ひろがるスカイ!プリキュア~スーパーヒーローズ~   作:のぞむ

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キュアスカイ

「普通に痛いよ!これ夢じゃないの!?」

 

 

ましろは自分の両頬を抓る

 

ヒロはましろを守るように前に出て、ランボーグを睨んでいた

 

 

「ましろさん。ヒロくん。この子をお願いします」

 

 

ソラはましろに赤ちゃんを預ける

 

 

「ソラちゃんだっけ?一緒に逃げ…」

 

 

ソラはランボーグに向かって歩いて行こうとする

 

 

「ダメ!」

 

 

ましろはソラの手を掴む

 

するとましろとそれを見ていたヒロはあることに気づいた

 

 

((震えてる…))

 

 

そう、ソラの手が震えていた

 

 

「…相手がどんなに強くても、正しい事を最後までやり抜く。それが、ヒーロー!」

 

 

ソラは深呼吸し、ランボーグに向かって走っていった

 

 

「…よし!」

 

「お兄ちゃん…?」

 

 

ヒロは自分の両頬を叩き、気合を入れる

 

 

「ましろ!その子と一緒に逃げるんだ!」

 

「ダ、ダメだよお兄ちゃん!危ないよ!」

 

「それはあの子だって同じだよ!僕だって、ソラちゃんの力になりたいんだ!」

 

「で、でも…」

 

「大丈夫」

 

 

ヒロの大丈夫という一言を聞き、ましろは黙ってしまう

 

 

「ましろ、その子をしっかり守るんだよ」

 

 

そう言ってヒロもランボーグに向かって走っていった

 

ましろは赤ちゃんを連れてその場から離れていった

 

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「ヤァーッ!!」

 

「ランッ!?」

 

 

ヒロの蹴りがランボーグに当たる

 

ランボーグは体制を崩した

 

 

「ヒロくん!?どうしてここに来たんですか!」

 

「ソラちゃんを助けに来たんだよ」

 

「私は大丈夫ですから!ヒロくんはましろさん達の所に…」

 

「言い争ってる場合なのねん?」

 

 

するとランボーグが2人向かってパンチをしてくる

 

ヒロはソラを抱え、回避した

 

 

「なにぃ!?」

 

「大丈夫?」

 

「は、はい…ありがとうございます!」

 

「どういたしまして」

 

 

ヒロとソラは立ち上がり、ランボーグを見据える

 

 

「今はとにかく行くしかないよ」

 

「そうですね…でも、無茶はしないでください!」

 

「君もね」

 

 

2人は左右に分かれ、ランボーグの周りを走り、錯乱させる

 

 

「こっちです!」

 

「こっちにもいるぞ!」

 

 

ランボーグは2人を見つけられず、混乱してしまう

 

 

「カバトントン!」

 

「「わっ!?」」

 

 

すると突然ヒロとソラの目の前に黒いモヤモヤが現れてしまう

 

ランボーグは2人を見つけ、攻撃してきた

 

 

「あぁっ!」

 

「ぐぅっ!」

 

 

2人はランボーグの攻撃を喰らってしまう

 

それを見たカバトンはランボーグを連れ、ましろ達の所に向かっていった

 

 

「結構ヤバかったな…ソラちゃん!」

 

「う…!」

 

 

ヒロは咄嗟に防御していたのが幸いし、軽傷で済んでいるが、ソラはかなりダメージを負ったようだ

 

 

「大丈夫!?」

 

「は、はい!大丈夫…う」

 

「無理しちゃダメだって…よし!」

 

 

ヒロはソラを抱きかかえた

 

 

俗に言うお姫様抱っこである

 

 

「えっ!ヒロくん!?」

 

「急がないとましろとあの子が危ない!行くよ!」

 

 

突然の事に驚くソラをよそにヒロはましろ達の所に向かっていった

 

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--------------------

 

-------------

 

「さぁ!そのガキンチョを渡すのねん!」

 

「嫌!渡さない!」

 

 

カバトンはましろに赤ちゃんを渡すよう言ってくるがましろはそれを拒む

 

 

「お兄ちゃんが、この子を守ってって言ってたんだよ!だから、絶対に渡さない!」

 

「お兄ちゃん?あ、もしかしてあの脇役か?あいつならソラと一緒に倒してやったのねん!」

 

「え…?」

 

「あいつも馬鹿なやつなのねん。あのままビビッて逃げときゃよかったのによ~!ギャーハハハ!」

 

「…にしないで」

 

「あん?」

 

「お兄ちゃんを、バカにしないで!!」

 

 

ましろは少し涙目になっているものの、そう反論してカバトンを睨む

 

 

「お兄ちゃんは、ソラちゃんやこの子の為に戦いに行ったんだよ!私の大好きなお兄ちゃんをバカにするのは、絶対に許さないよ!」

 

「…ランボーグ、やれ」

 

「ランボーグ!」

 

 

カバトンはランボーグに命令する

 

ましろに攻撃しようとランボーグが迫ってきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「妹に手を出すな!!」

 

 

そこへソラをお姫様抱っこしているヒロが駆け付けた

 

 

「お兄ちゃん!」

 

「く~!しつこい奴らなのねん!」

 

「あなたの相手は、私が…!」

 

 

ソラは動き、地面に落ちてしまう

 

その際にソラのポケットから手帳が転がり出てしまう

 

 

「ソラちゃん!無茶しちゃダメって言ったでしょ!」

 

「”私のヒーロー手帳”?」

 

 

カバトンは手帳を拾い、中身を見る

 

 

「あれって…ソラちゃんの!」

 

「”空の上を怖がっていたらヒーローは務まらない”、”ヒーローは泣いている子供を絶対見捨てない”、”絶対ヒーローになるぞ!”…ヒーロー?ギャハハハ!」

 

 

カバトンは笑いながら手帳のページを破き始めた

 

 

「弱い奴は!ガタガタ震えて!メソメソ泣いてればいいのねん!」

 

「酷いよ!もうやめて!」

 

 

次の瞬間、カバトンは吹っ飛ばされ、近くのビルに激突した

 

そう、ヒロがカバトンを殴り飛ばしたのだ

 

 

「こ、この野郎!」

 

「ソラちゃんの夢を、バカにするな!」

 

「ヒロ…くん…」

 

 

ヒロはカバトンが落とした手帳を拾い、ソラの元に行く

 

 

「…ごめんソラちゃん。全部破られてた…僕が早く動いてたら…!」

 

「…いえ、取り返してくれただけでも嬉しいです。ありがとうござます。ヒロくん」

 

「そっか…そこで休んでて。後は僕がやるよ」

 

「いえ、大丈夫です…!」

 

 

ソラはふらつきながらも立ち上がり、泣きそうになっている赤ちゃんを見て、優しく微笑んだ

 

 

「大丈夫…パパとママのところに…お家に帰ろ?」

 

 

そう言ってソラはランボーグを見据える

 

その後ろ姿を見たましろは幼い頃、自分をいじめっ子から守ってくれたヒロと重ね合わせていた

 

 

するとソラの胸から光と共に不思議な形のペンが現れ出た

 

 

「これは…?」

 

「ぷいきゅあ~!」

 

 

赤ちゃんがそう叫び、アクセサリーのような物をソラに向けて飛ばしてきた

 

 

「ヒーローの出番です!」

 

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「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!スカイ!」

 

「きらめきHOP!」

 

「さわやかSTEP!」

 

「はればれJUMP!」

 

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!!」

 

 

ソラはプリキュア、キュアスカイに変身した

 

------------------------------

 

「えぇっ!?私、どうしちゃったんですか!?」

 

 

ソラ…キュアスカイは驚きながら自身の姿を見る

 

 

「カッコいいじゃん!似合ってるよ!」

 

「そ、そうでしょうか?」

 

「あ、あいつをやっつけろ!ランボーグ!」

 

 

カバトンはスカイに襲い掛かって来た

 

スカイはそれをかわそうとし、ジャンプする

 

 

「えぇ~!?」

 

「うそ!?」

 

「スゴッ!」

 

 

あまりに高くジャンプした為、スカイを含めた3人は驚いてしまう

 

ランボーグはスカイが着地したビルに飛んで行った

 

 

「ソラちゃん、大丈夫かな…?」

 

「きっと大丈夫だよ。ソラちゃん…キュアスカイを信じよ?」

 

「キュア、スカイ…」

 

 

 

しばらくするとランボーグがカバトンがいる場所に落ちてきた

 

 

「ヒ~ロ~ガ~ル~!スカイパーンチ!!」

 

 

スカイはランボーグにパンチをした

 

 

「スミキッタ~…」

 

 

するとランボーグは光に包まれ、元のショベルカーに戻った

 

 

「ヒィ!カバトントン!」

 

 

カバトンはその場から消えていった

 

 

戦いが終わり、スカイは変身を解除した

 

 

「これはいったい…?」

 

 

ソラは変身する時に使ったペンを見る

 

ソラはヒロ達の所に行く

 

 

「怪我はありませんか?」

 

「僕たちは大丈夫だよ。ソラちゃんこそ大丈夫?」

 

「はい!この通り!」

 

 

ソラは先程の怪我が嘘のように治っていた

 

 

「…ねぇソラちゃん。あなたって、ヒーローなの?」

 

 

ましろの質問にソラは頭を捻って考える

 

 

「私にもわかりません!」

 

「ア、アハハ…」

 

「僕はヒーローだったと思うよ。カッコよかったし!」

 

「そ、そうですか?ありがとうございます!」

 

 

ソラは少し照れくさそうにヒロに礼を言った




次回も楽しみに待っていてください!
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