ひろがるスカイ!プリキュア~スーパーヒーローズ~   作:のぞむ

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オリ主が登場するひろプリ小説も書きたくなったので投稿しました!


わたしのヒーロー

「よいしょ…できたぁ~!」

 

 

ある公園の砂広場で小さな女の子が砂のお城を作り、喜んだ

 

 

「ハハッ!おい、なんだよこれ?」

 

 

すると如何にも悪ガキらしい風貌の男の子がバカにするようにお城に指差した

 

 

「えっと…おしろだよ…?」

 

 

女の子は怖がりながらお城だと答えた

 

 

「これがおしろだって?ダハハ!こんなもの!」

 

 

すると男の子は笑いながら砂で出来たお城を壊した

 

 

「…やっと…やっとできたのに…っ!」

 

 

男の子の行動に女の子はショックを受け、泣き出してしまった

 

それを見た男の子は笑っていた

 

 

「わらうなっ!!」

 

「わっ!」

 

 

するとそこに女の子に似た子供が男の子を突き飛ばした

 

 

「な、なにすんだよ!」

 

「お、おにいちゃん…」

 

「いもうとをいじめるな!こんどいじめたらゆるさないぞ!」

 

「ちっ…」

 

 

男の子は舌打ちをし、去っていった

 

 

「ましろ、だいじょうぶ?」

 

「う、うん…っ…おにいちゃ~ん!」

 

 

ましろと呼ばれた女の子は泣きながら兄に抱きついた

 

 

「おしろが…おしろがこわされちゃったよぉ~!」

 

「…だいじょうぶだよ」

 

「え…?」

 

 

兄はスコップを持つ

 

 

「またいっしょにつくろ?」

 

 

兄が笑顔でそう言う

 

ましろは兄の言葉を聞き、たちまち笑顔になっていった

 

 

「うん!」

 

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「ん…」

 

 

ある部屋のベッドの上で眠っていた女の子が目を覚ました

 

 

 

この女の子は虹ヶ丘(にじがおか)ましろ

 

先ほどの少女が成長した姿だ

 

 

「…懐かしい夢見ちゃったなぁ」

 

 

ましろは微笑みながら呟く

 

ましろは普段着に着替え、兄の部屋に向かう

 

 

兄は布団に潜って眠っていた

 

 

「お兄ちゃ~ん!朝だよ!」

 

「う…ん…ふわぁ~…!」

 

 

兄は目を覚まし、あくびをした

 

 

「おはようましろ」

 

「おはよう!」

 

 

 

 

この少年?の名は虹ヶ丘(にじがおか)ヒロ。ましろの双子の兄である

 

容姿はましろがショートヘアにしたような感じ。ハッキリ言って女の子のような見た目をしている

 

 

俗に言う”男の娘”で初対面の者からはほぼ確実に女の子と間違われてしまう

 

まぁ当の本人はそこまで気にしてはいないようだが…

 

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ヒロとましろは祖母からおつかいを頼まれ、街に出ていた

 

その道中ヒロは風船を木に引っかけてしまい、泣いている女の子を見つけ、ジャンプして風船を取ってあげた

 

 

「はい」

 

「ありがとうお姉ちゃん!」

 

 

女の子はヒロに礼を言って去っていった

 

 

「また女の子と間違えられちゃったね…」

 

「うん…まぁ慣れちゃってるから気にしてないけどね」

 

「それにしてもお兄ちゃん、本当に凄いね!」

 

「え、なにが?」

 

「さっきの風船をジャンプして取ったところがだよ。結構高い木に引っかかってたから…」

 

「昔から体力とか運動神経には自信があるからね!」

 

「…それに比べて私、運動苦手だし、得意な事もないんだよね…」

 

「そんなことないよ!」

 

 

ヒロはましろの悲観的な言葉を否定する

 

 

「ましろは誰よりも優しい心を持ってるじゃん。僕もましろの優しさには何度も元気づけられたし、ましろは僕の自慢の妹だよ!」

 

「お兄ちゃん…ありがとう」

 

「どういたしまして。じゃあおばあちゃんのおつかいに戻ろっか」

 

「うん…お兄ちゃんはどこまでも私のヒーローなんだね」

 

「え?なんか言った?」

 

「ううん」

 

「?」

 

 

 

 

それから2人はおつかいを再開した

 

 

「ローズオイルにシナモンスティック…それと干したカエル…って、どこに売ってるのかな?」

 

「とにかく探してみよ。きっと見つかるよ」

 

「そうだね!」

 

 

するとどこからともなく何かが落ちてきた

 

それは手帳で見たことない文字で何かが書かれていた

 

 

「何これ?」

 

「手帳みたいだな…何か書いてるけど…」

 

「わぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ!!」

 

「「ん?」」

 

 

上空から声が聞こえ、2人は空を見上げる

 

 

 

 

「そこ!どいてくださーい!!」

 

「「えぇ~~~っ!?」」

 

 

なんと空から赤ちゃんを抱えている青い髪の女の子が落ちてきた

 

 

 

すると女の子は不思議な力で宙に浮かんだ

 

女の子は着地し、一息ついた後、ヒロとましろに駆け寄ってきた

 

 

「ご、ごめんなさい!ビックリさせちゃいましたよね!?実は私も相当ビックリしてて!誘拐現場に偶然出くわして!この子を追いかけて不思議な穴に飛び込んだら空に…」

 

「わ、わかった!わかったから!一旦落ち着こ?ほら、深呼吸して」

 

「そ、そうですね!ス~、ハ~…えっ!?」

 

 

女の子は落ち着いたかと思ったら街中を見て驚いてしまう

 

 

「何ですかこの変な街は!あれは何ですか!?あれは!?あれは!?もしかしてここって、魔法の世界~!?」

 

「ちょ、落ち着いて!」

 

「ターーイム!!」

 

 

女の子のマシンガントークにましろが待ったをかけてきた

 

 

 

次の瞬間、ましろと女の子は同じ言葉を呟いた

 

 

「「これ、夢だぁ…」」

 

「いやいや!なんでそうなるの!?」

 

 

この出来事を夢だと思っている2人に思わずヒロはツッコミを入れてしまう

 

 

「だって、空から人が落ちてくるなんてありえないよ」

 

「そうですよ。夢じゃなければこんな不思議な世界は存在しませんよ」

 

「…夢じゃないんだけどな…まぁいいや」

 

「初めまして、夢の中の人達。私、ソラ・ハレワタールです」

 

「私はましろ、虹ヶ丘ましろだよ。こっちは私の双子のお兄ちゃん」

 

「僕は虹ヶ丘ヒロ。よろしくね」

 

「はい!よろしくお願いします!…あれ、お兄ちゃんって…あなた男の子なんですか!?」

 

「うん。よく間違えられるんだ」

 

「す、すみません!とても可愛らしかったので…」

 

「わかる?お兄ちゃんってすごく可愛いんだよ!」

 

「あの~…そう言われるのは慣れてるけど、少し控えてくれないかな…?」

 

 

ヒロは少し恥ずかしそうにそう言う

 

 

「それにしても、鉄の箱が道を走っているなんて、夢の世界は凄いですね!この夢の街、名前はなんて言うんですか?」

 

「ソラシド市だよ」

 

 

ましろが街の名前をソラに教える

 

 

「ソラシド市…あっ!」

 

 

ソラはましろが持っている手帳に気づいた

 

 

「この手帳、もしかして君の?」

 

「はい!拾ってくれてありがとう!とても大事な手帳なんです!」

 

「そうなんだ」

 

「ねぇ、なんて書いてあるの?」

 

「これですか?これはスカイランドの文字で私の…」

 

 

すると空から何かが落ちてきた

 

 

「夢の世界、ホント何でもありだよ!」

 

「なんだ…?」

 

「許さないのねん、ソラ…!」

 

 

落ちた先には豚の顔をした大男がいた

 

この男の名はカバトン

 

 

「お前をボッコボコにして、それからプリンセスを頂くのねん!」

 

 

ソラが抱いている赤ちゃんはカバトンを見て不安になり、泣きそうになる

 

 

「お前この子に何かしたの?泣きそうになってるじゃん!」

 

「あん?何なのねんお前?脇役の癖にしゃしゃり出るんじゃないのねん」

 

「えるぅ…」

 

「大丈夫です。私が守ります」

 

「守れるかな…?」

 

 

カバトンは近くの工事現場にあるショベルカーを見る

 

 

「カモン!アンダーグ・エナジー!」

 

 

カバトンがショベルカーに何やら怪しいオーラを注ぎ込んだ

 

 

「ランボーグ!」

 

 

ショベルカーは怪物、ランボーグに姿を変えた

 

 

「ショベルカーが怪物になった!?」

 

 

ヒロはランボーグになってしまったショベルカーを見て驚いてしまう

 

 

「なんだなんだ?」

 

「迷惑系キュアチューバ―?」

 

 

ランボーグの周りには大勢の一般人がいた

 

 

「ランボーグ!」

 

「逃げて!」

 

 

ランボーグは暴れだす

 

身の危険を感じた一般人達は逃げ出した

 

 

 

 

いったい何が起ころうとしているのか…

 

カバトンの言うプリンセスとは…?




新シリーズいかがでしたか?

次回も楽しみに待っていてください!
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