ひろがるスカイ!プリキュア~スーパーヒーローズ~ 作:のぞむ
「えっ!ソールなんですか!?」
ソールからこれまでの経緯を聞いたツバサは驚いてしまう。
「うん。色々あってこの姿になったんだ。まぁそれは今度話すとして、エルちゃんは?」
「エルちゃんは…カバトンに連れていかれました…」
「カバトンに!?それならすぐ助けないと…僕が行くからツバサくんはここにいて!」
「僕も行きます!僕もエルちゃんを助けたいんです!」
「…わかった!僕のそばから離れないようにね?」
「はい!」
ツバサは人間の姿になり、ソールと一緒にエルとカバトンを探しに向かった。
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「ソール!いました!」
「でかしたツバサくん!」
カバトンはトンネルのようなものを開いて何かを言っており、エルはシャボン玉のようなものに閉じ込められていた。
「お聞きください!ついにプリンセス・エルを捕まえました!今からそちらに連れていきます!なので約束通り…もっとTUEEE力をくださいなのねん!あと、美味しい食べ物も100年分欲しいのねん!あ、約束は10年分でしたけど…」
「える?」
エルは後ろにソールとツバサがいることに気づき、声を出そうとするが2人は人差し指で静かにと合図をする。ソールとツバサはそっと近づき、シャボン玉からエルを助け出した。
「ん?」
しかし、同時にカバトンにバレてしまい、2人はその場から逃げ出した。
「赤ちゃん泥棒~!」
「お前には言われたくない!」
「トリャッ!」
「ぐふっ!?」
ソールはカバトンの顔面に蹴りを入れ、カバトンはその場に転倒する。
「ソール!」
「ツバサくんはエルちゃんを連れて逃げるんだ!」
「でも、それだとソールが!」
「大丈夫!さぁ行って!」
ツバサは一瞬渋るがソールの言葉を聞いて逃げていった。
「イッテ~…お、お前!ナニモンなのねん!?」
「僕?キュアソールだよ。今までと姿は違うけどね」
「お、お前がキュアソールなのねん!?フ、フン!そんな姿になってもYOEEE奴はYOEEEのねん!」
「じゃあ試してみる?これでも結構強くなってると思うよ?」
「望むところなのねん!」
ソールとカバトンは互いに拳をぶつけ合う。
「ハァーッ!!」
「なにぃ!?」
徐々にソールがカバトンを押していき、ソールはカバトンを殴り飛ばした。
「ちょ、ちょっとはやるようなのねん!」
「お前こそ、結構パワーあるじゃん!もっと思いっきりパンチして来い!」
「ならこれでどうなのねん!」
カバトンは先程より威力を上げたパンチを繰り出してくる。ソールはそれをすんなり躱した。
「当たらなきゃ意味ないけどね!」
そう言ってソールはカバトンにパンチをするがカバトンはそれを受け止める。
「ギャーッハッハッハ!そんなYOEEEパンチ全然効かnぐぉっ!?」
「攻撃手段はパンチだけじゃないよ!」
ソールの蹴りを喰らったカバトン。まだ余裕こそはあるがこの状況に少し危機感を持っていた。
(あんな奴、俺が本気を出せば勝てるがこのままじゃちょっとマズいのねん…ん?あれは…)
カバトンはランボーグの外を見るとエルが不思議な力でツバサを浮かべているのが見え、笑みを浮かべる。
「外を見てどうしたんだ?…ツバサくん!エルちゃん!」
「カバトントン!」
「うわっ!?」
ソールが外の光景に驚いている隙にカバトンが黒いモヤモヤでソールを目眩ましし、その隙に操縦席へと直行する。
「ヤバッ!」
ソールはすぐさまカバトンを追いかけていった。
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時は少し遡る…。
ツバサとエルは開いている窓を見つける。
「エルちゃん!これに乗って逃げて!」
ツバサはソールに助けられた時に拾っていたゆりかごにエルを乗せる。
「える!」
「1人で行くんだ!早く!」
ツバサは1人で逃げるように言うがエルはそれを拒む。このままではエルは逃げないと悟ったのかツバサは悩みながらもゆりかごに掴まる。
「えるるぅ~!」
やはり重いのか、ゆりかごはスピードを出せなかった。
「エルちゃん、逃げて…」
「えるる!?」
ツバサはゆりかごから手を放した
「結局、飛べなかったな…」
ツバサはそう呟き、下へと落ちていく。しかし、ツバサは落ちず、浮かんでいた
「えるぅ~!」
エルが自分の能力でツバサを浮かべていたのだ。
「エルちゃん!僕の事はいいから!」
「えるる!」
ツバサの言葉を聞いてエルは嫌だと首を振る。
「掃除機光線発射!」
カバトンはランボーグから光線を出し、エルを吸いこもうとする。
「えるぅ~!」
「エルちゃん!」
「ギャハハハー!バーカ!そんな脇役ほっといて1人で逃げればよかったのによ~!ギャーハッハッハッ!!」
カバトンはエルをあざ笑う。ツバサの手は怒りで震えていた。
「笑うな…笑うなぁーーー!!」
次の瞬間、ツバサの胸から光が放たれ、ミラージュペンが飛び出してきた
「う、嘘だろ!?あんな脇役まで!」
カバトンは驚きと困惑の声を上げる。
「…もし僕に最期が訪れたとしても、その時に思い出すのは僕を笑った人たちの顔じゃない…プリンセス、僕を守ろうとしてくれたあなたの顔です!でもそれは今じゃない…だってこれからは、僕があなたを守るんですから!」
ツバサがペンを掴んだ瞬間、ランボーグに次々と穴があいていく。その影響で光線が維持できなくなり、エルを吸い込めなくなった。
「ど、どうなってるのねん!?」
「もうエルちゃんを吸い込むことはできないよ!僕がここに来るまでたくさん穴をあけたからな!」
カバトンが後ろに振り向くとドヤ顔のソールが操縦室にいた。
「なんだと~!?」
「今だ!エルちゃん!」
「える!ぷいきゅあ~!!」
ソールの掛け声を聞いたエルはツバサにスカイトーンを飛ばす。
「プリンセス・エル!あなたのナイトが参ります!」
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「スカイミラージュ!トーンコネクト!」
「ひろがるチェンジ!ウィング!」
「きらめきHOP!さわやかSTEP!はればれJUMP!」
「天高くひろがる勇気!キュアウィング!!」
ツバサはキュアウィングに変身した
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ウィングは空を飛び、すぐさまエルを救い出した。
「ソール!こっちです!」
ソールはランボーグから出てウィングの手を掴んだ。
「頑張ったねツバサくん!空を飛べたんだよ!」
「飛べた…」
3人はスカイ達がいるビルの屋上に降り立つ。
「やるじゃん!少年!」
「やりましたねツバサくん!」
あげはとスカイがウィングを誉める。
「認めねぇーー!!」
ランボーグの中からカバトンの叫びが聞こえてくる。
「空を飛べたから何だってんだよ!TUEEEのは俺だぁーーッ!!」
ランボーグはエネルギーを溜めこみ、こちらに発射しようとしていた。
「えるるぅ!」
エルはプリキュア達にエールを送る。
「はい!行って参ります!プリンセス!」
ウィングはランボーグに向かって飛んで行った。
「ひろがる!ウィングアタック!!」
ウィングの浄化技を喰らったランボーグはダメージを受けて怯む。
「スカイ!プリズム!今だ!」
ソールの掛け声を聞いたスカイとプリズムは浄化技の準備をする。
「スカイブルー!」
「プリズムホワイト!」
「プリキュア!アップ・ドラフト・シャイニング!!」
「スミキッタ~…」
こうしてランボーグは浄化された。
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次の日、ヒロとツバサは2人だけで話をしていた。
「どうしたのツバサくん?2人だけで話がしたいって…」
「…ヒロさん、一昨日僕に聞いたことを覚えてますか?」
「一昨日聞いたこと?」
「ほら、まだ正体がバレる前の僕に聞いたじゃないですか?最近ソラさんが積極的に話しかけてくるけど何か知らないかって」
「そういえば聞いたな…ってか何か知ってるの?」
「…心当たりはあります。でも、僕からは言えません。ヒロさんが自分で考えた方が良いと思うんです」
「そっか…でも何なんだろ…?」
「…1つ提案がありますけど、聞きますか?」
「提案?それって?」
「今度の休日に、ソラさんと2人だけでお出かけしてみるのはどうですか?」
「…えっ?」
ツバサからの提案を聞いたヒロは思わず声を漏らした。
この度BURNINGさんのひろがるスカイ!プリキュア~雪のヒーローガール~とコラボさせていただきました。BURNINGさん、コラボしていただきありがとうございました!。
BURNINGさんの作品のURLを貼っておきますね。
→https://syosetu.org/novel/323820/
次回も楽しみに待っていてください!。