練習の途中で休憩をしている時に何やら怒り狂って走っている沢村の姿があった
(何やってんだあいつ)
するとそこに此方に向かって来る人がいた
3年の今はとある事情で控えの捕手の滝川・クリス・優だ。
「お疲れ様です。クリス先輩。」
「...ああ お疲れ蒼士。」
「確か 沢村とバッテリーを組んでるんですよね。どうでした沢村」
「馬鹿だ あれではエースは任せられない。」
「ただ 素晴らしいダイヤの原石だ。」
「磨けば彼奴は光るぞ。馬鹿だかな。」
「全球ど真ん中真っ向勝負ですからね。」
「正直今の彼奴には俺達の3年間を託せない何より託せられん」
クリス先輩はそれだけ言うと去って行った
「.... クリス先輩」
蒼士はグラウンドを立ち去るクリス先輩の背中を見ていた
プロ野球選手の活躍した選手を父親を持ち、父親譲りの体格そして誰よりも野球の知識を持ち才能もセンスも持ち合わせてシニア時代に青道高校現正捕手の御幸が一度も勝てなかった上同じポジションで1番尊敬している人であり関東No.1キャッチャーと呼ばれいた
しかしそれがプレッシャーになりチームに迷惑を掛けない様怪我を隠しながら練習していたが夏大会直前に怪我が悪化してしまい全治1年と言うと大怪我をしてしまった。
強豪校で部員の多い内では事実上引退勧告であり、監督からもマネージャー転向を示唆していたが
それでもクリス先輩は諦めなかった
僅かな可能性がある限りプレーヤーとしての道を諦めないと練習を早めに上がりトレーニングセンターで今もリハビリをしている
可能性が数パーセントであろうと
プレーヤー道を
諦めない
そう決意をしたクリス先輩は
想像を絶する様な
リハビリを
今も尚
続けている
必ずプレーヤーとして復帰する
そう
誓って
(皆んなクリス先輩が御幸にポジションを取られて可笑しくなったとか言ってたがそれは違う。あの人は青道で誰よりも野球を知っていて誰よりもパートナーになった相手の事を考えている誰より厳しくて優しい恰好いい努力家なんだ。)
(沢村...)
蒼野はクリスのバッテリーであり早速衝突したであろうさっきからタイヤを引いて走っている同室の子に目を向けていた
全体の練習が終わり寮に戻っているとBグラウンドで巻物らしき物を持って降りましている沢村と見覚えのない赤い髪のマネージャーがいた。
沢村と金丸と同じクラス1年の吉川春乃だった
「何やってんだ。沢村」
「蒼野先輩!!!」
「あっ!! 蒼野先輩!!! お疲れさまです!」
「おっ それなんだ沢村?」
「此れ あの人からっすよ」
沢村から受け取り巻物を中身を見ると
「ツ!!これは」
そこにはトレーニングの内容が書かれていた
その余りの内容に驚いた
(.......クリス先輩)
蒼野は巻物を返すと
ケータイである人物を電話を掛けた
「ああっ 母さんちょっと頼みがあるんだけど」