久々にオリジナル書いたら昔の作品とかなり作風変わってて驚いたンゴね〜
「召喚野郎!!!ぶち殺す!!!」
「あいっかわらずうるせぇなお前」
体育の時間、サッカーをやるという内容なのに何故か俺を目の敵にして爆破をぶち込んでくる爆豪勝己。ひとまず手首を掴み後ろへと投げ飛ばす、そのまま保持してるボールをクラスメイトへパスする。
「まともにサッカーぐらいできないのか」
「知るかよォ、てめぇをぶちのめせればそれで──」
「おや、天才で天災的な爆豪様はサッカーで俺に勝てないからって暴力で訴えるんすか?さすがっすね〜」
「〜〜!!!バチバチにゴール決めてやらァ!!!」
なんかごちゃごちゃ言ってるが構わず躱してパス待ちをする、と言ったところで煽ったせいかガッツリマークされることに。まぁ、サッカー内のルールでやるんだったら勝負はどんとこいだ。とりあえず異形系個性のくっそ強いパスを爆豪の隙をついて受け取る、そのままドリブルしながら進んでいくがやはり爆豪が前に出てブロッキング。
「通さねぇぞゴラ」
「いいネ、楽しまなくちゃ──はいそこ」
「くそ!」
まぁとは言ってもサッカーなんてまともにやった事のない爆豪は普通に隙だらけなので簡単に抜けることが出来る。ただ学習能力と反射神経が段違いなので速攻でまたブロックしにくる、マジかよお前。
「でも隙だらけ」
「ちぃ……!」
「ほい」
「クソがッ!」
「大股になってるよ」
「あ゛ぁ゛!?」
「頭上注意」
「〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!〜〜〜!!!」
さすがにおちょくりすぎた。後ろの方で超高速地団駄を踏んでいる爆豪を見ながらゴール付近にいるチームメイトへパスを出しておく。ここらでクールダウンさせないと地面に穴ができてしまう。
ゴールが決まったのを見届けた後、未だに地団駄を踏んでいる爆豪へ近づいていき
「まぁ落ち着けよ爆豪」
「黙れ召喚野郎!!!!!!」
「おちょくったのは悪いって……ンフwww」
「笑ってんじャねぇかァ!!」
向けられた爆破を仰け反ることで回避する。ニヤケが止まらず体勢を戻してもニヤニヤとした視線を爆豪へ向ける。反応が良すぎて遊んでしまう、叩けば叩くほど反応が帰ってくるもんだからおちょくるのが止まらねぇ。
そんな邪なことを考えてるからか、更に爆発をしようとした爆豪だが──さすがにこれ以上はいけないと先生が止めに来た。
「こら爆豪くん。個性使っちゃダメって言ったでしょ?」
「チィっ!」
「舌打ちしない!それと藤丸くんも人の事を煽らないの、どこで学んできたのそれ……?」
「自前です」
「尚更タチ悪いわよ」
あと召喚してきた性格の悪い英霊達とか。あいつら人生が濃い分一部の奴らは語彙力いっぱいあるからね(当社比)
体育の授業が終わりクラスメイトとの会話を楽しんだ後、帰宅のために準備をしている。
そんな時に爆豪が近づいてくる。目的は明白で、やることは分かっている。最近の日課だからな。
「いつもんとこでやるぞ」
「あいよ、そろそろ俺に魔術を使わせろよ?」
「ケッ、言ってろ。叩き潰して殺る」
その内容とは爆豪と共にうちの敷地である森の中にある少し開けた空間での訓練である。最近出久が鍛えに鍛えている所を見たらしくて、(口には出していないけど)負けてらんねぇって感じで爆豪は鍛え始めている。
そのまま爆豪は一人早く教室から出ていった。多分先に行って準備をするつもりなんだろう。
「ま、いずれ使わされるんだろうよ」
(そうかぁ?あのガキが何できるか知らないがよ、マスターに敵うものかぁ?)
「おん?珍しいな、カイニスか」
いつもならこちらから声掛けないと喋らないカイニスが表に出てきて喋りかけてきた。しかもこちらのことを褒める言葉付きで。
「俺に敵う敵わないとか言ったら今はまだ俺の方が強いだろうけど……成熟したら強いぞあいつ」
(ふぅん?)
「才能だけで言えばあいつの方が格段に上だ。俺は戦いに関しては才はない」
(それもそうか。マスターは弱っちいもんなぁ)
「いや、サーヴァントのお前と比べんなし」
どんだけ俺が強くてもサーヴァントには勝てねぇんだから比べられても困るわ。
カバンを持ち走り出す、既に俺の肉体は小学生らしくなく恐らくこの年齢で鍛え上げられる限界値までは行っているだろう。
そしてこの世界は個性がある関係なのか人間の肉体そのものの限界値も前世とは比較にならない。ある程度鍛えるだけで異常に強くなるこの世界。凡才と言えどそれは才能だけで肉体の能力、その中でもシンプルな体力だけは他の比にはならない、まぁ体力=生命力=APなわけで。そして現在のAP数は100を超える、一般的な人で言えばAP1とか2とかの数値。つまり体力だけで言えば俺は既にトップヒーロー以上、筋力はそこそこだから秒速10mくらいかな。
つまり今の俺は──そこそこ早い!!!(100m走10秒くらい)
(遅せぇよ)
「マッハ戦闘が基本の鯖と一緒にしないでくれます???」
強化系個性以上の力持ってるんだから一緒にしないでくれ。
「相変わらず早いな爆豪」
「お前が遅すぎんだよ」
基地でジャージに着替えて爆豪が居る開けた場所に行くとそこには既にストレッチをして戦いの準備をしてる爆豪がいた。
既に走ったりして体が温まってる俺は準備をする必要はなく、速攻で戦える。
「んじゃやるか」
「今日こそ魔術使わせてやる」
両手を後ろに向けて爆発の個性を使用した爆豪はその威力に見合った速度でこちらに迫る。爆豪と俺の間の距離は10mも無いくらいだ、だから既に爆豪は俺の目の前にいる。
「オラァ!」
その掌はもはや俺の顔をつかめる距離にあり、その状態で爆破が使われた。少し瞬きをした瞬間にこれだ、隙を突くその技術は俺が今日サッカーで見せたそれだ。学習能力が高いやつはこれだから……
仰け反るようにしてその攻撃を避け、その流れに逆らわずバク宙するように足を上へ蹴り上げる。所謂サマーソルトキックと呼ばれるその技は俺に向けて放たれた爆破を利用して退避した爆豪には当たらず、既に距離が離れていた。
「早速俺が見せたのを学びやがって」
「良いもんは使わねぇと、なァっ!!!」
お互いに攻撃方法はほぼ近接、爆破の個性は確かに爆発の威力はあるし遠距離攻撃できるが俺の体は強靭だ、まだまだ成長段階の個性では俺にダメージは無い。そして俺は爆豪相手には魔術を封印してるから殴る蹴るしかできない。つまり両者ともに近づくしかない。
お互い走り出して近づき、殴り掛かる。爆豪は爆破の威力を乗せた右での肘打ちを向けてくるが左手で受け止める。少し目を見開く、明らかに威力が上がっていたからだ、とりあえず右の掌底で腹を狙う。
避けきれなかった爆豪は腹部を強打、空気が肺から抜けたらしくカハッという声と共に宙に少し浮く。逃さないように爆豪の肘打ちを受け止めた左手で手首をがっちりと掴む。
「てっ……」
「フンっ!」
こちらに思いっきり引っ張りこんで握りこんだ拳で頬をぶん殴る。一応骨にヒビが入らない程度の威力に抑えているから問題ないだろうが──それでも気絶せずに俺の胸に当てた左手で爆破をしてくる。
ダメージがない、とは言わない。さすがにゼロ距離で爆破されればダメージはある。衝撃はあるし少し胸がヒリヒリする、多分火傷した。反射的に手首を掴んでいた手を離して技も何も無いヤクザキックで爆豪を遠くに蹴り飛ばしてしまう。
「アッツ!!」
「に、がす……かぁ!」
空中に飛び上がる爆豪、雑に蹴り飛ばしたせいで体勢を少し崩してしまった俺はそれを止められない。爆豪の本領は三次元空間での立体機動だ、それが嫌だったから超近接にしていたのに。
十数メートル飛び上がった爆豪は滞空するための爆発をこちらに向けて煙幕としてくる。俺は気配を感じるのが苦手だ、それはアーラシュや鬼一法眼などでの隠れんぼで成長が見られなかった事からわかる。経験を積んで補うことで彼らの試験には合格しているが、視覚を潰された上での戦い方は未だ学んでいない。
「どこだっ!」
そして爆豪が上にいたからずっと上を見ていたが──
「ぶっ飛べや……!」
「下ッ!?」
下に向けていた爆破を上に向けて地上に素早く着地していた爆豪。やられた──その思考が過ぎるのと同時に思いっきりぶん殴られた。
ただらを踏んでしまいさらに体勢を悪化させる、追撃に来る爆豪はまたもや爆破の勢いに乗って飛んでくる。
「死ねぇッ!!!!」
「まだ──甘いんだよォ!」
だがまだ詰めが甘い。不利な体勢での戦いはかなりなれている。少し仰向けになりながら蹴りの体勢になって飛んでくるが逆にその足を掴んで、まだ地に付いている足を軸に回転。斜めにスイングする感じになって地面へ叩きつける。その勢いのおかげでこっちは起き上がって、爆豪は地面に倒れている。
「ぐぅっ!?」
「あっぶな……」
これ以上やるとお互いかなりの傷を負ってしまうのでこの時点で止める。
「今回も俺の勝ちだな……」
「クソがっ……だがあと少しだッ!」
「いやまだまだだ」
ということで後は俺の中で観戦していた鯖を一人呼んで良い所と悪い所の反省をする。
「んで、今回は誰だよ」
「うーん、げ。お前かよ」
キラリキラリと光の粒子が目の前に現れる。切り株に座りながらスポドリを飲んでいる俺と爆豪は誰が来るのか見据えていたが、花が見えた瞬間に顔を顰めてしまう。
「──王の話をしよう」
「帰れ」
「誰だよ」
「酷いじゃないかマスター。教えるということに関しては私の右に出るものはいないと自負できるんだけどなぁ」
「はぁ……爆豪は初めてだよな。こいつはアーサー王伝説のある意味の元凶にしてクズ、グランドクソ野郎のマーリンだ」
「マーリンだァ?この胡散臭い野郎が?」
「君も随分な言い方だね!」
花の魔術師マーリン。ファンの皆からは、グランドクソ野郎、クズ、覗き魔、王の話bot、ひとでなし、マーリンシスベシフォーウ、星見のティーポット、などと呼ばれるカスである。
確かに教育という意味ではかなりの実力を持つだろう……ただ意気消沈する程度にはウザイのである。
「とりあえず講評するとしようか」
「まぁ実力はあるからいいかぁ」
「そうかよ」
「まずマスターから行こうか」
「うい」
「とりあえず目立った点での悪い所は目隠しで巻かれた煙の中での行動だね。気配の感知は苦手かもしれないけどある程度はできなければまた奇襲されてしまうよ。それ以外だと爆豪くんから殴られた後かな、マスターの体幹なら殴られた後も体勢を崩すことは無かったハズだよ。驚いたからと言って動揺してしまってはダメかな」
「うっわ、真面目」
「聞いてるかい……?」
「いや聞いてるよ。確かにそれは思ってたわ」
「次に爆豪くん」
「おう」
「爆豪くんは全体的に攻撃力不足かな、個性に関しては成長と共に強くなってくから後は使い続ける事かな。肉体についてはまだまだ筋トレ不足だね、でも一人でやっちゃダメだよ。子供の筋トレは過剰にやりすぎると成長の阻害になるからね、マスターはその点プロフェッショナルがいっぱい居るから成長の阻害にならない程度には鍛えてるし」
「やっぱ筋トレ足りねぇのか……」
「後は経験を積んでいけば君の才能なら直ぐにマスターに追いつけるさ、いずれは越えることは簡単だろうね。私の見立てだとあと二年ほどかな?」
「俺もそんくらいだと思う。その前に魔術を使わされるかな」
「そうかよ……」
掌を見つめる爆豪。未来ではOFAを持った緑谷相手に一歩も引かずに戦えるその才は恐らく同世代においてはトップクラスだ。今後もずっと成長していけばいずれナンバーワンになることも夢では無い。
緑谷と違うその天性の才能はマジで反則級だ。だから今のうちから鍛え上げていけば──AFO相手に対しての戦力になるは──何考えてんだ俺は?
「召喚野郎」
「お、ん?」
「その首せいぜい洗っておけや、直ぐに掻っ切ってやる」
「……いいネ!」
不穏な考えは今は忘れよう。今はこの天才を相手に俺も学ぶだけだ、せいぜい俺に置いていかれないようにしてくれや、爆豪。
中学時代はぶっ飛ばしていきなり原作入りさせます。
次回、雄英高校入試試験
みんなが入試で活躍させたい鯖を下で書き込もう!ランダムで三騎を召喚するよ!
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=303948&uid=304660
エクストラクラスで皆が好きなのは?作者はフォーリナー
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