これからもよろしくお願い致しします。
泣きながら朝ごはんを食べてなんとか室長が場を取り成した後、課長とハルカ先輩がやって来てなんとか色々とわちゃわちゃした朝は終わりを告げた。
「全員集まったわね。とりあえず今日の予定を発表するわよ!」
「え?他の社員達はいないのですか?」
いやまさかそんなわけない。たった4人でこんなアウトローを目指して、裏社会とドンパチしているなんて考えられない。危なすぎるし、なによりそうなると一体全体どんだけこの4人が強いのかという話になってしまう。
「い、今のは言葉の綾ってやつよ。えっと......他の社員達は今敵の情報を集めてもらっているわ。ほら、戦うのにも情報はとても大事なのよ」
「社長殿、揚げ足を取るような真似をして申し訳ございません。自分にはそのような考えは毛頭浮かびませんでした」
やはり社長は自分よりも何手先も考えていた。恥ずかしい
「話が逸れたわね。コホン、今日の予定は車いすを買いに行くわよ!」
「車いす、ですか」
「そう。まさか私たちに抱きかかえられながら戦うつもりじゃないでしょう?」
車いすか。確かにこの体で戦うには必須かもしれない
「社長殿、しかし自分なんかにそんな高価なものを頂くのは流石に申し訳ないのですが」
「問題ないわ。『今の』便利屋にはいつもよりお金があるの。車いすの1つや2つぐらいなんてことないわ!.....多分」
「.....はあ。まあ今回は仕方ないか」
課長はため息をつきながらも賛同してくれた
「どーせならすごいやつ買っちゃおうよ!ミサイル打てるやつとか!」
「わ、私はアル様がそういうなら良いと思います」
室長は楽しそうに、先輩はいつものようにおどおどしている
「じゃあ早速ミレニアムへ出発よ!」
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「アルちゃん。もっと面白いのにしようよー。ビーム出せるやつとかかっこよかったじゃん」
「しょ、しょうがないでしょ。だってあれ、これの10倍以上の値段がするのよ?!」
自分は早速買ってもらった車いすに乗ってオフィスへ帰っていた
「まあとりあえず、なんの設備もない旧式の車いすがちょうど在庫処分セールで売っててよかった。セールじゃなかったら一気に半分くらい溶かす羽目になってたから」
この車いすは旧式といってもピストルの銃弾くらいじゃ傷一つつかない耐久性にある程度の自動走行がついている。そのため結構なお値段がするはずだったのだが、型自体はかなり古いため、在庫処分セール品として75%オフで売られていたのだ
「課長、それでも8分の1は自分なんかに使ったってことですよね。良いんですか?まだなにもしてない自分がこんな高価なものを.......」
「社長が良いならいいんじゃない。社長はね、アウトローを目指しながらなんだかんだ言って見捨てられない真面目で優しい人だから」
「ま、そんな人たらしだから私たちはついてきてるんだけど」なんて言いながら室長と楽しそうに話す社長を少し微笑みながら見ていた
朝とは全然違う照りつけるような太陽が、自分たちをハッキリと輝かせているように感じた
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R18版見てみたい?(書くかどうかは未定)
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見てみたい
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別に要らない
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それよりも本編を見たい