熱をトーマさんに見てもらった日から数日経ち、空は雨が降ることなく、絶好の洗濯日和だったので、小百合さんと知香ちゃんと一緒に洗濯物を干していると、
「…卵?」
それにしてはでかい気がす…そう考えていると空に穴のような物が開き、じっと見つめていると、
「ワァァァァァァ!?」
ゴーグルとミサンガをつけた水色のドラゴン?が落ち…こっちに落ちてくる!?
「小百合さん、知香ちゃん危ない!」「「え!?」」
そう言い、二人を押し、
「結氷ちゃん/お兄ちゃん大丈夫!?」
「ウゥ…イテテ」
よかったぁ…無事で…そう言い、僕は意識を失った。
❄
「ちゃん、お兄ちゃんってば!」
「んん…此処は?」
「もう、何を寝ぼけているのお兄ちゃん。今日はお兄ちゃんの誕生日でしょ、全くもう。」
駄目だ。意識が
そして貴方は再び目覚める。貴方自信の失われた
「ウーン…」
僕が目を覚ました時には、家の中にいた。…もしかして、あの時。確か水色のドラゴン?が空から落ちてきたのを小百合さんと知香ちゃんをかばって、そのままクッション代わりになるような感じで下
そう考えていると、「結氷/お兄ちゃん!」
そして現在、
「だーかーらー、僕はユウヒのパートナーだってばぁ!此処から出してよぉ…」
「大体ねぇ、そもそも貴方が結氷君のパートナーだって言う根拠なんて何処にもないじゃない。」
「そうだぞ。その前に君が
檻に入れられてる水色のドラゴンらしきデジモンはブルコモンと言うらしい。
大達が来る前、僕の方を見るや否や「会いたかったぁ!」といって抱きつかれそうだったのでちょっと怖かった。
そう考えていると、
「出してよぉ…」と涙目でウルウルしながら僕を見つめているが、このままだと可哀想だし…
「すいません、この子、檻から出してもらえませんか。」
『え!?』
「大丈夫なのかよ結氷。」
「結氷君、いいの?
「いいのかい?保護の他にデジタルワールドに帰ってもらうことも出来るけど大丈夫かい?」
確かに
怖いのか、或いは不安なら保護してもらえばいい。
でも、きっとそれは…
(根本的な解決にならないし、何より…)
僕自身が向き合わないといけない、とても大切なことを忘れてる気がする。
「ご心配いただきありがとうございます。大丈夫です。もしものことがあったら、頼る時があるかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。」
「…分かった。では明日、検査を受けてもらって、結果を見て、今後によっては、
その後は水色のデジモンことブルコモンは家で預かることになり、卵の方は、あの後すぐ卵のまま動き始めて捕まえようとしていたアグモンの顎にクリーンヒットしましたが、無事に卵は"
卵から生まれたデジモンの名は、プワモンと言うらしい…アレ?どうして頭の中にデジモンの名前が思い浮かんだんだ?
「痛っ!!」
声を上げそうになる程の頭痛が圧しかかり、その影響で皿を落としそうになると同時に、
「「「結氷/君!」」」 「ユウヒィ!」
不味い…また意識が…こうして、僕が倒れそうになるのにすぐ気づいた
「...此処は?」
確か、僕は頭痛に教われた後、そのまま大に抱えられて、意識を…それにこの景色は、そして
「あそこにいるのって…」
幼い僕と…妹?もしかして此処は…
「僕の記憶、なのか…?」
そしてこの場所の名は、恐らく…今なら言える。
「デジタル、ワールド。」
そうだ。昔僕と妹はデジタルワールドに迷い込んで、そして、、、
ブルコモンと出会ったんだ。
そしてこの場面は、
「ハァ…」
息を吸い、泣いてる妹の代わりに幼い僕自身がホイッスルを鳴らす。そして気絶していて姿が少し変わっていた
そして、僕が家族を失って、そのショックで記憶喪失になったことを。
「どうして僕は……こんな大事な記憶を忘れていたんだろう。」
泣きそうになりつつも、涙を
「ブルコモンに…謝らなきゃ。」
視界が光に包まれていき、そして、
「此処は、家?」
どうやら僕は気を失った後、家の自室のベッドに運ばれたらしい。目を覚ましたなら、やることは一つ。
「ブルコモン。」 「ん?ユウヒ?」
目を覚ました隣にいるブルコモンに話しかける。
「ただいま。それと…」
拒絶されそうになるのが怖くて、泣きそうになり口ごもりそうになってしまうが、
「ごめんね。怖がって。」 「えっ、、、」
ブルコモンは驚きつつも、
「ユウヒー!お帰り!」
再会した時は、記憶が無くて、困惑して受け入れることも怖くて、、、でも、それはきっとブルコモンも同じだったと思う。
やっと会えたと思ったら記憶を失ってて、怖がられて、檻の中に閉じ込められて、それでも、戻るか分からないのに記憶がいつか戻ると信じて、声を挙げたんだ。
きっと、それがなかったら、記憶を忘れたまま過ごす可能性だってあったかもしれない。
だからこそ、
「ありがとう、ブルコモン。こんな僕にまた会いに来てくれて。」
❄ブルコモンSide❄
再び出会えた時、嬉しかった。けど、
ボクは大人しく
怖がられた時は、辛かったけど幼いキミがボクから離れずに寄り添ってくれたことを、あの時の温もりを。ボクがやられそうになった時、ホイッスルを吹いて目覚めさせてくれたことを。
だからこそ、次はボクの番だ。ボクにキミのことを守らせて。
めっちゃスマホで小説打ってたから指が疲れた……
次回はそろそろオリ主とパートナーのバトル回でも書こうかな……