蒼と紅   作:ABS159

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第7話

 

紅白戦試合が終わり春季東京都大会準決勝で青道高校野球部は西東京の正孔学院と試合をし

 

乱打戦になったこの試合は結城、蒼野、そして御幸とレギュラーに復帰した増子のホームランなどで8-7の接戦を制し見事に春季東京都大会決勝進出と関東大会出場

 

 

 

 

 

その翌日

 

 

「新入生合わせ総勢95名。何とも静観ですな。どうですか片岡監督。今年のチームの調子は今年こそ夏の甲子園出場は」

 

「6年振りの甲子園が出場が掛かってますからね。」

 

青道高校の校長と共闘が練習中に訪ねて来た

 

 

「心配無用チームの個々の能力は去年のベスト4のチームを上回ってますから」

 

ノックの難しいゴロを難なく取り受け取った勢いそのままにグローブでトスを上げそれをショートが受け取りファーストに素早く投げ込む

 

「おおーー!!!」

 

「おお!!!」

 

「鉄壁の二遊間、2番ショート倉持(2年)、2番セカンド小湊(3年)」

 

「死ねおらー!!」

 

 

センターの奥からノーバウンドの豪速球で返球する

 

 

 

「吠える強肩強打の3番センター伊佐敷(3年)」

 

 

「そして勝負感さえ渡る不動の4番ファーストのキャプテン結城(3年)」

 

 

「ふむ・・風は西から東か」

 

「なぜ風?」

 

「そして当たればボールは遥か彼方、レギュラーに復帰した超重量級サード7番サード増子(3年)」

 

 

 

ピッチャーの投げたボールを広角に打ちセンターの最上段に撃ち抜いた

 

 

「おお!!!」

 

「凄い!!!」

 

 

「天才兄弟の中で落ちこぼれと言われ血の滲むような努力に努力を重ね這い上がった1年の夏のからクリーンナップを任され精神力と得点圏打率はチーム1.2を争う不動の5番レフト蒼野(2年)」

 

 

「チームを支える扇の要6番キャッチャー御幸一也(2年)」

 

「この面子は全国にも誇る面子です。」

 

「ほう〜では期待してますよ片岡監督。」

 

 

 

 

 

片岡は夜に窓際の机に座り煙草を吸っていた。

 

 

「監督どうでした。1年がまさかの上級生に勝つなんて前代未聞の事がありますが収穫がありましたよね。」

 

「セカンドの小湊、彼は3年の小湊の弟の様です。道理でプレースタイルが瓜二つな訳だり」

 

「けどやっぱり白咲と蒼野の二人もそうですが降谷暁」

 

「蒼野と同様に関東大会でデビューさせるつもりだ。」

 

「ええ!!!」

 

「あの浮き上がると錯覚する剛球は全国でもそうは打てまい】

 

「夏真では丹波、蒼野、降谷の3枚看板で行くつもりだ。」

 

「片岡監督、沢村君は使えますか?」

 

「沢村!!! 確かに3者凡退に抑えてますが他の4人と比べると」

 

「確かに他の4人と比べると見劣りしていますが」

 

「まともに誰一人としてうたれてませんよ」

 

「それに  打高投低 ウェートトレーニングにサーキットトレーニングの普及によってパワー野球全盛の高校野球において左のムービングボールは貴重な存在かと」

 

「ふん バカ正直な真っ向勝負にセットプレーやカバーリングの未熟くさ今のままでは正直使えん」

 

「だが」

 

「恐らく誰にも教わってはいないであろうあの豪快なフォームに柔軟な関節。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「原石のデカさで言えば蒼野と同等少なくとも他の3人より凌ぐかもしれん」

 

 

 

 

 

 

片岡の言葉に大田部長と高島副部長の二人が驚く

 

 

「取り敢えず降谷と蒼野の2人は一軍で経験を積み沢村はクリスに任せようと思う。」

 

「えっ クリスに」

 

「分かりました。」

 

 

 

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