いつものように花に囲われて目覚める。
いつものように道具をひろい、いつものようにそれをあつかう。
ぼうきれ、おもちゃのナイフ、てぶくろ、バレーシューズ、ノート、フライパン、ピストル。
そして、
アズはいつも攻撃前に逃げる。
もっと早く。
母さんはいつも家にひきいれる。
もっと遅く。
骨はいつも同じように止めてくる。
もっと強く。
魚はいつも同じように攻撃を受ける。
もっとかたく。
父さんはいつも優しく始めようとする。
もっと、もっと、もっと。
皆が同じ行動を繰り返す。わたしも同じように繰り返す。
今回は初めて3時間を切ったらしい、
少なくとも骨を倒した後の
骨は最近は繰り返した回数を言わないのが当然になり、
痛みを味わうことは少なくなったが、みんなとの別れも早くなった。
いつになれば
タマシイを奪うと脅しても、実際に
「きっとまた同じ繰り返しだろう、
わたしは何度目かも分からない闇の中で意識を手放す前にそう口にした。
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「どうもこんにちは、あるいはこんばんは」そうあいつは言った。
声がしたのでとっさにナイフを取ろうとしたが手が動かない。
「今回ここに来て貰ったのはとある大会に出てもらうためです」
大会?スノーフルでの雪合戦大会ではなさそうだが。
いや、ここはそもそもどこだ?
なんとか動く目で周囲を見渡すが辺りには何も無い。
「その大会の優勝景品は
「どうせ願いが叶うとかだろう、バカバカしい」
わたしはその先の言葉が読めたのでそう口にした。
この状況を考えたところ
願いが叶う?そんなことが本当にありえるわけが無い。
世界を1つ壊すのにもニンゲン1人分のタマシイがいるからな。
「さすが、分かりましたか」
(分かっただろうが答えはノーだ、さっさと解放しろ)
わたしはそう「では、ルールを説明しますね」は?
(まて、ノーとわたしは)
そう言って気づいた。
いや、言えなかった。
わたしは口を開いていない。開けない。
「と言ってもルールは簡単。あなたのように放たれた
数十人の人たちと戦い勝てばいいのです」
あいつが何か言っているがわたしは口が開けないことに動揺して聞こえない。
「細かいルールはあちらに行ってからルールブックを読んでください」
「まてこれはどうい「では。ご検討を祈っております」
そうあいつが言った瞬間わたしは意識を手放した。