便利屋にオリ主を突っ込んで曇らせる話   作:ナマス

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Unwelcome school

「ななな、な、何ですってーーーーー!!!???」

 

 社長に種明かしした後、社長の元に集まった沢山の社員達と共にアドビスへ向かった

 最近他に社員いる事について半信半疑だったが、ようやくここで確証が取れて良かった

 

「総員!攻撃!」

 

 色々アビドスとあーだこーだ言い合った後に遂に戦いが始まった

 自分は後方支援で、とりあえず射程圏内に入った奴らに軒並み重力を浴びせていく

 

 相手はたかが5人。しかし連携や先生の持っている何かによってのアシストでこちらは少しづつ押されていた

 だがやはり自分の射程圏内に入ってしまえば、相手は唯の的になるしか無くなる

 だからこそ相手も一定の距離から遮蔽物に隠れて攻めあぐねている様だった

 

 まあ相手も馬鹿じゃない、元凶が自分である事ぐらい直ぐに把握し、隙あらば自分に向かって撃ってくる様になった

 あまりこの体の防御力は高く無いので勘弁して貰いたいが、便利屋の為に戦うと決めたからには覚悟はしていたつもりではあった

 

 こちらも何とかコソコソと隠れながら力を発動していく

 そして遂にアビドス側も勝負に出た。誰かが遮蔽物から飛び出してきたのだ

 それを見逃さず自分は力を使おうとして、目が合った

 自分にショットガンを構える暁のホルス、小鳥遊ホシノと

 

「……え」

 

 バン。一瞬の轟音。1テンポ遅れて自分に衝撃が走った

 

「……ぁ」

 

 車椅子に座って居なかったら間違いなく倒れてふしているダメージ

 胸を触れば、べったりと赤い血が手にこびり付いた

 

「嫌、ちが、そんなつもりじゃ……」

 

「タナ!」

 

 課長が走ってきて直ぐに車椅子ごと後方に引っ張られていった

 

「社長!タナが重症を!」

 

「え!?えっと確か医療箱は簡易的な奴しか今はないわ!事務所にならある程度対処出来るのだけど」

 

「大丈夫です……これぐらい少し止血すれば何とかなりま…ゴヒュ!?」

 

 気管に入っていた血で思いっきり咳き込む。胸が熱い。それはもう物理的に

 

「カヨコはタナの応急処置を頼むわね!私は少し前線に行ってくるわ!」

 

 そう行って社長は駆け出して行った

 やらかしたな。自分がいた時ですら押されていたのに自分という押さえが居なくなれば前線の崩壊など日を見るより明らかだろう

 

「申し訳ございません……自分がヘマしたばかりに………」

 

「喋らないで、傷が広がる」

 

 課長に上着を脱がされ、傷さえなければそこそこ色気がありそうな格好で胸に包帯を巻かれていく

 このまま自分が戦犯して負けるかと思いきや、まさか社員の定時の時間だからという実にしょうもないーーー世の社会人からしたらしょうもなくは無いーーー理由で幕引きになるとは考えもつかなかった




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