午前中に鞄を持ち家を出て東京に向かう為に駅に行くとその途中でとある人物が鞄を持ちながら寄ってきた
「やぁ 蒼一此れから青道に行くんだよね。一緒に行こう」
中学の時のバッテリーである白咲桜橙だ。
「桜橙。お前か」
「僕も青道高校に行くんだよ此れからもよろしくね〜〜〜」
「あぁ〜」
2人はそのまま青道高校に行く為に駅に向かうと電車がタイミング良く来て急いで乗ると椅子に座り電車から流れる車窓の景色を眺めていた
そこには
街や学校
河川敷など
地元の風景が流れていた
おっ
自分が毎日練習していたグラウンドで見えた
そうか 俺は
その時の顔を桜橙はこう話していた
東京駅に着くと青道高校の部長さんが迎えに来てくれてそのまま青道高校の寮に案内をしてくれて桜橙と別れそのまま自分の部屋にそれぞれ行くことにした
「俺の部屋はここか」
扉の前に行きノックする
すると声が聞こえて来たのでドアを開けるとそこには眼鏡のイケメンが座っていた
「おっ新1年、俺御幸一也ヨロシクね。」
「俺は蒼野蒼一です。よろしくお願いします。」
「君が蒼野蒼一ね。 世代別No.1左腕の投手なんだろう。蒼士から聞いてるよ。俺捕手だから一軍に来れたらバッテリーを組めるかもな ははは」
「 嫌味なやつだな この人は」
鞄を置こうとすると御幸に話しかけられた
「あぁ そっちのベッドとそこの机がお前のね。んで朝の6時30分に朝練開始だからよろしく」
「はい!!」
蒼野は返事をして自分の鞄を置きベットの上に座る
「なぁ 1つ聞いていいか?」
「なんですか?」
御幸の次の言葉に思わず動きを止めてしまった
「お前 紅崎総一朗に勝てると思って勝負したの。」
自分が最もライバルである紅崎総一朗の名を出された上チームメイトから最も言われてた事を言われ思わず動揺した
そして蒼野は御幸に
「だったら」
自分の答えを正直に言ったすると御幸は
「別に どうもしねぇよ」
「ハァ?」
御幸の言葉に思わず言葉を返してしまった
「投手ってのはそれぐらいのエゴが合った方が面白えからな。ぶっちゃけいろんな投手が居た方がリードしがいがあるしな(笑)。」
(何なんだのこの人は)
御幸のまるでイタズラっ子の様な笑顔の物言いに内心戸惑った
蒼野はジャージに着替えて部屋を出ようとした
「あの少しそこら辺走ってきて良いですか?」
「ああ 別に構わないぞ」
「んじゃ行ってきます。」
そう言うとは扉を開けて部屋を出るとその瞬間下から叫び声がした
「何だ!!?」
蒼野蒼士は監督に呼ばれていたそしてその用事を終えた後は部屋に向かうと何か叫び声がした
「ああ またやってんのかあの人達」
と部屋に戻ってみるとどう部屋の新入生を驚かす為に変装したであろう上級生と同級生のレギュラーと恐らく新しく入部してきたであろう新一年が座っていた
「ちわっす ただいま戻りました。」
「おかえり」
「待ってたぜ蒼士。」
小さいメモ用紙に「おかえり」と書かれた紙を見せた重量級のサード3年の増子透と鉄壁の二遊間の2年の倉持洋一が返事して来た
「んで君が新入生の」
「はい!!! 赤城中から来ました沢村栄純です!!! よろしくお願いします。」
「おう よろしくね(うるっさ!!! 声がでか過ぎ!!)」
「俺は蒼野蒼士ね。ポジションはレフト。」
「サードだ。 よろしく頼む沢村ちゃん。」
「んで 俺はショートだ。よろしくな。」
4人が改めて自己紹介すると倉持がプレステを持ち出し新入生歓迎としょうじてみんゴルを夜遅くまでする事になったのだが倉持が黒い笑みを浮かべていたの見て恐らく新入生を夜更かしさせることを察した蒼野は内心溜息を吐きながら明日起こしてやらなきゃなと思い先に眠りに付いた
「すぴー すぴー 「沢村起きろ!」ふが!!!」
蒼野は沢村は突然体を揺り起こした。
「とっとと着替えな練習に遅れるぞ。」
「はい!!! 「もうすぐだから早くしろよ」はい急ぎます!!!」
そう言うと蒼野さっさと部屋を出た
グラウンドへ向かっていると先に部屋を出ていた増子と倉持に追い付いた
「沢村は今起きて急いで着替えてグラウンドへ向かっています。」
「何だよ結局起こしたのかよ。せっかく夜更かしさせてやったのに」
「当り前だ。夜更しさせたのは他でもなく俺達なんだから」
「 来たぞ。」
増子先輩が白いメモ用紙にを見せると後ろから足音がしたので倉持と振り向くと沢村が急いで此方に向かってきた
「はぁ はぁ すいません寝坊しました!!!」
「まだ 大丈夫だ。沢村ちゃん」
「先輩より遅く起きるとはいい度胸じゃねぇか沢村。後でスパーリングだな。ヒャッハー!!」
「すんません申し訳ありません。」
「ほら とっとと行くぞ。」
4人はグラウンドへ向かった
グラウンドは数多くの新入生が集まっていた
(おお あいつもいたな。)
その新入生の中で頭一つ分でかい部員を発見した。
「弟くんいたな。しかしでけぇな お前と同じ位か?」
「確か185って言ってたな。」
「でか!!! どんだけだよ。」
「本当 羨ましいね」
後ろを振り向くとそこには亮介が立っていた
「あぁ 亮さん ちわっす。」
「亮介さん おはようございます。」
「んでの隣がその相棒の白咲桜橙、どっちもでかいね羨ましいよ」
「まぁ 身長で野球は決まらないっすから」
「君が言っても慰めにならないよ」
「そうだ 寧ろ嫌味にしか聞こえねぇよ。」
亮介と倉持は蒼野の足を蹴る
「痛った! でも桜橙君は高校ではポジション変えるらしいですよ。」
「へぇ〜 何処の?」
「えぇっと 「監督が来たぞ。」話は後っすね。」
グラウンドにサングラスを掛けた厳つい体格のいい男がやって来た
青道高校野球部監督の片岡鉄心だ。
「新入生は揃っているか新入生は並べそして左から自己紹介していけ。」
すると左から自己紹介していく
「宮前シニア出身、大島広! ポジションはショートです。守備には定評があります。よろしくお願いします」
「松方シニア出身、東条秀明 ポジションはピッチャーです。よろしくお願いします。」
「同じく松方シニア出身、金丸信二 ポジションはサードです。よろしくお願いします。」
「松方シニアって」
「全国ベスト4の」
「これは 期待できるな。」
全国ベスト4松方シニアのピッチャーとサードに声が大きくなる
「よし 次!!」
「赤城中出身、沢村栄純です ポジションはピッチャーです。エースになりに来ました!!! よろしくお願いします。」
「ほう 小僧。お前が去年御幸とバッテリーを組んで東と勝負したやつか?」
監督がそう言うと先程まで以上に声が大きくなった
「あいつがあの」
「去年プロに行った東先輩を三振させた」
「投手か!!」
どよめきが走っているとそんなのお構え無しに挨拶は進んで言った
「次」
「はい 苫小牧中出身、降谷暁 ポジションはピッチャーです。」
「はい 白咲桜橙 越後東シニア出身 ポジションはキャッチャーですがどこでもやれます。 よろしくお願いします。」
「でけぇ 2人共」
「苫小牧中って北海道だよな」
「珍しいよな んであっちが白咲桜橙か」
「あぁ 世代別1.2を争うキャッチャー」
「どこでもやれるって じゃ何処かのポジションにコンパートするってことか」
周りにざわめきが収まらない中で片岡は
「よし次」
「はい 蒼野蒼一 同じく越後東シニア出身 ポジションはピッチャーです。 よろしくお願いします。」
すると今日1の部員の声が大きくなった。
「あいつが世代別No.1左腕」
「5人の天才兄弟の最強の才能の持ち主であり」
「最強の才能の持っていながら今だにタイトルを取れず居る」
「無冠の帝王 蒼野蒼一か!!」
(ちっ)
その後も自己紹介は続いていき全員が終った所で唯一寝坊して遅刻していた御幸が黙って上級生の所に加わろうとしていた所を監督に見つかりそのまま朝練が終わるまで走らされていた
その後体力テストの結果で監督の片岡はある決断をした。