ひろがるスカイ!プリキュア~スーパーヒーローズ~ 作:のぞむ
「エルちゃんが街の方に!?」
あげはから聞かされた情報にソールは驚きの声を上げる。
「ヨヨさんからの話だと、エルちゃんがゆりかごに乗って飛んで行ったんだって!これってかなりヤバいよね?」
「ヤバすぎだよそれ…とにかく、この事をスカイとプリズムに伝えないと!あげは姉はここから逃げるんだ!」
「私も行く!ヒロロン達が戦ってるのに、逃げてるだけなんて出来ない!」
「…そういう所は変わらないね…わかった!僕から離れちゃダメだよ!」
「OK!」
ソールとあげははスカイとプリズムの元に向かっていった。
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「スカイ!プリズム!」
「しっかりして!」
ソールとあげはは道端で気を失って倒れていたスカイとプリズムを見つけ、路地まで連れてきていた。
「ソール…あげはちゃん…?」
「良かったぁ~!」
「ん…」
プリズムが目を覚まし、それに続いてスカイも目を覚ます。
「みんな!あれ!」
ソールが3人にUFO型ランボーグを見るように言う。なんとエルと鳥形態のツバサがランボーグに吸い込まれてしまっていた。
「エルちゃん!?」
「ツバサくんまで!?どうして…」
「質問はなし!まずは2人を助けないと!」
「あげは姉の言う通りだよ!このままじゃツバサくんとエルちゃんが危ない!」
「でも、あんな高いところ、どうやって行けばいいの…?」
「…みんな聞いて!私に作戦があるの!」
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一同はビルの屋上にやって来ていた。
「あんまり良い作戦じゃないけど…頼んだよスカイ!プリズム!ソール!」
「「「うん(はい)!」」」
まずはスカイとプリズムがジャンプをし、ランボーグに向かって飛んで行く。
「いくよ!スカイ!」
「はい!」
スカイとプリズムは足裏を合わせ、プリズムがスカイを上空まで蹴り飛ばす
「撃って!」
「ハァーッ!」
あげはの合図でプリズムは光弾をスカイに向けて撃つ。その際に落ちてくるプリズムをソールが受け止める。
「ありがとうソール!」
「どういたしまして!次は僕の番だ!」
ソールは2人と比べフィジカル面に特化しているため、比較的高くジャンプ出来るのだ。
「行くよスカイ!」
「はい!」
光弾に乗ったソールとスカイはタイミングを見計らい、ランボーグに向かってジャンプしたが距離が足りず、屋上に落ちてしまい、ソールがスカイを受け止め、背中を打ち付けてしまう。
「ソール!」
「大丈夫!?」
「これくらい平気さ!2人とも、もう一回やろう!」
「…中止!ごめん。正直この作戦に無理があった…だから、もっと別の…」
「大丈夫です!」
「もう一回!」
「絶対に、諦めるもんか!」
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その頃ランボーグの中にいるツバサとエルは…
「えるぅ…」
「エルちゃん…」
エルは泣きそうになっており、ツバサは自分の無力感を嘆いていた。
(何をやってるんだ僕は…エルちゃんを助けるどころか、足を引っ張ってるじゃないか…)
そこにカバトンがバナナを食べながらやって来る。
「お前、スカイランドのプニバード族だろ?」
「それが何だ!」
「ププッ!聞いたことがあるぞ!確か、空を飛べないダサダサな鳥!」
「それがどうした!エルちゃんは渡さないぞ!どうしても欲しいなら、僕を倒してからにしろ!」
「きゅ~…」
「えるるぅ~!」
ツバサはあっという間に倒されてしまい、エルはカバトンに捕まってしまった。
「ギャハハ!お前、なんでそんなに頑張るのねん?あれか?プリンセスを助ければ、王様から褒美を貰えるかも~ってか?」
「…こんな小さな子が、知らない世界に放り出されて…助けてあげたいって思うのは…当たり前じゃないか!」
そう言っているツバサにカバトンはバナナの皮を投げつけてきた。
「お前、なんか嫌い」
「えるぅ~!」
「エルちゃん!」
エルを連れて移動しようとするカバトンを追いかけようとするツバサだったが真下が開き、ツバサは落っこちてしまう。
「うわぁぁーーー!!」
「おっと!」
このまま落ちていくかと思われたが銀髪の少女が下から飛んできてツバサをキャッチし、ランボーグの中に入る。
「あなたは…?」
ツバサの問いに少女は笑みを浮かべた
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「…ここは?」
時は少し遡る…あれからランボーグの元に行こうとしていたソールだったがいつの間にか高級感漂う部屋にいた。
「また会ったなヒロ…いや、今はキュアソールだったな」
部屋の奥にある玉座に以前夢の中で出会った銀髪の少女が座っていた。
「君は、あの時の!」
ソールはすぐさま少女の元へと駆け寄る
「ねぇ!僕がプリキュアになった時にスカイトーンが僕から出てきたのって、君の力なの?」
「そうだ」
「やっぱり…あの時はありがとう!おかげでスカイとプリズムと戦えるようになったよ!」
「…礼を言われるとは思わなかったな…ソール、君の中にはもう1つの力がある」
「もう1つの力…?」
「ああ。君の中にある能力…その名は”ホープ”。数字の0のように無限の可能性を秘めている」
「ホープ…?」
「ああ。君のホープの力は君の心のありようで強くなり、心は紡いできた絆で強くなるんだ…」
「えっと…」
少女の言葉を聞いていたソールだったがあまり理解できず、首を傾げる。
「今はまだ多くを理解しなくていい…君のホープの力…君の中から見せてもらうぞ」
少女がそう口にするとソールの意識は薄れていった。
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「…ル…ソ…ソール!」
「え…?」
ソールの意識は先程の部屋からビルの屋上に戻っていた。
「大丈夫ですか?ソール」
「ソールってば、急にボーっとしだすんだもん。ビックリしちゃった」
「僕、ボーっとしてたの…?」
あげはの話ではソールの意識があの部屋にあった間、現実のソールは何も喋らず、ボーっとしているように見えたようだ。するとソールの胸から銀色のスカイトーンが現れた。
「それって、スカイトーン!?」
プリズムはソールが持っていたスカイトーンを見て驚いてしまう。
「もしかして!ソールの新しい力じゃないですか!?」
「でも、エルちゃんがいないのにどうして?」
「…とにかくやってみよう!そして、ツバサくんとエルちゃんを助けるんだ!」
ソールはスカイミラージュを構える。
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「プリキュア!ホープコネクト!」
ソールはスカイトーンをスカイミラージュにセットする。
「ホープチェンジ!ソール!」
赤色だった髪は銀髪になり、衣装も銀色が基調となっている物に変化していく。
「キュアソール・クリスフォーム!!」
キュアソールは新たな力、ホープによって新たな姿に変化したのであった。
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「キュアソール…」
「クリスフォーム…!」
「…なんか凄そう!」
スカイ、プリズム、あげはが順番に言葉を紡ぐ
「凄い…力が漲って来るよ!今なら行ける気がする!」
「…行きましょう!」
「うん!」
スカイとプリズムは先程と同じようにジャンプをし、プリズムが光弾をスカイに向けて撃つ。その際に落ちてくるプリズムをソールが受け止め、そのまま飛んで行った。
「わぁ~!さっきより高くジャンプ出来てる!これなら!」
「ソール!掴まってください!」
ソールはスカイの手を掴む。スカイはソールをランボーグに向かって投げ飛ばした。ようやくランボーグに近づけたソールはそこから落ちているツバサを見つける。
「おっと!」
ソールはツバサをキャッチし、ランボーグの中に入る。
「あなたは…?」
こうして、先程の場面に戻るのであった…。
ソールの新たな能力としてホープが使えるようになりました。元ネタは某ア〇ラスゲーの主人公達が使っていた能力です。何のゲームかわかりますかね…?
次回も楽しみに待っていてください!。