問題児たちと中二病の帝王気取りが異世界から来るそうですよ? 作:根掘り葉ほり
…タイトルにセンスが無くてスイませェん。
これでも自分の中二心を振り絞りました(笑)
「ありえない。ありえないのですよ!まさか黒ウサギの素敵耳をいじくりまわすだけで小一時間も消費してしまうとは…学級崩壊とはきっとこのような状況を言うに違いないのです!!」
黒ウサギは涙目になりながら何かをぶつぶつと呟いている。
まぁ、あれから約一時間、あの3人に遊ばれていたからな。当然か。
「いいからさっさと進めろよ」
取り敢えず、話だけ聞くことになり全員で黒ウサギの前の岸辺に座る。
「コホン…では、あらためまして説明を…
キングクリムゾン!
説明を聞くという過程は吹き飛び
理解したという結果だけが残る!
「この世界は.......面白いか?」
「YES『ギフトゲーム』は人を超えた者たちだけが参加できる神魔の遊戯、箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証いたします♪」
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ー黒ウサギの説明後、森の中ー
黒ウサギに先導され移動している最中、逆廻がこそこそとしているのに気が付いた。
「何をしている、逆廻?」
「あ?いや、ちょいと世界の果てにでも行こうかと思ってな。というか俺のことは十六夜って読んでくれ。お前のことも早人って呼ぶから。」
「分かった。十六夜、俺も世界の果てとやらに興味が有るからな。付いて行かせてもらうぞ。」
十六夜は他の二人にも聞いたようだが面倒そうに断られていた。
「おーけー。来るのは早人だけか、黒ウサギにはチクるなよ。」
十六夜が2人に声を掛けた後、俺達は世界の果てに向かった。
途中、十六夜のスピードに合わせるため俺はホワイトアルバムを使用した。
ー世界の果てー
「おいおい!面白そうじゃねえか!マジにこういう奴がいるんだな」
世界の果てに付いてすぐ、俺達は蛇の化け物のような奴に出会った。
『小僧ども何をしに来た?ふ…まぁいい。試練を選ぶがよい!』
上から目線で偉そうに話してくる蛇を前に十六夜が話しかけてくる。
「なぁ早人。水辺のここだとさっき移動に使ってた氷のギフトですぐに終わっちまうだろ?俺が行っていいか?」
「あぁ、どのみち面倒だからお前に任せようと思っていた所だ。」
『…おい小僧ども。何だその会話は、私をバカにしているのか⁈』
「おーけー。……さて、試練を選べってか?はっ、お前が俺を試せるかどうか試してやるよ!」
『…露骨にシカトしおって。いいだろう!どうなっても知らんぞ小僧!!』
「いいねぇオイ。楽しませてくれよ!」
「おらぁぁ!!」
『ぐああ⁈』
十六夜が跳躍し蛇を思いっきり殴ると蛇は水の底へ落ちていった。
凄まじい腕力だな。あの身体能力、ギフトか?
俺が考えていると森の方から誰かが来る気配がした。一応、エピタフで観たところ黒ウサギが来るようだ。
「確か、この辺りのはず…あ!見つけましたよ早人さん!一体どこまで来てるんですか⁈」
「世界の果てまでだが?それにしても黒ウサギ、随分速く追い付いて来たな。」
「当たり前です!まぁ、十六夜さん達が無事でよかったです。水神のゲームに挑んだと聞いて肝を冷やしましたよ。」
「水神?あぁ、あの蛇のことか?」
『まだぁ...まだ試練は終わっていないぞ、小僧ォ!!』
無視したことや挑発が余程気に入らなかったのか水神は完全にキレていた。いくつもの水柱を立て、十六夜を睨み付けている。
「蛇神…⁈ってどうやったらこんなに怒らせられるんですか十六夜さん!」
「なんか偉そうに『試練を選べ』とかなんとか、上から目線で素敵なことを言ってくれたからよォ。俺を試せるかどうか試させてもらったのさ。ま、結果は見ての通り残念な奴だったがな」
十六夜のその言葉で水神の怒りが限界まで達したようで、水柱を十六夜に向かわせる。
「十六夜さん!」
「手を出すなよ黒ウサギ。こんなもん……しゃらくせえ!!」
十六夜が水柱に拳を向けて一振りすると何本も有った水柱が【一本を残して】全て消し飛んだ。
『ば、馬鹿な⁈』
「ッ⁈は、早人さん!一本がこちらに!」
「分かっている。…ホワイトアルバム!」
俺がホワイトアルバムを使用したのとほぼ同時に、向かってくる水柱が一瞬で凍り付いた。
…その間に十六夜は水神を倒したようだ。
「オイオイすげぇな、あんな勢いと量がある水でも一瞬かよ?」
「勢いや量など関係無い。超低温では全てが静止する。…それより貴様、わざと一本だけ残したな?」
「ヤハハ、まぁいいじゃねぇか。結果オーライってやつでよ。俺もお前の実力が知りたかったんだよ。」
俺達が会話をしている間に黒ウサギは十六夜が倒した水神から報酬をもらっていた。
そして帰って来た黒ウサギに対し十六夜は…
「オマエ、何か決定的なことずっと隠してるよな?」
「...何のことですか?箱庭の事ならお答えすると約束しましたし、ゲームのことも…」
「違うな、俺が聞いているのはお前たちのこと、いや核心的なことを言うぜ?黒ウサギはどうして俺達を呼び出す必要があったんだ?」
黒ウサギはすっかり動揺していた。
十六夜から目配せされたので俺も追撃をかける。
「これは俺の推測だが、黒ウサギのコミュニティは弱小チーム、いや、どこかに潰されたか。そこで俺達を呼び出しコミュニティの強化を行おうとした、これならいままでの行動にも納得がいく、どうだ?」
確信を付かれたのか沈黙している黒ウサギに十六夜が告げる。
「沈黙は肯定ってことだ。じゃあな。」
「や、駄目です!待ってください!」
「ならお前は包み隠さず話せ。」
「まぁ、話さないなら別にいいぜ?俺と早人はさっさと他のコミュニティに行くだけだ」
「…話せば協力してくれますか?」
「ああ、面白ければな」
俺は取り敢えず黒ウサギの話を聞くことにした。
そして語られた内容は…
黒ウサギのコミュニティは元々大手だった。
だが魔王という力を持った存在に襲われ、
旗と名を奪われ主力メンバーも奪われ、
色んな人物が抜けていき、
弱小コミュニティと化した。
新しくコミュニティを作るという選択肢もあるはずだが、
仲間のいたコミュニティを崩したくないらしい。
十六夜はこの説明を聞き、嬉しそうにしていた。
「いいな、それ」
どうやら十六夜は参加するらしい。
コイツはやはり快楽主義者だからか。
黒ウサギは聞き返すように返事した。
「ハイ?ほ、本当ですか⁈」
「なんだ?いらないのか?」
「いえいえ!そんなことは。…ありがとうございます!!」
「ま、早人はどうだか知らねぇがな。」
「…あ、あの〜コミュニティに入って頂けますでしょうか?」
不安そうに黒ウサギが俺に対して質問して来る。
「…いいだろう。入ってやる。」
俺が承諾したことが嬉しかったのか黒ウサギが跳ねていると、十六夜が質問してくる。
「普通に疑問なんだが、なんで入ったんだ?」
「そうだな、俺はお前のそのギフトが気になるし、何より…面白そうだからだ。」
俺がそう答えると十六夜はニヤリと笑った。
ギフトカードに乗せる誰かカックイイ名前があったら感想欄にてお願いします。
キンクリとエピタフはwikiに乗ってた【深紅の王】【墓碑銘】でいいんですけどねぇ。残りの2つが…思い付きません。