ひろがるスカイ!プリキュア~スーパーヒーローズ~   作:のぞむ

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『妖怪マスターとヒーローガール』を書いていたら更新が遅くなってしまいました…(汗)。


山に行こう!

ある日の朝、鳥の姿のツバサが鳥小屋で眠っていた。

 

すると、ツバサに近づく1つの影が…。

 

 

「わぁ~!可愛い~!」

 

「わっ!?」

 

 

ツバサに近づいていたのはあげはであった。あげははツバサを抱っこし、頬ずりをする。

ビックリしたツバサは人間の姿になった。

 

 

「あなたは…あげはさん!」

 

「ちゃんと話すのは初めてだよね?君の事はヒロロンとましろんから色々聞いてるよ!よろしくね、少年!」

 

「少年って…僕の事ですか!?」

 

「うん!」

 

「あれ?あげは姉?」

 

 

そこにヒロ、ソラ、ましろがやって来る。

 

 

「おっはよ~!」

 

「どうしたのあげはちゃん?」

 

 

ましろがあげはに何故ここにいるかを聞く。

 

 

「みんな!今から山に行かない?」

 

『山?』

 

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「わぁーっ!凄く早いです!木や建物がビュンビュンです!」

 

「そういえばソラちゃん、車に乗るの初めてだっけ?」

 

「ソラちゃん、車に乗るのも中々いいでしょ?」

 

「はい!」

 

 

あげはの質問にソラは返事をする。

現在ヒロ達はあげはが運転する車で山に向かっていた。

 

ちなみに人数の関係で助手席に座っているヒロの膝に鳥の姿のツバサが座っていた。

 

 

「…僕達、どうして山に向かってるんですか?」

 

「たまにはみんなで遠出で遠出したくない?それに、君の事も知りたいしね、少年!」

 

「…その少年って呼び方やめてくれませんか?」

 

 

ツバサはあげはの少年呼びを不服に思っているようだ。

しばらくすると目的地らしき山が見えてきた。

 

 

「あそこが…」

 

「うん!らそ山だよ!」

 

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らそ山にやって来たヒロ達は広場で鳥のキャラクターが描かれた看板を見つけた。

 

 

「ソラ五郎の出す謎を解きながら、山登りに挑戦しよう…だって」

 

「なんだか面白そうです!」

 

「そうだね」

 

「なんかソラ五郎って、少年に似てない?」

 

「似てませんよ!フン!」

 

「えるぅ~!」

 

「エルちゃんは気に入ったみたいだね!」

 

「あ、これ、ルートが分かれてるんだ」

 

 

ヒロは看板に書かれているルートを指差す。

 

 

「そうみたいだね!えっと…1つは歩きやすくてゆったりらくらくのんびりコース。もう1つは…」

 

 

ヒロとましろはいかにも大変そうな道に目を移した。

 

 

「とっても登りがいのある道!」

 

 

ソラは目を輝かせながらそう言う。

 

 

「ソラちゃん、エルちゃんのお世話は私に任せていいから、行きたいところに行きなよ!」

 

「はい!ヒロくん!ましろさん!行きましょう!」

 

「私もそっちなの~!?」

 

「アハハ…一緒に頑張ろ、ましろ!」

 

「…そうだねお兄ちゃん!一緒に頑張ろ!」

 

 

 

ソラに引っ張られ、ヒロとましろは登りがいのある道へと向かっていった。

 

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「はぁ…はぁ…」

 

「ましろ、大丈夫?」

 

「う、うん…なんとか…」

 

「…はい」

 

 

ヒロはましろに手を差し伸べる。

 

 

「お兄ちゃん?」

 

「手を繋がない?」

 

「…うん!」

 

 

ましろはヒロの手を取り、一緒に歩き始める。

 

 

「…なんだか、お兄ちゃんと手を繋いで歩くの、久しぶりだね」

 

「うん。小さい頃はよく手を繋いでお出かけしたっけ…」

 

「ヒロく~ん!ましろさ~ん!早く行きましょ…」

 

 

ヒロとましろは昔を懐かしんでいると前に進んでいたソラがこちらに戻ってくる。手を繋いでいる2人を見てソラは一瞬でヒロとましろに詰め寄って来た。

 

 

「ヒロくん!ましろさんばかりズルいです!私とも手を繋いでください!」

 

「う、うん!ごめんねソラちゃん!」

 

 

ヒロはソラと手を繋ぐ。

 

 

「…ヒロくんの手、暖かいですね」

 

「そ、そうかな?」

 

「はい!」

 

「ムゥ…!」

 

 

幸せムーブの2人を見てましろはムスッとし、ヒロの腕にしがみついてきた。

 

 

「ま、ましろ?」

 

「あっ!私もそれしたいです!」

 

 

ソラもましろと同じようにヒロの腕にしがみつく。

 

 

(あ、歩きづらい…)

 

((えへへ!幸せです~(だよ~)!))

 

 

歩きづらそうにしているヒロとは裏腹にソラとましろは幸せそうな顔をしていた。

 

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一方、ツバサとあげは、エルはというと…。

 

 

「えるぅ~!」

 

「エルちゃんご機嫌だね!少年、荷物重くない?」

 

「大丈夫です!僕はプリンセス・エルのナイト!このくらい何ともありません」

 

 

3人はソラ五郎の謎解きが書かれた看板を見つける。

看板には不思議な文章が書かれていた。

 

 

「う~ん、これって…」

 

「え…えるぅ~!」

 

 

ツバサが謎解きの答えを考えているとエルが泣き出す。

 

 

「おっと、オムツかな?えっと…あっ」

 

 

あげははあたりをキョロキョロし、休憩所らしき小屋を見つける。

 

 

「休憩所発見!少年、謎解き任せるよ!」

 

「あっ、はい」

 

 

あげははエルを連れて休憩所に入っていく。

ツバサは答えを出そうと看板をジッと見る。

 

 

「…あっ!わかった!」

 

 

ツバサはどうやら謎解きの答えがわかったようだ。

するとちょうどエルのオムツを変え終えたあげはが休憩所から出てきた。

 

 

「あげはさん!謎解きの答えがわかりました!」

 

 

ツバサは答えを言おうとする。

 

 

「「アスレチックでしょ(です)!」」

 

 

なんとあげはがツバサと同じ答えを言っていた。

 

 

「わかってたんですか!?」

 

「ついさっき思ったんだ!」

 

「わかってたなら言ってくださいよ!」

 

「ごめんごめん!でもさ、問題解くのって楽しいじゃん?」

 

「そうですけど…」

 

「ほらほら!行くよ少年!」

 

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その後、あげはの提案でツバサがアスレチックに挑戦したがそれは謎解きには関係がなかったようだ。

更に先へ進むツバサとあげは、エルだったが、ツバサのあげはに対する不満は徐々に高まっていた。

 

 

しばらく歩いていると次の看板を見つけた。

看板には”隠れている綺麗な物は?”と書かれていた。

 

 

「ここに綺麗な物が隠されてるって事?」

 

 

あげはは近くにあったロープウェイ乗り場を見つける。

 

 

「あれに乗ろっか!」

 

「えっ!?そっちはコースから外れてしまいますよ!?」

 

「良いから良いから!少年、早く早く!」

 

「もういいです!僕はこっちを探します!」

 

 

とうとう我慢の限界が来たのか、ツバサは怒りながら本筋のルートを歩いていった。

 

 

「あちゃ~…嫌われちゃったかな…」

 

 

あげはは苦笑しながら歩いていくツバサを見ていた…。




次回も楽しみに待っていてください!
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