ライダー達はキヴォトスのバットエンドを救う   作:けろけろかえる

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出来る限り原作道理に進もうと思ってます


転移Ⅰ

「……私のミスでした」

 

電車の向かい側の席に座っている少女が喋り始めた

 

 

 

「私の選択、そしてそれによって招かれた全ての状況」

 

 

 

「結局、この結果に辿り着いて初めて、あなたの方が正しかったことを悟るだなんて」

 

 

 

 

「今更図々しいですが、お願いします──────先生」

 

 

先生と呼ばれた彼はニヤッと少し微笑んだ

 

 

 

「きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。何も思い出せなくても、恐らくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから」

 

 

 

 

 

「大事なのは経験ではなく、選択」

 

 

 

 

「あなたにしか出来ない選択の数々」

 

 

 

経験と選択

 

数千年も輪廻転生を繰り返し、たいていの不幸を体験してきた彼にとっては何万回としてきたことだ

 

 

 

 

「責任を負う者について話した事がありましたね。あの時の私には分かりませんでしたが……今なら理解できます」

 

 

 

「ですから、先生。私が信じられる人である、あなたになら、この捻れて歪んだ終着点とは、また別の結果を。そこへ繋がる選択肢は、きっと見つかるはずです」

 

 

 

「だから先生、どうか……」

 

「この世界を、助けてください」

 

消えていく意識の中、微かに聞こえたその願い

 

またしても彼はニヤッと微笑んだ

 

 

 

 

「……先生、起きて下さい」

 

すごい近くから聞こえてくる声に彼、浮世英寿は目を開けた

 

「少々待っていて下さいと云いましたのに、お疲れだったみたいですね、中々起きない程に熟睡される程とは」

 

英「あぁ、少しな」

 

そう落ち着いて返答する英寿

 

彼は数千年も輪廻転生を繰り返していたお陰で自分がどんな状況にいようとある程度冷静に振舞うことができるのだった

 

 

「それでは移動しながらもう一度、今の状況をお伝えします」

 

少女が話始めた

 

七「私は、七神リン、『キヴォトス』の連邦生徒会の幹部です」

 

 

七「そして現在このキヴォトスで一つ、大きな問題が発生しています。それの問題解決に先生のお力を貸して欲しいのです」

 

英「なるほどな、そんでその問題ってのは何なんだ?」

 

七「一言で言うと、我々キヴォトスの命運をかけた仕事です」

 

それを聞くと英寿の顔はニヤッとなっていた

 

七「なにかおもしろいことでもありましたか?」

 

英「いや、なんでもない。こっちの事情だ」

 

そんな話をしていると

 

 

「やっと見つけた!」

 

そういうとこちらにツインテールの少女が歩いてきた

 

 

「代行! 見つけた! 待ってたわよ! 早く連邦生徒会長を呼んで...ってその隣の方は?」

 

 

リンに用があったと思わしき少女は後ろにいる英寿に気が付いたのかそのことをリンが説明しようとすると

 

 

 

「見つけました、主席行政官」

 

 

「連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長が今の状況について納得の行く回答を求めています」

 

 

「同じくこちら側からも正式な回答を要求します」

 

 

先ほどの少女と同じ要件で詰め寄ってくる少女が3人いた

 

風紀委員の紋章を付けた「私は風紀を守ってます」と言わんばかりの長身の少女を筆頭に詰め寄ってきていた

 

 

七「はぁ...本当に面倒な方達に捕まってしまいましたね」

 

日頃からめんどい人たちみたいな空気が伝わってきたところに

 

七「こんにちは、各学園からわざわざここまで訪問して下さった生徒会、風紀委員といった、暇を持て余している皆さん」

 

これから説明に入ろうというのに空気が凍り付いてるのを英寿は気に留めずに話を聞き始めた

 

七「こんな暇そ……大事な方々がここ訪ねてきた理由はよく分かっています。今、そこら中で発生してる混乱の責任を問うために、でしょう?」

 

 

 

「そこまで分かってるなら何とかしなさいよ! 連邦生徒会なんでしょ!!」

 

 

 

「連邦矯正局で停学中の生徒について、一部が脱走したと言う情報も入りました」

 

 

 

「スケバンのような不良たちが登校中の生徒を襲う頻度が最近急激に上昇しました。治安の維持が非常に難しい状況になっています」

 

 

 

「戦車やヘリなど、出所の分からない武器の不法流出も二千パーセント以上増加しました。これでは正常な学園生活に異常をきたしてしまいます」

 

 

学園にしては物騒すぎる単語がわんさか聞こえてきた英寿はこれから自分がする仕事の内容をある程度察してしまった

 

 

「ともかく! 学園内は大混乱! こんな状況で連邦生徒会長は何をしてるの!? どうして何週間も姿を見せないの!? とにかく会わせて!!」

 

 

 

七「......、連邦生徒会長は、今、席におりません。正確に言うと、行方不明になりました」

 

 

「「な、なんですって!?」」

 

 

簡単に言うと今この学園には最高責任者がいないことを指していた

それはDGPにゲームマスターがいないのと同じ事と等しい

無法地帯になっても何ら不思議じゃないレベルだ

 

七「結論から言うと、サンクトゥムタワーの最終管理者がいなくなった為、今の連邦生徒会は行政制御権を失った状態です」

 

 

 

七「認証を迂回できる方法を探していましたが、先程までそのような方法は見つかっていませんでした」

 

 

 

「……その口ぶりですと、今はその方法があるように聞こえますが? 主席行政官」

 

 

英「要するに俺がそのタワーの制御権を持ってるってことか?」

 

七「はい、その通りです先生」

 

 

 

「ちょ! ちょっと待って! 今更ですがこの方は!? 先生!? か、仮にこの方が先生だとして! 先生がどうしてここにいるの!?キヴォトスの外から来たのはすぐ分かるけど説明しなさいよ!」

 

 

七「……、まあ良いでしょう。先生はこれからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長が特別に指名した人物です」

 

 

 

「行方不明になった連邦生徒会長が指名? ますますこんがらがってきたじゃない」

 

 

 

「さて、そんなうるさい方は気にしなくて良いです。続けますと...」

 

 

 

早「誰がうるさいですって!? 私は早瀬ユウカ! 覚えておいて下さい! 先生!!」

 

 

羽「私の名前は羽川ハスミです。よろしくお願いしますね」

 

 

 

火「私は火宮チナツと言います。今後ともよろしくお願いします」

 

 

 

守「守月スズミが私の名前です。よろしくお願いします」

 

 

全員が挨拶をしたので英寿もしといたほうがいいと思い

 

英「俺の名前は浮世英寿だ。よろしくな」

 

 

七「そういえば、この場所がどこか、の説明がまだでしたね。先生」

 

英「確かにそうだな、学園都市だっていうのに戦車だの物騒な単語が聞こえてきたからな」

 

 

七「ここは数千の学園が集まって出来た巨大な都市。神秘が宿る大きな箱庭」

 

 

 

 

七「ようこそ、学園都市キヴォトスへ、先生」

 




書き直し方が分からなかったので再投稿の形をとらせていただきました
未熟ですがよろしくお願いします
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