ひろがるスカイ!プリキュア~スーパーヒーローズ~ 作:のぞむ
「た、建物の中に市場が!?」
ソラの服を買いに一同はショッピングモールにやって来ており、ソラがショッピングモールを見て驚いていた
「ここはショッピングモール。色んなお店が揃ってるんだ。もちろん服屋さんもね」
「そ、そうなんですね…」
「お兄ちゃ~ん!ソラちゃ~ん!」
「行こっか」
「はい」
ヒロとソラはましろについていく
「か、階段が動いてます!ヒロくん!これはいったい何ですか!?」
「エスカレーターだよ。これに乗れば上まで行けるんだ」
「お~い!」
ましろが上から2人を呼ぶ
エスカレーターに乗ろうとするソラだったが緊張し、中々乗れずにいた
「ソラちゃん。はい」
するとヒロがソラに手を差し伸べてきた
「ヒロくん?」
「手を繋げば怖くないでしょ?」
「あ、ありがとうございます!」
ヒロとソラは手を繋ぎ、一緒にエスカレーターに乗った
「…」
上まで行くとましろが羨ましそうに2人を見ていた
「ましろさん?」
「どうしたのましろ?」
「…お兄ちゃん。私も手を繋いでも良い?」
「い、良いけど?」
「ありがとう!」
そう言ってましろはヒロと手を繋いだ
「イラッシャイマセ」
3人の前にお店のロボットがやって来た
「ましろさん!ヒロくん!離れてください!何だか怪しげです!」
「傍から見たら怪しいのは僕達だよ…?」
「アハハ…」
そんなこんなで3人は服屋にやって来たのだが…
「う~ん…」
ソラはジャージしか見ていなかった
「ジャージ以外の選択肢があってもいいんじゃないかな…?」
「その考えはありませんでした!」
「なかったんだ…」
「…ましろさん、ヒロくん。お願いがあります」
ソラは真剣な表情をし、ヒロとましろの方を向く
「私の服を選んでもらえませんか?どんな服が良いのかわからなくて…」
「うん!任せて!」
「力になれるかわからないけど…頑張って選んでみるよ!」
「ありがとうございます!」
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「どうですか?」
ソラは今着ている服の感想を聞いてくる
ソラの服装は白と空色を基調にした長袖のTシャツにミニスカート、ニーハイソックスにスニーカーというものだった
「似合ってるよ!」
「うん!なんかソラちゃんにピッタリだよ!」
ましろとヒロは率直な感想を言う
「それじゃあ、お会計に行こっか!」
「お兄ちゃん待って!」
ましろがヒロを呼び止める
「どうしたの?」
「どうしたのって、お兄ちゃんの服も選ばないと」
「…もしかして」
ましろの言葉にヒロは嫌な予感がしていた
するとましろは後ろに隠していた服をヒロに見せる
それは可愛らしいデザインのワンピースだった
「はい、お兄ちゃん!」
「いやいや!僕着ないから!そもそも金銭的に買えないでしょ!?」
「大丈夫だよ?着るだけだから」
「それでもダメ!確かによく女の子と間違われるけど僕は男だよ!?ソラちゃんからも何か言って!」
ヒロはソラにましろを止めるように言う
「私も見てみたいです!」
「えぇっ!?」
「さぁお兄ちゃん…観念して?」
「わ、わかったよ…」
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「「おぉ~!」」
(は、恥ずかしい…///)
ヒロの服装はピンク色の可愛らしいワンピース、足に黒タイツを着用しており、ブーツを履いていた。更に頭には赤色のリボンもつけていた
「す、凄く似合ってます!」
「うん!やっぱりお兄ちゃんは可愛いよ!」
そう言ってましろはスマホを取り出し、ヒロの写真を撮り始めた
「ま、ましろ!写真は撮らないで!お願いだから!///」
「恥ずかしがる必要はありません!ヒロくんはとっても可愛いんですから!」
「そんな事言われても嬉しくないよ!///」
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しばらく経ち、ソラとましろは街中のベンチに座っていた
ちなみにヒロはジュースを買いに行っており、この場にはいなかった
「お兄ちゃん、凄く可愛かったよね?」
「はい!どこからどう見ても女の子でした!」
2人はそういった会話をしていた
「…ソラちゃん、聞いても良い?」
「はい?」
「ソラちゃんは、どうしてそんなにまでしてヒーローになりたいって思ったの?」
「…本物のヒーローを見てしまったから、でしょうか。小さい頃、行ってはいけないと言われていた森に迷い込んでしまったことがあって…」
そうしてソラはましろに語った
幼い頃、自分を救ってくれたある人物…ソラにとってのヒーローの事を…
「あの日、私は本物の…私のヒーローと出会ったんです!」
「そっか…なんだか、私にとってのお兄ちゃんみたいだね」
「え?」
「小さい頃ね、私がいじめっ子にいじめられてた時に、お兄ちゃんがいつも助けてくれてたんだ。それだけじゃない。いつだってお兄ちゃんは私を助けてくれた…だから私のヒーローは、お兄ちゃんになるのかな」
「そうなんですね…」
ソラとましろは互いに微笑み合う
「いつかあの人みたいになりたい…その為に毎日トレーニングをして、ヒーロー手帳をつけて…」
「…あの手帳、そんなに大切な物だったんだね…」
「はい…でも私、嬉しかったです。ヒロくんが私の為に怒ってくれたことが…ヒロくんがましろさんにとってのヒーローなのも、なんだかわかってしまいます」
ソラは嬉しそうに笑みを浮かべていた
「ソラちゃん…もしかして、お兄ちゃんの事が好きなの?」
「はい!好きです!もちろんましろさんの事も好きです!」
「え…と、友だちとして?」
「もちろんです!」
「そ、そっか…」
「た、助けてくれぇ~!」
すると助けを求める声が聞こえてきてソラとましろが後ろを振り向く
そこにはカバトンがおり、ハンバーガーショップから奪ったハンバーガーを平らげていた
「うめぇ~!パワーが漲ってくるのねん!これだけ食べれば…あっ!お、お前ら!」
「ザ、ザブトン!」
「ザブトンじゃないのねん!カ!バ!ト!ン!」
「性懲りもなくまた悪い事を!許しませんよ!カツドン!」
「カバトンだって言ってんだろ!わざとか!?え~い!あのガキンチョはどこだ!?」
「まだエルちゃんの事を諦めてなかったんですか!」
「まぁいい。昨日のお礼をするのが先だ!ボッコボコにして、それからネチネチと聞き出してやるのねん!カモン!アンダーグ・エナジー!」
「ランボーグ!」
自動販売機のランボーグが姿を現した
ランボーグは2人にミサイルを放ってきた
2人は間一髪でそれをかわすが、ランボーグ次々とミサイルを放っていった
「YOEEE!そして俺TUEEE!」
ランボーグはもう一発ミサイルを放とうとしていた
「そりゃ!」
「ラッ!?」
するとランボーグが蹴り飛ばされてしまった
「ましろ!ソラちゃん!大丈夫!?」
「ヒロくん!」
「お兄ちゃん!」
「く~!またお前か!脇役の癖に出しゃばって来るんじゃないのねん!」
「お前こそまた悪い事したんだろ!いい加減にしろ!テンドン!」
「だからカバトンなのねん!お前も間違えんじゃねぇ!ランボーグ!先にあいつをボッコボコにしろ!」
「ランボーグー!」
ランボーグはヒロに向かってミサイルを放ち始めた
ヒロはそれを軽々とかわしていき、ランボーグの懐にパンチを入れた
「結構硬いな…」
ソラとましろはヒロの戦いを見ていた
「凄いです。あそこまで身軽に動けて、何の迷いもなく向かっていくなんて…」
「ソラちゃん…」
「…未熟です。憧れのあの人の背中は遥かに遠い…でも今は、ヒーローの出番です!」
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「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!!」
ソラはキュアスカイに変身し、ましろをお姫様抱っこしてビルの屋上に着地した
「出たなプリキュア!」
「ヤァーッ!!」
「ラン!?」
すかさずヒロはランボーグに蹴りを入れる
ランボーグは体勢をを崩す
「ランボーグ!そんな脇役に負けんじゃないのねん!」
「ヒロくん!今行きます!」
スカイはましろをおろし、ランボーグの元に向かっていこうとする
「ソラちゃん…気をつけてね」
「!…はい!」
スカイはヒロとランボーグの元に向かっていった
「ヒロくん!あとは私に任せてください!」
「僕は大丈夫!このまま戦うよ!」
「ですけど…」
「頼りにしてるよ、キュアスカイ!」
「あっ!ヒロくん!」
ヒロはランボーグに向かっていった
ランボーグはヒロにミサイルを放つが全てかわされてしまう
「ランボーグがヒロくんに気を取られてる…今なら行けます!」
スカイはランボーグに蹴りを入れ、ダメージを与えた
「ランボーグ!とっておきを使うのねん!」
ランボーグはスカイ目掛けて巨大ミサイルを放ってきた
しかしスカイはそれを受け止めた
「プリキュア返し!」
スカイはミサイルをランボーグにぶつけた
「ヒ~ロ~ガ~ル~!スカイパーンチ!!」
「スミキッタ~…」
ランボーグは浄化され、元の自販機に戻った
「カ、カバトントン!」
カバトンは撤退していった
スカイはましろをビルからおろし、変身を解いた
「ヒロくん!怪我はありませんか?」
「うん!このとおり!」
するとましろがヒロとソラの手を掴んだ
「わかってます。騒ぎになる前に…」
「お兄ちゃん!ソラちゃん!ちょっと来て!」
「「え?」」
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3人はプリティホリックという店にやって来た
「よかった!まだ売り切れてなかった!」
ましろは可愛らしいデザインの手帳を手に取る
「それって、確かましろが発売前からチェックしてた…」
「ソラちゃん!これ、ヒーロー手帳の代わりにならないかな?」
「えっ?」
「可愛いでしょ?前から買おうとお小遣い貯めてたんだ!でも、今これが必要なのは私じゃなくて、ソラちゃんだと思うんだ!だからプレゼントさせて!」
「ダ、ダメです!もらえません!」
「…良いんじゃないかな?ましろもプレゼントしたいって言ってるし」
「ですけど…どうしてそこまで…」
「…本物のヒーローを見ちゃったから…かな?」
「!…あ、ありがとうございます!ましろさん!」
「よかったね!ソラちゃん!」
「はい!」
ソラは嬉しそうに満面の笑みを浮かべていた
次回も楽しみに待っていてください!