休日が続く日にめちゃくちゃ夜更かし(なんならもう朝になってる)をして続きを頑張って書く戦法は上手くってて続き書くスピードが少しは早い……ハズ
魔物提督の運命の歯車は順調に動いております、きっと
ではゆっくり見て行ってね
深海棲艦にその身を捧げ、身も心も深海棲艦の様になってしまった人間に襲われた第六駆逐隊を救い出した結果、そんな人間達を討伐する組織に入る事になったタク提督……と、それに巻き込まれた神州丸
提督代理を任せられる有能な提督アンドロイド「エリー・バートン」も明石達と共に作り、1人で深海提督の捜索を行う為に鎮守府を留守にしやすくなっていたが──
大淀「本日は大本営にて全国の提督が集まって会議を行う日。 タク提督は勿論、表向きは人間であるエリーさんも出る事になっているみたいですよ」
タク「クソめんどくさいんですけど」
どうせ中身が無いと思っているのか、自分の時間を奪われるのが嫌なのか、ただ単に行くのが嫌なのか非常面倒臭がっているタク提督
エリー「まぁまぁ、黙って静観してるだけでも良いんですし行かない訳にもいかないですし、行きましょう上官様」
エリーにそう諭され、艦娘に留守を任せて渋々会議に行く事に
大本営に着き、少ししてから会議が始まると真面目に会議を受けるエリーや他の提督とは対照的に非常にダルそうな態度で会議を聞いていた
その会議が行われている頃、白亜香鎮守府で何が起こっているかというと──
「メェー、メェー、メェー」
鎮守府の外から謎の鳴き声が聞こえて来る
大淀「なんでしょうか……」
窓から外を覗くと、そこには見知らぬ黒い羊が中に入れてくれと言わんばかりにメェーメェーと鳴いていた
大淀「とりあえず中に……いえ、ああ見えて深海棲艦側の手駒の可能性も……??」
万が一を考えて警戒していると、外にお絵描きしに行こうとしていた秋雲が言う
秋雲「や、あの子は大丈夫。 秋雲の元所属鎮守府に居たゴトランドさんが飼っているペット、通称ゴトシープだよ!」
初めて聞く艦娘の初めて聞くペットが何故こんな所にいるのか、という疑問を持つ大淀だったが秋雲の元仲間なら安心だという事で中に入れてあげる事に
ゴトシープ「メェー…メェメェー」
何かを訴える様に鳴いているが、ゴトシープの言いたい事は基本飼い主以外分からない……がしかし、その瞳に浮かぶ涙と周囲に飼い主がいない事からゴトランドとはぐれて迷子になってしまい、助けを求めにここに来たと推測
ゴトシープ「メェメェ〜!」
その通りと言わんばかりに頷き、どうやらその推測は正解だった様だ
大淀「さて……どうしましょう、ゴトランドさんが見つかるまではここで保護しておきますか?」
秋雲「保護しとこっ! で後でタク提督さんに頼んでゴトランドさんを探して貰えば良いし」
という訳でしばらくゴトシープを保護する事に。他の艦娘にも紹介してあげると、主に幼めな駆逐艦達がゴトシープを気に入っていっぱいもふもふし始めて、ゴトシープももふもふされて喜んでいた
タク提督が帰って来るまではゴトシープで癒されるだけの時間になるだろうと誰もが思っていたその時──
霞「敵襲よ!! 空母棲姫が率いる深海棲艦の群れに無数の深海棲艦の航空機がもう鎮守府の側まで来てるわ!!」
外で海を見ながら寛いでいた霞による深海棲艦突然の襲撃の報告を受けて臨戦、警戒態勢に入る艦娘達
ゴトシープも怯える中、唯一加賀は襲撃に来た深海棲艦の名前に聞き覚えがある様で──
加賀「空母棲姫……うっ……、確か、前にここに生きていた私は……この呉鎮守府は確か、あの深海棲艦に……!!」
本当かどうかは定かでは無いがかつての呉鎮守府を滅ぼした張本人があの空母棲姫だという
二度も滅ぼさせない、提督が居なくてもこの鎮守府を護ってみせると艦娘達はゴトシープ保護組を除き、総動員で深海棲艦を迎え撃つ事に──
空母棲姫「アノ一航戦ニ第六駆逐隊……ソレニアノ大淀、私ガ前ニコノ呉鎮守府ヲ滅ボシタ時ニモイタヨウナ。 何故生キテイル……ソレトモ再ビ建造サレタノカ? マァ良イ……再ビ滅ボシ、艦娘達ヲ改造シテ我ガ提督ノ艦隊ニ加エルマデ……ナンドデモ……ナンドデモ……シズンデイケ……!!」
艦娘達が迎え撃ちに来たのを察知し、手下の深海棲艦や無数の深海航空機を艦娘達に戦わせる空母棲姫
相手は非常に強力とはいえ、的確に航空機を撃ち落としつつ、手下達にダメージを与えていく艦娘達
しかし撃ち漏らしてしまった航空機は鎮守府自体に向かい、鎮守府そのものに攻撃を始める
神州丸「くっ……アイツらが撃ち漏らした奴を
大淀「あまり戦いに慣れてない私達ですが……皆で防衛です……!! 夕張さんもこっちに残っている事ですし……!!」
夕張「とはいえ私もちょっと久々の戦いだから……っ、あんな数相手に三隻だけだと大変だけどね!!」
鎮守府側に来てしまった航空機もゴトシープ保護組がどんどん倒していく
しかし相手もどんどん新たな航空機を呼び出し、撃ち漏らしも多くなっていってしまい──
暁「さ、流石に多過ぎるわよっ……!!」
響「この数は……辛いな……」
保護組だけじゃ流石にどうにもならない数を撃ち漏らしてしまっていよいよピンチに──
夕張「あ、あの量は流石にキツいんだけどー……!!」
大淀「ま、不味いですね……っ」
ついに鎮守府自体に被害が出始めてしまい、その後も撃ち漏らした数だけ鎮守府の被害が多くなって行く
焦り始める最中、攻撃が当たらない様に隠れていたゴトシープが航空機に向かって飛び出して行ってしまい──
神州丸「おっ、おい待て!! そっちは……!!」
飛び出して行くゴトシープに手を伸ばすも、伸ばした時にはもう航空機の目の前まで飛んでおり
ゴトシープに被害が……そう思っていたが、三隻の予想を良い意味で裏切り、なんとゴトシープが体当たり攻撃で航空機を次々と破壊して行き──
大淀「あ、あの子にそんな力がっ……?!」
夕張「これはチャンス……!! 畳み掛けてくわよっ!!」
神州丸「いや、畳み掛けるのも良いが逆に空母棲姫討伐隊に航空機をガン無視する様に伝え、こっちに来た航空機を
航空機を呼び出す空母棲姫を全力で叩かないとこちらもジリ貧になって行く、ならば航空機の討伐をゴトシープをメインに任せ、空母棲姫と直接戦っている方は空母棲姫の討伐に集中して貰う様に神州丸が急いで伝えに行く
神州丸「貴様ら!! 航空機はゴトシープに全部やらせて貴様らはこの航空機をどんどん呼び出す空母棲姫を討伐するのに集中だ!!」
唐突に現れた神州丸の指示に艦隊みんなが困惑するが、神州丸が落ち着いてゴトシープについての事情を伝えると納得……をした顔はしていないが一旦納得し、ゴトシープには大変な思いをさせてしまうが空母棲姫討伐に全力を尽くす様に──
ゴトシープ「メェーメェーーッ!!」
夕張「凄いっ……!! 私が手を出す間もなくどんどん航空機が倒されて行く……!!」
大淀「とか言ってる暇もありませんよ、時々数体だけ撃ち漏らしています。 私達は残った数体の航空機を確実に撃ち倒して行きましょう!」
空母棲姫「チィ……、ココマデガンガン攻メラレルト航空機ヲ出ス隙モ無イ……。 トナルト私ガヤル事モヒトツ。 オ前達ヲ集中狙イ……ダ!!」
今まで鎮守府側に飛ばしていた航空機を全員目の前にいる艦娘達に向かわせ、数の暴力で艦娘を倒す作戦にして来た空母棲姫
ターゲットがこちらになると流石に空母棲姫には手を出せずにいて
霞「撃っても撃ってもキリが無いわね……ホントどんだけ来るのよっ……!!」
加賀「航空機討伐組と空母棲姫に攻撃する組で分けたい……ですが、航空機の数が多過ぎますね……あちらには回せたとしても少数に……」
神州丸「夕張達の方もこっち側に来てくれると助かるが……鎮守府に向かった航空機は今どれ程の数が残っている……」
夕張「こっちに全然来なくなったけど……まさか!!」
大淀「あっちで戦っている艦隊に航空機が行ってますね……、私達も行きましょう!! ゴトシープさんも、あっちの艦隊の支援ですよ」
ゴトシープ「メ、メェーー」
鎮守府側に航空機が一切来ない理由を瞬時に察し、空母棲姫と戦っている艦隊の方にゴトシープを抱えて向かい始める夕張と大淀
航空機討伐の重要な戦力であるゴトシープは海の上は濡れるから少し嫌いな様だが緊急事態には流石に我慢した様子
金剛「Shit……不味いデース……」
ちょっと時間が経つとあっという間に上空が航空機だらけになっており、艦娘達は少しずつ攻撃されて被弾し、小破や中破する者も現れ始める……
大ピンチとなったその時、鎮守府からゴトシープ抱えて急いで向かってきた大淀達がゴトシープを空に放り投げ……ゴトシープは航空機達を一気に殲滅、100体以上居た航空機もあっという間に10体前後の数に
しかし航空機達を一瞬で破壊された空母棲姫はゴトシープにイラついたのか、手下達にゴトシープに砲口を向けさせる様に命令し──
空母棲姫「小癪ナ羊メ……マズハオ前カラシズメテアゲル……!!」
大淀の腕に下りようとしているゴトシープに向かって手下達は一斉砲撃を行い、ゴトシープと大淀が被弾……しそうになったが、寸での所で神州丸が全部庇う事で事なきを得たが、大破してしまう
大淀「だ、大丈夫ですかっ?!?!」
神州丸「し、心配は要らない……、私は陸軍の艦娘、この程度で沈むと思うな……!!」
加賀「……しかし、私達を手こずらせていた航空機達はもはや殆ど残っていない」
金剛「今がチャンスデーース!! あの深海棲艦をぶっ倒す時デーース!!」
駆逐艦と軽巡洋艦は手下の深海棲艦をそれぞれ攻撃、撃墜し、戦艦と空母はボスである空母棲姫に一斉攻撃をし、ついに討伐
空母棲姫「グワッ……ナンドデモ…クリカエス……カワラナイ…カギリ……。 提督……申シ訳ゴザイマセン……、シカシ私ガシズモウトモ、イズレ勝利スルノハコチラ…ダ……」
加賀「……二度目の悲劇は回避、なんとかなったわね……」
夕張「今回のMVPはゴトシープね、圧倒的な活躍だったわっ♪」
霞「ホント、この子がいなかったらどうなっていた事か……」
ゴトシープ「メェーメェー♪」
戦いに勝利し、役に立てたのが嬉しいのか上機嫌なゴトシープ
艦娘のドロップは特に無かったが無事にあまり被害を出さずに防衛成功を喜ぶ艦娘達だった
そして大破した神州丸をジロジロ見て暁が
暁「……神州丸さんって、その……結構大きいのね」
神州丸「……うるさいぞ駆逐艦」
その頃、大本営では長い長い会議が漸く終わったらしく、タク提督がグッタリしていた
タク提督「何も無いって凄い疲れる……帰ったらエリーに仕事全部任せても良いかぁー?」
エリー「ダメです、上官様もしっかりお仕事しましょう」
なんて話していると大本営の入り口辺りで困った様子の見た事ない艦娘と男がおり、エリーは声をかける
エリー「初めまして♪ どうなさいました? 何かお困りですか…?」
??「
タク「聞き慣れない言葉に聞き慣れない名前の艦娘……。 あんま遠くに行ってなさそうならペット探して来てあげるけど……」
ゴト旦那「すみません……はぐれてからだいぶ時間経っちゃってます……」
時間が経過していては遠くに行っている可能性が高くて探しにくく、どうしようかと考えてる間にタク提督に急用があると言いながら内海が現れる
タク「んーじゃとりあえずエリー、そのお二人のペット探ししつつ一旦鎮守府に二人を案内してあげて。 そう遠くないしペット見つかるまでの仮拠点として提供してやる」
ゴトランド「良いんですか!!
エリー「ではご案内致しますね……!! もしかしたら案外私達の鎮守府に迷い込んでたりして……??」
……………
内海「相談事を受けている最中にすまない、どうしても急ぎの依頼が出来てしまってね……。 と言っても私から急用がある訳ではなく、そちらの艦娘さんからの急ぎの用事だ」
??「初めまして……えっと、私は風雲……、深海棲艦の力を持つ変な人間達を倒して欲しくてお願いしに来ましたっ」
普通の深海信者討伐か……と思いながら話を聞いていたタク提督だったが、この艦娘がずっと探していた風雲だったという事に非常に驚いてしまい、風雲を少し驚かせてしまった
風雲「えっ!! 貴方の鎮守府に秋雲が居るの!?!? え、えっとそっちも大事だけどそれよりも、私がこの前まで捕まってた深海信者さん?のアジトに最近知り合った大事な友達が捕まってて……お願いっ、助け出してあげて!!」
タク「そういう事か……勿論、とすぐにでも言いたいけどそのアジトの場所は分かるんだよね……??」
そう質問した瞬間、風雲はどんよりした顔を見せ、アジトの場所詳しい所までは分かってないんだなと察したタク提督だった
どうやら逃げるのに必死でどうやって来たかをあまり覚えていなかったらしい
タク「う、うーん……まぁしらみつぶしに探しはするけど……どちらにしても一度鎮守府に帰って神州丸を連れ出さなきゃだし、君と秋雲を再会させてあげなきゃ」
そう言い、風雲を連れて白亜香鎮守府に帰還を始める
そしてその頃エリー達はというと……
ゴトシープ「メェーメェー……!!」
ゴトランド「ゴトシープちゃん……!! まさか本当にここに来ているなんて……!!」
エリー「本当にまさか過ぎるのはそうなんですけど……、何やら争いの跡がありますけど何かあったんですか……??」
先程まであった襲撃を大淀はエリーに伝え、そしてその襲撃で深海棲艦の航空機をいっぱい倒したのはゴトシープだという事をゴトランドに伝える
よくやったと、ゴトランドはゴトシープを撫で撫でしていっぱい褒めるのだった
そしてしばらくしてタク提督と風雲が帰って来て──
秋雲「か、風雲っ……!! 生きててよかったよぉぉぉ!!」
風雲「ちょ、ちょっといきなりやめっ……」
風雲が生きて帰って来た事に大喜びした秋雲は風雲に抱きつき、風雲も満更でもない表情をしていた
タク提督は早速神州丸を連れ出してしらみつぶしにアジトを探しに行こうとしたが先の戦いで神州丸は大破していた為、夜も近いのでその傷が治るまでは休む事に
ゴトランド達も今から帰るには遅いので一泊する事に
〜翌日〜
神州丸「……すみません、漸く治りました……」
タク「良いよ良いよ、とりあえずしらみつぶしにアジト探し……に行く前に、聞いてなかったけど風雲の大事な友達の特徴とか名前を先に教えてくれると助かる」
風雲は頷き、名前と特徴を伝え始める
風雲「髪の毛は紫で、性別は女の子、クールな雰囲気が漂ってて……なんか異世界から来た?とか言ってたわ。 でお名前がカーラ・ロドリゲスちゃん」
タク「異世界から……?? うーん、私も知らない世界から来たのかな……その名前は知らない。 ともかくありがとう、そんな子がいるアジトを探してくるわ」
いざ出発しようとした矢先、数週間前に提督が創り出した魔物、ダークボーンが骨を鳴らしながらタク提督に報告しに来る
曰く深海提督はまだ見つかっていないが、深海信者のアジトを発見していてその発見したアジトの中には今話していた紫髪の女の子が捕らわれて居たとか
タク「でかしたぞダークボーン……!! その場所へ案内しろ、救出劇の始まりだ!!」
神州丸「……風雲、貴様は鎮守府で待っていろ。 深海信者の討伐は我ら二人で充分だし貴様を危険に晒す訳にもいかない。 必ず助け出してくる」
風雲「……お願いしますっ……!!」
そうしてタク提督と神州丸はダークボーンに案内されるまま深海信者のアジトへと向かう──
その頃、ゴトランドはというと……
ゴトランド「再び深海棲艦が現れちゃってこうして被害が出ているのなら、私も黙ってられない……!! ゴトシープの縁もあるし……提督、一時的にここの艦娘として復帰したい、ダメ……??」
エリー「私としては構いませんが……」
ゴト旦那「う、うーん……大事な嫁が再び戦地に立つのは不安だが……、この戦いが終わるまで俺をここに住まわせてくれるのなら良いだろう……」
大淀「ただ嫁艦と離れたくないだけな気もしますが……まぁ、二人専用のお部屋でも用意してあげましょうか」
ゴトシープがお世話になった礼と、深海棲艦を倒す存在として何か思うところがあるのか白亜香の艦娘として現役復帰したゴトランドだった
タク提督と神州丸は果たして無事に紫髪の女の子、カーラ・ロドリゲスを救い出すことが出来るのか、そして大淀は二人専用の防音室の用意をすることが出来るのか
〜次回へ続く〜
ゴトランド「ちょ、ちょっと防音室である必要はないわよっ!! 流石に自重するし……」
ゴト旦那「俺が自重出来ないかもしれない……」
ゴトシープ「……メェ〜〜(呆)」
オマケtext
……………
「……
「時空の歪みに巻き込まれ……知らない世界に飛ばされ……。 ……どうにかして元の世界に帰る方法を探さなきゃ……」
「何日か過ごして分かったけど……この世界に魔物らしい魔物はいなさそう……けど、水上スケートの人型魔族が居たり、そんな魔族と戦っている海の魔物も居る……。 魔力を失っちゃった今、可能な限り関わらない様にしなきゃ。 ……とりあえず、しばらくここを仮拠点に……」
「だ、誰っ……!? まだ死ぬ訳にはっ……、……敵じゃない……の?」
「私は別の世界から来た……元々魔法も使えた。 ……貴女も遭難してここに……、艦娘って言うんだ、あの水上スケート人型魔族……そもそも魔族じゃない? そう……貴女は艦娘の風雲さん……覚えた」
「私はカーラ……カーラ・ロドリゲス。よろしくね……。 ……貴女のお友達っていう秋雲さん、早く来ると良いね。 どうじん……? ……一旦パス」
「風雲さんっ……!! こいつらは…何……?! 深海棲艦……っていう魔物……に似てるけど違う……? ちっ……魔法使いに魔力を取られて無かったら……私の魔法で支援出来たのにっ…………!!」
「……投獄されちゃったね、風雲さん……。 ……でも、私ならここから貴女が逃げる時間を稼げる」
「はぁっ……はぁっ……なんとか、風雲さんを逃すことが出来たけど……、コイツら……厄介……。 助けが来るまで頑張って隠れ続けなきゃ……」
「ゴフッ……ゲホッ…………。 ……風雲が逃げてから……何日か経ったけど遂に見つかって再び投獄……。 ……助け、見つからなかったのかな……まぁ仕方ないか……風雲さんだけでも逃がせられた。 ……でも私も遂にここまでかな。 安心してね……恨んだりは、しない……」
バタッ……
??「いよいよ明日、この女のガキを深海棲艦様に提供して新たな深海棲艦誕生を貢献する!! それまで決して艦娘や最近話題の提督から奪われぬ様に!!」
「……明日……明日が私の命日……か。 ……ごめんね、皆んな……」
……………