな奴を見る目だった
その後に“取り敢えず色々と聞きたい事があるし部室に行こうか”という先生の言葉で場所は対策委員会の部室に移された
「それで先程アビドスの3年生と仰いましたがホシノ先輩は・・・・・・・・」
「おじさんは知らないよ~・・・・・・・停学中だったとか元アビドスって言うのなら話は別だけど」
「そこんとこどうなのよ・・・・・・・?」
「ちゃんと現役で高3だし年齢も17歳だ」
セリカに聞かれたので答える
「というか喋り方が変わってる・・・・・・・・・」
「少し事情があってね。一時期正体を隠して生活してたからその時の習慣みたいなもんだよ」
「正体を隠さなきゃいけない事情って・・・・・・・」
「んー・・・・・・・・そこら辺は教えない方が良さそうかもな。お互いの為にも」
「・・・・・・・?」
先生がアビドスに常駐しているという事は時系列的に過去の話だ。ここでカイザーの事を話して本来辿る未来に行かないのは不味い
俺の予想が正しければここは俺が関わる筈の無い原作の世界線なのだから・・・・・・・・・
「まぁそこら辺の事情は置いといて・・・・・・」
「いや、置いとけないんだけど・・・・・・・・?」
「はいはい、五月蠅い五月蠅い・・・・・・・んでもって俺がアビドス生だと証明出来る物としてこれがあるんだけど」
俺はそう言って懐から自分の学生証を出して机の上に置いた
「これは・・・・・・・」
「ん、アビドスの学生証」
「・・・・・・・確かに私達の学校の3年生となっていますね」
机に置いた学生証を順々に手に取って確かめていくホシノ達
「よく出来た偽物っていうのは・・・・・・・・?」
「ん~・・・・・・・・こうして見る限りは全く同じものに見えますね~」
セリカの疑問に自分の学生証と見比べてるノノミが答える
“私にもちょっと見せて貰えるかい?”
「あ、はいどうぞ」
ノノミから学生証を受け取った先生は俺の学生証を軽く見た後にシッテムの箱の画面上にかざした
「先生・・・・・・・・?」
突然の行動にアヤネが先生に問いかける
(アロナに確認を取ってるのか?)
“・・・・・・成程”
「何かわかったのですか?」
“うん・・・・・・まぁ一応ね。はい、これ返すね”
「どうも」
先生から学生証を返してもらって懐に仕舞う
「それで何が分かったんですか?」
“取り敢えずこの子の学生証は本物だったよ、だけど・・・・・・・・・”
「だけど?」
“学生証は本物だった、だけど禪院直哉という生徒のデータは存在していなかった”
「「「「「!?」」」」」
「あれ?でもそれだと結局アビドスの生徒だという証拠にはならないのでは?」
「確かにね~、学生証の偽造は簡単ではないけど出来ない訳じゃない。それこそミレニアムとかだったら出来る生徒は居る筈だよ。まぁガワだけ作ってデータは無いなんてマヌケな生徒がいるかは別の話だけど」
ホシノの言葉で再び疑惑の目が俺に向けられる
「確かにこれだけじゃ証拠にならないな・・・・・・アッハッハ!言われてみたら証拠として弱すぎだなこれ!」
そういえばアリスの学生登録と学生証はハッキングして作られた物だったのを忘れていた
「笑い事じゃないでしょ!?」
「ん、これで貴方は不審者に逆戻り」
「それじゃあ証拠・・・・・・・になるかは分からないけど証拠その2。・・・・・・ホシノにはちょいと酷だが」
俺はスマホを取り出して強制的に待ち受けにさせられた画像を皆に見せる
「なんでアンタが自信なさげなのよ・・・・・ってこれ」
「直哉さんとホシノ先輩と・・・・・・誰でしょうか?」
「おじさんに酷・・・・・?___ッ!?」
「この方は・・・・・・・・・」
スマホの画面には連邦生徒会の制服を着て満面の笑みを浮かべているユメの両側で半泣きになっている俺とホシノが無理やりピースをさせられている画像が写っていた
これはアビドスでの一件で俺とホシノがユメに説教を受けた後に撮らされた写真だ
「これを待ち受けにして毎日見ればもう馬鹿な真似はしないよね・・・・・・しないよね?」というユメの言葉で強制的に自ら喜んで待ち受けにした写真だ
「ホシノとノノミならこれが証拠だって分かって貰えると思うんだけど」
「そう、ですね・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
言葉に詰まるノノミと黙るホシノ
「・・・・・?よく分かんないけど合成写真って線もあるんじゃない?」
「そこまで疑われたらお手上げ。もう証明出来るもんはなんも無いわ」
俺は両手を上げて降参のポーズを取る
“ふむ・・・・・・・・少し失礼”
先生はそう言って俺のスマホの画面をシッテムの箱にかざした
「先程もそうしてましたがそれで何か分かるんですか・・・・・・?」
「あれはシッテムの箱と言ってね。まぁ連邦生徒会長と先生しか扱えない超技術の詰まったヤバイ機械だと思えばいいよ」
アヤネの疑問に俺が答える
「は、はぁ・・・・・・?」
“シッテムの箱の事を知っているんだね”
「俺のもう一つの肩書は連邦捜査部シャーレ代表補佐ですんで」
“成程ね。はい、有難うね”
先生からスマホを返してもらう
「それで先生、何か分かったんですか・・・・・・?」
“うん。取り敢えずこの写真に合成加工を使われた形跡は全く無かったよ、つまり・・・・・・・”
「この写真は実際にこの三人で撮った写真、という事ですか・・・・・・・・・」
「ホシノ先輩はこの写真を撮った事を・・・・・」
「・・・・・・撮った覚えは無いよ。と言うより撮れる筈が無い」
「撮れる筈が無い・・・・・・・?」
「そもそも真ん中の人って誰なんですか?」
「・・・・・ユメ先輩。俺とホシノの一つ上の先輩でアビドスの元生徒会長だった人だ。俺の居た世界では卒業後に連邦生徒会の職員をしているが・・・・・・・」
「うん、この世界では2年前に死んでる」
「・・・・・・・はぁ、やっぱりそうなのか」
ホシノからユメの事を聞いて溜息が出る
「せ、世界・・・・?どういうことですか?」
「・・・・・・つまり君は別の世界のキヴォトスから来た人、って事なんでしょ?」
「恐らく、だけどね」
「え、えぇと?」
“つまり
未だに上手く理解出来ていないセリカに先生が説明する
「ぱ、パラレルワールド!?世界間の移動なんて出来るものなんですか!?」
「知らん」
「えぇ!?」
アヤネの質問に俺が答える
「そもそも夜に寝て起きたらここに居たから俺が知りたいくらいだわ」
「えぇ・・・・・・・・」
「結局の所コイツはアビドスの先輩だった、という事で良い訳・・・・・・・・?」
「うーん・・・・・・・私達の先輩ではないですけどアビドスの先輩ではあるというか・・・・・・・」
「ややこしい・・・・・・・・・」
「ま、俺の扱いは不審者とかそういうのじゃなければいいよ。別に先輩振るつもりもないし」
「・・・・・・・ねぇ」
「ん?」
「貴方は、間に合ったの・・・・・・・・・?」
「・・・・・・・・ギリギリな。代わりに俺が死にかけたが最終的には何とかなったよ」
「そっか・・・・・・・・・・・そっかぁ・・・・・・・・・」
「ホシノ先輩・・・・・・・・・」
「スマン・・・・・・・・・・」
「ううん、気にしないで・・・・・それに、別の世界とはいえ楽しそうにしてるユメ先輩を見れておじさんは嬉しいよ」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
原作改変とかこれからの未来の辻褄とか一切合切を無視してカイザー殺しに行きたくなった
久しぶりのホシノ曇らせ、上手く出来たでしょうか・・・・・・・・・?
ユメ先輩の死因は明らかになっていないので原作軸と言いつつそこだけは本作と同じ設定で行かせて貰います
つまりニセカスが居ないのでビナーとの戦闘で亡くなっています
ネタとしてやって欲しい番外編は?ver.2
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