作者は現在大学受験真っ只中なので再び更新は凄まじく遅れるかもですが、それでも見てくれるという方がいましたら宜しくお願い致します。
今日もいつものようにベットで過ごす、しかし今日は珍しくヒナが来ない。いつもなら真っ先にきて世話を焼きにくる筈だ。
そして凄く騒がしくもあった。いつもならゲヘナなのにも関わらずここら周辺は馬鹿みたいに静かなのだ。風紀委員会室の近くで騒ぐ連中も早々いないからだろうが。
それなのにもここまで騒がしいということは余程の命知らずが現れたのだろう。ヒナがそれの対処に追われた来てないとするならば対した相手だ。
最初はこうして他人事のように考えていたが、少しづつ音が近づいていっている事が分かると自分も焦り始めた。こんな体じゃ戦うことは愚か力使わない限り抵抗すら出来ないのだ。
幸いドアは一つしかなく、ここから入ってくる分には力でどうにでもなる。ただ周りを爆破されたりして囲まれるとどうしようも無くなってしまうのでその時は大人しく投降しよう。
この際相手が誰だって構わない。風紀委員会からさえ離れられればそれで良い。そんな半分投げやりな気持ちで近づいてくる音に備える。
聞こえてくる戦闘音はどんどん激しく苛烈になっていき、緊張感も高まっていく。そしてすぐドアの真ん前まで音がするようになったかと思えば、爆音。
唐突な爆発に耳を抑えることすら出来なかったため耳がキーンとする。
耳鳴りが収まり爆発の土煙が少しづつ晴れていくと、そこに居たのは
「━━━━助けに来たわよ、タナ!」
ボロボロな服を着た社長だった。
「な、なんで…………どうして………」
「どうしてって、私達便利屋68が大切な社員を見捨てるような会社に見える?それに敵に捕まった仲間を助けに行くって最高にアウトローじゃない?」
「しゃ、社長殿…………!」
社長殿に抱き抱えられる。スナイパーライフルは片手でも打てると豪語していた社長殿だからこそ出来る芸当だ。
「アルちゃん、早くしないとこわーい風紀委員長がきちゃうよ。タナちゃんが見つかったなら早く脱出しないと!」
室長殿や課長殿、ハルカさんも合流することかできた。しかし全員ボロボロで傷が至る所にある状態だった。
自分を抱き抱えながら社長殿たちは用意してある脱出経路に向けて走る。あと少しで着くそのところだった。
「ルイは、渡さない!!!!!」
背後からとんでもないプレッシャーを放ちながらヒナが追いかけて来ていたのだ。あと少しで追いつかれる、そのところで自分はヒナに力を使った。
「ぐぅぅ!?どうして、どうしてよルイ!私の何がダメだったの?悪いところは全部直すから、だから、もどってきてよぉルイぃ………」
「………ごめん、ヒナ」
今にも泣き出しそうな顔で弱々しくこちらに手を伸ばすヒナを尻目に、脱出口へ入っていった。
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